概要
初出は『メタルマックス3』で、ワナナバニ研究所の遺伝子研究の結果生まれた賞金額50,000Gの賞金首である。
姿はモンキーダンスを踊る多脚で牙の生えた頭を持つダイコンで、噛みつきや太い腕での3回攻撃だけではなく、麻痺ガス、混乱効果がある大根おろし散布、しっぽを地面につきさしてのHP全回復までしてくる。2回行動で高い攻撃力を持つが、植物ゆえに火属性の攻撃に弱い。
最初は南東の温室に埋まっているがすぐに逃亡してしまうので、戦うためにはイベントをこなす必要がある。
まずは研究員からの依頼で、施設の鍵をもったまま行方不明のキーマンを探すため、研究所内をくまなく移動しなければならない「キーマンを探せ」のイベントをクリアする。
そうして天候操作のコントロールパネルがあるB2Fの扉を開けられるようにしておき、ダイコンがたくさん埋まっている南西の温室の中で、見るからに怪しいダイコンに接触すると戦闘になるが逃げられてしまう。
研究員の一人からダイコンデロガは「大雨の後の晴れたときに、虹の下で人間を喰っていた」という情報を聞き、施設内で怪しいダイコンの頭を発見する。
B2Fに戻って施設の天候を大雨にし、操作パネルを閉じてから今度は晴れにすると虹が発生するので、そこでやっと逃がさずに戦えるようになる。
倒してはずれアイテム投げやすい石を落とすとがっかりするが、複数回HP回復ができるダイコンデロガの葉か、レスラー用最強の武器ダイコン棒を落とすこともあるので粘る価値はある。
その後、研究所内で小さくてかわいいダイコンデロガが出現し、倒すかどうか選択肢が出るが、何を選んでも研究員が「面倒を見る」と最終的には引き取られてしまう。
そしてクリア後に訪れると・・・
余談
名前の元ネタはイロコイ族の言葉由来の地名から取られた、アメリカ海軍の空母およびミサイル巡洋艦タイコンデロガ級からである。
太い腕を持つのはゴリラ(コング)型モンスター案があった名残であるという。
『メタルマックス4』では3D化されDLC課金賞金首として登場したが、全方向に強化され賞金詐欺と化してしまった。むしろレベル詐欺ですらある。
ドロップ品の超ダイコン棒は、専用の大根グラフィックとなっている。通常のダイコン棒は
棍棒グラフィックなので、大根を振り回したいならこちらのドロップを狙うしかない。
『メタルマックスゼノ』では、ネームドですらない、ただの雑魚扱いとなり、火炎で
簡単に燃やせる様になった。
亜種について
宇宙ニンジン&ニンジンクイーン
- 『メタルマックス4』の宇宙ステーションで栽培されている食用の巨大ニンジン。
宇宙ニンジン達は大元であるニンジンクイーン次第で狂暴化したりする。
ドロップ品はいずれも宇宙ニンジンの根で、クエストで必要となるアイテム。
クイーン討伐後、ニンジン狩りを断り放置すると、宇宙ニンジンとは戦えなくなる。
また、宇宙ニンジンは大きさ毎に別の敵として図鑑に登録されるので図鑑埋めの際は注意が必要。
オオカブヌシ
- 『メタルマックス4』ではラセンドーム周辺に出現。
ドロップ品はスナダイコンの根とダイコン棒。チャレンジハント対象モンスター。
- 『メタルマックスゼノ』では天王洲モールにネームドとして出現する。
他の敵がいない為、出現率は100%となっている。天王洲=大株主しかいないというネタだろうか?
専用ドロップである超ダイコン棒は67500Gと、レアリティの割にかなりの高額で売れる上に
上記の出現率の都合上、シールドブレイクせずに火炎で狩りまくっても大量にドロップする。
その売却価格は15個で1品目辺りの売却上限である999999Gに達するほど。
この為、億万長者の称号を獲得したい人は天王洲に入り浸る事に。
ちなみにブレイク対象は冷気属性だが冷気耐性(△)を持つ為、ヘタにブレイクを狙うと
1ターンで仕留めきれず地面に潜られたりして余計な手間がかかる事が多い。
スナダイコン
- 『メタルマックス4』のオアシスのテント周辺でシンボルエンカウントする。
よく地中に潜るため、ドリル系の武器は必須。
ドロップ品のスナダイコンの根はクエストで必要になる。