概要
黒竜ノワルリンドとは、web小説『シャングリラ・フロンティア』に登場するキャラクター。
新大陸に存在する五体のドラゴン、通称『色竜』の内の一体であり、その中でも特にドラゴンらしい特徴を持つ。元々は同作に登場するドラゴンであり、ユニークモンスターの内の一体である天覇のジークヴルムに敵愾心を剥き出しにするドラゴンとして登場し、同作の主人公であるサンラクが所属するクラン『旅狼』のメンバーである秋津茜と共にジークヴルム討伐を成し遂げる。同クランのクランリーダーであるペンシルゴンによって『ノワリン』とあだ名をつけられる。
人物
同作品に登場するユニークモンスターの一体である『天覇のジークヴルム』に敵愾心を燃やし、最強のドラゴンとして君臨するジークヴルムを倒すことに執念を燃やすドラゴン。
ジークヴルム打倒に燃える一方で、登場初期はプレイヤーを自分にひねりつぶされるだけの雑魚として、一方的に捻りつぶすことを楽しみとしている、いわゆる『悪いドラゴン』の典型の様に登場する。
その性格の悪さから反ノワルリンドを掲げる派閥がプレイヤーの大半として登場し、特に前線拠点を作っていた生産系のプレイヤーからはノワルリンド討伐を至上命題とするべく、『スカルアヅチ』という城が作られ、その天守閣にノワルリンドの首を置く計画まで立てられていた。
そんな中、『旅狼』のクランメンバーであり、同じくジークヴルムに因縁のある秋津茜と出会い、彼女に感化されたことで以降、行動を共にするようになる。
そんな折、ディープスローターの暗躍により、シャングリラ・フロンティアのプレイヤーが前線拠点としている『スカルアヅチ』に五体の色竜の内の三体が集まり始めたことで、ジークヴルムと色竜による激突である龍災大戦が勃発し、ノワルリンドも秋津茜と共にこの大イベントに参加する。
龍災大戦に参加した際には、ジークヴルム討伐を目指す『旅狼』と共に、ジークヴルムと激闘を繰り広げた末に秋津茜と共にジークヴルムを討伐することに成功する。
その後、紆余曲折の末に大型犬ほどのサイズになったことで秋津茜の事実上のテイムモンスターとなり、『スカルアヅチ』メンバーとも和解する。
和解後は、ドラ姫の通称で呼ばれるようになった秋津茜ともども、『スカルアヅチ』のマスコットキャラクターとして愛されるようになり、悠々自適の生活を送っている。