概要
メタルマックス2
終盤にたどり着くメルトタウン近くの酸性雨が降りしきるレインバレーに出現する、賞金額50,000Gの賞金首。
軍艦となった胴体の竜脚類の姿をしたバイオニック系のモンスターで、とても巨大であるため戦闘に突入してもある程度ダメージを与えないとこちらの存在に気付かない。
しかし、気付かれてからは猛攻が始まり、1ターン2回行動で巨大な主砲からの砲撃や全体攻撃であるしっぽを降り回すをしてくる。
特にしっぽ攻撃は迎撃できずに、高威力のためポチの即死ポイントとして悩まされた。
単純なスペックだけで言うならメタルマックス2における全賞金首の中でもダントツの最強であり、テッドブロイラーと比べても比較にならない攻撃力を持っているため、ポチが倒されるのは道理である。
なお『2』という作品全体の傾向として、資金不足になりにくい代わりに賞金額が低く設定されており、以降の作品をプレイした者からすると賞金詐欺に感じるかもしれない。
倒すとロマン兵器である主砲サウルス砲が手に入るが、バギーなどの軽車両のシャシーより重い25tという目を疑う重量があり、搭載すると並みのエンジンでは自走不可能、自走できても装甲を削るしかない。
メタルマックス2リローデッド
賞金額が前述の問題点から200,000Gに上がり(これはSFC版ジャケ裏のこいでたくによる公式イラストの賞金額と同じである)、システム変更に対応する形でHPも大幅に増えた。
倒すとロマンS-EサウルスハープーンかSP5,000回復の消耗品であるサウルスパックというアイテムも落とすようになった。
また、クリア後に3体の軍艦サウルスを引き連れるほど巨大かつ10倍のHPを持つ頭がおかしい設定である母艦サウルス(賞金額280,000G)と、隠しボス軍艦キングが登場する。
母艦サウルスとの戦いでは、母艦サウルスを引き立たせる為にかなり小さく描かれているが、スペックは変わらないので油断しないこと。
メタルマックス4
今作から3DCG化された。
賞金首ではなくシンボルエンカウントできる固定敵として登場し、母艦サウルスが通常賞金首として、軍艦キングはLimited Edition限定特典として戦うことができた。
メタルマックスゼノ
台東防衛特区のフィールドに最初から姿を見せている。腕試しのために戦うことができ、倒しても復活するため何度でも戦える。また周回することで母艦サウルス、軍艦キングを擁するサウルス艦隊と戦える。とはいえ、初見で勝てる相手ではないため、ポMから警告が入る。
また、終盤に行ける様になるフィールドから切り離された渓谷エリアダークシティ(トラベルマップでは渋谷109の南側、首都高渋谷線から代官山の辺りに位置する)では、軍艦サウルスの大群が闊歩している。
ちなみに、本作から特殊砲弾の代わりに大砲の弾種が大幅に増え、その中にサウルス砲由来と思われるサウルス弾が存在する。これは絶対に迎撃されない砲弾という扱いで、主に尋常でない迎撃性能を誇る陸上空母アホドナルド戦で活躍する。
余談
亜種として『メタルサーガ砂塵の鎖』で超獣戦車、『鋼の季節』にブラキオサウルス(公式サイトではブロントサウルス)に戦艦大和を融合させたようなヤマトサウルスが登場している。
味方側の戦車でも、『メタルマックス3』から製造できるようになったバイオタンクの中には竜脚類型はないが、マンモス型やトリケラ型、ティラノ型が存在する。
関連タグ
メタルマックス2 メタルマックス2リローデッド メタルマックス4 メタルマックスゼノ
- ヤマトン:ウルトラマンの本編ではNGとなり、コミカライズのみ登場した戦艦大和を核に生まれたウルトラ怪獣
- 恐竜戦車:ウルトラセブンに登場した恐竜と戦車を融合させたサイボーグ怪獣 本編ではそのままの姿だったが、デザイン画では縮尺を考慮して陸上戦艦風に描かれていた
- 無敵戦艦ダイ:ゲッターロボの恐竜帝国最強の戦力
- メカザウルス:恐竜(例外あり)に機械化改造を施した恐竜帝国の巨大戦力
- ジャリュウ一族:遺伝子操作で造られた恐竜に武装を施した大邪竜を運用
- ウルトラザウルス:ZOIDSに登場する竜脚類型の巨大な機械生命体で、戦艦や空母として運用された。全長50~555m、砲口径は通常360mm、決戦兵器では1200~25000mm口径となる。