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前原圭一

まえばらけいいち

前原圭一とは、「07th Expansion」制作の同人ゲーム、「ひぐらしのなく頃に」およびその関連作品、メディアミックス作品に登場するキャラクターである。
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以下に、ひぐらしのなく頃にシリーズの重大なネタばれを含みます。閲覧には十分にご注意ください!


CV:保志総一朗、実写映画:前田公輝、実写ドラマ:稲葉友


概要編集

容姿編集

 学校では、普通のカッターシャツと黒ズボンで、中に赤のシャツ。

 私服は、えんじ色のベスト?に黒のアンダーウェア、モスグリーンの半ズボンを着ている。

 背は原作では魅音より低いが、アニメ版では無視されている?新アニメでは原作を意識してか丸いフォルムになり、やや小柄な印象を受けるデザインになった。

 そして私服もマイナーチェンジしている。

 主人公らしくさっぱりとした外見。ひょうきんで、ちょっと意地悪な少年といった面持ち。


人物・性格編集

 お調子者で熱血漢な少年。行動力はあるが暴走し出すと考え足らずになりがちで、一度信じた価値観に短絡的になる部分もある。そういった行動が裏目に出たり、足元をすくわれる事もしばしばであるが、それもまた彼の魅力であろう。

 彼自身は、何物も恐れず熱く行動し、周囲をも巻き込む役割を「赤い炎」と呼んだ。

 デリカシーにかける一面もあり、女性の気持ちには疎い。また、ふとしたことから色々な触れてはならない事に触れてしまう間の悪さも……。


 一見不可能だと思われる様な困難な状況にあっても諦める事を知らず、『運命なんて金魚すくいの紙より簡単に打ち破れる』と言ってのける。また、都会を離れ雛見沢に来て初めて得た本気で信頼し合う仲間を、何があっても信じ続けると言う熱い男である。


 見た目に似合わず勉強はよく出来、小さな村の学校では教わる側よりむしろ教える側に回る事も多い。それは、受験生であり、自分より年上の魅音に対しても同様であった。

かつて、都会に居た頃は周囲を見下せる程の優等生だったらしいが、本人はそんな時間を『灰色の日々』と振り返っており、毎日に新たな刺激が待っている今の活き活きとした生活を、はるかに価値あるものと認識しているようである。


 あけっぴろげな性格で、出題編では3編にわたって主人公としてプレイヤー視点で、謎おおき雛見沢で惨劇に巻き込まれていく。

ただし、都会から寒村への不可解な転校時期やそれ以前の詳しい過去など、実は彼についても語られていない謎は存在している。


KOOL編集

 彼が自らの怒りや不安、恐怖に流されそうになる時、

「クールになれ、前原圭一。」

「いつものクールな俺はどうしたんだ?!」

「氷よりもクールな冷静さが不可欠なのだ。」

 と自戒しながらその頭脳をフル回転させ、クールとはかけ離れた行動で暴走して行ってしまう彼の事を、COOLをもじってファン達がこう評した。

 ひぐらしスレpart11の639氏の書き込みが発症とされている。

 ちなみに、"K"OOLという表記はもともと英語圏でもCOOLを強調した表現として使われていることがある。


 ただし、罪滅し編の活躍以降は彼がKOOLと呼ばれるのが激減。

 現在は、上記の彼の行動と同じ様に動く行為に対しての意味が主流となっている。



ウッディ編集

圭一の俗称。

アニメ版で圭一が北条家本宅で激昂、鉈を振り回しながら鉄平を探し回るときに発した叫び声の一つが

このように聞こえる事から。



口先の魔術師編集


 口先の魔術師とは梨花の評。

 彼は口先だけで物事を自分の思う方向に持っていく特技を持っている。「相手が人で耳がついている限り(中略)思いのままに操ってやるぜ」と豪語する。その話術が買われ、村祭りではオークションの司会という大役に抜擢された事もある。

 少年野球に参加した際は、相手のプロも注目する甲子園出場投手の亀田君に対しては、園崎家からもたらされた情報をもとにこの話術を展開。スポーツマンとして小学生にも手を抜かず、全力で勝利を勝ち取るという亀田君のポリシーをいとも簡単に翻させ、亀田君の八百長による沙都子の逆転サヨナラホームランを見事にお膳立てした。

 さらに声による演技にも長けており、梨花からは「将来、圭一は声優になるといいのです」と評されている。


 話術は、わかった様なわからない様な事を並べ立ててけむに巻く程度のものから、マシンガンの様にまくしたて聴く者を圧倒し、自らの意のままに操ってしまう程の威力を発揮する場合もある。

 フルスロットルで語られる演説は、原作では判読不能な程のスピードをもって大量の文章がノンストップで画面上に高速展開され、プレイヤーをも圧倒する。

 これは、周囲の世界を自分の世界に内包し、まさに問答無用の独壇場となることから、固有結界とも呼ばれる。これは特に、彼が『萌え』論等に関して持論を述べる際に展開される。その時、まさに彼は昭和に降臨した『萌えの伝導師・K』となり、これを聴く男達全てを素晴らしき新世界の価値観、萌えに開眼させるのである。この力は、父親のそれを受け継ぎ、さらに増幅した物と考えられている。

 入江京介富竹ジロウ大石蔵人とは、萌えの求道者・ソウルブラザーとして、K・イリー・トミー・クラウドと呼び合う仲である。

 ちなみに、入江はメイドに特に強い萌えとポリシーを持っている。ひぐらしのなく頃に解本編においては、エンジェルモートメイド衣装に身を包んだ沙都子が居る中、回転しながら窓ガラスを打ち割り、着の身着のまま飛び込んでくる入江が描かれる。また、窮地にあって、Kの口先の魔術師にも似た固有結界、『メイドインヘヴン』を発動、対峙した相手を圧倒した事もある。

 余談であるが、岐阜県にある前原邸のモデルとなった下水処理施設の、建物内入口正面に位置する階段の番号は、『K1』である。



名言編集

以下名言は原作・旧版アニメ・コミック・ゲームから抜粋


  • クールになれ前原圭一ッ…!
  • 運命なんてな、金魚すくいの網より薄くて、簡単に破れるもんだってことを覚えておけよ!
  • 悪いことで続いた平穏ってのは…絶対に長く続いたりしないんだ。それを人は本能的に知ってるから…悪いことを嫌うんじゃないかと思うんだ。
  • ひょっとすると俺は、君のことが好きだった……。
  • とても、簡単な事だったんだ、レナ、もし危ない事があったら、仲間に…仲間に相談するんだよ。
  • 遠慮して変な壁を作ってほしくないんだ…昔の俺みたいにさ。
  • …あぁ。耐えることが美徳だと勘違いして、戦う勇気を忘れてる。
  • 新しい自分をやり直せる機会は何回あったっていいんだ!!そんな機会があるから、...俺たちは何回も失敗しながら、傷つきながら...もっと大好きになれる自分を探して彷徨えるんじゃないのかよ...!
  • てめぇは俺の仲間の敵だ。ってことは俺の敵だッ!!
  • 自分だけが正しくて、世界が全部敵なんてことはあり得ないんだよ。つまりそれは、自分だけが敵ってことなんだよ。
  • 嘘だなッ!!レナはこんなのが最善だなんて思ってねぇ!だってその証拠に、レナはさっきから泣いてるじゃないか!!
  • どんなに楽しく盛り上がっても、それを共有できない仲間に悪いと思うのは、本当に素晴らしい友情の証なんだと思う簡単なことだったんだ。
  • 何かヤバかったり、疑いそうになったり、辛いことがあったときはな、仲間に…相談するんだよッ‼︎‼︎
  • 両親の冷たい関係など、子供にとって毒にしかならないのだから。
  • おはぎ、うまかったぜ。
  • 本当にすまなかった... オレは仲間を、二度と疑わない!だからあの日のオレを、どうか許してくれ...
  • あの優しいレナにそんな過去がある事を知ったら、俺は恐れて距離をおく…最高の友人で、仲間で、一番身近な味方なのに、俺はレナを拒絶する…なら、レナが俺を拒絶するのは当然の事。レナにいくら蔑まれようとも、俺は何も言い返せない。過去を今更やり直す事なんてできない…俺はどこまでも最低の通り魔野郎のままなんだ…‼︎みんなとは仲間ではいられない。俺にはどうすることもできない。犯してしまった罪は、一生滅す事はできないんだ…
  • …レナは昔、命懸けで俺を止めようとしてくれた。本当に強い奴だった。お前は最後の瞬間まで私を信じてって言って、死ぬまで頭を庇わなかった…だから今度は、俺の番だ!俺がレナを止めるんだ‼︎
  • 魅音は俺の親友だ。
  • 鬼だ。お前は魅音じゃない!さっきまで一緒だった魅音を返せ!魅音!鬼なんかに負けるな!魅音ー!!
  • いいか詩音。俺は殺されたってここをどかねぇぞ!お前がいない世界を沙都子には見せない!俺たちは最高の形で沙都子を救うんだ!!
  • …第一、お前がいなくなったら、誰が沙都子にカボチャを食わせるんだよ⁉︎誰が沙都子と陰険なトラップの相談をするんだよ?!
  • 俺はお前を見捨てねえ!!魅音たちだって去年とは違う。助けてくれるハズなんだ。苦しんでる仲間を誰が見捨てるかよ!!
  • 俺は、大切な人を守ってみせる。絶対にだ!
  • どんな過ちだって許されないことはないはずだ。取り返せないミスなんてない。取り返せないミスならば尚のこと許してやるべきだ。今更謝ったってどうにもならないのだから。もういい加減許してやれよ…
  • 個にして最強、揃えば無敵!それが俺たちの部なんだよな‼︎
  • 俺は、レナの全てを許す。だからレナもみんなも、俺の罪を許してくれないか…?俺は今日までレナの苦しみに気付けなかった。それは今日を招いてしまった俺の罪なんだ。
  • 俺達は取り戻せるんだ、平穏だった日々を‼︎これだろ?レナが選びたかった未来は‼︎これなんだろ⁉︎レナが選びたかった選択肢は‼︎さあこの手を掴め!みんなで手を差しのべあえば、未来を掴めるんだッ!
  • レナももう言葉なんていらないんだ。ただ黙ってこっちへ手を伸ばせばいいんだ!!来い、レナ!まだ手遅れでもなんでもねぇ!!まだ間に合う!まだ選べるんだ!!俺達はやり直せるんだ!!
  • 俺たち部活メンバーは不滅だぜ。仮に俺たちのどちらかが死のうと、俺たちは絶対にまた会えるから…だからまた会えたなら今度は、普通に遊んで、普通に笑いあって、普通に恋をしよう。……もし、また会えたなら。
  • 俺はまだ諦めない。まだ間に合うんだ。惨劇は回避できるんだ。運命は抗える。そして、掴めるんだ。その先の未来ってヤツを。
  • 幸せな日常を取り戻そう、俺達全員で‼︎
  • 運命を読めるなんて、いい加減なこと言っちゃいけないぜ?男にとって『宿命』と『運命』という言葉はもっともっと尊くて、熱い意味がこもってるんだ。そんな易々とよめるもんじゃねぇ。百万長者ゲームで戦うのが俺の運命だと言ったな!その運命とやらを俺がブチ壊してやろうじゃねぇか!!

関連イラスト編集

初めての雛見沢

k1圭一誕生日

関連タグ編集


雛見沢症候群 / 疑心暗鬼 / 哀しき悪役

朴念仁 / 鈍感


ひぐらしのなく頃に礼


圭一 / KOOL / k1


関連人物編集

竜宮レナ / 園崎魅音(真詩音) / 北条沙都子 古手梨花

園崎詩音(真魅音) / 北条悟史 / 羽入


関連カップリング編集

圭レナ 圭魅 圭沙都 圭梨


他の記事言語編集

Keiichi Maebara



ひぐらしのなく頃に業編集


性格等は旧作と変化なし。


鬼騙し、綿騙し、祟騙しにおいては旧作と同じく主人公としての役割を担う。


業における特徴として、ほぼ全ての話にて死亡していた旧作とは異なり、全ての物語終了時点で生き残っている、旧作以上に記憶の蓄積が起こっている(祟騙しの鉄平殺害の記憶など)のが特徴。




ひぐらしのなく頃に命編集


第4章で一穂達の前にレナ達とゲーム機体で対戦する名無しの少年状態で登場し、第5章にて一穂達に名前を告げる。


一穂達が来る前はいつも通りに過ごしていたのだが、とある時に梨花を虐めていると全く心当たりがない謂れのない罪でレナ達から責められ、絶縁を言い渡されてしまう。


その後は瞬く間に誤解が村中に伝わって住民たちから家族ともども冷たくされ、居たたまれなくなった圭一達は倉庫代わりにしていた興宮の家へと引っ越しする(空き家となった雛見沢の家は後に一穂達の活動拠点として使われる)。


絆を取り戻す為に勝負と言う形でレナ達に接近しようとしてるが上手く行ってない。


レナ達を殺してしまいバッドエンドを迎えた世界線の記憶を持っている。


なぜあるかは本人にも分かってないがそれ故に不当な扱いをされても彼女達を怒らず、何か理由がある筈だと考えている。






















ひぐらしのなく頃に業のネタバレ















郷壊し編において、圭一が記憶の蓄積が起こりやすい理由が判明。詳しくは下記記事にて。ただし、本作の核心に迫るネタバレがある為注意。



郷壊し編


『業』の確信的なネタバレ注意!!


ひぐらしのなく頃に令編集

1人息子の圭太郎を授かっているが、レナや魅音とは結ばれなかったらしく別の女性との間に出来た息子である。東京で議員秘書の仕事をしており、家族の中で唯一雛見沢村を離れている。

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ひぐらしのなく頃にの登場人物一覧 ひぐらしのなくころにのとうじょうじんぶついちらん

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