エメラルド(ロマサガ2)
きゅうていまじゅつしのえめらるど
「宮廷魔術士の力、お見せしましょう!」
バレンヌ帝国諸兵団の術兵(魔法使い)である『宮廷魔術士』に属する女性。
同クラスとしての相方に水術を得意とする男性アリエスがいる。
エメラルドも火術が得意なのもあってゲーム序盤ではジェラールに火術の初歩である「ファイアーボール」を伝授してくれる。
術士としての作法や品格を重んじる性格であり、術の研究にも勤しんでいる。
アリエス共々ゲーム開始時点で皇帝が率いるパーティーにはいないものの、ゲーム序盤にプレイヤーが皇帝として操作するレオンがウォッチマンの巣に向かう段階で、彼女に話しかければパーティーに加入させることできる。
画集『時織人』に拠れば彼女は「フレイムマスター」という異名を持つほどの火術の使い手であり、術研究所の建設を進言したのも彼女とのこと。
同クラス8人の中ではトップもビリも無い能力値揃いである。
8人共通で火と風の術を身に付けているが、武器の技能は皆無であり、技の閃きに関してもジェラール同様最低限のものしか閃けない。
レオン戦死後の後釜に加えることもできるが、火の術ならジェラールも使用できるし、同クラスの男性アリエスなら風の他に水の術も使え、更に棍棒技も全て閃き得る。
そのため育成を考えるなら彼女よりアリエスの方が明らかに有用となる。
リメイク版『リベンジオブザセブン』
前述の通り『エメラルドはジェラールにファイアーボールを教えてくれる』というのは紛れもない事実だが、一部のファンの間では『ジェラール様に火遊びを教えた女』という誤解を受けるような肩書きで呼ばれることもある。
そして普通に攻略していると、運河要塞をクリアしてシティシーフのキャットが加入するのと同タイミングで年代ジャンプが発生する現象でジェラールとキャットがカップリング扱いされ、「ジェラールを取り合ってキャットと正妻対決」なんて言われてネタにされる始末。
メイン画像のエメラルドは黒髪の女性として描かれているが、これはリベンジオブザセブンでキャラクターデザインを担当した、《あんべよしろう》氏によるもの。
ゲーム中及び公式イラストでは被っている帽子とそれに備わったファーで分からないが、後ろ髪はショートヘアであるということが、《あんべよしろう》氏がTwitterで明かしている。
後述のイラストのように金髪の女性としてファンアートが描かれているものは原作(SFC版)のドット絵から来ており、pixivにもそういったイラストが投稿されている。
バレンヌ帝国
バレンヌ帝国の第二皇子にして、後の皇帝。
前述の通り、エメラルドはジェラールにファイアーボールを教えるのだが、演出によりジェラールに火遊びを教えた女の二つ名で一部のプレイヤー達から呼ばれることとなる。
宮廷魔術士の男性。
エメラルドからの質問に、ジェラールが「あいにく、術は学んでいないんだ。」と答えると戦闘における術の重要性を説き、エメラルドがジェラールにファイアーボールを教えるきっかけを作った。