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白川朗

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しらかわろう

野田サトルによる日本のアイスホッケーを題材にした漫画作品『スピナマラダ!』『ドッグスレッド』に登場するキャラクター。作品での読みは「しらかわ ロウ」と名前はカタカナである。

概要

元々はフィギュアスケーターとして、その将来を嘱望された期待の選手だった。

しかし、ジュニア大会直前に母親を亡くし、直後の大会で暴れ回った(スピナマラダ!では判定を不服として、ドッグスレッドでは本人の最高得点だったが、ある家庭上の理由によって狂人を演じた)ために『狂犬王子』のレッテルを貼られ、フィギュアスケート界を永久追放される。それで母方の祖父がいる苫小牧に、妹の春名と一緒に引っ越すことになった。

そこで出会った土肥(作品で名前が違っている)や源間兄弟(源間慶一源間浩一)らによって、アイスホッケーの世界へと引き込まれていく。

なお、スピナマラダ!では登場時からスティック捌きもそれなりに巧みであったが、ドッグスレッドではスケーティングは達人級である代わりに、スティック捌きは全くのど素人となっている。

フィギュアへの価値観

スピナマラダ!との一番の違いかも知れない部分であり、ドッグスレッドでのロウはフィギュアスケートを嫌いかけていた(周囲から才能を疎まれていた、追われる立場ばかりで孤独感を感じていた。そして何より自分よりフィギュアを愛していた妹、春名に対する負い目があった)。ただし、母親のことは尊敬しており、彼女の夢であった冬季五輪でメダリストになるという夢は持ち続けていた。

彼が、アイスホッケーの道を選んだのは個人戦ではなく団体競技であったこと、加えて仲間との絆や友情に飢えていた部分が見受けられる。

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