概要
「邪竜認定」とは正式タイトル「齢5000年の草食ドラゴン、いわれなき邪竜認定~やだこの生贄、人の話を聞いてくれない~」の略称。作者:榎本快晴。
内容はタイトル通り、主人公であるどちらかと言えば野生じゃ狩られる側の草食ドラゴンさん(約5000歳・無職)がいきなり捧げられてきた思い込みの激しい生贄(黒髪少女・奴隷)に困惑するコメディファンタジー。
小説家になろう版は完結済み。
書籍版は角川スニーカー文庫より3巻まで刊行されている。
コミカライズ版はガンガンJOKERにて連載された。全5巻。
漫画:ムロコウイチ。キャラクター原案:しゅがお
あらすじ
5000年生きたドラゴンといえば大層な響きだが、そのドラゴンはいたって人畜無害な草食のそれだった。
しかし無駄にでかい図体と風格のせいで魔王軍の幹部と誤解され、近くの村から生贄の少女が捧げられる。
基本的に臆病かつ気弱なドラゴンは少女を追い返そうとするが、やけに気合いの入った生贄少女はなかなか引いてくれない。
やむをえず「じゃあお主の魂ちょっとだけ食ったから、それでもう帰って」と方便で告げたところ、思い込みの激しい少女はそれでドラゴンの眷属になったと誤解してしまう。
そしてあろうことか、彼女は誤解のままに妙な力を発揮し始め――無力なドラゴンは何の間違いか、魔王軍に反旗を翻すことになる。
反旗も何も、最初から部下でも何でもなかったのだけれど。
(公式WEBより抜粋)
主な登場キャラクター
主人公組
- 邪竜レーヴェンディア(CV:大塚芳忠)
レーコから、魔王に匹敵する力を持つ“邪竜レーヴェンディア”だと勘違いをされている。その正体は、人畜無害で気弱な草食ドラゴン。図体はデカいが、もちろん空も飛べないし、これっぽっちの魔力も無い。もはやただの巨大トカゲ。好物はたけのこ。
- レーコ(CV:悠木碧)
草食ドラゴンの元にやってきた、自称“生贄少女”。ひょんなことから、自らを“邪竜様の眷属になった”と思い込み、ありもしない“邪竜の魔力”を発動するくらいには思い込みが激しい。
邪竜様に従い(?)魔王軍に反旗を振る。
その他
- ライオット(CV:南條愛乃)
とある村の邪竜に仕える司祭の一族の息子。邪竜を敵視している。
- アリアンテ・ソルド・シルヴィエ(CV:宮世真理子)
ペリュドーナという名の冒険者の集う大規模な街で街の防衛の指揮を取っている女傑。
- 狩神(CV:阪口大助)
たまたまドラゴンさんが迷い込んだとある洞窟にいた、冒険者を訓練する神。ドラゴンさんを鍛えてちょっと加護もくれた。
- 水の聖女(CV:斉藤朱夏)
元・水魔の聖女。沼の魔物だったのだが、調合がたまたま肥沃な泥を出してしまい穀倉地帯を支える聖女として信仰されてしまい、魔物から神へ鞍替えした。
- シェイナ
眷属希望の少女。
- 山の精霊
とある金山の精霊。
- ヨロ
旧魔王。最近復活した。戦闘狂。
- 巫女の少女リア
その身に神を降ろす少女。
- 枢機卿
最年少で枢機卿の地位に着いた。
- 焔華
火山の神。
魔王軍
- ドラドラ(CV:小西克幸)
風属性のドラゴン。
- 虚(CV:ボルケーノ太田)
実体を持たない精神の魔物。
- 操々
人形を操る魔王軍幹部の1人。
- 邪竜の眷属
自称・邪竜の眷属。
- 魔王
???
テレビアニメ
2023年1月から3月までAT-X、TOKYO MX、BSフジで放送された。後にテレビ長崎でも放送された。
なお、尺は短めの1話15分。TOKYO MとAT-Xでは「犬になったら好きな人に拾われた。」とのセット、テレビ長崎では2話連続で放送された。
第2期は2024年10月に放送。TOKYOMXでは「とーがね!おまつり部」(再編集版)とのセットとなる。
関連動画
PV第1弾
PV第2弾
ラジオ
- 悠木碧の「齢5000年の草食ドラゴン、いわれなき邪竜認定RADIO」 (音泉)
関連タグ
小説家になろう ファンタジー コメディ 海外アニメ 2023年冬アニメ
外部リンク
小説
小説家になろう「齢5000年の草食ドラゴン、いわれなき邪竜認定~やだこの生贄、人の話を聞いてくれない~」
漫画
ニコニコ静画「齢5000年の草食ドラゴン、いわれなき邪竜認定~やだこの生贄、人の話を聞いてくれない~」
アニメ