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声:羽多野渉


概要編集

二千年前における魔王アノスの配下で「魔王の右腕」と呼ばれた魔族最強の剣士。千の魔剣を所有することと多様な剣技から「千剣」の異名を持つ。


第四章《大精霊編》におけるキーパーソンの一人。


人物編集

白髪で色素のない瞳で、常に無表情。敬語口調で話す。アノスに絶対的な忠誠を誓っており、アノスに剣を向けるぐらいならば、自ら死を選ぶ程。


実はシンの根源は魔族のものではなく、魔族の先祖に創られた魔剣、神殺しの凶剣と呼ばれた魔剣・神殺凶剣シンレグリアが魔族の身体を得た存在


能力編集

魔族最強の剣士であり、魔法は苦手だがそのハンデを覆すほどの実力の持ち主で、神族とも渡り合える程。


経歴編集

神話の時代、アハルトヘルンにおいて水の大精霊リニヨンを一撃で倒した戦功の報奨として、世界を隔てる壁が築かれアノスが転生した後に自らも転生する許可をアノスに求め、彼から転生する許可を与えられる。


第四章では、実はミサ・イリオローグの父親にして大精霊レノの夫であることが判明する。


二千年前にガイラディーテで大精霊レノと行動を共にしたのを機に惹かれあい結婚し、精霊王となる。しかし天父神ノウスガリアの策略でレノが半霊半魔のミサを産んでしまったために"あらゆる精霊の母"という噂と伝承に背くこととなりレノが消滅。


ミサも勇者カノンが広め始めていた偽の魔王であるアヴォス・ディルへヴィアの噂と伝承をもった存在だったため、ミサを守る為に偽の魔王の伝承を世界に広めるという、アノスへの裏切り行為をせざるを得なくなってしまう。レノが残したミサを守るべく、そして自分自身の償いの為に二千年間、転生をすることなく生きていた。


現代では、アノスを裏切った償いの為に敢えてアノスと対立し彼に戦いを挑むも、アノスに生きるように諭される。その後、魔王城の玉座の間で、ミサを助けるべくアノス、愛の妖精の力で復活したレノと共にノウスガリアと戦う。


戦いが終わった後は、アノスとレイによって復活したレノと解放されたミサと家族揃っての再会を果たす。ミサに対して親バカぶりを発揮し、彼女の恋人であるレイと度々勝負をしている。


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