PPDC
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かんたいへいようぼうえいぐん
PPDC (Pan Pacific Defence Corps / 環太平洋防衛軍) とは、映画『パシフィック・リム』に登場する軍事組織。
2014年に結成された21ヶ国の同盟による国際組織。
その目的は、2013年から人類を襲撃し始めた《怪獣》の脅威から人類を守ることにある。
今作『パシフィック・リム』の登場人物はみなPPDCの隊員、またはその協力者である。
主な任務は対怪獣用巨大ロボット《イェーガー》の開発・管理・運用であり、イェーガーのパイロット、技術者、管制官らが所属している。
しかし現在、怪獣対策は巨大防壁《命の壁》に切り替えられ、イェーガーとそれを運用するPPDCは廃止される事が決定している。
これらは日に日に進化していく怪獣にイェーガーが対抗できなくなっている事と、これ以上イェーガーの莫大な開発、維持費を捻出できないという各国首脳の判断に基づく。
国家の後ろ盾がなくなった以上、軍隊というよりはレジスタンスだとペントコスト司令官は述べている。そのため、怪獣の臓器売買を行う闇の商人ハンニバル・チャウに対して資金援助を行ってもらう代わりに、PPDCが討伐した怪獣の死骸を独占する権利を与えている。
PPDCが保有する基地。
イェーガーの格納、整備、管制を行う他、輸送ヘリの発着場、怪獣研究所、技術開発部、スタッフの居住区やパイロットの訓練設備も兼ね備えた巨大複合施設である。
太平洋諸国の沿岸都市に計8ヶ所建設されたが、人類が劣勢になりイェーガーの数が減るにつれ次々と閉鎖され、本編に当たる2025年には最初に建設された香港を残すのみとなった。
パナマシティ(パナマ共和国)2017年
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