概要
初登場は初代『メタルマックス』で、単眼の頭に触角のようなものがある巨大アメーバモンスター。
ドラゴンクエストシリーズでいうところのスライムに該当するといえば分かりやすいだろうか。
たいがい序盤の町付近に出現し、レベル1のハンターはこのモンスターかきょだいありを倒して成長していくのである。
しかし、名前に「さつじん(殺人)」と穏やかではない形容詞がついていることから、一般人にとってはそれなりに危険度が高い生物であると思われる。
倒すと手に入るぬめぬめ細胞は、焼くと毒が抜けぬめぬめ焼きという食べ物となることから酒場に売れるので、ハンターの副収入となっている。
そのため『メタルマックス2』ではさる富豪の別荘ブルームーンハウス跡地で養殖を試みる者がおり、それなりの成果を上げているという。
実は人工的に造られた万能細胞らしく、『メタルマックス3』『メタルマックス4』ではバイオタンクを構築するための素材として使われるようになり重要度が増した。
しかしバイオタンクの研究者であるタンクレディ博士が飲んでいるぬめぬめ茶の材料って…
なお餌によるものか地域差によるものか『メタルマックス』シリーズではオレンジがかった黄色、『メタルサーガ』シリーズでは緑色、上記のように養殖されたものは青色をしている。
同系統のモンスターとしては分裂して酸を放ってくるDNAブロブ、ラストダンジョンに出現する、電気を纏い戦車のC-ユニットを破壊してくるちょうでんどうXがおり、それぞれが比べものにならないほど強敵である。
『メタルマックス3』ではどう見てもこの最弱モンスター×3が賞金首として登場するのだが…
余談
現実にも「殺人アメーバ」もしくは「人喰いアメーバ」と呼ばれるフォーラーネグレリアという淡水に棲むアメーバがおり、生息している場所の淡水が鼻などから体内に入ると脳細胞を溶かして死に至らしめるという。