概要
初登場はメタルサーガニューフロンティア。
このシリーズの戦車といえば「自走可能」「武器搭載可能」「人間が搭乗可能な機械」なら何でも対象ではある。
しかし、鉄道車両というのはこれまで「ありそうでなかった」ものであり、初代メタルマックスでもイーデンという町の形態で鉄道車両が建造物扱いで登場するなどの形でしか登場していなかった。
まさに灯台下暗しな発想の産物である。
モデルは新幹線200系車両と思われる。
メカニックの腕が問われるものの、拡張性が高く優秀な戦車である。
しかしなんといっても、それを有名にしたのはXフットという特殊過ぎる足回りが同時に登場したことだろう。
これまで戦車のシャシーに存在しなかった鉄道車両+二足歩行という前代未聞の足回りが組み合わさった結果、メイン画像のような奇天烈な産物ができあがってしまった。
とはいえ、メタルマックス・メタルサーガの世界とは、自分の道を自分で決めなければならないかわり、己の生き方が肯定される世界。
ネタにはなろう。
だが、決して白い目で見てよい存在ではないのだ。
実際の所、踏破性能が悪く速度の高いBT-200Sと真逆の性能のXフットは相性抜群。そのため多くのカンパニーが導入していたガチ戦車なのである。
