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シャングリラ・フロンティア

しゃんぐりらふろんてぃあ

シャングリラ・フロンティアとは、小説家になろう。に連載されているWeb小説である。 同サイトにて高い人気を集めていながらも、2018年6月現在、未書籍化のタイトルの一つである。
目次[非表示]
  • 1 概要
  • 2 あらすじ
  • 3 シャングリラ・フロンティア
  • 4 登場人物
  • 4.1 シャングリラ・フロンティア内の人間関係。
  • 4.2 『旅狼(ヴォルフガング)』
  • 4.2.1 サンラク
  • 4.2.2 サイガ-0
  • 4.2.3 アーサー・ペンシルゴン
  • 4.2.4 オイカッツォ
  • 4.2.5 秋津茜
  • 4.2.6 ルスト
  • 4.2.7 モルド
  • 4.2.8 京極(キョウ・アルティメット)
  • 5 六クラン同盟
  • 5.1 『黒狼(ヴォルフシュバルツ)』後に『黒剣』
  • 5.1.1 サイガ―100
  • 5.2 『ライブラリ』
  • 5.2.1 教授
  • 5.3 『午後十字軍』
  • 5.3.1 カロ―シスUQ
  • 5.4 『SF―ZOO』
  • 5.4.1 アニマリア
  • 5.5 『聖盾輝士団』(聖女ちゃん親衛隊)
  • 5.5.1 ジョゼット
  • 6 その他のクラン
  • 6.1 『天ぷら騎士団』
  • 6.1.1 『N・M・M(ネイキッド・マッピング・マーケット)』
  • 6.1.2 トットリ・ザ・シマーネ
  • 6.1.3 『ティーアスちゃんを着せ替え隊』
  • 6.1.4 サバイバアル
  • 6.1.5 『魔女の教会(ウィッチ・チャーチ)』
  • 6.1.6 ディープスローター
  • 6.1.7 『黒狼(ヴォルフシュバルツ)』リベリオス派
  • 6.1.8 リベリオス
  • 6.1.9 阿修羅会
  • 6.1.10 オルスロット
  • 6.2 リアル世界での人間関係
  • 6.2.1 シルヴィア・ゴールドバーグ
  • 6.2.2 夏目・恵
  • 6.2.3 継久理・創世
  • 6.2.4 天地・律
  • 6.2.5 木兎夜枝・境(岩巻・境)
  • 6.2.6 岩巻・真奈
  • 7 ユニークモンスター
  • 7.1 夜襲のリュカオーン
  • 7.2 不滅のヴァイスアッシュ
  • 7.3 墓守のウェザエモン
  • 7.4 深淵のクターニッド
  • 7.5 無尽のゴルドゥニーネ
  • 7.6 天覇のジークヴルム
  • 7.6.1 色竜
  • 7.7 冥響のオルケストラ
  • 8 レイドモンスター
  • 9 作中に登場するゲーム
  • 9.0.1 『ユナイトラウンズ』通称『世紀末円卓』
  • 9.0.2 『辻斬り・狂騒曲・オンライン』通称『幕末』
  • 9.0.3 『ベルセルク・オンライン・パッション』通称『便秘』
  • 9.0.4 『スペル・クリエイション・オンライン』通称『スペクリ』もしくは『禁呪』
  • 9.0.5 『サバイバル・ガンマン』通称『鯖癌』
  • 9.0.6 『ネフィリム・ホロウ』通称『ネフホロ』
  • 9.0.7 『ギャラクシア・ヒーローズ・カオス』通称『GH:C』
  • 9.0.8 『フェアリアル・クロニクル』通称『フェアクソ』
  • 10 関連タグ
  • 概要

    シャングリラ・フロンティアとは、小説投稿サイト小説家になろうにて連載中のライトノベル である。
    近未来のVRMMOゲームがテーマの小説。

    作中は基本的に現実の日本と社会形態は変わっていないが、プロゲーマーが世間一般に認められており、最上位ならばプロスポーツ選手並みの収入を稼ぐことができる。とりあえずアマチュアゲーマーと名乗れば名義上はニートを免れる無色に優しい世界。
    また技術的に(VR小説としてはままあるが)VR技術がかなり発達している。

    キャラクターらによる軽快なやり取り、主人公の一人称語りの中で出て来る数多くの架空のクソゲー紹介も本作の魅力のひとつであり、ゲーム「シャングリラ・フロンティア」に関わる重要なテーマの内の一つでもある。

    作品の概要欄にもある通りに、2018年後半に至るまで未だに書籍化されていないにも関わらずに二次創作動画が作られ、更には海外では違法な翻訳小説が連載されている。
    また、人気投票でもないキャラアンケートが人気投票化し、僅か一日で1000票集まるという根強い人気を持っている。

    この他の特徴として非っ常に設定が多く、書籍化すらしていないにも関わらず有志によってwikiが作成されている。

    あらすじ


    ごく普通の日本の高校生ゲーマーである主人公は、「クソゲーハンター」の異名を取る生粋のクソゲー好き。
    「予測不能のバグ」「破綻したストーリーとゲームバランス」「イベント前後で矛盾した発言を繰り返すヒロイン」という三拍子揃った"劇毒"『フェアリア・クロニクル~妖精たちの祈り~』をクリアした主人公は、燃え尽き症候群から普段ならば手を出さない神ゲー『シャングリラ・フロンティア』を購入。

    過去のクソゲーから培った技術と経験を駆使してユニーク自発マンと化した主人公は、シャングリラ・フロンティアを契機にゲーム業界では謎のゲーマーとして、リアル世界では人間関係が変化していくことになる。

    ※異世界転生やゲームとリアルの融合などの展開はありません。あくまでも「ゲーム」小説です。

    シャングリラ・フロンティア

    天才2人によって狂気じみたレベルで作り込まれたとんでもない再現度のVRゲーム。
    剣と魔法のファンタジーを基本にしたMMORPG。
    実は基本的な下地はSFだが、プレイヤーのいる時代「現代」ではSF的要素はほとんど失われ、剣と魔法の世界観になっている。

    登場人物


    シャングリラ・フロンティア内の人間関係。


    『旅狼(ヴォルフガング)』

    主人公サンラクの所属するゲーム内のクラン(ギルド)。
    元々は単にユニークモンスター『墓守のウェザエモン』を倒すために主人公であるサンラクと、そのゲーム友達であるアーサー・ペンシルゴン、オイカッツォの三人が流れで組んだだけのクランでしかなかったが、サンラクが良くも悪くもどんどんと重要情報を入手していき、ゲーム内のメインストーリーを進めていくため、瞬く間にシャングリラ・フロンティアの重要クランになっていく。

    サンラク

    本名:陽務 楽郎(ヒヅトメ ラクロウ)。
    両親と妹の4人家族で、一家全員がそれぞれ別の趣味を持った趣味人一家。
    生粋のクソゲー好きクソゲーマーであり、テンションが上がるほどにパフォーマンスも向上していくタイプ。反応速度が飛びぬけている。プロではなくアマチュアゲーマーではあるが、テンションが上がれば格ゲー全米一位と互角に渡り合えるほど。
    基本的には負けず嫌い(周回やトライアンドエラー時を除く)だが、効率よりもロマンを、つまらない勝利より楽しい敗北を選ぶタイプ。また、プレイするキャラクターには覆面を被る場合が多く、シャングリラ・フロンティアでは鳥の覆面と鮭の覆面を好んで被ってプレイしている。
    後述のオイカッツォとアーサー・ペンシルゴンはゲーム友達であり、隙さえあれば煽り煽られする関係。ぼくらはとってもなかよしです。

    ゲーム攻略の為には形振り構わないスタイルで、変態的(半裸にハシビロコウのお面)な格好をする事も厭わない。
    攻略してきたゲームではランカーとして一目置かれている場合も多く、一部界隈ではそれなりに有名人。
    後に、正体を隠して参加することになったゲームイベントでのエキジビジョンマッチにて、世界最強の格ゲーマーであるシルヴィア・ゴールドバーグと互角の戦いを繰り広げ、にわかに脚光を浴びることになるが、本人は素知らぬ顔で日常生活を過ごしている。
    作中の人気ランキングでは、五位。

    サイガ-0

    本名:斎賀 玲(サイガ レイ)。
    作品世界のヒロイン。主人公と同じ学校に通う高校生。天から二物も三物も与えられているが、代わりに恋愛力が没収された。
    嵐の中でさえ(ゲーム発売日のため)楽しげな主人公の笑顔に惹かれたものの、全くお近づきになれず数年経過。
    仲良くなる為に主人公と同じVRゲームをプレイしたがあまりのクソゲーっぷりに挫折。とりあえずゲームに慣れるためにと「シャングリラ・フロンティア」をプレイしていたら、いつの間にかゲーム内最強アタッカーになっていた。

    アーサー・ペンシルゴン

    本名:天音 永遠(アマネ トワ)。
    『旅狼(ヴォルフガング)』のクランオーナー。
    カリスマモデルであり、十代女子の憧れの的。主人公の妹は「永遠様」の熱心なフォロワー。
    カメラの前に立つとどの角度から撮ってもベストアングルで決める特技を持つ。
    しかしてその実態は、人が派手に爆散する光景に「たまや〜」と言えるタイプの畜生。
    コミュニケーション能力の権化でありながら、実際には知略と謀略を尽くして敵対者を掌で踊らせ、悪辣な罠を仕掛けて捻りつぶすタイプの外道。
    ゲームのプレイスタイルとしては「魔王」。部屋の隅に追い詰めて袋叩きすれば勝てます。
    作中の人気ランキングでは1位。

    オイカッツォ

    本名:魚臣 慧(ウオミ ケイ)。
    世界で活躍する日本最強の格ゲーマー。中性的なルックスもあって、色々(意味深)な層に人気がある。また、世界最強の格ゲーマーであり、最大のライバルであるシルヴィアを始め、夏目などの所属チームの女性メンバーからも好意を寄せられる色男。
    公式での名前は「Kei」、プライベートでは「オイカッツォ」や「モドルカッツォ」など、鰹にちなんだHNを使用する。

    徹底的な理詰めタイプであり、データを集めるほど強くなる。
    基本的に勝率は八割だが、対主人公ではおよそ七割を維持するのみにとどめている。主人公がロマン思考のため、七割以上が安定しない模様。

    秋津茜

    本名:隠岐 紅音(オキ アカネ)。
    作中で長らくリアルの姿が描写されたことが無かったが、短編および設定集の中で本名と詳しいキャラ設定が明かされた。
    年齢は15歳。元々は虚弱体質な少女であったが、その対策の為に陸上を始めたことで才能が開花し、現在では全国ベスト8に入るほどの陸上選手となった少女。
    全国大会出場祝にvRゲーム用のゲームハードを買ってもらったが、肝腎のソフトを買う金が無かった為に、激安ワゴンセールとして売られていたクソゲーの山をやっていたのが、サンラクとの出会いに繋がった。
    バグによる人体を越えた技が出せる格闘ゲーム『ベルセルク・オンライン・パッション』。通称『便秘』でサンラクが知り合ったプレイヤー。
    根っから明るく快活な性格をした絵に描いた様なスポーツ少女で、ペンシルゴンとは違った形でコミュニケーション能力の権化であり、その性格から旅狼のライトサイドとまで呼ばれる。
    サンラク以外では初めて、サンラクが実行している修行シナリオを発動させた人間であり、その天然の引きの強さと真っ直ぐすぎる性格から、サンラクからサイガ―0とは違った形で恐れられる。
    ユニークモンスター「夜襲のリュカオーン」と「深淵のクターニッド」をサンラクと一緒に倒したことから、旅狼に加わる。
    作中の人気ランキングでは、四位。

    ルスト

    本名:佐備 夏蓮(サビ カレン)
    長らく作中でリアルの姿が描写されたこと無かったが、短編および設定集の中で本名と詳細な設定が明かされた。
    当初は、中学生くらいの少女と思われていたが、実際には16歳の女子高生。モルドとは幼馴染の関係。
    口下手で自分の興味の無い事には関心を持たないが、興味を持った事にはとことん突き詰めるタイプの天才肌。彼女の喋り出しには「……○○」の様に…リーダーが使われる
    ネフィリム・ホロウというロボットゲームの不動の一位ランカーであり、ゲーム内ではルスト&モルドコンビVS全プレイヤーという図式ができる程図抜けた実力を持つ。
    ネフィリム・ホロウは、サンラク曰く、『見る分には楽しいが、実際にやるには難しすぎる』タイプのゲームであり、その特性故に過疎化していたが、そこに出現したサンラクと激闘を繰り広げ、サンラクにユニークモンスター「深淵のクターニッド」の情報を提出する代わりにネフィリム・ホロウを続けてほしいという交換条件を出し、そのままなし崩し的にクランに加入する。

    モルド

    本名:鹿尾野 葉(カビヤ ヨウ)。
    長らく作中でリアルの姿が描写されたこと無かったが、短編および設定集の中で本名と詳細な設定が明かされた。
    ルストと同じく中学生くらいの少年と思われていたが、実際には16歳の高校生だった。
    ルストのゲーム友達。ネフィリム・ホロウでモルド共にコンビを組んでおり、ネフホロ内ではオペレーターとしてルストを支えるが、本人のプレイヤースキルも高い。
    欠点として笑いの沸点が低く、簡単なオヤジギャグでも爆笑してしまい、ツボに入ると一日中使えないこともざら。サンラクにはその性格を突かれて、『ゲームバトル中に通信でひたすらオヤジギャグを聞かされ続ける』という、有効だがあほらしい必勝法を編み出されてしまった。
    口下手な割には強引な性格をしているルストを支える常識人で、その様子を見たサンラクからは「青春コンビ」などと呼ばれる。
    ルストと一緒にシャンフロにて「深淵のクターニッド」に関する情報を掴み、サンラクがネフホロを続ける為の高官材料としてそれを渡した後、ルストと共に旅狼に加わる。
    ちなみに、嫌いな物は「話を聞いた上で軽んじる人」だが、作中のメインキャラクターであるサンラク、カッツォ、アーサーペンシルゴンは余裕でこの中に当てはまる。

    京極(キョウ・アルティメット)

    本名:(苗字不明)京極
    リアルでの名前はキョウゴクだが、ゲームでのプレイヤーネームは、キョウ・アルティメット。
    サンラクからの呼び名はキョウティメット。
    実はサイガ―0の従妹であり、京都でも最強の剣道少女であり、祖父である竜宮院富嶽が創始した、竜宮院流剣道の継承者。
    龍宮院流剣道を修める為の修行の場としてシャンフロを利用し、主にPKを行うヤバい奴として有名になるが、その後、サンラクが紆余曲折の末にキョウゴクよりも先に龍宮院流を修得した為に一方的なライバル視を行った事から、『辻斬り・狂騒曲(カプリッチオ)・オンライン』通称、幕末をプレイするように唆され、その余りのクソゲーぶりにサンラクに復讐を誓う。


    六クラン同盟

    サンラク、ペンシルゴン、カッツォによるクラン結成と、それに伴ったユニークモンスター討伐によって結成された、旅狼を中心とした大手クランによる同盟。
    武力・情報などの各専門クランの最大手が結盟した為、事実上の最大勢力となっている。
    但し、その本来の目的は黒狼の内部粛清であり、同盟の条件も全ては努力目標に終始したハッタリであり、実態は単に重要情報を持つサンラクと一度話をする為だけの茶番でしかなかった。
    本来の目的である黒狼の内部粛清が達成されたのちは、情報交換を行う井戸端会議の場となった。

    『黒狼(ヴォルフシュバルツ)』後に『黒剣』

    ユニークモンスター『夜襲のリュカオーン』の打倒を目的としているクラン。高い実力を持つプレイヤーが多く所属していることから、事実上のトップクランと見なされている。
    しかしその実、内部ではサイガ―100を中心とするあくまでも『リュカオーン打倒』を目的とするリーダー派と『トップクランとして君臨する』ことを目的とする副リーダー派で割れており、サンラクのユニークモンスター討伐がきっかけでそれが表面化する。
    その後、ヒロインちゃんことサイガ―0が所属していたが後に旅狼へと移籍し、それを機にクランオーナーであるサイガ-100が重要メンバーだけを引き抜いて、リベリオスを始めとする副リーダー派を切り捨て、新クラン『黒剣』を立ち上げたことで事実上『黒狼』は壊滅した。

    サイガ―100

    本名:斎賀 百(サイガ モモ)
    黒狼のクランオーナーであり、サイガ―0こと斎賀玲の姉。
    「剣聖」をメイン職業に持つトッププレイヤーの一人。ペンシルゴンや京極とはリアルでも面識がある。
    リュカオーンの打倒には並々ならぬ執念を燃やしており、その一念の為だけに鍛え上げたプレイヤースキルは、作中でユニークモンスターと同列として扱われるほど。

    『ライブラリ』

    主に情報を集めて、シャングリラ・フロンティアの世界に対して考察を行う、考察専門のクラン。
    多くの有力プレイヤーや、各掲示板から情報を集め、時には所属プレイヤー自身が考察の材料となる情報を求めてモンスターと戦うクラン。

    教授

    本名:燐堂 報ノ介(読みは不明)
    『ライブラリ』のクランオーナー。
    見た目はフリフリのレースをあしらった魔法少女の様な幼女姿だが、その声は渋く深い声をしたナイスシルバー。長らく本名は不明だったが、短編および設定集の中で本名と詳細な設定が明かされた。
    64歳。
    声と見た目のギャップが酷く、その態度や言動も成熟した紳士のそれ。
    ちなみに奥さんもプレイをしているが、こちらはあらうふ系の言動をする穏やかな女性の声をして、鈍器を武器にして戦うゴリゴリマッチョの姿をしている。

    『午後十字軍』

    主に社会人で構成されたクラン。社会人、というか社畜ならではの優れたチームプレーによって戦果を挙げる強豪クラン。このクランに所属するメンバーの一人が、何故だか異常に新大陸に生息する巨大モンスター相手に無双しているとのこと。

    カロ―シスUQ

    午後十字軍のクランオーナー。見た目は冴えない感じのプレイヤー。

    『SF―ZOO』

    兎に角シャングリラ・フロンティアに存在する動物型のモンスターを写真撮影することにのみ全力を尽くすクラン。
    撮影の為の捕獲・拘束に特化し、タンク職としてならば最強クラスのクランなのだが、目的は写真撮影なので、アングルによってはその後死んだりすることも割とあるらしい。

    アニマリア

    本名:厳島 真里亞(イツクシマ マリア)。
    22歳の女性。短編および設定集の中で本名と詳細な設定が明かされた。
    かなりの動物好きだが、リアルでは動物アレルギーの為に触る事さえもできない。
    その為、シャングリラ・フロンティアでの動物に対する接し方は恐怖を覚える程のものであり、服を着て喋る兎型のモンスターを連れたサンラクにはサンラクが引くほど探していた。

    『聖盾輝士団』(聖女ちゃん親衛隊)

    性格と美貌の二つが揃った美少女NPCである、慈愛の聖女イリステラを守り、その頼み事を達成するために設立されたクラン。
    ややこしいことに、本来のギルド名は聖女ちゃん親衛隊であり、『聖盾輝士団』の方はシャングリラ・フロンティアに元から存在する組織。
    聖盾輝士団にプレイヤーも所属することができることから、『聖女ちゃん親衛隊』の方も『聖盾輝士団』に所属し、ロールプレイに入っているのが実態。

    ジョゼット

    『聖女ちゃん親衛隊』のクランリーダーにして、『聖盾輝士団』の騎士団長。
    シャングリラ・フロンティア内では最高の攻撃力を誇り、『最高火力』の称号を得るサイガ―0と双璧を成す、最高の防御力を誇る『最高防御』の称号を持つ女性。
    ロールプレイが上手く、その役への徹しぶりはサンラクをして舌を巻くほど。
    その実、ガチのレズビアンにして、レズビアンで片づけられない程の美少女好き。
    サンラクと話たがっていたのも聖女イリステラがサンラクに興味を持っていた為であり、聖女からの好感度を高める為。
    但し、サンラクが性転換アイテムを入手して性転換した姿はお気に入りであり、サンラクと話す時には必ず性転換させるほど。

    その他のクラン


    『天ぷら騎士団』

    詳細不明。かなりの強豪クランであるらしい。

    『N・M・M(ネイキッド・マッピング・マーケット)』

    地図製作を主に目的とするクラン。その性質からライブラリとも懇意にしている。

    トットリ・ザ・シマーネ

    『N・M・M』に所属する野伏(レンジャー)職のプレイヤー。
    ひょんなことからシャンフロの希少種族であるエルフの集団と初遭遇し、そのまま暫くの間エルフと行動を共にしたプレイヤー。
    レベル上限の解放施設である「覚醒の祭壇」までの道のりの確保と、エルフ族をプレイヤーに引き合わせる為の懸け橋としてエルフ族と共に新大陸を放浪し、サンラクに出会う。
    全国のエルフスキーから付いたあだ名は、『勇者トットリ』。

    『ティーアスちゃんを着せ替え隊』

    NPC限定職業「賞金稼ぎ(バウンティハンター)」を営む美幼女のNPCであるティーアスを着せ替えることに執念を燃やすクラン。

    サバイバアル

    サンラクとはサバイバルガンマンというクソゲーで知り合った仲。

    『魔女の教会(ウィッチ・チャーチ)』

    クランメンバーに勇者武器の一つである「聖杖」の所有者を抱える魔法職プレイヤーの総本山。
    クランオーナーはネカマらしい。

    ディープスローター

    本名:彬茅 紗音(アキガヤ シャノン)。
    長らく作中でリアルの姿が描写されたこと無かったが、短編および設定集の中で本名と詳細な設定が明かされた。
    19歳の女性。彬茅コーポレーションの社長令嬢なようだが、どうもその生活の中で深い闇を抱えているらしい。作者曰く、「(サンラクを)誘拐しようと思えばできるけど、しないしできない」との事。フルダイブVRの世界ではおよそ万能という特技を持つ。
    シャングリラ・フロンティアでも数少ないファストトラベル系の魔法『転移門(テレポートゲート)』を覚えた賢者職のプレイヤー。
    現在はフリーだが、どうもかつて『魔女の教会』に所属していたらしい描写がある。
    シャンフロをプレイする以前は、スペクリと称されたオンラインゲームにてプレイヤーの上に君臨していたプレイヤーだが、「性癖:全部」と書けるくらいの変態で、その性癖によってスペクリを閉鎖に追いやった過去を持つ。
    サンラクとはそれ以来の因縁だが、その本性は仲間や同志を依存関係にした後に、騙してモンスターの群れに突っ込ませる様な邪悪な愉快犯。その上イカレてるとまで言われるほどのヤンデレ気質を持っているらしく、スペクリ内にて自分と互角の戦いを繰り広げたサンラクに固執し、サンラクの足を引っ張り苦しめた上で、それでもサンラクがゲームクリアの為にあがく姿を見ることを楽しみとするヤバい奴。その上で、サンラクへの愛はガチ。
    作中での人気ランキングは、二位。

    『黒狼(ヴォルフシュバルツ)』リベリオス派

    元々のクランオーナーであるサイガ―100が重要メンバーと共に抜けて、サブリーダーに本隊を任せるという目で不要なメンバー全員を足切りしたクラン。作中での公称では無いが、便宜上こう呼ぶ。
    ユニークモンスター『夜襲のリュカオーン』の打倒を目的としていたクランだったが、高い実力を持つプレイヤーが多く所属し、事実上のトップクランと見なされたことから厄介な地雷系のプレイヤーが増えてしまい、副リーダーであるリベリオス派とサイガ―100派に分かれてしまう。
    その後、ヒロインちゃんことサイガ―0の所属が後に旅狼へと移籍したことを契機にサイガ―100が本格的に組織の内部浄化を行い重要メンバーだけを引き抜いて新クラン『黒剣』を創立する。
    形式的には本隊を任せた。という名目だが、実際には組織の運営に必要な管理や対外交渉を行う様な人材は全てサイガ―100が引き抜いている為、事実上の壊滅状態に陥っている。

    リベリオス

    『黒狼』で副リーダーを務めいた男性プレイヤー。
    何事もトップクランである『黒狼』を中心に事を勧めなければ気が済まず、『黒狼』がナンバーワンであり、オンリーワンであることに拘るエリート志向のプレイヤー。
    自分のプライドを満足させるためにクランオーナーであるサイガ―100を差し置いての独断専行も多く、自分と同じタイプのプレイヤーからは強いカリスマ性を持っており、その為に常日頃から『黒狼』を分裂させていた様であり、サイガ―100からは内心疎ましがられていた。
    その後、六クラン同盟の参加の是非を巡って『旅狼』側と対立し、紆余曲折の末に『黒剣』の設立に伴い切り捨てられる形で『黒狼』のリーダーになる。

    阿修羅会

    PKクラン。当初はユニークモンスターである墓守のウェザエモンの情報を秘匿し、あまつさえ別のユニークモンスターの情報を秘匿していたサンラクから情報を引き出そうと袋叩きにしようとした。
    だが、事もあろうにそのクランに所属していたアーサー・ペンシルゴンが裏切ってサンラクに付いた挙句、内部情報を各クランにリークして組織をボロボロにしたところを、ウェザエモンを討伐することで完全に組織の息の根を止める。という外道の極みとも言える程の策謀を駆使されて壊滅する。
    ちなみに、クランリーダーはペンシルゴンの弟。

    オルスロット

    本名:天音 久遠。
    アーサー・ペンシルゴンこと、天音 永遠の実弟。
    頭脳明晰で容姿端麗である姉とは何かと比較され、強いコンプレックスは抱いている物の、同時に性格的にはアレすぎる姉の姿を見て、ああはなりたくないとも思っている。
    俺TUEEEE系の無双ゲームを好むが、何故かMMORPGであるシャングリラ・フロンティアをプレイし、PKプレイヤーに落ちてPKクランを結成する。
    しかしそのPKに関しても、運営からの修正による罰則の強化に伴って次第に安全策を講じた物になり、生粋のPKプレイヤーからは見限られるようになる。
    その後、実の姉によるペンシルゴンからの策略によってクランを潰される。

    リアル世界での人間関係


    シルヴィア・ゴールドバーグ

    リアル世界における格ゲー世界チャンピオンであり、名実ともに世界最強の格ゲーマー。
    見た目はロリ体形をした金髪碧眼の美少女だが、スタミナと技術と成長力が持ち味の化け物で、戦闘スタイルは手数の多さとフットワークに重きを置いた軽量級。
    主に作中世界のアメコミヒーローがバトルを繰り広げる『ギャラクシア・ヒーローズ・カオス』というゲームをプレイしており、その中でも特に人気の高い『ミーティアス』というキャラを使用する。
    カッツォこと魚臣慧とは、ゲーマーとしてのライバルであると同時に、片思いの相手でもある。

    後に魚臣の頼みで顔を隠してゲームイベントに参加することになったサンラクが戦うことになり、ミーティアスの宿敵という設定でありながら、勝率三割という不遇キャラ『カースドプリズン』及び『プリズンブレイカー』を使用しての激戦を繰り広げ、正体不明の存在でありながら、あまりの強さから脚光を浴びることになる。

    夏目・恵

    魚臣・慧が所属するプロゲーミングチーム『爆薬小隊(ニトロスクワッド)』に所属するプロゲーマー。
    ゲーマーとしての戦闘スタイルは魚臣と同じく、データを理詰めで敵を倒すタイプ。『GH:C』編にてサンラクと対戦した時には、その戦闘スタイルの弱点である自分のリズムを崩されると弱い。ということを突かれて敗北する。その際に、サンラクに対する評価を「挙動地球外生命体」と評した。
    魚臣の事が好きで、シルヴィアの恋における最大のライバル。それとなく魚臣に好意を伝えようとはしているものの、中々その行動が報われることは無い。
    ちなみに、彼女の好意に気付いていないのは当の魚臣本人だけである。

    継久理・創世

    名前の読みはつくり・つくよ。
    シャングリラ・フロンティアのゲームハードからゲームプログラムまでもを担当した天才技術者。
    シャングリラ・フロンティアの運営として後述の天地、木兎夜枝とは大学時代からの付き合いで、特に天地とは犬猿の仲。
    基本的に合えば殴り掛からんばかりの口喧嘩しかしないが、二人とも体力がないために口喧嘩だけで体力を切らす。
    また、基本的には敵対関係だが、共闘するときには抜群のコンビネーションを発揮するようで、プレイヤーのクリア阻止や、イラつくスポンサーへの報復には一も二も無く協力している。

    天地・律

    シャングリラ・フロンティアのゲーム調整を担当した天才技術者。
    造り込み過ぎて恐らくは人間ではクリア不可能となっていた創世のゲーム世界を、簡単にはクリアできない。しかし、何とかクリアできる範囲のギリギリまで調整した人間。
    上記の通り、大学時代からの悪友である継久理とは何かと喧嘩する犬猿の仲。
    サンラクがクリアした過去のクソゲーの幾つかにも政策として関わっており、サンラクからはクソゲーしか作れないのかと疑われている。
    一方で、サンラクの存在を知った天地の方も、サンラクのゲームのプレイ履歴から自身のトラウマである過去のゲームの幾つかもをプレイしている事から、一方的な敵意を持たれている。

    木兎夜枝・境(岩巻・境)

    括弧の中は結婚後の名字。旧姓の読みはつくよぎ。名前の読みはさかい。
    天地と継久理という二人の天才に挟まれつつ、スポンサーとの交渉を行う人間潤滑油が主な仕事。
    好き勝手なことしかしない二人に加え、無茶な要望を出して来るスポンサーとの間を取り持つために奔走し、ストレスによる胃痛が耐えない。
    その仕事の過酷さは、一度間違って胃薬を五百箱ほど購入したが、一年以内にすべて使い切ってしまったほど。
    妻である岩巻・真奈とは大恋愛の末に結婚し、未だにその熱愛ぶりは続いており、その熱々ぶりは天地と継久理が喧嘩中でも閉口するほど。

    岩巻・真奈

    境の妻であり、ゲーム販売店「ロックロール」の女店主。
    乙女ゲーのみをプレイするゲーマーで、サンラクはロックロールの常連であることからそれなりに親しい間柄。
    また、ヒロインちゃんこと斎賀・玲がサンラクこと、陽務・楽郎に片思いしている事を知り、それを後押しするためにシャングリラ・フロンティアをプレイするように勧めた張本人。

    ユニークモンスター


    シャングリラ・フロンティアの人気要素にして、物語の中心を担う存在。
    ゲーム内の世界に七体しか存在しないレア中のレアモンスターであり、非常に高度なAIを積んでおり、基本的には対話が可能。それはもはや独自の自我と意志を持っているほどであり、プレイヤーとの会話どころか、ユニークモンスター同士での会話でさえも自然に行えるほど。
    ストーリーと密接に関係しているモンスター達であり、エンカウントするだけでも莫大な経験値が入る上に、討伐ないしは撃破によって『ワールド・クエスト』というメインストーリーが進行し、それによって得られるアイテムはチート級とも言える程の性能を有し、ゲームバランスをぶっ壊しかねない威力を持つ。
    その分攻略難易度は非常に高く、レベルだけでなくプレイヤースキルも必須。また一部のモンスターはその名前を聞くことすら容易ではない。
    下記にもある通り、主人公であるサンラクは七体しか損坐していないにもかかわらず、その殆どのユニークモンスターと関わりを持っている事から、シャングリラ・フロンティアのガチ廃人からは、『ツチノコ』、『例のあの人』などと呼ばれており、プレイ中は常にその身柄を狙われている。

    夜襲のリュカオーン

    サンラクが最初に遭遇したユニークモンスターであり、サンラクがゲーム内にて強制的に半裸となった元凶。
    外見は黒い狼の姿であり、夜にしか現れない事から『夜襲』の二つ名を持つ。
    サンラクはレベル20代で善戦したことからリュカオーンに気に入られ、『呪い』という名のマーキングを二つ受けることになる。サンラクは脚と胴体にこの呪いを負ってしまったため服が着られなくなった。

    不滅のヴァイスアッシュ

    サンラクが二体目に遭遇したユニークモンスター。「ヴォーパルバニー」という兎型モンスターの王で、外見は人間大をした兎。「ヴォーパル魂」なる謎の心意気を基準に動いている。

    墓守のウェザエモン

    サンラクが三体目に遭遇し、最初に倒したユニークモンスター。
    PKクランが秘匿し、経験値タンクとして扱われていたモンスター。
    外見は鎧武者の姿をしたロボット。

    深淵のクターニッド

    サンラクが四体目に遭遇し、二体目に倒したユニークモンスター。
    深海にいるユニークモンスター。その見た目は巨大な蛸の姿をしており、いわゆるクトゥルフの邪神の様な存在。名前の由来も、クトゥルフ神話の神であり、邪神クトゥルフの兄弟とも呼ばれるクタニドである。
    「反転」能力持ちで、「人ならざる生きた魚」を「魚ならざる死せる半魚人」に、「人ならざる死せる魚」を「魚ならざる生きた人魚」に変えてしまう。

    無尽のゴルドゥニーネ

    サンラクが五体目に遭遇したユニークモンスター。
    蛇のモンスター、始まりたる一。
    眷属として四体の巨大な蛇竜を従えているが、本体の外見は中学生ほどの見た目をした美少女。

    天覇のジークヴルム

    未だにサンラクが遭遇していない数少ないユニークモンスター。
    黄金の龍王とも呼ばれるドラゴン型のモンスターであり、リュカオーンと同じくプレイヤーに対してランダムエンカウントする為、プレイヤーに広く知られたユニークモンスター。曰く「ウェルカムな魔王」。
    『自分よりも強い奴を探す』という目的があり、善戦すれば絶賛されながら殺され「呪い」を掛けられる。

    色竜

    天覇のジーグヴルムに挑むユニークシナリオ『竜災大戦』のサブターゲットであるドラゴン達。
    ユニークモンスターでは無いが、ユニークシナリオに関わるので追記。
    正確にはドラゴンではないらしいが、詳しい事は不明。
    強者を好むジーグヴルムとは違い、基本的には人間やそれに属する全ての種族を見下しており、傲慢にして狭量な、いわゆるステレオタイプの『悪いドラゴン』達。
    プレイヤーやNPCの人型種族に対して、襲った人間を竜血鬼族(ヴァンパイア)に変化させる能力を共通して持っている。
    また、プレイヤーよりは強いが、ユニークモンスター程の強さは持っておらず、ジーグヴルムに挑んでも勝てないどころか、中にはユニークでも何でも無いモンスターに挑んで返り討ちになったものも居る。

    赤竜ドゥーレッドハウル詳細不明。未だに作中での登場は無い。
    青竜エルドランザ詳細不明。但し、こちらは主に海を縄張りとしたドラゴンであり、海底のモンスター達に調子に乗って単体で挑み、返り討ちになった為。なお、その死体はレイドモンスターである『貪る大赤衣』によって食われた後に、大赤衣によってその姿と能力の一部が模倣された。
    緑竜ブロッケントリード森に住むドラゴン。主にエルフとの関わりが強く、外見は亀の様な甲羅と牛の様な角が生えているらしい描写がある。能力の詳細は不明だが、地面に根を張り、其処から栄養を摂る事で回復する能力を持っている。一人称はワシ。
    白竜ブライレェイニェゴ雪山に住んでいるらしきドラゴン。能力や外見の詳細は不明だが、クローンの様に自分の分身を増やす能力を持つ。尚、増やしたクローンは自分の子供として扱っている。一人称は私。
    黒竜ノワルリンドプレイヤーの前に神出鬼没で出現するドラゴン。かなり性格が悪く、プレイヤーを相手にした戦いでは必要以上にプレイヤーを痛めつけ、更にはモンスタートレインを駆使してプレイヤーが建造中の拠点を潰し、プレイヤーの労力や努力を踏み躙る言動や行動を取る事から、プレイヤー全般に凄まじく嫌われている。一人称は我、もしくはオレ

    冥響のオルケストラ

    現在名前のみ確認されているユニークモンスター。

    レイドモンスター

    ユニークモンスターとは違い、シャングリラ・フロンティアのストーリー上の舞台となる惑星に元から存在していたモンスター。
    かつて神代の人類を滅ぼした存在であり、その戦闘能力は非常に高く、数十人規模での戦闘が基本となるほど。
    現在作中で登場しているのは三体だけだが、設定上はそれ以外のレイドモンスターも存在している。
    なお、レイドモンスターはユニークモンスターと違い、一切の知性を持たない存在であり、人や地上に存在する生物や文明を無差別に襲撃するという特徴がある。

    『狂える大群青』
    正体は微生物の集合体であり、無機物に寄生して自分と同化させる性質を持つ。
    大群青の名前の通り、見た目はただひたすらに青い何かであり、現在はルルイアスという都市と其処が存在する島と丸ごと一つに同化しており、スイッチが入ると都市の全てが青に染まり、青い波となってプレイヤーに襲い掛かって来る。
    現在の所、レイドモンスターというよりもフィールドギミックとして機能しており、現在のプレイヤーでは倒すことは不可能となっている。

    『貪る大赤衣』
    大量の赤いバッタの姿をしたレイドモンスターであり、サンラクが全プレイヤーの中で初めて遭遇して、初めて討伐したモンスター。
    大群青とは逆に摂食した物に擬態する性質を有しており、主に別の生物の姿を取って現れる。
    サンラクの前に現れた時は、青竜エルドランザの死体を食べ、その姿に擬態してサンラクたちと戦った。

    『焠がる大赤翅』
    サンラクが火山の奥底で見つけたレイドモンスター。
    その姿はX状のブロッコリーであり、火山の奥底にあるマグマ溜まりに潜み、強大な火力を秘めた存在。
    但し、サンラクは初遭遇時にはそのモンスターの持つ強大な火力から生み出される種火を必要として接触しただけであり、種火を手に入れた後はそのまま拠点に戻った為、火を使う以外の詳細な能力は不明。

    『??む白大神』
    設定だけ登場したレイドモンスター。かなりの強敵であること以外の詳細は不明。

    作中に登場するゲーム

    この小説は、タイトルにも成っている『シャングリラ・フロンティア』を始めとして、多数のゲームが登場しており、作中ではそれらのゲームのプレイの様子も度々描写される。
    中には、クリアしたゲームで培った技術が、シャンフロを始めとする別のゲームで重要な能力として使用されることもあり、これ等のゲームの存在そのものが重要な要素になっていたりもする。

    『ユナイトラウンズ』通称『世紀末円卓』

    本来は、プレイヤー同士が協力してストーリー上のラスボスを倒すMMORPGだったが、アイテムの余りのドロップ率の悪さから、プレイヤー同士の協力どころか、自分以外のプレイヤーが実質全て敵になってしまったクソゲー。そのドロップ率は、ただの石ころでも拾えるのは30パーセント。薬草になると、特別でも何でもないものでも5パーセントを切るという、最早運営側に悪意しか感じないレベルである。
    そしてこの環境ゆえに、当時『鉛筆戦士』と名乗っていたアーサー・ペンシルゴンこと天音・永遠は、その余りの悪辣ぶりと圧倒的な魔王ロールプレイによってストーリー上のラスボスを遥かに超えるボスキャラとしてこのゲームに君臨し、サンラクと当時はモドルカッツォと名乗っていた魚臣・慧と協力して何とか倒したことが、この三人の腐れ縁の始まりとなった。

    『辻斬り・狂騒曲・オンライン』通称『幕末』

    作中作のクソゲーでありながらも、原作ファンの中でも最も人気の高いゲーム。
    ゲームの内容は至ってシンプルで、プレイヤーからNPCから、兎に角目についたものは何でもかんでも斬れば斬るほどハイスコアになるゲーム。
    一応、ゲーム上は「維新軍」と「幕府軍」の両陣営に分かれて戦うというのが名目になっているが、実際には維新軍に入ると火縄銃が使えるという程度の違いでしかなく、同陣営に居ようとも容赦なく叩き斬られる。
    というよりも、仲間だろうが戦友だろうが、用なしになったら速攻で後ろから叩き斬らないと生き残れないゲーム。あのアーサー・ペンシルゴンをして、「サイコパスしか生き残れない地獄」と言い切るほどの過酷さである。
    このゲームの新規は最初にゲーム中級者たちからリスポンされる度に袋叩きに遭って無限にリスポンを味わうのがこのゲームの洗礼であり、そして、この洗礼を切り抜けられない者はこのゲームの適正が低く、ゲームを行う資格がないと言い切れるほどのゲーム。
    合言葉は「天誅」。

    『ベルセルク・オンライン・パッション』通称『便秘』

    余りのバグの酷さから、プレイヤーキャラクターが人間の形を失い、人体を超越した動きを繰り出す格ゲー。
    そのバグの酷さから、バグ技を中心にして技のコマンドを覚えていくゲームであり、このゲームのプレイをするには人体の動きを捨てる必要があると言われる。
    サンラクをして、上記の『幕末』と共に「このゲームでPVPが鍛えられた」と言われるほどの難易度を誇るゲームであり、このゲームを通してカッツォと知り合った。
    ちなみに、その時のカッツォとの対戦成績は15連戦して15連勝しており、その後負けず嫌いのカッツォが20連勝してリベンジを果たした。

    『スペル・クリエイション・オンライン』通称『スペクリ』もしくは『禁呪』

    詳細は不明ながら、主に魔法の使用に重点を置いたファンタジー系のMMORPG。
    レイドボスを倒せば、プレイヤーが好きな魔法を一つ創り出すことができ、その際の魔法の詠唱までもを設定できるというゲーム。
    これだけならば、クソゲーの要素は皆無であり、ゲーム難易度の調整ミスやバグも目立つものは無かったことから、ゲーム其の物としては良ゲーの部類に入ると思われる。
    思われるのだが、このゲームの設定をプレイヤーが悪ノリしたのが運の尽き。
    当時ナッツクラッカーと名乗っていたディープスローターにより、ゲーム中の魔法の殆どがエロビデオのタイトルやその内容に乗っ取った名前にされ、魔法を発動するときには大声で下ネタを叫ばなくてはならないという運営側が予想していなかった方向に暴走し、余りにも酷すぎる下ネタの温床と化したことで新規プレイヤーが激減。
    遂にはサービス終了の憂き目に遭うことになった。
    また、この時の因縁からサンラクはディープスローターを蛇蝎の如く嫌うようになり、それとは逆にディープスローターはサンラクに固執するようになった。

    『サバイバル・ガンマン』通称『鯖癌』

    プレイヤーは絶海の孤島に取り残されながらも、銃だけを頼りに怪物化した孤島の生物を狩り、生き残りを目指すシューティングゲーム。
    その最大の特徴は、痛覚すらもをリアルに再現したリアリティであり、その性質故に入院する者まで出現してしまい回収騒動に発展した問題作。
    作中での描写を見るに、恐らくはこのゲームの存在が理由で『VRゲーム』というジャンル其の物が一度法律で禁止しかけられたらしい。
    特にギリシャ文字を使用したサーバーで活躍していたプレイヤーは強い繋がりがあるらしく、サバイバアルと遭遇したサンラクはお互いに詳しいことは何も聞かずにフレンド交換した。

    『ネフィリム・ホロウ』通称『ネフホロ』

    多少過疎化してはいるものの、作中ではクソゲーではなく良ゲーとして知られるゲーム。
    ネフィリムと呼ばれるロボットを操り戦うゲームだが、このロボットを操る技術が非常に難しく、リアルでこのロボの操縦に敵性の有る人間しか操れない。という、高難度のプレイヤースキルが求められるゲーム。

    『ギャラクシア・ヒーローズ・カオス』通称『GH:C』

    シャンフロで培われたシャンフロシステムを搭載した新世代型のゲームであり、同時にシリーズ化した名作ゲーム。作中でのアメコミヒーローを駆使して戦う格ゲー。
    サンラクが自発的にやったのではなく、カッツォこと魚臣・慧に頼まれてゲームイベントに参加した際に行ったゲーム。特に、シルヴィア・ゴールドバーグが好んで行うゲームであり、このゲームに登場する「ミーティアス」はシルヴィアの代名詞となるほどの強さと知名度を誇る。

    『フェアリアル・クロニクル』通称『フェアクソ』

    上記の様々なクソゲーをクリアしたサンラクをして、プレイ後に燃え尽き症候群に罹り、クソゲーで負った心の傷を癒すために神ゲーであるシャンフロをプレイさせたゲーム。


    関連タグ

    ゼノブレイド:作者曰く、シャングリラ・フロンティアのモチーフ
    荒野行動 フォートナイト:自分以外が全員敵のゲーム。
    ストリートファイター:格ゲーの金字塔。

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