概要
株式会社ヒナプロジェクトが運営している、日本最大規模のオンライン小説投稿サイト。通称は『なろう』。
2004年に個人運営として開設され、2008年よりグループ運営に移行、更に2010年に上記会社により法人化された。
2018年6月時点で小説掲載数は約57万作、登録者数は約127万人。
小説専門の投稿サイトでは、競合するカクヨムやハーメルンを大きく引き離し、ユーザー登録をしなくても閲覧可能な為に読み手が多く、ユーザー登録や作品投稿も簡易なことから賑わっている。
掲載作品は一次創作がメインであり、同じ小説投稿サイトでも二次創作が多いpixivやハーメルンとは若干性質が異なる。
かつては、別館として二次創作中心の「にじファン」が平行運営されていたが、数多の権利者達が二次創作禁止を訴えたため徐々に公開可能な作品が減少し、2012年7月20日に閉鎖することになった。
ある一定以上の規模を持つ二次創作サイトの中でも規制を受け閉鎖に追い込まれたのはここ位であるが、当時運営側が対応に苦慮する程にコピペが蔓延していたのがその原因と考えられている。
しかし、二次創作が全面的に禁止されているわけではなく、ガイドラインに則り著作権者が許可を出した一部作品の二次創作も掲載されている。詳細は『なろう』のホームページを参照の事。
R-18の作品については、男性向け18禁用の『ノクターンノベルズ』、“官能を主目的としない”男性向け18禁用の『ミッドナイトノベルズ』、女性向け18禁用の『ムーンライトノベルズ』がある。これらに投稿される作品の中には、『なろう』にて投稿していた作品が性行為・性描写などを理由に運営から警告を受けたことをきっかけに、やむなく移行した作品が少なくない。
その他にも、縦書き・ルビ対応のPDF形式の『タテ書き小説ネット』、なろうに投稿された作品の中から、恋愛小説をピックアップした恋愛専門の『ラブノベ』もある。
(ラブノベに関しては2023年5月30日にサービスを終了している)
また、カクヨムなどでも小説の投稿が可能となり近年では更に勢力を伸ばしつつある。これによって一次創作作品web小説サイトが増える訳だが、『なろう』としてはどう動くのか…。動向が待たれる。
二次創作に関して
にじファン閉鎖からしばらく経過し、一部に関しては二次創作が投稿できるような形にはなっていた。それでも一部の作品のみで、その一例をあげれば『東方Project』、『ログ・ホライズン』、『まおゆう魔王勇者』、『ib』など。そういった意味ではpixiv小説よりは投稿が制限されていると言えるだろうか。その他には一部のアダルトゲームメーカーの作品も投稿可能になっている。
2014年9月にはTRPGリプレイも許可されている作品に限り投稿可能になった(「ソード・ワールド」、「アリアンロッド」等)。
2021年9月1日からは結月ゆかりと紲星あかりの二次創作が公式コラボの一環として投稿が可能となった。VOICEROIDからは琴葉姉妹と伊織弓鶴の二次創作も投稿が可能。
(R-18は禁止)
2021年には、このほかにも第五人格や魔神少女などが投稿可能になったり、個人勢限定だが条件付きでバーチャルYouTuber(VTuber)の二次創作も投稿できるなど、近年は二次創作に関してもある程度の幅は増えつつある。
2022年には東北ずん子をはじめとしたキャラクターの二次創作も投稿できるようになった。
2023年にはクトゥルフ神話TRPGの二次創作が可能(なろうでの投稿可能になった後、カクヨムでも可能になった)になっている。
2024年6月28日にはmiHoYoの関連会社経由で『原神』、『崩壊:スターレイル』、『崩壊3rd』、『未定事件簿』、『ゼンレスゾーンゼロ』と一気に投稿が可能になるという展開に。ゼンレスゾーンゼロは、投稿可能になった6月28日の段階ではサービス開始前というのもあり、正式なガイドラインが存在しなかった。その為、原神及びスターレイルのガイドラインをゼンレス側のガイドライン公開までの間は参照にしてほしいと公式でアナウンスすることに。後に正式サービス開始後にはガイドラインが公開されたため、以降はゼンレス側のガイドラインを参照のこと。
(ノベルアップ+では原神限定で投稿可能)
2024年10月1日には『エレメンタルナイツオンラインR』が投稿可能になっている。
書籍化について
近年は『なろう』掲載作の商業レーベルからの書籍化が相次いでおり、累計ランキング上位の人気作の多くがアルファポリス・ヒーロー文庫など、大手から中小まで数々のライトノベルレーベルから商業作品デビューを果たしている。
2020年5月時点での発行部数で見た『なろう』書籍化上位5作品は、『転生したらスライムだった件』が1800万部、『魔法科高校の劣等生』が1500万部、『この素晴らしい世界に祝福を!』が900万部、『オーバーロード』が800万部、『盾の勇者の成り上がり』が780万部となっている。
上位2作品は1000万部越えであり、これは『なろう』に限らないライトノベル分野全体で見ても、上位のランキングに位置しており、これより上の作品は、『とある魔術の禁書目録』(3100万部)、『ソードアート・オンライン』(2600万部)、『涼宮ハルヒシリーズ』『スレイヤーズ』(共に2000万部)という超ビッグタイトルしかないのである。
その下のランキングだと、『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか』『魔術士オーフェン』『十二国記』(1200万部)、『フルメタル・パニック!』(1100万部)、『灼眼のシャナ』(1080万部)、『ロードス島戦記』『フォーチュン・クエスト』『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。』(1000万部)というビッグタイトルや往年の名作が続いている。
また、四桁万のような偉業達成に満たないものの、その他の作品も発行部数数百万や、ドラマCD付特装版発売などを達成している。
また、最近では『なろう』掲載作を一般文芸作品としてデビューする作品も登場しており、2016年本屋大賞では『なろう』掲載作である「君の膵臓をたべたい」(住野よる、双葉社刊)が第2位となった。同作は2017年7月時点で、200万部を突破するベストセラーとなった。
このように、書籍化によって知名度が著しく上昇し作品にとって大きなプラスの効果が生まれる場合もあるが、書籍化に伴い作品を削除する場合や書籍化作業のために連載ペースが著しく落ちる場合もままあり、書籍化が読者にとって有益とは一概に言えない。また、売れ行きから『打ち切り』にされるケースもあり、打ち切りを機会にエタる(後述)作品もある。
(※書籍化に関しては、かつてアルファポリス出版作品を中心に「書籍化部分をダイジェスト化する」ケースも存在し、既存や新規の読者から顰蹙を買っていた。しかし、2016年9月1日からダイジェスト版の掲載禁止が実施されたため、今は全て削除されている。)
(※ダイジェスト化:続きはWebで、というアレ。)
(※エタる:作品の連載が途絶すること。元々はゲーム制作の中止が語源。精神的重圧や意欲の減退、出版社との契約条項によるものや仕事などとの兼ね合いによって引き起こされると言われている。)
一時期ではファンタジージャンルの書籍化が多く刊行され日常系は『膵臓』くらいのものであったが、現在では隣の席の佐藤さんなどの日常ものも書籍化されることは珍しくはない。
『なろう』掲載作の主な出版社
- アルファポリス
- オーバーラップ(オーバーラップ文庫/オーバーラップノベルス)
- KADOKAWA(角川スニーカー文庫/カドカワBOOKS/富士見ファンタジア文庫/エンターブレイン/ファミ通文庫/電撃文庫/MFブックス/MF文庫J)
- アース・スター エンターテイメント(アース・スターノベル)※CCC傘下
- 主婦の友社(ヒーロー文庫)※CCC傘下
- 小学館(ガガガブックス)
- ソフトバンククリエイティブ(GA文庫)
- 双葉社(モンスター文庫/Mノベルス/Mブックス)
- 一迅社
- TOブックス
- ポニーキャニオン(ぽにきゃんBOOKS) 等。
メディアミックスについて
近年、書籍化された人気作がドラマCD化やコミカライズされることが多く、中には、一種の頂点ともされるアニメ化まで至る作品も増えてきている。
書籍化する際に『小説家になろう』から削除された作品もあるため、そういった作品が元は同サイトで連載されていたweb小説とは知らない者も多い。そのケースに該当するものでは魔法科高校の劣等生、君の膵臓をたべたいが有名な事例である。
最近は、
- 書籍化を飛ばしてコミカライズ(漫画原作)になる作品
- 海外でアニメ化して日本より先に公開される作品
もある。
また、書籍版が諸事情で完結前に打ち切り状態となり、その作品のコミカライズ版が書籍版の展開に追い付いた時は、書籍版の続きが掲載されているWEB版の方の話に沿って進めることが近年増えている。
- 例:『解雇された暗黒兵士(30代)のスローなセカンドライフ』、『金貨1枚で変わる冒険者生活』、『ミリモス・サーガ』等。
pixiv上ではイラストなどが投稿されていない=マイナー作品と言うわけではなく、テレ玉でアニメ化された『0歳児スタートダッシュ物語』のようなイレギュラーもいくつか確認されている様子。
掲載作の傾向
この様に一時代を築き上げるレベルに至った本サイトだが、一方でユーザーの多さ故に粗製濫造や盗作・未完も茶飯事(少なくとも9割以上)という問題点も続発し、出身作品や後続作品のイメージ・評判・信用に多大な悪影響をもたらしている。
『なろう』そのものは18禁を除くいかなるジャンルの作品も受け付けているが、現在ランキング上位で人気を博している作品はハッピーエンド志向の作品と、現代人が異世界に転生または漂流して活躍する異世界トリップもの、ファンタジー世界生まれの主人公による冒険譚が非常に多い。
また勇者や魔王を題材にしたもの、MMORPGもの、ハーレムものが多いのも特徴である。
そういったよくあるパターンは「テンプレ(テンプレートの意)作品」と呼ばれる。
また、ファンタジーがランキングのほとんどを占めた結果、ランキングなどにもファンタジー等のジャンル分けが生まれた等の経緯が存在する。
こうした後追いのような作品化はなろうに限った話ではなく、学園物が流行った時期等のラノベもそうであるが、基本的に流行したジャンルが多くなる現象は漫画等においても見受けられる。
このようにジャンルの偏り・重複が著しい弊害か、出自が『小説家になろう』と一切関わりない作品を『なろう作品』と誤認する人も少なくない。同名の別物がなろうで掲載されていることで、こちらもそうだと誤解された物も存在する。
また、テンプレをベースに構図を逆転させるなどアレンジを加えた「アンチテンプレ」要素も人気。
もともと魔王を純粋な悪とする『ドラクエ』など王道のアンチとして魔王ものが生まれたり、主人公がヒロインを一人に選ぶ作品のアンチとしてハーレムものが生まれたことも考えれば、なろうの根幹部分はある種のヘイト創作も源流にあるといえる。
勇者や異世界人を悪役として出したり、テンプレ要素をいっそギャグとして過剰にしたり等、逆張り要素をミックスした作品も非常に多い。その裾野は広く「あったら読みたい」との要望に「もうあるよ」と回答される事例も枚挙に暇がない。
人気作の大半は連載期間が年単位、話数にして数百話を数えるような大作だが、連載の継続が主として投稿者のモチベーションだけに依存している関係上、投稿作が必ず完結までこぎつけるとは限らない。
途中で連載がストップして以後作品が放置される(俗に「エタる」と呼ばれている)ケースも多く、数年単位で更新停止している作品もよく見かけ、そういう作品は「エタる」の候補と見て問題ない。
たとえ上記のメディアミックスにこぎつけ評判を得た作品であろうと、最終的に原作共々未完で終わってしまうのが殆どな事も、客離れに拍車をかけている。
小説家になろう発の作品に見られる特徴のひとつとして、よく「長いタイトル」が挙げられる。これはサイト内の膨大な作品群の中から、自分の作品を見つけてもらうための手法として用いられたものが、自然と広まったと謂われている。ユーザーによってはいちいち小説のページに移動する手間すら惜しむため、分かりやすいタイトルで概要を説明しない作品は、そもそも手に取ってすらもらえないという背景もあるとされている。
しかしこのスタイルが広まった弊害として、某掲示板のスレッドタイトルの如きタイトルでオチているような作品を指して「なろう系」と一括りにする者も一定数発生している。
確かに小説家になろうでは、このタイプの作品が目立ってしまう傾向はあるが、このスタイルの命名則は小説家になろう発ではない商業タイトルのライトノベルやアダルト漫画などでも当てはまるケースは少なくない。指摘する前には憶測は避け、作品の概要に触れておくべきだろう。
小説のほか評論も投稿されている。思想的には個人差があるが共通して反リベラル、反戦後民主主義の立場から書かれたものが多数を占め、また小説側においても同様の反戦後民主主義・反進歩的文化人の傾向がある。
逆にpixivから『なろう』へ作品を移転するケースも存在する。これは、小説デイリーランキングなどにおける旬ジャンルの二次創作の腐向けや夢小説に代表される女性向け作品によるランキング制圧も原因のひとつではないかと言われているが、pixivと『なろう』では読者層が違う為に閲覧数も異なると言う事情もあるのかもしれない(反応を見比べたいと言う説も有力であるが、ランキング的な部分は大きい可能性がある)。
移転とは別例として、ミライショウセツからの出版第1号となった「LOST」は『なろう』でも掲載されていた作品である。
例外中の例外
※こちらはなろうでも一種のイレギュラーである。
- 過去に角川スニーカー文庫からリリースされた『RAGNAROK』が作者自身による再構築版『ラグナロクRe:』がなろうに掲載、後にオーバーラップ文庫から再出版される。
- 『嫌な顔されながらおパンツ見せてもらいたいシリーズ』の小説が40原氏公認の上、なろう運営の協力もあって掲載された。立ち位置としては作者公認二次創作と言う扱い。
「小説家になろう」作品に関する注意
最近では「小説家になろう」由来の作品の中でも上記のような一定のテンプレを踏まえた作品ばかりがアニメ化等メディアミックスの対象として目立っていることから、それらの主人公らも“全部同じようなキャラ”という意図で「太郎」や「次郎」のレッテルで一括りに呼称するケースも増えてきている。主なものはなろう系というものである。
分類上の用語という意味でならまだしも、蔑称として使われてしまう傾向が強く、単語を使う際には注意が必要である。
アニメ作品化にあたり、エンターテイメントとしての分かりやすさや演出の都合上、設定の変更や細かい描写の省略などの変更点が設けられるケースも少なくない。それを把握せずにアニメのみの視聴でメディアミックス元を叩くような行為が、作品に関する誤情報をネット上に蔓延させる、原作ファンの反発を招くなどの問題を引き起こす事が起こり得る為、批評を行うならばこの点にも気を付けるべきだろう。
また、こうした流れからアンチ・ヘイト的な二次創作が増え、そうした二次創作における設定や内容で原作を否定的に批評する者が出てくる可能性があるため、批評する際は十分に注意すべきである。
最近では「小説家になろう」以外の小説投稿サイトなどに投稿されていた作品が「なろう系」として記されることがある。前述のように、「なろう系」という言葉は蔑称として使われることが多いため、間違った知識で安易に使うことは避けるべきだろう。例えば、「なろう系」とされることのあるソードアート・オンラインなどは元ネット小説ではあるが小説家になろうに投稿されていたものではない。
その他にも、まとめサイトにあるような間違った原作情報を元に展開される伝聞記事が存在する為に誤解が広がるなど、誤情報に踊らされた人間による誤情報の拡散などもされている。
詳細は「なろう系」の記事にて記載。(また最近ではこうしたまとめ記事系統のサイトにおいて、記事の私物化や改竄を図る、誤った情報を記載する等の行動が時折見受けられる為、何かを編集する際には実際に自分で調べ、また詳しい人物に聞く事を推奨する。)
pixivにおいて
pixivにはそれぞれの作品のファンアートが掲載されている。
当初はいち早くアニメ化を果たした『ログ・ホライズン』(橙乃ままれ、エンターブレイン刊)と『魔法科高校の劣等生』(佐島勤、電撃文庫刊)が多かったが、アニメ化して人気の出た作品が増えた今では、二作に限らず様々な作品のファンアートが見られるようになった。
『Re:ゼロから始める異世界生活』等のように、テレビアニメ化がきっかけで注目されファンアートが増えるようなケースが存在する。
ファンアート以外にも、作者自身によるイラストや作者公認のイメージイラスト、書籍化イラスト担当の没絵、実際に書籍版の表紙で使用されている仕事絵などがpixivに投稿されるケースもある。後述リストに未記載でも『なろう』作品の表紙絵は投稿されている為、気になるタイトルを発見したら自分の足で調べるのも良いかもしれない。
書籍化していない作品の場合はキャラのビジュアルイメージが公式に固まっていることが稀なため、同じキャラを描いたイラストでも多少の解釈の幅が出ることがある。もちろん、書籍化した作品であっても、公式ビジュアル確定前に描かれたイラストは独自のデザインで描かれている。
しかし、中には昨今のなろうへのアンチ行為の流れに乗り、蔑称定義のタイトルで作品を投稿するという行為も見受けられている。作品のファンからすれば不快になるだけなので、公開する前に十分に考え、調べてから投稿する事を推奨する。
勿論、トップ画像にする等もってのほかである。
小説に関しては、pixivと『なろう』の同時掲載作品や『なろう』から移転したオリジナル小説も存在する。一方で、『ログ・ホライズン』等、『なろう』とpixiv小説で二次創作の棲み分けがなされているケースもある。
(近年ではカクヨムでも『なろう』と同時掲載しているケース、pixiv小説ではなくピクシブ文芸を利用するケースも存在する)
なお、公式でもBOOTHのページを作成しており、文学フリマで短編集を販売している。こちらの短編集は、あくまでも同人誌と言うカテゴリー扱いであり、商業出版とは異なるのでご注意を。
ピクシブ百科事典に記事のある『なろう』作品
※:タイトルの五十音順
連載中
更新停滞中・未完
※2年以上更新が無い作品とする。
完結
外伝・後日談・番外編連載中
作品名 | 書籍化 | 漫画化 | アニメ化 | 備考 |
---|---|---|---|---|
悪役令嬢なのでラスボスを飼ってみました | 角川ビーンズ文庫 | 〇 | 2022年秋 | 後日談連載中 |
悪役令嬢の中の人 | 一迅社ノベルス | 〇 | 番外編連載中 | |
甘く優しい世界で生きるには | MFブックス | 〇 | 後日談連載中 | |
ありふれた職業で世界最強 | OVL文庫 | 〇 | 2019年夏・2022年冬・2024年秋 | 外伝・後日談連載中 |
異世界召喚は二度目です | モンスター文庫 | 〇 | 2023年春 | 後日談連載中 |
異世界迷宮の最深部を目指そう | OVL文庫 | 〇 | 後日談・外伝連載中 | |
異世界薬局 | MFブックス | 〇 | 2022年夏 | 後日談連載中 |
エリスの聖杯 | GAノベル | 〇 | 企画進行中 | 後日談連載中 |
王都の外れの錬金術師 ~ハズレ職業だったので、のんびりお店経営します~ | カドカワBOOKS | 〇 | 後日談連載中 | |
乙女ゲームのヒロインで最強サバイバル | TOブックス | 〇 | 後日談連載中 | |
「お前ごときが魔王に勝てると思うな」と勇者パーティを追放されたので、王都で気ままに暮らしたい | GCノベルズ | 〇 | 後日談連載中 | |
オルクセン王国史 ~野蛮なオークの国は、如何にして平和なエルフの国を焼き払うに至ったか~ | サーガフォレスト | 〇 | 外伝連載中 | |
かみがみ〜最も弱き反逆者〜 | 一二三書房 | 〇 | 後日談連載中。カクヨムに番外編掲載 | |
妃教育から逃げたい私 | PASH!文庫 | 〇 | 2025年冬 | 番外編連載中 |
鬼人幻燈抄 | 双葉文庫 | 〇 | 2025年 | 番外編連載中。Arcadiaにも掲載 |
境界迷宮と異界の魔術師 | OVLノベルス | 〇 | 後日談連載中。書籍版が本編全18巻。 | |
禁断師弟でブレイクスルー ~勇者の息子が魔王の弟子で何が悪い~ | アース・スターノベル | 〇 | 外伝連載中 | |
黒の召喚士~戦闘狂の成り上がり~ | OVL文庫 | 〇 | 2022年夏 | 後日談連載中 |
軍オタが魔法世界に転生したら、現代兵器で軍隊ハーレムを作っちゃいました!? | 富士見ファンタジア文庫 | 〇 | 後日談連載中 | |
軍人少女、皇立魔法学園に潜入することになりました。~乙女ゲーム? そんなの聞いてませんけど?~ | 一迅社ノベルス | 〇 | 後日談連載中 | |
経験値貯蓄でのんびり傷心旅行 ~勇者と恋人に追放された戦士の無自覚ざまぁ~ | オーバーラップノベルス | 〇 | 後日談連載中 | |
賢者の孫 | ファミ通文庫 | 〇 | 2019年春 | カクヨムで続編『魔王のあとつぎ』を連載(書籍化済み) |
殺されて井戸に捨てられたチート怨霊がイケない勇者とハーレム美少女達にコワーイお仕置きイッパイしちゃうゾ! | 〇 | ミッドナイト版も連載。番外編連載 | ||
サイレント・ウィッチ | カドカワBOOKS | 〇 | 外伝連載中 | |
サキュバスに転生したのでミルクをしぼります。 | モンスター文庫 | 〇 | 番外編連載中 | |
サモナーさんが行く | OVLノベルス | 後日談連載中 | ||
自動販売機に生まれ変わった俺は迷宮を彷徨う | 角川スニーカー文庫 | 〇 | 2023年夏・2期(企画進行中) | 外伝連載中 |
ずたぼろ令嬢は姉の元婚約者に溺愛される | Mノベルスf | 〇 | 2025年 | 続編連載中 |
盾の勇者の成り上がり | MFブックス | 〇 | 2019年冬・2022年春・2023年秋 | 外伝連載中。舞台化も予定されたが延期。 |
町人Aは悪役令嬢をどうしても救いたい | アース・スターノベル | 〇 | カクヨムでも連載。なろうでは番外編・外伝のみ | |
追放悪役令嬢の旦那様 | ツギクルブックス | 〇 | 番外編を不定期掲載(※5.) | |
追放されたS級鑑定士は最強のギルドを創る | OVL文庫 | 〇 | 完結後も短編を投稿中 | |
追放者食堂へようこそ! | OVLノベルス | 〇 | 2025年 | 後日談連載中 |
デスマーチからはじまる異世界狂想曲 | カドカワBOOKS | 〇 | 2018年冬 | 2016年カドカワBOOKS一周年記念の企画でゲーム化 2020年春ドラマCD化 完結後も短編を投稿中 |
転生王女と天才令嬢の魔法革命 | 富士見ファンタジア文庫 | 〇 | 2023年冬 | 後日談連載中 |
転生したら剣でした | GCノベルス | 〇 | 2022年秋・2期(企画進行中) | 番外編連載中 |
ドロップ!!〜香りの令嬢物語〜 | アリアンローズ | 〇 | 後日談連載中 | |
外れスキル「影が薄い」を持つギルド職員が、実は伝説の暗殺者 | カドカワBOOKS | 〇 | 外伝連載中 | |
八男って、それはないでしょう! | MFブックス | 〇 | 2020年春 | 外伝・番外編連載中 |
パワハラ聖女の幼馴染と絶縁したら、何もかもが上手くいくようになって最強の冒険者になった | ダッシュエックス文庫 | 〇 | 後日談連載中 | |
フェアリーテイル・クロニクル~空気読まない異世界ライフ~ | MFブックス | 〇 | 外伝・後日談連載中 | |
フシノカミ | オーバーラップノベルス | 〇 | 番外編連載中 | |
辺境の老騎士 | エンターブレイン | 〇 | 外伝展開中。作者の手によりカクヨムでも掲載 | |
本好きの下剋上~司書になるためには手段を選んでいられません~ | TOブックス | 〇 | 2019年秋・2020年春・2022年春 | 番外編連載中 |
魔王アルリリアの報われない日々 | 続編連載中 | |||
魔王軍最強の魔術師は人間だった | モンスター文庫 | 〇 | 2024年夏 | 後日談連載中 |
無職転生-異世界行ったら本気だす- | MFブックス | 〇 | 2021年冬 | |
「無能はいらない」と言われたから絶縁してやった ~最強の四天王に育てられた俺は、冒険者となり無双する~ | Kラノベブックス | 〇 | 番外編連載中 | |
野生のラスボスが現れた! | アース・スターノベル | 〇 | 企画進行中 | 後日談連載中 |
酔っぱらい盗賊、奴隷の少女を買う | KADOKAWA | 〇 | 外伝・後日談連載中 カクヨムにも連載中 | |
四度目は嫌な死属性魔術師 | 一二三書房 | 〇 | 後日談連載中 | |
ライブダンジョン! | カドカワBOOKS | 〇 | 後日譚が作者の個人サイトにて連載中 | |
リアデイルの大地にて | エンターブレイン | 〇 | 2022年冬 | 後日談掲載 |
私の推しは悪役令嬢。 | GL文庫 | 〇 | 2023年秋 | 後日談連載中 |
現在は削除された作品
本編完結
作品名 | 書籍化 | 漫画化 | アニメ化 | 備考 |
---|---|---|---|---|
え、社内システム全てワンオペしている私を解雇ですか? | 主婦と生活社 | 〇 | 同時掲載をしていたカクヨム版が残留、移籍に。 | |
王女殿下はお怒りのようです | OVL文庫 | 〇 | 書籍版は全9巻。コミカライズ版は既刊5巻。 | |
俺と蛙さんの異世界放浪記 | アルファポリス | 〇 | 本編は完結、書籍版は既刊10巻。現在はアルファポリスで外伝連載中で既刊6巻。 | |
居酒屋ぼったくり | アルファポリス | 〇 | 書籍版は全11巻。2018年実写ドラマ化 | |
君の膵臓をたべたい | 双葉社 | 〇 | 2018年劇場版化 | 書籍版は上下全2巻。2017年実写映画化 |
この素晴らしい世界に祝福を! | スニーカー文庫 | 〇 | 2016年冬・2017年冬 | 文庫版(本編)は全17巻、外伝1作が継続中(既刊2巻)。2019年劇場版化 |
即死チートが最強すぎて、異世界のやつらがまるで相手にならないんですが。 | アース・スターノベル | 〇 | 2024年冬 | 書籍版は全15巻(本編14巻+後日談1巻)。本サイトに掲載されていない後日談の話を発刊したことで規約違反となって削除される |
ルーントルーパーズ~自衛隊漂流戦記~ | アルファポリス | 書籍版・文庫版共に全10巻 | ||
さようなら竜生、こんにちは人生 | アルファポリス | 〇 | 2024年秋 | 2013年~2016年まで掲載。元はArcadiaで連載、2016年にアルファポリスに移籍。書籍版は既刊24巻、コミカライズは既刊12巻。 |
継続中
作品名 | 書籍化 | 漫画化 | アニメ化 | 備考 |
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愛すべき『蟲』と迷宮での日常 | アルファポリス | アルファポリスへ移籍 | ||
妹に婚約者を譲れと言われました | カドカワBOOKS | 〇 | 一度削除された後、旧設定版を再投稿(完結済み) | |
Sランクパーティをクビになったので世界樹と里帰りします | カドカワBOOKS | 〇 | ||
俺だけ入れる隠しダンジョン~こっそり鍛えて世界最強~ | Kラノベブックス | 〇 | 2021年冬 | |
回復術士のやり直し | スニーカー文庫 | 〇 | 2021年冬 | 改稿版を再投稿予定 |
帰ってきた元勇者 | ぽにきゃんBOOKS | 〇 | ||
現実主義勇者の王国再建記 | OVL文庫 | 〇 | 2021年夏・2022年冬 | pixivにて移籍連載中 |
失格紋の最強賢者~世界最強の賢者が更に強くなるために転生しました~ | GA文庫 | 〇 | 2022年冬 | |
新世界†英傑殺し | アルファポリス | |||
新米オッサン冒険者、最強パーティに死ぬほど鍛えられて無敵になる。 | HJノベルス | 〇 | 2024年夏 | カクヨムで連載 |
スライム倒して300年、知らないうちにレベルMAXになってました | GAノベル | 〇 | 2021年春・2025年春 | 2018年夏ドラマCD化 |
精霊幻想記 | HJ文庫 | 〇 | 2021年夏・2024年秋 | |
世界がデスゲームになったので楽しいです。 | カドカワ | なろう版は打ち切りエンド。現在、カクヨムに移籍連載中 | ||
戦闘員、派遣します! | スニーカー文庫 | 〇 | 2021年春 | |
ダンジョン島で宿屋をやろう! 創造魔法を貰った俺の細腕繁盛記 | 一迅社ノベルス | 〇 | カクヨムで連載 | |
チート薬師のスローライフ | ブレイブ文庫 | 〇 | 2021年夏 | |
月が導く異世界道中 | アルファポリス | 〇 | 2021年夏・2024年冬 | ゲームは2017年4月~2018年3月配信 |
ツンデレ悪役令嬢リーゼロッテと実況の遠藤くんと解説の小林さん | カドカワBOOKS | 2023年冬 | なろう版は削除され、現在はカクヨムに移籍。完結後も番外編が継続中 | |
Destiny Unchain Online 〜吸血鬼少女となって、やがて『赤の魔王』と呼ばれるようになりました〜 | Kラノベブックス | 〇 | なろう版は削除されカクヨムに移籍。ハーメルンでも掲載 | |
転生賢者の異世界ライフ~第二の職業を得て、世界最強になりました~ | GAノベル | 〇 | 2022年夏 | |
二度目の勇者は復讐の道を嗤い歩む | MFブックス | 〇 | 作者の規約違反による強制退会に伴い、小説家になろうからは削除。書籍版は既刊8巻、コミカライズは既刊2巻(2020年2月を最後に更新停止)で継続中。 | |
復讐を希う最強勇者は、闇の力で殲滅無双する | Dノベル・ダッシュエックスノベル | 〇 | エログロ展開がR-18Gに引っかかる可能性を考慮し、作者自ら削除 | |
暴食のベルセルク ~俺だけレベルという概念を突破する~ | GCノベルズ | 〇 | 2023年秋 | カクヨムで連載中 |
魔拳のデイドリーマー | アルファポリス | 〇 | 外伝掲載中 | |
魔法科高校の劣等生 | 電撃文庫 | 〇 | 2014年春・2020年秋 | 2017年劇場版化。スピンオフが2021年夏にアニメ放送 |
Re:シリーズ | ||||
Re:Monster | アルファポリス | 〇 | 2024年春 | |
Lv2からチートだった元勇者候補のまったり異世界ライフ | OVLノベルス | 〇 | 2024年春 | 書籍版は既刊13巻、コミカライズは既刊6巻で継続中。※6. |
わたしの幸せな結婚 | 富士見L文庫 | 〇 | 2023年夏 | 2023年春実写映画化。※7. |
未完結
作品名 | 書籍化 | 漫画化 | アニメ化 | 備考 |
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ゾット帝国 | 未完のまま作者が退会して削除 | |||
二度目の人生を異世界で | HJノベルス | 〇 | ※8. | 未完のまま作者が退会して削除。既刊18巻。 |
MIKA×RUKAスパイの俺、敵国の軍人少女の相棒になる。 | 未完のまま削除。 |
※1.OVL文庫=オーバーラップ文庫。OVLノベルス=オーバーラップノベルス
※2.コミカライズは『異世界居酒屋「のぶ」』は本編の他スピンオフ3作。『異世界食堂』『薬屋のひとりごと』『魔導具師ダリヤはうつむかない』『人狼への転生、魔王の副官』は別作者で2種。『私、能力は平均値でって言ったよね!』は本編が別作者で2種と番外編1種。
※3.作者死去により事実上の打ち切りとなったがとなったが残された原稿と生前話されていた内容をもとに続巻の刊行を決定。コミカライズは現在も続行。
※4.2019年8月をもって一旦休止。
※5.複数のネット小説サイトで同時連載。詳細は作品の項目側を参照。
※6.作者・鬼ノ城ミヤ氏は2019年11月に運営側からアカウント削除、退会。同時に『フロンティアダイアリー~元貴族の異世界辺境生活日記』『異世界コンビニおもてなし繁盛記』『異世界屋台めし「えにし亭」』等出版・コミカライズ化された作品も含め全削除された。
現在はノベルアップ+等の他のサイトに移転、継続中。
※7.作者・顎木あくみ氏は2020年3月に運営側からアカウント削除、退会。今後はエブリスタとカクヨムで同時掲載するとのこと。
※8.『二度目の人生を異世界で』は2018年秋にアニメ化の予定だったが諸事情で製作中止。詳細は当該ページへ。
なお、ピクシブ百科事典に記事のない作品でも書籍化された作品も存在する。
参考:書報_小説家になりました!(外部リンク)…『小説家になろう』からの出版作品情報。一部はここにも記載されてない作品もある。
同名の市民講座
かつて山形県に同名の市民講座が存在していた。
1997年設立で、正式名称は「小説家(ライター)になろう講座」である。
直木賞作家の高橋義夫によって設立され、後に市民による運営となる。
講師には石田衣良や大沢在昌などの錚々たる面々が顔をそろえ、実際にプロの小説家としてデビューしたものもいる。
しかし2016年に「小説家になろう」を運営している株式会社ヒナプロジェクトから、商標権を侵害しているとして講座名の使用の差し止めを求めた(19年使用していた市民講座側に先使用権が認められるにもかかわらず)。
このため現在は「山形小説家・ライター講座」に改名して存続している。
関連番組
下野紘・巽悠衣子の小説家になろうラジオ(公式HPリンク)が放送されている。
公式のYouTubeチャンネルも存在する。
関連タグ
掲載作品の主なジャンル
姉妹サイト
ノクターンノベルズ:男性向けR-18部門サイト。
ミッドナイトノベルズ:官能を取り扱わないR-18部門サイト。
ムーンライトノベルズ:女性向けR-18部門サイト。
ミライショウセツ:作品の大百科は制作されていないが、『竜騎士から始める国作り』も同コンテスト経由で出版されている。
異世界かるてっと:なろう出身のこのすばとリゼロ、Arcadia出身のオバロ(Arcadiaが先行掲載)、幼女戦記をクロスオーバーさせた2019年春放送のぷちアニメ。
好評につき、新たに盾の勇者のメンバーを加えた第2期が2020年冬に放送。
また、慎重勇者(カクヨム出身)が途中からサプライズ出演している。
主な「小説家になろう」作家
※五十音順且つ記事のある人物で、現在マイページを持つ人物(☆印)を記載。