概要
ユゲの町を襲撃してきた山賊「ワルゲリョ」たちの頭目。賞金首となっており、賞金は50,000G。
最初に彼本人を見かけるのはポートスラム。店で戦車を購入している様子を見ることができる。
案の定、この戦車が主人公たちの相手となる。
悪辣な反面、戦闘では戦車による力押ししかあまり考えていない様子であり、特殊な攻撃は一切仕掛けてこない。守備力が高いため、ハンターの乗る戦車に優秀な装備を積み込んでおくと有利に戦えるだろう。
徹甲弾やホローチャージでパーツを破壊したり大ダメージを与えれば効果的だし、初代作ではSPを一気に全部削り取ってやれば戦車の内部にいる本人も外へ出てくる暇もなく死亡する。出てきたら出てきたであとは砲弾をありったけブチ込んでやればよし。ただし彼は腐っても卑劣漢、弱い相手を狙ってくるため、パーティにウィークポイントがあると自覚しているなら強いメンバーが庇ってやるべき。
戦車の扱いは初心者なのか換気装置さえ搭載していないポンコツなので睡眠ガス弾が有効。特に『リターンズ』では麻痺ガス弾なんてものが販売されているため、これを車内へ送り込んでやれば一発で戦闘不能となり車外へ飛び出してくる。さすがにシステム上、初代と違って戦車に乗ったまま死亡することはなく、麻痺しても外へ出てくれば一度は戦線復帰して戦闘続行をしかけてくるが、ご覧の通りガスマスクをしてないので相変わらずガスが有効。
ゴメスの戦車は砲弾を迎撃できるため、『リターンズ』では牽引車のCユニットを上手に使おう。援護システムをONにしておけばS-E砲から援護してくれる。特にS-Eに大砲を積み込めるワイルドバギーであれば、1発5Gの格安にて迎撃できるのでオススメ。
『リターンズ』に限り、倒すとゴメスのハンマーが手に入る。生身のソルジャーがパーツ破壊効果を狙える武器のひとつ。ちなみに取り逃してもモグラたたきの景品として入手出来るため、リセマラしてドロップを狙う必要はない。
また『リターンズ』では、ハウリング砲やリモコンスパナ等のパーツ破壊効果を持つ人間用武器がある為、これらの武器と攻撃力500のレーザーバズーカを用意すれば、レベル25程度でも生身での撃破が可能となっている。
FC版でも、レベルを上げれば生身での撃破は可能なのだが、直前にイベント戦を行う人物の強さにもプレイヤーキャラの強さが反映されるため、場合によってはイベントに不具合が発生して、主人公の名前が変わったり仲間や戦車が消滅するバグが発生する危険性がある。
余談
- 討伐イベントは「本シリーズにおける、とある戦車の伝説」を作った発端となったと同時に、初代作の裏テーマともなっている。
- 『ファイアーワークス』ではバッド・バルデスの部下という設定。
- 手下のワルゲリョが所有している戦車はレンタルタンクの疑いが濃厚。本来道具1つ積み替えることさえ許されないルールのもとに貸し出されているこれを塗装するという命知らずである。
- 初代『メタルマックス』では赤いパワードスーツを着用しているような姿だったが、『リターンズ』では半裸にマスク姿に変更されている。