概要
魔法使い、魔術師、妖術師という意味をもつ英単語である。フランス語のSorcier(魔法使い、運命を引く者)が語源。
「魔法使い」を意味する英単語は様々であるが主に『悪霊の力を借りた魔法使い』という意味合いが強い。余談ではあるがマジシャン(Magician)は不思議な力を扱う魔術師、ウィザード(Wizard)は知識を持つ魔術師、メイジ(Mage)は学者という意味が強い。
女性形はソーサレス(Sorceress)である。
ゲームでは、魔術師の職業名で登場する事も多い。この場合ソーサラーとソーサレスが分けられている場合もたまにあるが、基本的にはソーサラーで一括りにされる事が多い。
ただし、設定上、黒魔術のように悪魔の力を借りた術を扱う場合もあるが、単純に魔術師として用いられる事も多い。そのため、服装が淫靡である事が多く、女性のイラストが多いように思われる。
ファイアーエムブレムシリーズ
職業の一つとして登場。「ダークマージ」の上位職であり過去作品で言うところの「ドルイド」に近い。「ダークマージ」と同様にダークマージ系専用魔法(従来の作品でいう闇魔法)を使う事が出来る。「賢者」と比べると杖は使えない為、魔法一本である。(ただし、新・暗黒竜と光の剣及び新・紋章の謎は杖は使用可。)
「ダークマージ」同様、守備力に優れるため、魔法系ユニットの割には前衛としても活躍出来る。
Lv.5で「技×2%の確率で減少分のHPの1/2をダメージに追加」の「復讐」とLv.15で「魔導書装備の相手に対して有利」の「魔殺し」を覚える。
前者は高難易度になり、受けるダメージが増えると真価を発揮する。「リザイア」などを装備して回復する術を用意しておくとより有効活用出来る。
後者は魔防が低いユニットであれば特に役に立つ他、技が低いことが多い「ソーサラー」にとっては命中率の底上げも狙える便利なスキル。更には、「ペガサスナイト」や「ドラゴンナイト」など飛行特効を持つ職業になるなら風魔法の特効を受けづらく出来るのもメリットであり、魔法が苦手なユニットでもこのスキルを習得するためだけに「ソーサラー」になるのは悪くない選択肢だろう。
ちなみに女の場合「ダークマージ」に負けず劣らず服装が際疾い。今作の賢者の服装が残念なのに対してこちらの方が良い、と言った殿方は決して少なくないだろう。
尚、余談だが「ダークマージ」からはもう一つの選択肢として「ダークナイト」に転職することも出来るが、「ダークナイト」に転職するとダークマージ系の魔法は使えなくなるので注意。
爆れつハンター
作中の舞台であるファミル帝国に特権階級として君臨する魔法使いの総称。漢字表記は法族。額に逆三角形紋様(コントラリー・トライアングル)の紋章を持っている。殆どのソーサラーがその力に溺れ、度を越した圧政を庶民(パーソナー)に課したり、上を目指して禁呪に手を染めるなどの、非道なソーサラーが絶えない。その系統は大半が遺伝である。
関連タグ
マジシャン(ドルアーガの塔)…マジシャンの一人にソーサラーがおり、炎の呪文を使う。