以下には、「ひぐらしのなく頃に」のネタバレを含みます。閲覧には十分ご注意ください。
概要
北条沙都子の兄。
前原圭一が転入してきた時点(昭和58年5月頃)では雛見沢分校に通っておらず、
他の登場人物の会話・回想で登場することが多いが、物語の謎にかかわるキーパーソンの一人である。
容姿
髪は沙都子と同じくイエロー。
体つきはほっそりして、男としては華奢な印象。線が細い。
一見穏やかそう。「ぽややんとした雰囲気」。
これらの容貌は、漫画版の宵越し編、及びDS版の絆に登場した乙部彰というキャラに酷似しているがまったくの別人である。
服装は普通のカッターシャツに黒ズボン。中に水色のシャツを着用。
人物、性格
空いた時間は本を読むなど運動はしない文系タイプ。大人しく優しいが、少し頼りない、危なっかしい印象。
少年野球チーム「雛見沢ファイターズ」に参加。背番号は7。3割打者。だが本番に弱いため目立った活躍はなかった。
沙都子と同じく、ブロッコリーとカリフラワーの区別がつかない。
好物は唐揚げ。
困ると「むぅ…」と口ごもる。
気安く他人の頭を撫でるクセがある。
家族構成
母親が離婚再婚を繰り返したため、苗字を少なくとも4回変更している。(畠、吉澤、松浦、北条)
その変化になんとか適応しようと努力していた。
両親(義理の父と実の母)は昭和55年に共に他界。
両親の死後は叔父夫婦(義理の父の弟とその妻)に、沙都子とともに引き取られる。
叔父(北条鉄平)は愛人のもとに転がり込み留守のことが多く、主に叔母(北条玉枝)と沙都子との3人の生活であったようである。
沙都子との関係
家庭の変化に適応できず保護者とうまくいかない沙都子が甘え依存する唯一の家族であった。
兄として妹を大切に思っており、沙都子の面倒をずっと見てきた。
一方で、一時的に、沙都子の世話に疲れ無意識に逃げ出そうと考えていたこともあった。
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状況
両親が雛見沢ダム建設推進派の筆頭格であったため、ダム反対派である村の重鎮(園崎家・公由家など)と対立し、結果村八分の扱いを受けることとなった。悟史・沙都子もその子供であることによって村人から冷遇されている。
家庭内では、沙都子と両親・叔父夫婦との確執を間に入って止めることの繰り返しにより、ストレスを溜めていた。
雛見沢分校では、大人の事情とは関係なく同級生として園崎魅音、古手梨花、竜宮レナらと仲良く過ごす。魅音の「部活」には、楽しく遊ぶことの他に、悟史と沙都子の帰宅を遅らせ、また、服を汚さずストレスを解消する方法としての側面も存在している。
村の医師である入江京介に勧誘され、彼が監督を務める少年野球チーム「雛見沢ファイターズ」に参加。身体を動かすことによってストレスをある程度解消できていた。失踪前に退部を申し出ていたが、いつでも戻ってこられる休部の扱いになっている。
昭和57年、不良に絡まれている魅音(妹の詩音が正体を偽ったもの)を助けたことから、悟史自身気付かず園崎詩音と知り合う。その後雛見沢ファイターズに助力した魅音は実は詩音であったのだが、園崎魅音・詩音姉妹の連携により、綿流し直前までその二人一役は隠匿されていた。
昭和57年6月、綿流しの直後に失踪し、「4年目の祟りを受けた一人」とされる。
コミックアンソロジー「ひぐらしのなく頃に〜新奇譚集3〜」収録の「Start line」という話では、祭囃し編後の詩音との闘病生活が描かれている。
名言
以下名言は原作・旧版アニメ・コミック・ゲームから抜粋
- そう…これがきっと、幸せ……
- 沙都子、よかったね‼︎
- 自分の胸に聞いてみればいいじゃないか‼︎
- 魅音…沙都子の事、頼むからね…
- “詩音、君に『お願いしたこと』があったはずだよ。
- 僕は戻るんだ!あの笑顔のある世界にッ!
- 沙都子、—————勇気を‼︎
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関連タグ
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