鋼の季節

はがねのきせつ

鋼の季節とはメタルサーガシリーズの二作目及び二作目のサブタイトル。(イラストは主人公の師匠のジェシィ)

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概要

鋼の季節とはメタルサーガシリーズ二作目のサブタイトル及び作品。

あらすじ

人工知能ノアが起こした伝説の大破壊により地球が壊滅状態になり、動物や機械は凶暴化し、多くの自然と生命が失われたが、人は力強く生きていた。

システムや評価点

前作との違い

特技がお金を使う形式ではなく、回数形式となった。

前作と違い、ターン制に戻った。

3Dではなく、ドット絵に戻った。

運転Lvや戦闘Lvのシステムが元に戻った。

問題点

取り敢えずバグが多い。

フルタッチオペレーションのため、タッチペンを無くしたりすると操作しづらい上、フルタッチオペレーションなのでタッチペン操作が嫌いな人には向いてない。

バグさえなければ、操作に関してはスマホの普及した現代から見れば「10年早すぎた」で済んだのかもしれないが…せめてボタンや十字ボタンによる操作は残して欲しかった。

一部の曲がかなり重厚感に欠ける。

オーバーロード(ラストダンジョン)の難易度が発狂レベル。

良点

ストーリー展開がわかり易い

音楽が概ね良質(音質がちょっと駄目だけど)

戦闘面のシステムが従来のシステムに戻った。

一部のホラーイベントが中々やりごたえのあるイベントになっている

ちゃんとリメイクしたら本当に良作になるであろうに、本当に惜しい作品である。

キャラクター

レバンナ
- 主人公(はんた)の父親。大破壊を起こした張本人であるノアを撃破した。撃破した後は農場で野菜を作ろうとしていたが、病気により死亡。
クリフ
- 神の手クリフと呼ばれている。亡くなった主人公の父親の代わりに主人公を育てた存在。レバンナの友人でかつてはレバンナやイングリットと共にノアを撃破した。ノアを撃破した後はこっそりとハンビーの整備をしていた。序盤で敵の襲撃に合い、持病持ちだったのが命取りで亡くなった。
主人公 (はんた)
- 今作の主人公となる少年。農場でゆったりと過ごしていたが、クリフの死とノアシードの発見により旅に出る。
ジェシィ
- オープニング直後に農場へとやってくる中堅ハンター。ノアシードを所持しており、ノアシードをレバンナに届ける為に農場にやってくる。元は仲間が何人かいたらしいが、ノアの軍勢と思われるモンスターに襲われ、仲間はジェシィを除き全員死亡したらしい。序盤で主人公に戦い方を教えてあげたりしてくれる。賞金首の賞金を受け取る際に9割を持っていったりするが、サブワイと呼ばれている街で再開した際には、主人公が師匠と呼んでいる事から、主人公からは慕われている。
カレン
- 主人公の姉で普段は主人公に若干厳しいが旅から戻ると心配してくれる辺り、本当は優しい
イングリット
- 妖炎のイングリットと呼ばれているソルジャー。レバンナやクリフの友人でサブワイで会うことが出来る。序盤から中盤までの目標はこのイングリットを探す事となっている。
キキ
- 主人公の幼馴染で主人公とは昔から仲が良く、主人公の実家(農場)にしばしばやってきたりする。
- ニワトリを飼っている。

仲間

ジェシィ

序盤にノアシードの破壊をする為にノアシードを所持して農場へとやってくる。上に書かれてる通り、主人公の師匠で主人公に戦い方をレクチャーしてくれる仲間。途中で離脱する。

レオーニ

トロの町に住んでいる料理人。恩人であるイオン船長への恩返しの為に料理の為の食材を一緒に取りに行かないか？と仲間のイー三兄弟に頼むが、イー三兄弟が守銭奴で恩知らずな性格だったので愛想つかして、食材の有る洞窟で主人公の人情深さに惹かれ、主人公の仲間になる。義理人情深い性格。シリーズ初の職業の料理人。バイオ系モンスターの落とす食材で料理が作れるほか、戦闘面では、戦闘中に秋刀魚を焼いて煙幕を発生させたり、フライパンでひっぱたいて攻撃したり何かと便利だが後のシリーズには登場しない。

料理人という職業はある意味別の形で再登場できた。

メグ

メタルサーガシリーズでお馴染みの眼鏡っ娘メカニックでフラミンゴ・ヴィルの街に住んでいる。かなりのドジっ娘でフラミンゴ・ヴィルの街に最初に来た際にドラム缶に追いかけられていたり、セーブデータを消去しそうになるなど、ドジっ娘っぷりを発揮している。職業はメカニック。修理が得意で、機械系の敵を一撃破させる解体なども覚える。

マリオン

本業はソルジャーだが、最初はフラミンゴ・ヴィルで副業のダンサーをやっている。サブワイと呼ばれている街が巨大アリに襲われたという情報を聞いたあとにフラミンゴ・ヴィルのダンサーを辞職し、サブワイに向かうことを決意する、その道中で何度かイベント戦闘に参加する。サブワイで合流したら、正式に仲間入りする。基本的に攻撃系特技を覚えるが、仲間一人のHPを500～700程度回復する応急手当てや2tまでの機銃なら装備出来る人間戦車等の変わり者な特技も覚える。

サージ

トロの町のスラム街でスリをやっている少年。主人公からもお金を盗るが、主人公の説得で主人公の仲間として戦いに参加してくれる。加入した際の初期LvがLv3ととても低く、ラストダンジョンで共闘する場面も有るので、しっかりとレベル上げをしておかないと終盤苦労することになる。主に機械をハッキング出来る能力を持っており、フィールドやダンジョンのコンピューターのパスワードを解読したり、機械系の敵を弱らせる特技を持っている。

戦車一覧

ハンビー
- 恐らく最初に入手出来るシャシー。クリフが整備をしていた車で遺言で主人公の物となる。軽さと重装備を両立出来るため、強化していけばなかなか役に立つ。但し序盤のイベントでしばらく手元から離れるため、強化出来るのは実施中盤以降。元になったシャシーはアメリカ軍軽装甲車ハンビー(ハンヴィー)
装甲車
- 6輪の装甲車。ロケット墓場と呼ばれているダンジョンの最深部で入手出来る。元になったシャシーは旧ドイツ軍のプーマ装甲車(Sd.Kfz.234)と思われる。(だがSd.Kfz.234とは違い6輪である)

耐熱耐性が有り、賞金首のバーナータイガー(主に火属性の攻撃をしてくる)や炎を吐いてくる敵に有効なシャシー。

対空戦車 (ゲパルト)
- ピラミッドヒルズと呼ばれている場所で入手出来る。モデルはドイツ軍対空戦車ゲパルト。対空性能と固定装備の機関砲持ちで、空中の敵を一掃出来る。強化では派生型が沢山あるので、慎重に考えて強化しよう。
キャデラック
- 鋼の季節のネタシャシーその1。モデルは言わずもがな、キャデラック。トロの町で最低50000Gで購入出来る。100000G渡せば、一回で購入出来る。所持したら一部のモブが特殊な反応をするので必見。
突撃砲
- 回転しない砲塔を持つ戦車。モデルは旧ドイツ軍のヤークトパンター。フラミンゴ・ヴィルの町の保管庫で警備員と暗証番号により厳重に保管されている。強化していけば凄まじい勢いで固定装備がついてゆくので、強化には注意が必要。
エイブラムス
- 中盤以降の主力戦車になりうるポテンシャルを秘めている戦車。強化すると見た目を壊す固定装備がつくので強化には注意が必要。元になったシャシーはM1エイブラムス。
伝説戦車
- クワトロホールと呼ばれている場所のDr.レジェンドに設計図を持っていき鉄くずを用意して、質問に答えるとその質問に応じて戦車が作られる。因みにオリジナルデザインの戦車はシンカ。
レッドウルフ
- メタルマックス、メタルサーガシリーズ恒例の戦車。今回は凍り付けにされており、氷の壁を壊せば入手可能。だが、今作では最終強化で見た目をぶち壊しにする固定装備がつくので、最終強化をしない事をお勧めする。
F-21クーガ(戦闘機)
- レッドバレーと呼ばれている砂漠の最深部で入手出来る。鋼の季節のネタシャシーその2。見た目はそのまんま戦闘機だが空は飛べない。名前はF-21だが見た目的にはF-20の見た目をしている。強化には注意が必要。
スターリン
- 賞金首のグラマースターリンを撃破すると入手出来るシャシー。多砲塔戦車のシャシー。ロシア軍のJS-2ではなく、オリジナルデザインの戦車。重量級の戦車で馬力の高いエンジンが必要な上に、(バグにより)悲しい事に5回目の強化が出来ない。