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シャングリラ・フロンティア

しゃんぐりらふろんてぃあ

『シャングリラ・フロンティア』とは、現在「小説家になろう」に連載されているWeb小説及び、「週刊少年マガジン」に連載されている漫画である。 同サイトにて高い人気を集めていながらも、2021年現在、未書籍化のタイトルの一つである。
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概要

シャングリラ・フロンティア~クソゲーハンター、神ゲーに挑まんとす~』とは、小説投稿サイト「小説家になろう」にて連載中のライトノベル である。作者は硬梨菜
近未来VRMMOゲームがテーマの小説。

作中は基本的に現実の日本と社会形態は変わっていないが、プロゲーマーが世間一般に認められており、最上位ならばプロスポーツ選手並みの収入を稼ぐことができる。とりあえずアマチュアゲーマーと名乗れば名義上はニートを免れる無職に優しい世界。
また技術的に(VR小説としてはままあるが)VR技術がかなり発達している。

キャラクターらによる軽快なやり取り、主人公の一人称語りの中で出て来る数多くの架空のクソゲー紹介も本作の魅力のひとつであり、ゲーム「シャングリラ・フロンティア」に関わる重要なテーマの内の一つでもある。

記事の概要欄にもある通りに、2020年後半に至るまで未だに書籍化されていないにも関わらずファンアートや作中のクソゲーを舞台にした二次創作小説、二次創作動画や作中のクソゲーをモチーフにしたボードゲームなどが作られるほどの人気タイトルであり、2019年11月2日に小説投稿サイト「ハーメルン」で原作カテゴリに追加されている。
「小説家になろう」の累計ランキングは数多くの書籍化、コミカライズ化されている作品を抑えて二桁順位を獲得している。更には海外では違法な翻訳小説が連載されている。
また、人気投票でもないキャラアンケートが人気投票化し、僅か一日で1000票集まった。2018年には、アニメ化して欲しいラノベランキングにランクインし、2019年には同ランキングで6位に、2020年の上半期では2位になるという未書籍化のweb小説とは思えない偉業を達成している。
2020年下半期の同ランキングでは、遂に支持率30%と言うぶっちぎりの人気で第1位になった。
2019年11月7日より、小説家になろうの連載ページにて人気投票が行われた。また、2020年5月19日をもって連載開始から3周年を迎えた。

この他の特徴として非っ常に設定が多く、コミカライズ一巻発売以前から、有志によってwikiが作成されている

コミカライズ

そして2020年7月7日。

書籍化をすっ飛ばして週刊少年マガジンでのコミカライズ連載決定を発表。
同年7月15日発売の週刊少年マガジン2020年33号より連載開始。同日にマガジンポケットでも配信が開始された。
作画は「ワールドエンドクルセイダーズ」、「進撃の巨人 LOST GIRLS」、「Fairy gone」を手掛けた不二涼介氏。
また、同号より、ヒロイン・斎賀玲が『シャンフロ』に出会う物語を彼女目線で描いた硬梨菜氏書き下ろし小説「サイガ:Episode-0」が3号連続全3話で掲載された。
第1話にも関わらず、マガジンの読者アンケートで「第2位」を獲得。速報段階では1位だった瞬間もあったらしい。
それだけに留まらず、若年層の新規読者30%増加という、実売となる確かな実績も積んだ。
そして第4話にして緊急Cカラーが決定し、プレゼント企画も発表された。
既刊は2021年6月時点で4巻。通常版の他に書き下ろし小説が収録された限定特装版「エキスパンションパス」が同時発売している。
また単行本のカバー裏には、詳細なキャラクタープロフィールが掲載されている。
【収録内容】
第1巻:本誌掲載の小説3話(上述の「サイガ:Episode-0」)に新規書き下ろし
第2巻:本誌掲載の小説1話(「敗北者は明日を恐れない」)に新規書き下ろし
第3巻・第4巻:新規書き下ろしの特別外伝

あらすじ

ごく普通の日本の高校生ゲーマーである主人公・サンラクこと、陽務楽郎は、「クソゲーハンター」の異名を取る生粋のクソゲー好き。
「予測不能のバグ」「破綻したストーリーとゲームバランス」「イベント前後で矛盾した発言を繰り返すヒロイン」という三拍子揃った"劇毒"『フェアリア・クロニクル~妖精たちの祈り~』をクリアした主人公は、燃え尽き症候群から普段ならば手を出さない神ゲー『シャングリラ・フロンティア』を購入。

過去のクソゲーから培った技術と経験を駆使して、『ユニークシナリオ』という特殊なシナリオを続々とクリアしていくユニーク自発マンと化した主人公は、シャングリラ・フロンティアを契機にゲーム業界では謎のゲーマーとして、リアル世界では人間関係が変化していくことになる。

※異世界転生やゲームとリアルの融合などの展開はありません。あくまでも「ゲーム」小説です。
ちなみに、作品初期の頃にはあらすじに、
「ストーリーが破綻してないとか神ゲーかよ……」(あらすじより)
と主人公のサンラクによる独白があったが、
「エンカ率が常識的とか神ゲーかよ……」
と、あらすじが変更されたことでシャングリラ・フロンティアのストーリーが破綻しているのではないかという疑惑が出た。
その後あらすじは
「シナリオが矛盾していないとかマジかよ……」
となっているので、別にそんなことはなかったのだろう。
さらにコミカライズの発表とともに
「凄い! 慣性と重力が常識的だ!!!」
に変更されている。これは偶然同時期にクソゲーとして注目された『ファイナルソード』が元ネタと考えられる。

シャングリラ・フロンティア

天才2人によって狂気じみたレベルで作り込まれたとんでもない再現度のVRゲーム。
剣と魔法のファンタジーを基本にしたMMORPG。
実は基本的な下地はSFだが、プレイヤーのいる時代「現代」ではSF的要素はほとんど失われ、剣と魔法の世界観になっている。

登場人物

→『シャングリラ・フロンティアの登場人物』に分割

シャングリラ・フロンティアに登場するモンスター

蠍系モンスター

かなりの強敵であり、倒した時の経験値の取得と素材としての性能の良さから主人公であるサンラクに目を付けられ、乱獲されて彼のレベルアップと装備の充実に一役買っている影の功労者。
何故か作者に愛されており、詳細な設定が作られている。
作者は「別に蠍って生物はそんなにすきなわけじゃない」と言っているが、蠍の設定を語っているときは明らかに生き生きしている。……解せぬ。

水晶群蠍 クリスタル・スコーピオン


水晶群蠍(クリスタル・スコーピオン)
作品内直リンク:水晶群蠍の設定を衝動のままに書き連ねたもの
エリア「奥古来魂の渓谷」の奥にある、いわゆる隠しエリア「水晶巣崖」に生息する蠍モンスター。サンラクの友達。よくバレーボールで遊んでいる。ボールはサンラク。
あまりにもサンラクに狩られすぎたため、運営側からAIの変更が入った。

金晶独蠍(ゴールディ・スコーピオン)
一定以上数の水晶群蠍が集まると出現するレアエネミー。夜行性で月の魔力で回復する。
「生きた同胞から生えた水晶」のみを好んで摂取する偏食個体。水晶群蠍よりも戦闘特化した個体。
ハサミの代わりに前肢から盾の縁を刃にしたような武器が生えている。
その身体は透明ではなく、鋼色の骨格に金色の水晶が生えたようなデザイン。カラーリングのイメージは後書き曰く「パラサイト隕石」。
針の先端から単発・散弾・レーザー型の三種類の毒液を発射する。
一定以上のダメージを与えると、朱色に発光し怒り状態になる。怒り状態の時に、剣鋏を叩きつけると爆発する。

水晶群老蠍(エルダー・クリスタル・スコーピオン)
水晶巣崖に出現するもう一体のレアモンスター。一定以上数の水晶群蠍がキルされると出現するレアエネミー。
レイドボス同等の強さを誇っており、ソロ討伐はほぼ不可能。
大きさは普通の水晶群蠍を大量に乗せられる程度で、崖の両側に一体ずついる。
普段は完全に地面に埋まって身体に生えた水晶を水晶群蠍の幼体に食わせることで育てている。

帝晶双蠍(アレクサンド・スコーピオン)
新大陸に到達したサンラクの新たなおともだち。テニスしようぜ!それテニヌでは?
シグモニア前線渓谷、水晶の冠にのみ生息する水晶群蠍の亜種。
昼と夜で全く性質の違うビームを扱う。

致命兎(ヴォーパルバニー)

兎型のモンスター。見た目的には敵に武器や凶器を持った兎であり、かわいらしい見た目に反して、隙を見せると手にした武器でプレイヤーの首を狩る凶悪な性質を持つ。
上位のヴォーパルバニーは、武器だけでなく魔法を操る高い知能と戦闘能力を持ち、自分の意思をもって言葉を使ってプレイヤーと意志疎通する。
実は作中世界の新大陸の中にヴォーパルバニーによる王国である『ラビッツ』が作られており、ある一定の条件を満たすと、プレイヤーはその国を一度だけ訪れることができる。
そしてさらに、その条件より高難度の条件を達成すると、『ラビッツ』に定住し、上位のヴォーパルバニーを相棒にすることが可能になる。
モンスターハンターにおけるアイルーのポジションに近いモンスター。

致命兎エムル



主人公であるサンラクはプレイヤーとして初めて、上位のヴォーパルバニーであるエムルをパーティーメンバーに加えることができたプレイヤー。

致命兎(ヴォーパルバニー)AtoZ

ユニークモンスターである不滅のヴァイスアッシュの子供たち。
名前の頭文字にアルファベットを思わせる文字がついており、特定の条件を達成したプレイヤーの相棒となる。
作中の設定では26体存在しているが、作中で登場しているのはエードワード、ビイラック、シークルゥ、ディアレ、イーヴェル、エフュール、エルク、エムル、ピーツ、エクシス。
その内、エムルはサンラク、シークルゥは秋津茜、ディアレとエクシスはサイガ-0の相棒になっている。
残りはラビッツの国で生産職に就いており、特にビイラックは武器職人としてサンラクが持ってくる無理難題によく振り回されている。

ケットシー

猫型のモンスター。上位のヴォーパルバニーと同じく、高い知能と戦闘能力を持っており、『キャッツェエリア』という国を作っている。ヴォーパルバニーと同じく会話を行い、時にパーティメンバーに加えてクエストを行うことができる。
シャングリラ・フロンティアのプレイヤーが主に集まっている旧大陸には出現せず、新大陸に住んで居るという設定であるが、『ラビッツ』に定住したプレイヤーは時おり『ラビッツ』を訪れたケットシーと会うことができる。
このモンスターも、プレイヤーの中でサンラクが初めて遭遇した。
現在作品に登場しているのは、ビイラックにご執心の剣聖アラミース、「ニャ」の語尾で喋るニャイ十三世、宝石匠(ジュエラー)のダルニャータの3体。

ユニークモンスター

→『ユニークモンスター(シャンフロ)』に分割

レイドモンスター

ユニークモンスターとは違い、シャングリラ・フロンティアのストーリー上の舞台となる惑星に元から存在していたモンスター。
かつて神代の人類を滅ぼした存在であり、その戦闘能力は非常に高く、数十人規模での戦闘が基本となるほど。
現在作中で登場しているのは三体だけだが、設定上はそれ以外のレイドモンスターも存在している。
なお、レイドモンスターはユニークモンスターと違い、一切の知性を持たない存在であり、人や地上に存在する生物や文明を無差別に襲撃するという特徴がある。

『狂える大群青』
正体は微生物の集合体であり、無機物に寄生して自分と同化させる性質を持つ。
大群青の名前の通り、見た目はただひたすらに青い何かであり、現在はルルイアスという都市と其処が存在する島と丸ごと一つに同化しており、スイッチが入ると都市の全てが青に染まり、青い波となってプレイヤーに襲い掛かって来る。
現在の所、レイドモンスターというよりもフィールドギミックとして機能しており、現在のプレイヤーでは倒すことは不可能となっている。

『貪る大赤衣』
大量の赤いバッタの姿をしたレイドモンスターであり、サンラクが全プレイヤーの中で初めて遭遇して、初めて討伐したモンスター。
大群青とは逆に摂食した物に擬態する性質を有しており、主に別の生物の姿を取って現れる。
サンラクの前に現れた時は、青竜エルドランザの死体を食べ、その姿に擬態してサンラクたちと戦った。

『焠がる大赤翅』
サンラクが火山の奥底で見つけたレイドモンスター。
その姿はX状のブロッコリーであり、火山の奥底にあるマグマ溜まりに潜み、強大な火力を秘めた存在。
但し、サンラクは初遭遇時にはそのモンスターの持つ強大な火力から生み出される種火を必要として接触しただけであり、種火を手に入れた後はそのまま拠点に戻った為、火を使う以外の詳細な能力は不明。

『??む白大神』
名前の設定だけ登場したレイドモンスター。かなりの強敵であること以外の詳細は不明。

シャングリラ・フロンティア作中に登場するゲーム

この小説は、タイトルにも成っている『シャングリラ・フロンティア』を始めとして、多数のゲームが登場しており、作中ではそれらのゲームのプレイの様子も度々描写される。
主人公がクリアしたゲームで培ったプレイヤースキルが、シャンフロを筆頭に他のゲームでも生かされることが多い。彼の所属ギルドは、彼が別ゲーで知り合ったゲーム仲間が大半を占める。これらのゲームの存在そのものが重要な要素になっていたりもする。

余談

コミカライズ公式アカウント(下記外部リンク参照)は情報発信頻度の高さもさることながらノリも良く、コミックの画像を使った公式コラ企画「#シャンフロ #クソゲーマーの一言」を行うなど、ファンからは「作品理解度が高い」と評価されている。
しかし本誌の誤字訂正ツイートを行った際に別の誤字を生み出すなど詰めの甘い部分がみられる。

関連動画

コミック1周年時のPV


関連タグ

ゼノブレイド:作者曰く、シャングリラ・フロンティアのモチーフとなったゲーム。

モルドする
ユザパる

外部リンク

シャングリラ・フロンティア~クソゲーハンター、神ゲーに挑まんとす~|小説家になろう
硬梨菜氏Twitter
コミカライズ版公式Twitter
シャングリラ・フロンティア~クソゲーハンター、神ゲーに挑まんとす~ |マガジンポケット
コミック版ポータルサイト

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