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CRYCHIC

くらいしっく

アニメ『BanG Dream! It's MyGO!!!!!』に登場するバンド及び同作第3話のサブタイトル。
目次 [非表示]

祥子「それから⋯⋯私たちのバンド名。クライシックというのはどうかしら?」


「クラシック?」


祥子「いいえ、『CRYCHIC』ですわ」


祥子「クライは叫ぶ、シックは上品で洗練されたという意味⋯⋯」


「あ⋯⋯」


燈「心の、叫び⋯⋯」


祥子「ええ、洗練された心の叫びを、たくさんの人に聴いていただきましょう」


MyGO!!!!!バンドストーリー1章第11話より引用)


概要(バンド)編集

アニメ『BanG Dream! It's MyGO!!!!!』の回想に登場したバンド。公式からの情報は長らく明かされなかったが、ついに本編第1話で名前とメンバーが判明した。メンバー構成は現在「MyGO!!!!!」で活動している高松燈長崎そよ椎名立希の3人と、現在「Ave Mujica」で活動している豊川祥子若葉睦の2人であり、この5人でバンドの活動を進めていた。

このバンドが結成されたのは彼女達が中学生の時で、祥子が月ノ森音楽祭でMorfonicaのライブを見たことから睦に一緒にバンドをしようと提案し、後日に祥子が偶然に出会った燈のノートから一つの曲を作曲したのがきっかけとなり、燈を勧誘して結成した。そよと立希も祥子からスカウトしている。


その後、5人は「人間になりたいうた」「春日影」という2つのオリジナル楽曲を制作して、CRYCHICの初ライブは大成功に終わった。


しかし後日、なぜか突然、祥子がバンドを脱退する発言をし、その言葉に立希が激怒。バンドは解散に追い込まれ、燈、そよ、立希にとってはこの出来事がトラウマになってしまい、後に彼女達の心に深い傷を負わせる事となる…


第8話にてそよはCRYCHIC復活の為に「また一緒にバンドをやらないか」と祥子に説得をし、「本当は『春日影』を演奏するつもりはなかった」「『春日影』は私達の大切なもの」と必死に祥子に伝える。しかしそよは祥子に「結局自分の事しか考えていない」と指摘され、睦からも遮られてしまう。祥子からも「実質CRYCHICの復活はあり得ない」と断られ、そよは後に自分の所属しているバンドの名前になぞらえ、一人で「迷子」になりながら、友達に嘘をつき続ける性格に生まれ変わってしまうのであった…


そう、そよがバンドに加入した理由はCRYCHICを復活させる事であり、千早愛音要楽奈上手に使いつつ排除する作戦に過ぎなかったのだ。

しかし第13話ではそよが燈に「CRYCHICの事は一生忘れられない」と話す場面があり、まだCRYCHICの過去を忘れ切れていない素振りを見せていた。その言葉に燈も「私も」と共感していた。反対に、祥子は「未練を断ち切り、全てを忘れる」と決断している。



主なメンバー編集


概要(第3話)編集

前後のストーリー


「『人間になりたい』…」


製作スタッフ


アニメ『BanG Dream! It's MyGO!!!!!』第3話のサブタイトル。2023年6月29日放送(第1話、第2話と同時に放送)。

ついにCRYCHIC解散の経緯が明かされる。


あらすじ編集

「人間になりたい」

周りに馴染めない、不器用な燈。

中3の春、ハクウンボクの花に誘われ出会ったのは……


余談編集

  • 『BanG Dream!』のバンドユニットの中で、中学校時代に結成され、後に短期間で解散になったユニットはこれが初となった。

  • 現在、Ave Mujicaに所属している祥子と睦だがこの二人は「解散という十字架」を共に背負っている。詳しくはこちらへ

  • 第1話の冒頭では、祥子は、そよの「どうして?この前のライブ、楽しかったじゃない?またやりたいって話してたよね?」という問いに対して、「言ってませんわ」と答えていた。しかしこの第3話にて、前述の初ライブ終了後に「また必ず、ライブいたしましょう」と発言していたことが明らかとなった。このもまた、脱退決断時の祥子の精神状態を示唆する伏線の1つである。
    • 脱退シーンでの祥子は、本当にイライラしていた訳ではなく、意図的にCRYCHICメンバーの反感を買うような態度を取っていたのではないかと考察する者もいる。

  • Ave Mujica」第7話放送終了後にCRYCHICが「THE FIRST TAKE」への出演が決定した。同企画への出演はバンドリシリーズ史上初の快挙でもあった。

関連動画編集


関連タグ編集

BanG Dream! MyGO!!!!!

第3話

春日影


Quid faciam?本作と対を成す次作の第3話。








































BanG Dream! Ave Mujica第7話の重大なネタバレを含みます。ご注意ください。

































そよは祥子の「CRYCHIC、Ave Mujicaそんなもの知りません」「睦など知りません」これまでの全てを忘れようとした彼女の発言を愛音伝いで知った。後日、そよは羽丘女子学園の前で祥子を待ち伏せて、「睦ちゃんが祥ちゃんと会いたがってる」と取っ組み合いになるも、彼女を連れ出して睦の自宅へと向かう。その時、登校途中だった燈と愛音は電車に乗ろうとする二人を見かけ、彼女達の後を追った。


しかし、モーティスは祥子が自宅に来た事に怒り、祥子に対して罵詈雑言を浴びせた上で勝手に彼女を連れてきたそよの事も「裏切り者!」と罵るも「帰って!帰ってよ!」っと、その場に居合わせていた4人を追い出した。愛音はモーティスの言葉が睦の母森みなみ主演のドラマの台詞だと気付き、祥子は睦を人形にしてしまったこと、「わたくしは、人で無しですわ………」「”人間になりたい”というのは……こういう事ですのね…………」と改めて自身の犯した咎を実感し、その場に泣き崩れるのだった。

それでも祥子は睦を壊してしまった責任を取るため、もう一人の睦とも言えるモーティスとも今度こそ向き合うために来る日も来る日も睦の自宅の前で待ち続けた。その様子を見ていたモーティスは睦から「祥と会わせて欲しい」と懇願されるが、モーティスはそれを拒否。それでもお願いをやめない睦に痺れを切らしたモーティスは自室の鏡に本を投擲して、割ってしまう程に自身の行動が却って睦を苦しませてしまった事に悩み「悪い子は私なの?……」と自身の存在意義が分からなくなっていた。


後日、MyGO!!!!!の定期公演が近づく中、睦と祥子の事が気になり練習に集中出来ない愛音とそよ。睦の様子を見に行った燈達の話を聞き、立希は愛音から「一緒に行く?」と持ち掛けられるも断り、一人で睦の自宅へと赴いた。自宅前で祥子と会うも、彼女がCRYCHICをやめざるを得なかった家庭事情を知り、脱退時に辛く当たってしまった事を立希は謝罪。そこにそよも合流し、お手伝いさんから家に上がらせてもらった。沈黙が続く中、「どうして羽丘に進学しなかったのか」というそよからの問いに、立希は「真希さんの妹って言われるから」と、これまで燈にすら秘密にしていた姉へのコンプレックスを明らかにした。「どれだけ努力しても森みなみと若葉の娘としか見られない」という元メンバーの睦を立希自身の境遇と重ね、立希は「(睦を)放っておけなかった」と語った。さらに「バンドのことを楽しいと思えなかった」と呟いた睦を気に掛ける立希だったが、それに対し祥子から「睦は自身のギターに満足できなかっただけで、CRYCHICの事はとても大切に思っていた」ことを伝えられる。睦の部屋の前で会話していた事もあり、それを壁伝いで聴いていたモーティスは「睦ちゃんに会わせてあげる」と自室の扉を開いた。


睦は祥子を傷つけた事を詫び、祥子はこれまで睦に頼り切りになってしまっていた事を謝罪。立希とそよには自身の一言がバンドを壊してしまった事ををずっと謝りたかったと伝えた。謝罪を受け入れつつも自身も睦を傷つけた事を詫びる立希。ひと段落がついた所で愛音からリハーサルの時間が差し迫っている電話が届き、一同はRiNGへと向かった。燈は『人間になりたいうた』の歌詞を皆に、そして祥子に見せる。祥子の事を思い改めて書き直された楽曲に各々の反応を示す中、愛音は楽奈がどっか行ってしまった事もあり、MyGO!!!!!のリハーサルも困難なため、どうせなら演奏してはどうかと提案し、睦に自身のギターを貸与する。


ここに一度限りのCRYCHICの復活を果たす


それはあの日、祥子が「必ずまた、ライブいたしましょう!」という約束が果たされた瞬間でもあった。


そして……

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