「私は、部員じゃないってば!」(廻)
「西園寺雅……それがあんたたちの死神の名よ……。」(命)
誕生日:9月1日
概要
遊技機「Pひぐらしのなく頃に~廻~」のオリジナルキャラクターとして初登場。この時点では、雅が一体どのようなキャラクターであるかの情報は殆どなく、後継機である「Pひぐらしのなく頃に〜瞬〜」にて追加されたTIPSにおいて、掻い摘んだ設定が語られはしたものの、多くの「ひぐらし」ファンにとって長らく謎のキャラクターとして認識されてきた。またリメイクが発表され、「廻」の稼働開始と同年に放送開始となったアニメ版(「ひぐらしのなく頃に業」)に登場するのではないかという噂も囁かれたが、実際に雅がアニメに登場することはなかった。
容姿など
「ひぐらし」キャラとしては異端の、眼鏡っ子である。ところが、祭具殿にある薙刀を手にし覚醒すると、後ろ髪を結んでいたピンクのリボンが解けるのと同時に、眼鏡を外してしまう。
服装は、分校に通う際の制服姿が基本衣装で、私服姿は不明。その他の衣装としては、遊技機の一部演出内において、エンジェルモートのコスチュームを着たスチルが存在し、後年「ひぐらし命」においても、同衣装のSSRカードが実装された。また、同じく「ひぐらし命」で実装された、【ゴーストシップ】園崎詩音のカードイラスト(☆6強化版)にて、詩音、そして同イベントにて実装された【ゴーストシップ】赤坂美雪と並んで、海賊衣装を着た雅が写り込んでいる。しかしどういう訳か、本イラスト内における雅は、詩音、美雪と共に、海賊らしいノリノリで悪そうな笑みを浮かべており、このような態度は、雅の性格とは(遊技機シリーズ、「ひぐらし命」両作を参照しても)どうにも一致せず、雅が一体どのようなシチュエーションに身を置いているのか、謎である。
「ひぐらし命」での雅
----以下、「ひぐらしのなく頃に命」メインストーリーのネタバレを含みます。----
「ひぐらし命」メインストーリーTIPS「謎の女、二人」にて突如「謎の少女」として登場。以後、前原圭一や園崎詩音らの前に現れては、敵か味方か不明な立ち回りを見せていった。
そして物語が進むにつれ、真実が徐々に明らかになっていくと、本作において雅が物語の根幹に位置する存在であることが露呈していく。作中、赤坂美雪や鳳谷菜央たちの前で真実を明かす古手絢花も、「西園寺雅こそ全ての始まり」といった前置きから話し始めている。
明かされた来歴
遊技機シリーズにおいて、断片的に浮かび上がっていたことに留まっていた設定や要素に対し、本作はそれら一つ一つが新たに解釈され、そして整理され、ひとつの全体像を持った彼女の人物像・来歴が出来上がることとなった。
西園寺家とは何か。出身はどこか。なぜ雛見沢と関わりを持つのか。”とおりゃんせ”との関係は。彼女の”妹”とは何者なのか。これらの謎の解答が、そのまま本作の物語の核心の一部として据えられており、
また、遊技機シリーズからはCVが変更となっており、性格面の設定など、遊技機シリーズにおける設定と一部異なる部分があるが、遊技機シリーズに見られる彼女の活躍は、「命」より前後の世界における出来事であると考えられる
関連項目
小此木鉄郎……遊技機シリーズにおいて、薙刀を持ったことで「雛見沢最強」、つまり「世界最強」となった雅に対し「宇宙最強」を名乗り、一騎打ちを挑んだ。
古手絢花(西園寺絢)……「命」において関わりのあるキャラクター。雅と同じ西園寺家の人間で、生まれた時代は異なるが、雅が彼女に向ける感情は、何処か特別。
西園寺世界……「命」内における「SchoolDays」とのコラボで実装された西園寺世界のカードのキャラクターストーリー内にて、世界に力を与える存在として影で暗躍している。セリフのみで名前の表示はなかったが、「同じ苗字のよしみから〜」というセリフから、暗躍しているのが雅であることがわかる。
川田碧……「命」における雅の初登場時、彼女に攻撃される大石蔵人を庇う形で姿を現した雅に対し、「死神さん」と呼びかけ、二人の間にある浅くない因縁を覗かせる。自身の望みのために世界すら犠牲にすることを厭わないにもかかわらず、世界と共に滅ぶこととなる人間の一人である大石を助ける雅の行動は、矛盾に満ちていると指摘する。
曖昧さ回避:西園寺雅弥、西園寺雅季 → 恋人は同居人のキャラクター
──────これを見たあなた、どうか続きを編集してください。それだけがわたしの望みです………。