概要
『メタルマックス3』のツインタワア屋上に出現する賞金額22,000Gである賞金首で、見た目はどう見ても雑魚モンスターさつじんアメーバ×3である。
しかし、見た目が雑魚で、賞金額も同時期に討伐できる賞金首と比較すると低額のため嘗めプしたものは、戦いが始まってから泣きを見ることになる。
それぞれのアメーバには名前があり、手前上がジャック・アメーバで濃硫酸を吐き、真ん中にいるのが麻痺ガスを噴出するトニー・アメーバ、そして手前下のビル・アメーバは戦車内部の人間までダメージを与える音波攻撃を放ってくる。
出現場所のツインタワアは街などの施設から微妙に遠く、内部の探索も時間がかかるので消耗からは逃れられない。
さらに、それぞれのアメーバは実はHPが39,000もあり、HPが20%まで減少すると「まんたーんドリーーンク!」と過去作をプレイした者は耳を疑う叫びと共にHP39,000回復するため、闘争心を大破させられたハンターも多数だという。
回復量の数字から見てわかるように最大HPを突破しているのだからひどい。
絶望せずに弱点である火炎、電気、ガスで攻撃し続けていれば倒せないことは無いが、長期戦は必至である。
また、パーティとの相性を考え、苦手分野を攻めてくる個体は必ず真っ先に倒すこと。例えば人間のHPが低いパーティの場合はビルを放っておくと音波で戦車の中の人間が皆殺しにされるし、戦車の戦力に不安がある場合はジャックの濃硫酸で戦車をあっという間に溶かされる恐れがある。
倒すと、それぞれが1体としてカウントされているのでアイテムは3つ手に入るが、ぬめぬめ細胞3つという最悪のパターンもある。
その他は超強力なアクセサリーであるが混乱状態になってしまうドクンドクン細胞(ナースが1ターン目で回復可)、または毎ターンHPが微回復するヒーリング細胞が手に入る。
余談
強さの割に賞金額が低いためピチピチブラザーズやガウーマンと並び賞金詐欺と呼ばれることもある。ハンターオフィスが人類圏への危険性から額を決めているのであれば、致し方ないともいえるが、コイツの場合は賞金詐欺以前の問題がある。
- 最弱クラスのザコと同じ姿。
- 事前に強さを察することのできる描写がない。
- 全員同じ見た目なのに役割分担がしっかりしており、全方面からパーティを崩しにかかる。
- 全賞金首の中でも上位に食い込む総合力。
- 満タンドリンクでプレイヤーの精神をも攻撃してくる。
以上の理由から、賞金以前に普通に返り討ちにされかねない外見詐欺であり、とことんまで人を食った相手である。
討伐するために非常に手間のかかるイベントをこなさねばならない賞金首金輪際ゴーストを、容量の関係でカットしなければならなくなったため(『2R』で復活)、当初は強雑魚だったスクラヴードゥーとともに賞金首として追加されたものであるという。
また、その徒労感から入手金額の少なさが逆に記憶に残り過ぎて、バトルでの獲得金額3,000Gと賞金22,000Gを混同し、賞金25,000Gと誤解する事例がネットに広まっているのであしからず。