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センシティブな作品

概要

初出はメタルマックス2グラップラー四天王の1人であり、4名の中では(絶対勝てないオープニングバトルを除けば)最初にプレーヤーとぶつかる。

グラップラーの拠点の1つ『グラップルタワー』を守護しており、賞金は10,000G。リメイク版では25,000Gまで増額されている。

サルミュータントであり、2対4本の腕でマシンガンを撃つ他、手榴弾を乱れ投げる『スカンクスハリケーン』を必殺技にする。

グラップルタワーは複雑な構造になっており、ちゃんと手順を踏めばスカンクスとは戦車で戦えるのだが、こいつを倒して次の街へ行かないと強力なエンジンが手に入らない。

倒さないとストーリーも進められないようになっており、それ故にクルマの性能(特に防御力)に悩んだプレーヤーは多い。バギーの守備力を最大まで改造すると有利に立ち回れるだろう。

だが、それ以上に問題となるのが、彼の圧倒的な守備力。プロテクタの守備力が邪魔して、この時点で購入できる最高の大砲である75ミリ砲でもダメージが全く通らない。酒場サースティで購入できる特殊砲の火炎放射器を装備するか、もしくはブラド博物館でウルフを手に入れて備え付けの88ミリ砲に換装する必要がある。バギーの大砲マウントを思い切って撤去し、火炎放射器を2台装備すれば余裕で丸焼きにすることもできる。

難関だが、事実上こいつを倒せば戦車装備の改造が可能になるため、戦力を一気に拡充できる。

機嫌を損ねて殺された手下のグラップラーはかなりの量にのぼっているらしく、片付ける仲間の死体が多さからノイローゼに陥っている一般兵がおり、手下達は恐怖で従っているに過ぎない状態のようだ。

メタルマックス2リローデッドでは、ソルジャーのクラスが割り当てられており、上記の『スカンクスハリケーン』をソルジャーのスキル『みだれなげ』で再現し、おたけびで自分や手下の攻撃力アップを仕掛けてくるため、旧作とは段違いの火力を得た。

ゲーム後半『霊長類行動科学研究所(別名:モンキーセンター)』なる施設に行けるが、そこで閲覧できる記録には、大破壊以前に飼育されていた猿達のボスの名前がスカンクスであった事実がわかる。

記録を読み進めると “その猿は来場者から人気者だった” “最近台頭してきた若い雄猿に地位を脅かされて気が立っていた” “最後に全てのサル達は大破壊の混乱時にある組織によって纏めて連れていかれてしまった”……までが書いてある。

グラップラー四天王のスカンクスはこの猿が改造された姿なのだろう。

元がボス猿であったためから、組織のメンバーに対する仲間意識は強く、倒すと自爆してその爆発で自身の死を仲間に知らせる行動へと走る。実際、その後のグラップラーの動きはかなり早かった。

亜種

彼のコピー体「スカンクスコピー」が、刑務所を流用して作った施設「デスクルス」の署長の座に収まっており、ここでは白兵戦を余儀なくされる(また、賞金は支払われない)。メルトタウンや人間ビレッジの装備(特にプロテクタと武器)があればまず負けないだろう。

耐性・攻撃力・命中&回避(実質的な攻防性能)がやや上がっているほかは、大部分がオリジナルのスカンクス同様のパラメータ。また、倒しても仲間意識などを持った行動は取らず、ただ倒れるのみであった。

『リローデッド』ではパラメータこそ強化されたものの、ナースの特技「禁断の注射器」で即死するオチがついた。

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