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魔法使い
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魔法使い

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まほうつかい

魔法使いのイラストに付くタグ。 比較的魔法少女系の絵が多いが、男性の場合でも問題なく付けられるタグである。

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🧙🧙‍♀🧙概要

魔法を扱う者の最も広義的な通称。

要は超常現象を起こせるものを差す言葉であるため、たまに超能力者と同意義で使われることがある。

主にファンタジー作品で登場し、特に制約もなく人の願望を叶えたりする魔法を使う者が多い。

「魔法使い」という名称が存在しない作品でも、同様の役割を持つキャラクターを（作品外で）簡単に説明するために「魔法使いみたいな」とか便宜上使ったりする事がある。

同じ意味を持つ魔道士や魔導士などと違って、字面からファンシーなイメージが強く、腕力が無くても役に立つ事からイメージから少年少女がなることが多い。

しかしそれは「魔女っ子」のライトなイメージによるもので、日本でもヨーロッパほどではないが「魔法」に対するイメージは本来悪いものだった。簡単に身も蓋もなく言うと、毘沙門天その他さまざまな神仏を強く信仰して女性を近付けなかった上杉謙信と、修験道に凝って女性を近付けなかった“魔法使い”細川政元のイメージの違いである。

「魔法」が広義に分類される世界背景の場合、僧侶・神官などのような、一般的な「魔法使い」のイメージから外れる役割であっても、総称で「魔法使い」と呼ぶ事がある。

また、30歳まで童貞であると魔法使いへと変ずるという。

ファンタジー職業としての「魔法使い」

根っからの後方支援タイプで、魔法で火力支援を行い、またデバフや状態異常で敵陣を引っ掻き回すなど、RPGでは序盤から一貫して重要なサポート性能を得ている。

知に明るく、パーティーの知恵袋として働く者も少なくない。

反面として肉体面のほとんどでステータスが低く、オマケに打たれ弱さから「如何に魔法使いを生き残らせるか」が多くのRPGにおいて前半での課題となる。

また魔法が強力な範囲攻撃となる一方、使い過ぎて魔力が底を突くと途端に戦力外に落ちるため、魔力の回復方法を気軽にアイテムには頼れない作品(特にドラゴンクエスト・ファイナルファンタジー等の老舗ブランドは顕著)では、魔力の節約も重要なポイントになる。

それだけに後半に差し掛かるにつれ、強力な魔法をどんどん覚えていき、成長の恩恵で多少打たれ強くなるほか魔力の保有量も伸びていくため、パーティーの主砲として強力なユニットに成長する大器晩成型になりやすい。

基本的には僧侶系の職種がいると、棲み分けとして回復魔法を覚えないことが多い。サポート性能も毒や呪いをはじめとしたステータス異常に寄りやすく、属性も火属性や闇属性を得意とするキャラクターが多めである。

もちろん四大元素全てに通じていることも少なくないが、その場合は別の職種との棲み分けの関係で得手不得手が左右される。

上級職としては古くからは賢者や魔導師、変化球だと召喚魔法を行使する召喚士、さらに戦士系とのハイブリッドの魔法剣士(魔法戦士)などがある。

占い師・霊能者・超能力者・陰陽師なども、魔法使い系として扱われやすい。

敵役として死霊使い・呪術師・妖術師など、外法や禁忌に触れて失墜したキャラクターもよく登場する（時代劇系だと幻術師も邪悪扱いだが、これは前述のとおり「魔法使いは全て邪悪（妖術師と同義扱い）」としているからであり、当然西洋時代劇でも全ての魔法使いは「教会の教えに逆らう邪悪」である）。

また、元祖TRPGであるダンジョンズ&ドラゴンズでは、初期の版では魔法を専門にする職業は「僧侶」と「Magic User」のみだったが、後の版では後者が、

  • 知性が重要な能力値で、学習により魔法を覚えるウィザード。（使える呪文のバリエーションは豊富だが、いわば「装弾数」が少ない）
  • 魅力(≒精神力)が重要な能力値で、血筋などの先天的な理由で魔法が使え、レベルアップに伴ない自動的に魔法を覚えていくソーサラー。（使える呪文のバリエーションは少ないが、いわば「装弾数」が多い）
  • 魅力(≒精神力)が重要な能力値で、魔物・妖精などの王侯や旧支配者との契約で魔法が使えるウォーロック。（使える呪文のバリエーション・いわば「装弾数」ともに少ないが、いわば「装弾数」の回復条件が上記2つより緩く、通常の呪文以外の特殊能力も持つ）

などに分化していった。

関連作品

※超能力ものに該当するものは「超能力」の記事にまとめが存在。

※魔法少女ものに該当するものは「魔法少女」の記事にまとめが存在。

※魔法少年ものに該当するものは「魔法少年」の記事にまとめが存在。

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