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常任理事国

じょうにんりじこく

国連の主導的な役割を持つ国家。現在では、特に国際連合安保理常任理事国5ヶ国を指す事がほとんどである。

2015年9月23日現在、pixivにおいては現在の国際連合安全保障理事会常任理事国についてのイラストのみが存在する。本記事でもそれを踏まえて国連安保理の常任理事国について解説するが、参考としてかつて存在していた国際連盟の理事会常任理事国についても触れる事とする。

国際連合安全保障理事会常任理事国

第二次世界大戦戦勝国とされる連合国の中心を担った五ヶ国、今日の国際連合で主導的な権利役割の国。

現在はアメリカ合衆国イギリスフランス中華人民共和国ロシアの5ヶ国が、1946発足当初は中華人民共和国ではなく中華民国が、ロシアではなくソ連がその座にあった。発足当初は中華人民共和国は建国されておらず(建国は1949年)、1971年のアルバニア決議で中華民国が持っていた中国大陸における国家の代表権が中華人民共和国に移動した事で常任理事国入りをしている(このアルバニア決議により中華民国は国連から除名され、現在では台湾支配するのみである)。また、ソ連は1991年崩壊し、その代表権は後継国家の一つであるロシアへと引き継がれている。
また、5つの常任理事国には非常任理事国を含むほかの国連加盟国にない「拒否権」という特権が与えられている。これは「国連安全保障理事会」や「国連総会」の議案の評決で大多数が賛成しても常任理事国が1ヶ国でも反対すれば、その議案は全面的に否決されることを意味し、今や国連における致命的な欠陥となっている。

現在、第二次世界大戦の敗戦国である日本ドイツ、新興国であるインドブラジルなどが中心となって10ヶ国程度の常任理事国を新設する運動が行われているが、中国、ロシアが反対しているだけではなくアメリカも消極的な姿勢を見せており実現のめどはたっていない。

国際連盟理事会常任理事国

かつて存在した国際連盟においては、理事会理事国のうち任期が定められていない国家がこれに当たる。
1920年の国際連盟成立当初はイギリスフランス日本イタリアが、1926年には遅れて加盟したドイツが常任理事国となった。しかし、1933年には満州国建国に関する是非により日本が、ナチス政権樹立に伴いドイツがそれぞれ国際連盟を脱退、代わって翌年国際連盟入りしたソ連が常任理事国に加わるも、1937年にイタリアが日独防共協定加盟に伴い国際連盟を脱退した。さらに1939年にソ連がフィンランドに侵攻した為国際連盟から除名された結果、英仏二か国のみとなった国際連盟理事会は機能停止に陥り、1946年の国際連盟解散までその状態であった。

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