データ
クラス | シティシーフ |
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年齢 | 17歳 ※1 |
身長 | 150cmくらい ※2 |
一人称 | あたし |
CV | 稲川英里(リベンジオブザセブン) |
※1:書籍書籍『ロマンシングサ・ガ2 冒険ガイドブック』より。年齢が判明しているキャラクターの中では最年少でもある。
※2:『河津のエンサガクロペディア:皇帝全書』での河津氏によるもの。
概要
シティシーフ(女)の1番手。公式イラストは彼女のイラストのみが存在する。
クジンシー撃破後にフリーシナリオが解放されて、すぐに見れるイベントで盗みを働くシーフが彼女であり、彼女をモンスターから助けた後にイベントを進めていくと運河要塞の潜入作戦を引き受けてもらうことができ、攻略難易度が大幅に下がる。
このイベントに関わってくる事もあり、ロマサガ2のキャラの中でも人気は高い方で、中には彼女のソロパーティーでゲームクリアした猛者もいるほど。
リメイク版であるリベンジオブザセブンでは残念ながらスパッツを穿いている。
キャットを助けるとシーフギルドの協力を得られる展開になるのだが、実はキャットを助けても協力を得られない展開があり、年代ジャンプをしてしまうか、要塞を強行突破しようとした場合である。
ある程度は取り返しがつくが、どうにもならない場合もあるため、彼女を仲間にしたい場合やシティシーフを戦力に加えたい場合はうかつに強行突破策に走ったり、年代ジャンプを挟むようなイベントを起こさないこと。
また、キャットが協力してくれているときでも酒場でキャットと話したあと倉庫でキャットと再会するまでのわずかな間に強行突破策に走ったりすると、目印が置かれなくなる。要注意。
イベント中彼女が隠れ家にしていた場所は、最終皇帝の時代にタームの再侵攻イベントが発生してアバロン市街地までその手が及んだ場合、唯一の回復ポイントになる。覚えておくとよい。
キャラ性能
クラス全体の傾向として、最上位層には届かない程度の素早さとそこそこの器用さが特徴と言えば特徴。
器用さに優れる帝国猟兵男女、得意武器の多い帝国軽装歩兵(女)と比べて素早さの高さが差別点となるだろう。
彼女自身の特長としては、クラス内ではトップの素早さと理力……なのだが、魔力が低いため、後者はあまり意味がない。
実は、割と重要なポイントとして、クラスで唯一体術の適性を持っている(閃き適正も体術)。
そのため、固定装備であるヒールのサンダルの固有技「ふみつけ」を最も活用できるキャラといえる。
……まぁ、消費WPに見合った威力とは言い難い浪漫技ではあるのだが。敵に使われると怖い技なんだけどなぁ。
ロマサガRSの彼女(シティシーフ)が体術適性キャラなのも、この辺を踏まえてのことと思われる。
人物関係
シティシーフ
リベンジオブセブンでの初登場時では名乗る前に『盗賊のリーダー』と表示される、『クラスとしてのシティシーフ』としてはキャットの相方とも言える青年。
帝都アバロンの地下にある自分達シティシーフの本拠地であるシーフギルドを訪れた皇帝(ジェラール)に『運河要塞に潜入しての内情調査』を依頼された際に、最初は断るものの「地下墓地の入り口に棲みついて仕事の邪魔になっているモンスターの討伐」を検討するための条件として出し、それを引き受けて達成して戻ってきたが『依頼の難易度』から引き受けるシティシーフがいなかった所に『借りを返す』という名目でキャットがそれを買って出るという流れになる。
『シティシーフ(女)の2番手』ということでキャットの後釜に相当するキャラクター。
作中でキャットと面識があるわけではないが、一部のファンの間ではキャット(と後述のジェラール)の血縁者(娘or子孫)として扱うネタが存在する。詳細は彼女の記事を参照。
その他
後述の通り外部作品でもキャットとの関連要素がある他、ゲーム内での描写や運河要塞イベントをクリアするとほぼ年代ジャンプが発生し、上述のビーバーが皇帝候補としてよく登場する事などから、ジェラールとキャットはロマンシングしたという想像が生まれ、カップリング(ジェラキャト)として好むファンもいる。
キャットのお守り
『リベンジオブザセブン』の初回封入特典の一つで、アバロン宮殿の1階に入ってすぐ脇の宝箱に収められている。
装備すると『物理防御と術法防御がそれぞれ5アップ』の他にも『帝国暦1001年までの間バトル後に獲得できる収入が10%アップする効果』も備えている。
『とある盗賊が作ったお守り』と説明されているが、そのデザインと名前で察しの通りキャットの手作りと思われる。
余談
SFC版では彼女が最初に登場するイベントを利用して延々と10万クラウンを稼ぐ裏技が存在する。
また、彼女がモンスターに襲われているのを見捨てる時の皇帝のセリフ「ははっ、ざまあみろ!」ならびにモンスターに襲われているキャットを背にして呟く「アバロンのダニが1匹減ったな」はプレイヤーの間で有名(この選択でもキャットは自力で生還する)。
後年にリリースされた『エンペラーズサガ』にも「あいつはアバロンのダニだ」なんて選択肢があり、スマホ版『半熟英雄 ああ、世界よ半熟なれ…!!』でも将軍として登場したジェラールの趣味が「ダニたいじ」である。
それもあってか「アバロンのダニ」や省略した「ダニ」が、プレイヤーの間でキャットの愛称として浸透している。
字面だけ見るとただの罵倒であり、実際にゲーム中でも罵倒として発されたセリフであることから蔑称と誤解する人もいるが、基本的には愛称である(詳細は単語記事参照)
また、最終皇帝が皇帝になった段階でタームの女王であるクィーンを既に撃破した状態で、最終皇帝の戦闘回数が一定以上あると帝都アバロンのあちこちで住民も家臣も、そして仲間達もタームに寄生されるイベントが発生。
そのイベント中に話しかけると、背中から身体を食い破られて絶命し、それが仲間キャラならクラス内で強制的に世代交代するというショッキングなシーンとなるのだが、それはキャットが属するシティシーフ(女)も例外ではなく、もし仮にこのイベント発生中に最終皇帝の代でのシティシーフ(女)がキャットだと、
\あ あくー/
というボイス付きによる断末魔と共に背中をタームに食い破られてキャットが絶命し、本当の意味でアバロンのダニが一匹減った(断定)になるので注意。
当然、対抗策は以下のようにないワケでもない。
- 最終皇帝が皇帝に就任した時点で直ちに二代目のダームの女王のいる巣の最奥に向かって討伐する。
- 最終皇帝のパーティーに早めにキャットを加入させておく(パーティーメンバーに入っているキャラはターム寄生の影響を受けない)。
- タームに寄生されて苦しむキャットをスルーして二代目タームの女王の討伐する(実は『タームに寄生されても、話しかけずに二代目タームの女王を討伐すれば、タームの寄生など最初からなかったかのように完治する』というご都合主義な展開となっている)
画集『時織人』に拠ればシーフギルドのリーダー格で義賊を目指しており、貧しい者からは盗まないとのこと。
書籍『ロマンシング サ・ガ大全集』では、キャットは「ギルドの首領の娘」と紹介されているが、「キャットの親がギルドの首領」という意味なのか、それともキャット自身が「ギルド首領を務める娘っ子」という意味なのかは不明である。
『エンペラーズサガ』では、お城に忍び込んだところでクジンシーの襲撃を受けた為、成り行きで仲間となり、以降のナビゲーターとなる。戦士カードとしても登場し、ランクはウルトラレア(UR)になっている他、第6弾友だち招待特典として「キャット【導き】」が登場。URのカードの説明には「シーフギルドのリーダー的存在である女盗賊。正統派の義賊を目指している」と書かれている。
関連イラスト
関連タグ
キャット銀行:原作版で可能だった金策系の裏技。その内容からキャットが絡んでいるためこの通称で呼ばれている。