概要
『メタルマックス2』および『メタルマックス2リローデッド』に登場。
伝説の大破壊によって地球上における人類の活動が大幅にスケールダウンした時代、かつて軍産複合体「ブラド・コングロマリット」の経営者にして科学者でもあったバイアス・ブラドが不死の存在へなろうと目論んだ頃から組織された武装集団「バイアス・グラップラー」の幹部を務める者たち。
筆頭のテッド・ブロイラーを初めとして、ブルフロッグ、カリョストロ、スカンクスがいる。
ただし各々の実力には大きな差があり、四天王といっても実質的には幹部が4人集まった結果単にこう呼ばれるに過ぎない状態。アズサの町でも「こんな悪党たちが仲良く組織を作っているとは思えない」と評されている。
実際、スカンクスが倒されるや否や即座にガルシアを後釜として取り込もうとする動きが見られた一方、テッドブロイラーは別格の扱いを受けており、ブラドの不死計画を直接サポートしているような描写が見えなくもない。
スカンクスに関しては、クローン体とおぼしき個体としてスカンクスコピーもいるのだが、すでに四天王の後釜ですらない。早々に見限られたらしい。
しかしそのテッドブロイラーは最前線に立って活動している様子がいくつも見られることから、各メンバーの活動範囲にも大きな違いが見られる。
基本的に末端の構成員への扱いは悪く、それは例えばスカンクスが雇った部下が野宿同然の生活をしていることなどから窺える。他の構成員の部下もブルフロッグの拠点デビルアイランドにいる研究員が贅沢をしているぐらいであり、末端の悪党たちのなかには贅沢を当て込んで入隊するものもいるが、粗末に使い捨てられている可能性がある。
彼らの目的はバイアス・グラップラーを参照。
オリジナル版でも彼らが登場するダンジョンのBGMはほぼ統一されていたが、『リローデッド』においては専用のダンジョンBGM・戦闘BGMが新たに登場。特にテッドブロイラー戦ではこの戦闘BGM「Red Zone」が前奏が加わるバージョンの「Red Zone More」になる。
余談
飽くまでもファンの考察だが、彼等のモチーフは桃太郎ではないかと言われている。
- テッド・ブロイラー=キジ
- ブルフロッグ=イヌ
- カリョストロ=桃太郎
- スカンクス=サル