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天覇のジークヴルム

てんはのじーくゔるむ

天覇のジークヴルムとは、web小説シャングリラ・フロンティア登場するキャラクター。 ユニークモンスターという特殊なモンスターの一体。
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概要編集

天覇のジークヴルムとは、小説家になろうに連載されているライトノベル、シャングリラ・フロンティアに登場するキャラクターであり、作中世界のゲームであるシャングリラ・フロンティアに登場する七体しか存在しないユニークモンスターの内の一体である。

ユニークモンスターは、最強であると同時に遭遇すること自体が非常に難しく、エンカウントした際にはそれだけで非常に高い経験値が得られる稀少な存在であるが、その中でもジークヴルムは珍しいランダムエンカウントするタイプのユニークモンスターであり、レベルやプレイヤースキルが低くても遭遇することのできる数少ないモンスター。

ゲーム世界における「神代」と呼ばれる、超古代の時代から生きている存在であり、それ故にゲーム世界における重要な情報を知っている存在でもある。


人物編集

一言で言えば、『ウェルカムな魔王』。

ドラゴン其の物の姿をしているが、西洋式のワニに似たドラゴンや東洋式の蛇に似たタイプの龍では無く、二足歩行式の人型に似たゴジラタイプのドラゴンに近い。

常に強者を求める性格であり、プレイヤーとの熾烈な戦いを望むモンスター。

しかし、この手のキャラクターに珍しく、戦闘狂では無い。どちらかというと戦闘そのものよりも、自分を超えることのできる真の強者の登場を待ちわび、純粋に強い者が好きというタイプのキャラクター。

自分に挑む者を勇者として褒め称え、常に全力で相手する騎士道精神に似た精神性をしている反面、強者には強者らしく真っ向勝負の力比べを行う事を強いる厄介な面もある。

この性格を指して英雄オタクとも呼ばれるが、この性格はジーク・リンドヴルムという博士に作られ育てられた際に、昔話の英雄譚に強い影響を受けてしまったことが設定で語られている。

人に加勢する為なのか、時おり色竜と呼ばれる竜が出現する場に現れ、プレイヤーを庇う様子を見せる為に作中世界でも人気が高い存在であるが、それはどちらかというと色竜の方が性格が悪く、プレイヤーに害があるために、相対的に人気が高い側面もある。


色竜編集

天覇のジーグヴルムに挑むユニークシナリオ『竜災大戦』のサブターゲットであるドラゴン達。

ユニークモンスターでは無いが、ユニークシナリオに関わるので追記。

ジークヴルムと同じくドラゴンの一種とされているが、それは総括的な分類の中でドラゴンとされるだけであり、ジークヴルムとは出自を完全に異にしており、根本的に生物としては別の存在。

ジークヴルムは、神代に人間の手によって生み出された存在だが、色竜はシャングリラ・フロンティア世界の惑星で魔力を通して形成された菌糸類系生命体であり、その生態からキノコとも称される。

しかし、いわゆるキノコともその生態を異にしており、体内に存在するコアを中心として巨大生物の形を取ったモンスターであり、コアさえ残っていれば何度でも復活することができ、自らコアだけ吐き出して逃げることもあるが、逆に言えばこれを破壊されるとその代の色竜は死ぬことになる。

そして、色竜はその死によって代代わりしており、今代の色竜は、赤竜ドゥーレッドハウル、青竜エルドランザ、緑竜ブロッケントリード、白竜ブライレイニェゴ、黒竜ノワルリンドの五体となっている。

作中では少なくとも、先々代の赤竜の存在が明示されており、一世代に一個体のみ存在しているという事になっている。

また、エネミーとしての強さも攻略難易度を低めに作られており、プレイヤーよりは強いが、ユニークモンスター程の強さは持っておらず、ジーグヴルムに挑んでも勝てないどころか、中にはユニークでも何でも無いモンスターに挑んで返り討ちになったものも居る。

作中では青竜エルドランザが深海のモンスターに挑んで、よりにもよってピンポイントでコアを撃ち抜かれて返り討ちにされて死亡し、先々代の赤竜であるクレプトクリムはジークヴルムの手によってぺしゃんこにされた時にコアが潰れて死亡している。

尚、エルドランザの死体は貪る大赤衣によって接触されてレイドモンスターと化し、クレプトクリムの死体はその後、焠がる大赤翅を押さえる為の蓋になった。

また、発祥が菌類と言う特徴からか、色竜にはウイルス的な感染能力を持っており、プレイヤーやNPCの人型種族に対して、襲った人間を竜血鬼族(ヴァンパイア)に変化させる能力を共通して持っている。

種族的な性格として、強者を好むジーグヴルムとは違い、基本的には人間やそれに属する全ての種族を見下しており、傲慢にして狭量な、いわゆるステレオタイプの『悪いドラゴン』達。

また、その性格からか、ある程度交流のあるユニークモンスター同士とは違い、色竜同士は互いにほぼ敵対している関係性であり、同族意識は皆無に近い。


色竜の中でも黒竜ノワルリンドは、『龍王』と謳われるジークヴルムを一方的に敵視し、ジークヴルムの名を出したプレイヤーから、執拗に甚振る戦法を取っていたために、色竜の中でもひと際好感度の低い存在であった。肝心のジークヴルムとの関係性は、ジークヴルムに対して挑戦してはいるものの、何度も敗北を繰り返しており、一方のジークヴルム自身は、ノワルリンド自身には特に敵愾心自体は持っていなものの、自分が父として敬愛しているリンドヴルム博士に名前が似ている事から、割と敵対した時には容赦しないようにしている関係。


色竜のリスト編集

赤竜ドゥーレッドハウルその姿はアメンボにドラゴンの首をくっつけた様な姿をしている。胸部に突起の様なものがあり、そこから魔力攻撃を放つことが可能。飛行時にはその細長い手足を十字型に伸ばして回転しながら飛ぶ。自分が最強であることに拘る俺TUEEE系の人間であり、自分よりも弱い存在を甚振って楽しんでいる節がある。一人称は俺
青竜エルドランザ詳細不明。但し、こちらは主に海を縄張りとしたドラゴンであり、海底のモンスター達に調子に乗って単体で挑み、返り討ちになった為。なお、その死体はレイドモンスターである『貪る大赤衣』によって食われた後に、大赤衣によってその姿と能力の一部が模倣された。
緑竜ブロッケントリード森に住むドラゴン。主にエルフとの関わりが強く、外見は亀の様な甲羅と牛の様な角が生えているらしい描写がある。能力の詳細は、地面に根を張り、其処から栄養を摂る事で回復する能力を持っている。また、栄養を吸い取った土地を砂漠化させ、山を丸ごと一つ創り出したりすることも可能。白竜の様に積極的に小型の戦力を創り出すことはしないが、背中に生やした植物をモンスター化させる能力を持っている。一人称はワシ。
白竜ブライレェイニェゴ雪山に住んでいるらしきドラゴン。その外見は白アリの身体にドラゴンの頭部を生やした様な菅をしている。能力は現在、クローンの様に自分の分身を増やすこと以外は取り立てて使用していない。尚、増やしたクローンは自分の子供として扱っている。一人称は私。
黒竜ノワルリンドプレイヤーの前に神出鬼没で出現するドラゴン。外見的には異形の姿をしている色竜の中で珍しく順当に、四足歩行の爬虫類系の姿をしている。かなり性格が悪く、プレイヤーを相手にした戦いでは必要以上にプレイヤーを痛めつけ、更にはモンスタートレインを駆使してプレイヤーが建造中の拠点を潰し、プレイヤーの労力や努力を踏み躙る言動や行動を取る事から、プレイヤー全般に凄まじく嫌われている。一人称は我、もしくはオレ

ユニークシナリオEX『竜災大戦』編集

作中には、ユニークシナリオというクリアすることで特殊な報酬を手に入れることができるシナリオが存在しており、その中でもユニークモンスターとの決戦に際して発生する超特殊なユニークシナリオとして、ユニークシナリオEXというものが存在する。

作中で発生したユニークシナリオEXは、ゲーム世界其の物に対して強い影響を与える重大な性質を持っている反面、個人ないしは団体レベルで発生する小規模で秘匿性の高いものだったが、このユニークシナリオに関しては、参加者は『新大陸に存在する全てのプレイヤー』という非常に大規模なものであり、本来は新大陸の各地に存在している色竜を、プレイヤーである開拓者が新大陸を様々に探索した後に発見して討伐。もしくはその前にジークヴルムを撃破する。という流れであったはずが、プレイヤーの一人であるディープスローターの手によって五体の色竜の内、ユニークシナリオ発生以前に死亡した青竜エルドランザを除く三体の色竜がプレイヤーが新大陸の拠点としている海岸に終結することになり、それを知ったジークヴルムも又プレイヤーが拠点としている海岸に向かうことになる。

また、ジークヴルムが動いたことから黒竜ノワルリンドも動き、これにより五体のドラゴンが一挙に同じ場所に終結するという竜災大戦の決戦フェーズが発生する。


関連タグ編集

シャングリラ・フロンティア シャングリラ・フロンティアの登場人物

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