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絶対的な敵

ぜったいてきなてき

絶対的な敵とは、ゲーム『メタルギアソリッド3』のザ・ボスの発言である。
目次 [非表示]

メタルギアソリッドの概要編集

メタルギアソリッド3にて、ザ・ボスが発言した「世界に絶対的な敵は居ない、相対的な敵が居るだけである(要約)」要するに、本来は「絶対的かつ統一された正義の観念が存在しない為、人は異なる正義を持って争ってしまう」とする、世界の本質を説いている。


全く別の概要編集

ただし、上述とは別の観念では“芋虫の様な「捕食者と餌」でしかない関係性の生物”も「絶対的な敵」と称せられる(パニックホラーにおける『人を喰らう謎の生き物』やゾンビ等々)

また「その世界の全ての住民が、一致一丸しないとならない敵」とする考えも存在する。

この考えの場合は、以下に分類されると思われる。


パターンA:一切の意志疎通が行えない、相互不理解な害悪編集

 純粋に「自分達以外の全てを滅ぼす」に通ずる、攻撃性に支配された存在。

 概ね、舞台となる世界とは異なる宇宙・次元・世界からの侵略者や、シンギュラリティに達したAI、何らかの突然変異の末に自然発生した怪異・怪物などがあるが、いずれも「この世界には自分(達)だけいれば良い」と考える傲慢の極みな性質は共通している。


パターンB:世界平和の為に、敢えて絶対的な敵を演ずる編集

 世界の住民同士の争いを根絶する為『自らが唯一無二の敵』となって、争いの矛先を自分にのみ向けさせるケース。

 このタイプは哀しき悪役必要悪に該当する存在が多い。


パターンC:神や超越者による介入編集

 人間の愚かさに絶望、もしくは身勝手極まりない横暴から発生。

 前者の場合は「これ以上の愚行は、世界そのものが滅亡してしまう=当事者以外の全てがとばっちりを被る」のを回避する手段であり、パターンBと同じ必要悪めいた面が少なからず存在する。

 だが、後者の場合は「自分を崇めない旧来の生物は不要」「この世界に興味が失せた」「自分の力を世界に誇示する」、挙げ句は「只の暇潰し」「多過ぎるから整理したくなった」などがあり、これらは一切の同情の余地が無い絶対悪人外のクズとなる。


関連タグ編集

怪物 悪役 悪のカリスマ


戦争:絶対的な敵が居ない為に起こる。

純粋悪絶対悪:類義語

昨日の敵は今日の友:対義語

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