概要
アンティ・ヴァースと呼ばれる異世界に棲息している知的生命体。
非常に高度な文明を持っており、クローン技術を応用してKAIJUを作り出しては侵略する他の異次元に異世界への入り口「ブリーチ」を通して次々と送り込み、KAIJUによる破壊と大気の改造で数多くの別次元の文明を破壊しつくし、文明が崩壊して資源が完全に枯渇すればまた別の世界へ侵略の魔の手を伸ばす邪悪な侵略者。
カイジュウ・ブルーに大気汚染の効果があるのも自分達好みの環境に作り替え、尚且つ人類も滅ぼすことができるという一石二鳥を狙ったものである。
地球にも中生代の頃に現れ恐竜を生み出したものの、当時の地球環境に適応が出来なかった為やむを得ずブリーチだけを残して一時撤退していった。
そして数億年が経過し、人類による環境汚染の影響でようやく生存が可能な環境になった為再び侵略に動き出した。
人類がイェーガーを建造してKAIJUを倒し始めると、KAIJUが得たデータからイェーガーの弱点や特性を見極めて対策を練り、後続のKAIJUに取り入れるなど非常に高い戦略を持ち、イェーガーの集結地点となっている香港にレザーバックとオオタチをピンポイントで送り込み、2体のイェーガーを撃破するなど冷静に狙いを見極め、これを撃破した人類側がブリーチの破壊に乗り出すと即座にスカナーとライジュウ、そして最強怪獣のスラターンを送り込むことで完全勝利を狙っていた。
しかし3大怪獣はあっけなく倒された上にジプシー・デンジャーによってブリーチの中に入り込まれるとジプシーの自爆によりブリーチを完全に壊され侵略は失敗した。
※以下、『アップライジング』重大ネタバレ注意
だが、10年経っても尚、彼らは地球侵略を諦めていなかった。
今度はある人物を操って暗躍を始め、再び地球へKAIJUを送り込む。
関連タグ
ヤプール…モデル
ホーリーナイトメア社…魔獣を送り込む理由と方法が、プリカーサーが怪獣を送り込む理由と方法に似ている部分がある。
インデペンデンス・デイ…劇中に登場する宇宙人と侵略の動機が酷似している。
レギオン…シリコンの体、遠隔コミュニケーションや電磁波等の操作、環境を作り替え、星から星へと勢力を拡大していく「生態系同士の戦争」を繰り広げる、などが似ている。本シリーズにはガメラ怪獣へのオマージュが見られる他、実際にガメラや他の怪獣がカメオ出演している。
ベーダー一族、ワーラー帝国、宇宙暴走族ボーゾック、宇宙海賊バルバン、蛮機族ガイアーク…侵略の動機に似通った物がある東映特撮の敵勢力たち。
プライマー…『地球防衛軍5』の侵略者。他の巨大知的生命体の使役、怪獣達の使役、環境の作り替えを行う。本シリーズには、特に『4』以降の巨大ロボットと怪獣には、『パシフィック・リム』シリーズの影響が見られる。