概要
狼之神アイスホッケー部員の1人。源間浩一と同じく2年。源間兄弟とは幼なじみ。
ポジションはふたつ目センターフォワード。
スピナマラダ!
源間兄弟より年上の3年として登場。性格は短気かつ好戦的。どれくらいかと言うと、雪花高校の不良にやられた1年生達の報復をすぐ実行しようとするくらい。ロウが来るまで部員の中で1番スケーティングが早く、それを生かした相手チームのパスカットや得点にからむアシストパスが強みの選手。父子家庭育ち。父親もアイスホッケー選手だったらしく、源間家父と同期だった可能性が高い。
源間慶一の登場により、ふたつ目センターポジション喪失の危機に落ち入り、更に前キャプテン・樋口との接触により色々と悩むが、キャプテン紅露直人の助言や慶一の胸中を知った事で奮起。インターハイではアシスタントキャプテンとして活躍する。
高校卒業後はインターハイの活躍を認められ、東京の大学に進学した。
ドッグスレッド
源間浩一と同じ2年生になった事、プレイスタイルが身体を張ってゴールやコーナーを守るパワータイプになった事など変更点は多々あるが、1番注目すべきは源間慶一への執着が強くなった事だろう。こちらの甲斐賢吾も父子家庭ではあるが、父はトラック運転手で週1でしか家に帰れずその間、源間家で世話になる事が多かった事が執着心の強さに起因している。プロのアイスホッケー選手だった源間兄弟の父曰く賢吾の父は「本当なら一緒に王子イーグルスに入団した」と言わしめるほどの実力者だったが、怪我の為プロ入りを断念。更に妻にも逃げられている。気が効く方では無いのか賢吾の幼少期は夕飯としてセイコーマートのおにぎりしか買ってこないなどとほんのり悪い家庭環境であり、源間家の母が見かねて毎日夕飯に誘うようなった。つまり賢吾にとって源間家は家族のような存在であり、失うわけにはいかないのだ。それはもちろん源間家も同じなのだが、夕食後にガラケーをいじる慶一の後ろで賢吾が皆の皿を洗っているなど、見る人によってはギョッとするほど歪な光景。中学時代までは慶一とフォワードを組んでおり、黄金ペアとして活躍していた。
その為か中学からペアになった富士美雄への当たりが強く、練習中に今の時代なら即退場レベルのキツいボディチェックを仕掛けており、富士もその敵意に気づいている。今は一緒に帰る位には良好な“フリ”は出来ているが、この争いが表面化する日は遠くないと思われる。
前キャプテン・樋口準一とは仲が良かったらしく、彼の様子のおかしさに皆が警戒する中、1人だけ喜んで近づく、慶一と富士のペアの良さを愚痴るなど、強く信頼している。
そんな彼に樋口が渡した物・・・。彼はまだ捨てていない。