概要
初登場は『メタルマックス3』。
賞金首として50,000Gが懸けられた強敵である。
スクラップ処理場と呼ばれている場所付近に出現する。
何と‼、通常属性(物理属性)以外の全属性を無効化し、こちらにスクラップ投げる、火球を吐くなどの攻撃を仕掛けてくる。
ドロップアイテムがてつクズ、ハイテクスクラップ、ヴードゥーバレル(当たりアイテム、高火力の円高範囲攻撃。人間用武器)。
『メタルマックス2リローデッド』でも登場したが、賞金首の頃の強さそのままで通常出現する滅茶苦茶強い雑魚敵になったためプレイヤーを苦しめた。
賞金首カミカゼキングのお供で現れる可能性もあるため、とても厄介がられている。しかも囮よせ・シグナル弾でカミカゼキングを直接探そうとするとまず間違いなくこいつが待っているというとんでもない罠であり、「カミカゼキングと戦うことは、すなわちスクラヴードゥーと戦うこと」と言ってしまえるほど切っても切り離せない存在。これを避けてカミカゼキングを討伐するには、カミカゼボムを囮よせして乱入を待つ以外にほとんど方法がない。
生息地であるイスラポルトのハンターオフィスでは、先頭キャラがLv33以上だと「今週のターゲット」に挙がることがある。これにより入手金額が5倍(2000.G+8000.G)になるため、入手経験値18000もあってかなり美味しい相手。対策さえ用意していれば勝てない相手ではないので、アクセス良好であることを考慮して稼ぎに精を出すのも効果的。
『メタルマックス4』でも中盤以降の広範囲に登場し、賞金首キュビズマに召喚されることもある。
また作品によっては賞金首ではないが、色違いのモンスター「ゴミダラボッチ」や「トランスゴン」がいる。
余談
元々『3』には賞金首金輪際ゴーストおよび、討伐イベントの舞台金輪際ホテルが登場する予定だったが容量不足で没となり、その穴埋めとしてアメーバブラザーズとともに賞金首に昇格した。
つまり、元々ザコモンスターとして設計されたキャラクターだったのである。
ちなみに当初からこのようなスペックで登場させる予定だったらしく、コンセプトは言ってみれば「ボス並みに強いザコ」。
このような公式情報がなければ「ボスとして設計したものをザコ出現に流用したのだろう」と推測するのがせいぜいだろう点から、いかに自由な発想で作っているかがうかがえる。
『メタルマックス2』のダスト原人や、『メタルサーガ砂塵の鎖』のスカベンジャーなどのスクラップ系の賞金首やモンスターはメタルマックスシリーズではある意味定番化しているが、正体は機械的なものだけではなく生命やエネルギー反応がない正体不明の存在もいる。
名前の由来はスクラップとヴードゥー教からと思われる。