概要
CV:私市淳
豊川祥子の父親である。もともとは豊川グループの一族の一員で資産家だったはずだが、どういう訳か没落して東京都北区赤羽にあるボロアパートで娘である祥子と生活しており、部屋には缶ビールの空き缶や焼酎の空き瓶が散乱していた。
彼自身が登場したのは、アニメ「BanG Dream! Ave Mujica」の1話からであるが、彼の存在や作中でどんな状況にあるのかはMyGO!!!!!の最終話で示唆されていた。
彼の本名はAve Mujicaの1話で判明しており、それまでファンからはMyGO!!!!!最終話の祥子のセリフ「ただいま、クソ親父…」からとってクソ親父と呼ばれていた。
関連タグ
BanG Dream! Ave Mujica CRYCHIC
余談
ここから先、Ave Mujica1話のネタバレ注意!!!
彼は生まれながらの豊川グループの人間ではなく、祥子の母と結婚して一族に婿入りした婿養子である。
彼は誠実な人柄が取り柄であり、義父(祥子から見れば祖父)の期待に応えることができるよう日々、仕事で努力していたが、祥子が中学生の時に妻(祥子の母)を亡くしてしまう。妻を亡くしてから彼は一層努力するが、詐欺に遭ってグループに168億円もの損害を出してしまい、義父によって一族から追放され、赤羽のボロアパートで生活することになる。(詐欺の具体的な内容は、アニメ1話終了時時点では不明。)
その後、彼を追ってきた娘の祥子と生活するが、彼は酒浸りになり、娘のスマートフォンに警察署からの電話番号が『赤羽警察署』と登録されてしまうレベルで何度も警察のお世話になってしまう。そして、祥子に対し、
「お前みたいな立派な娘がいるだけで自分が情けなくなる」
「もう……ほっといてくれ……」
とすべてを諦め突き放すような発言をして、父娘は絶縁状態となってしまった。(逆に言えば自分の事は忘れて娘だけは幸せになってほしいという最後の親心ともとれるが)