概要
2021年に生まれ、2024年にクラシックを迎える予定の競走馬の世代。
この年から羽田盃と東京ダービーがJpn1に昇格し、ジャパンダートダービーがジャパンダートクラシックに改称して秋に移設されたことにより、ダート三冠路線が確立。中央馬も出走可能となった最初の世代となる。
ハーツクライ産駒はこの世代がラストクロップとなる。
そして、この世代で初年度産駒がデビューする種牡馬はブリックスアンドモルタル、レイデオロなど、ハーツクライ後継としてはスワーヴリチャード、シュヴァルグランなど。
各路線の状況
芝・牡馬
新種牡馬ブリックスアンドモルタル産駒で、サウジアラビアRCを制したゴンバデカーブースはホープフルSでも人気を集めていたが感冒を患って競走除外のうえ、年明けに感冒後の検査で喉頭蓋エントラップメント(喘鳴症)の発症が判明。喉の手術を受ける必要が出てしまった影響でクラシック戦線から一旦離脱。最終的にNHKマイルとダービーに参戦して上半期を終えた。そんななか、そのレースの勝ち馬となった牝馬レガレイラが後述のように皐月賞へ参戦した。
もう片方のG1である朝日杯FSは、デイリー杯2歳Sを勝った持ち込み馬のジャンタルマンタルが、その勢いのまま朝日杯も制し、最優秀2歳牡馬に選ばれた。また、全兄に凱旋門賞馬ソットサスを持つフランス産馬シンエンペラーがデビュー2戦目で京都2歳Sを制し、ホープフルSで2着に入り、その2頭が注目株となる。だが、皐月賞までの前哨戦にあたるレースでコスモキュランダのように年明け後の上がり馬とも言うべき存在も登場し、混戦に近い状況にあった中で皐月賞を迎えた。結果、皐月賞を制したのは共同通信杯でジャンタルマンタルを破っていたジャスティンミラノ。それも1分57秒1の皐月賞・コースレコードを強烈な決め手で放っての勝利だった。二冠目となる日本ダービーだが、別路線組のシュガークンやシックスペンスが参戦。しかし、ダービーを制したのは、このレースでは事実上の伏兵となっていたダノンデサイル。自身の皐月賞は跛行除外されて出走できなかった無念と11年前の父の雪辱を果たし、セレクトセール高額落札常連のダノックスに悲願のクラシック初制覇をもたらした。またセレクトセール出身馬のダービー戴冠は5年ぶり、億越え馬では初となった。
秋はジャスティンミラノが天皇賞秋を目指そうとしたが屈腱炎で戦線離脱、後に現役引退が発表された。一方ダノンデサイルは菊花賞へ向かうこととなった。シンエンペラーは欧州遠征して愛チャンピオンから凱旋門賞へと転戦した後、ジャパンカップで2着同着。菊花賞は前哨戦セントライト記念を制したアーバンシックが上がり馬ヘデントールらを退けた。次はダノンデサイル共々有馬記念へ向かう。
芝・牝馬
新馬戦初週にして、後に重賞2着のボンドガール、重賞制覇のチェルヴィニア、コラソンビート、2戦連続レコード勝ちのキャットファイトが集結。阪神JFでも集結が期待されていたが、ボンドガール、チェルヴィニアがどちらも回避。勝利したのは無敗馬アスコリピチェーノ。一方で2着に敗れていたステレンボッシュは共々直行の桜花賞で雪辱を果たし1冠目を手に入れた。オークスへの別路線組では、阪神JFで無念の除外を食らったタガノエルピーダが朝日杯FSで3着好走、忘れな草賞を制して乗り込んだのをはじめ他の別路線組も多士済々の顔ぶれになったが、本番は桜惨敗のチェルヴィニアがルメールとのコンビ復帰で雪辱した。
そして、当初からホープフルSの登録のみで参戦したレガレイラが牝馬として同レースを初制覇。レガレイラは先述の通り、皐月賞へ参戦。また、オークスへ舵を切らず、日本ダービーにも参戦した。このように、2歳時は牝馬路線の話題性に注目が集まった。
ボンドガールは桜花賞を抽選で弾かれたが同週のニュージーランドトロフィーに回って牡馬を相手に2着に入り、NHKマイルカップの切符を獲得(結果は17着)。夏以降は距離延長して9FのクイーンSへ挑んで2着、さらに10Fの紫苑Sにまわり3着で秋華賞へ。一方春は牡馬相手で進めていたレガレイラは秋はローズSから始動してエリザベス女王杯へ向かった。
秋華賞はチェルヴィニアが快勝し二冠達成。ボンドガールが2着、桜花賞馬ステレンボッシュは出負けが響き3着。チェルヴィニアはその後、ジャパンカップに向かって4着。ボンドガールは年内休養し、ステレンボッシュは香港ヴァーズへ遠征して3着に入っている。
一方エリザベス女王盃でもかみ合わず敗れたレガレイラだが有馬記念でダノンデサイルを差し、シャフリヤールに競り勝って64年ぶり3歳牝馬戴冠。古馬になってからも活躍が期待されるところ。
芝・短距離
NHKマイルカップの前哨戦2レースはいずれも3歳重賞馬の弟が勝利したが、NHKマイルには各前哨戦以外からは桜花賞からアスコリピチェーノとイフェイオン、皐月賞からジャンタルマンタルとウォーターリヒトが参戦。2歳マイル王者2頭が直接対決するという構図になり、さらに戦線離脱していたゴンバデカーブースが戦線に復帰。そうした中で迎えたNHKマイルカップ本番はジャンタルマンタルが勝利を収めた。一方2着のアスコリピチェーノは古馬との初対決にハンデ戦の京成杯AHを選択し、ここを危なげなく快勝。今後は同じレースに出走したコラソンビート共々ゴールデンイーグルへ向かった。
スプリントは、フィリーズレビューを制した外国産馬エトヴプレ(新種牡馬トゥーダーンホット産駒)が桜花賞で5着に入り、葵Sでも1番人気に押されたものの4着敗退。ここを逃げ勝ったピューロマジックは次の北九州記念も逃げて快勝。セントウルS・スプリンターズSは共に大敗したが、気性面の成長に期待したいところ。
ダート
先ほど記述した通り世代のダート路線が国内で一変したこの年だが、全日本2歳優駿を勝った矢作厩舎のフォーエバーヤングは目標をケンタッキーダービーに定めてサウジ・ドバイと遠征し、サウジダービー・UAEダービーを連勝。伏竜Sを勝って出走権を確保したテーオーパスワードと共に、大一番に挑んだ。フォーエバーヤングは秋もジャパンダートクラシックを制しBCクラシックへ駒を進める。それぞれ結果はアメリカ欄で。
国内のダート三冠路線では、羽田盃は白毛馬アマンテビアンコが制した一方、同馬を前走の雲取賞で下していたブルーサンはしんがり負け。一方でホープフルSへも出走していた牝馬アンモシエラ(新種牡馬ブリックスアンドモルタル産駒)が京浜盃に続いて2着と牡馬相手で好走を繰り返した。また、KYダービー遠征争いから脱落したラムジェットがユニコーンSを快勝して東京ダービーの切符を獲得すると、本番でも羽田盃組らを蹴散らし戴冠した。
牝馬路線はアンモシエラが羽田盃後、牡馬相手の東京ダービーを選択したため関東オークスの中央勢が手薄になり、レースは中央のアンデスビエントが7馬身差圧勝した一方他の中央勢は惨敗。秋初戦のマリーンカップは初の直接対決となったアンモシエラとアンデスビエントの競り合いになり共倒れ、上がり馬テンカジョウがJBCレディスクラシックの切符を獲得。JBCレディスクラシックにはアンモシエラとテンカジョウが参戦したが、アンモシエラが巻き返して古馬を撃破し、テンカジョウも3着と気を吐いた。
地方は岩手と高知、東海で大物が登場。岩手のフジユージーンは京浜盃、東京ダービーと春のグレードレースは体勢が整わず回避したものの、無敗で地元ダイヤモンドカップ、東北優駿の岩手2冠を持ったまま快勝、中央馬相手の三冠目・不来方賞に挑み(4着)、ジャパンダートクラシックにも挑戦。高知はシンメデージーが東京ダービーに回ったため断然人気となったプリフロオールインがこちらもまったく底を見せぬまま三冠達成。シンメデージーの方は東京ダービーとジャパンダートクラシックで地方馬最先着の4着・5着と奮戦した。東海では騙馬のフークピグマリオンが東海三冠とネクストスター中日本・秋の鞍を合わせた東海3歳主要5レースを統一し「五冠」を達成。駿蹄賞では5馬身突き抜けるポテンシャルの高さと、東海優駿や岐阜金賞の直線で外ラチに逃避したり遊んだりする危うい気性を併せ持つ個性派として注目された。園田の楠賞ではフジユージーン、プリフロオールイン、フークピグマリオンの3頭と、交流重賞でも実績のある短距離トップホース・ギガースとストリームが激突、フジユージーンが出遅れ後方から豪快な捲りで勝利した。一方南関東も故障で春全休だったダテノショウグンが夏に復帰すると黒潮杯を完勝。ジャパンダートクラシックは鼻出血でパスとなったが、こちらには京浜盃快勝後骨折離脱していたサントノーレが参戦。中央からは不来方賞を勝ったサンライズジパングやレパードSを勝ったミッキーファイトが参戦したが、結果は先述の通りフォーエバーヤングの貫禄勝ち。それでもサンライズジパングは次走のみやこSで、ミッキーファイトも名古屋大賞典で古馬を破り世代レベルの高さの一助になった。
高知勢はシンメデージーが中央馬相手を担い、ジャパンダートクラシック後は名古屋大賞典でミッキーファイトの3着と力を見せている。
新たに整備された短距離戦線では兵庫チャンピオンシップを強力な先行力でエートラックスが制したが、北海道スプリントカップはエートラックスの2着と辛酸をなめたチカッパが逆襲を決めた。チカッパは古馬相手の東京盃でも鮮やかな脚で差し切り、続くJBCスプリントではタガノビューティーと火の出るようなデッドヒートを繰り広げた(2着)。一方カペラSでは上がり馬の牝馬ガビーズシスターがチカッパらを倒し、次走はサウジへ遠征予定。
障害
海外
アメリカ
この世代では、2世代目となるジャスティファイ産駒が2歳時から大暴れ。BCジュベナイルフィリーズをフリゼットS勝ち馬ジャストエフワイアイが無敗で制し、BCジュベナイルフィリーズターフもハードトゥジャスティファイが欧州馬を返り討ちし無敗で勝利した。
3歳になってからはメイジを全兄に持つドーノックや、先述したフォーエバーヤングのいとこにあたるクールモアのシエラレオーネが頭角を現し始めたが、両者の直接対決となったブルーグラスSはシエラレオーネが勝利。2歳王者フィアースネスもフロリダダービーを13馬身差で完勝。
そして迎えた本番、フォーエバーヤング・シエラレオーネのいとこ同士が連れて伸びるなか逃げ残ったミスティックダンがダービー馬の栄誉を勝ち取った。この前日にはケンタッキーオークスでソーピードアンナが優勝。2頭をチームしたB.ヘルナンデスJr騎手・K.マクピーク調教師はオークス/ダービーダブルを達成。調教師騎手が同一年で達成するのは史上72年ぶり3組目の快挙となった。
一方、前哨戦のうちアーカンソーダービーは前年BCジュベナイル2着馬でKYダービー出走権のないバファート厩舎のムースが快勝し、プリークネスステークスの有力候補としてそのアーカンソーダービーで下したミスティックダンとの再戦を目指すも熱発でスクラッチ。勝ったのはアロゲート最終世代で、古豪ルーカス厩舎のシーズザグレイだった。この年はサラトガの2000mで開催となったベルモントステークスでは、クラシックホース2頭が枕を並べて討ち死にする中、ダービーで振るわなかったドーノックが人気落ちを尻目に戴冠、全兄弟クラシック制覇となった。ドーノックは次のハスケルSでもベルモントS2着マインドフレームを振り切った。
そして迎えたトラヴァーズS。ドーノック、フィアースネス、シエラレオーネに加え女王ソーピードアンナも参戦する中、勝利を掴み取ったのはフィアースネスだった。ドーノックはここで故障しリタイア。フィアースネス、シエラレオーネを世代の中心としてBCクラシックでシティオブトロイ、フォーエバーヤングを迎え撃つ構図となった。結果はシエラレオーネがフィアースネス、フォーエバーヤングを打ち破り世界最強の座へ。来年以降もこのライバル関係からは目が離せない。
一方、ベルモントS以降煮え切らなかったシーズザクレイはペンシルベニアダービーを勝利しBCダートマイルへ。ムースはカリフォルニアクラウンで振るわず、こちらもダートマイルへ進んだが、この2頭は共にいま一歩という結果に終わった。
一方、サウジダービーでフォーエバーヤングと激闘を繰り広げたブッケンダノは帰国後、復帰戦となったウッディスティーブンスSを勝利。サウジダービーのレベルを証明する形となった。3着だったベントルナートも、BCスプリントで2着に入っている。KYダービー大敗後短距離路線にシフトしたドメスティックプロダクトも、アレンジャーケンスSでブッケンダノを撃破すると、BCダートマイルで世代最先着の3着となっている。
牝馬路線のニューヨークティアラ三冠の第1戦エイコーンステークスはKYオークス上位勢の再戦となり、KYオークス勝ち馬のソーピードアンナが圧勝。ソーピードアンナはそのまま2冠目のCCAオークスも圧勝したものの、アラバマSではなく牡馬相手のトラヴァーズSに回った。女王不在となったアラバマSはCCAオークス2着の実績から1番人気に推されたキャンディードとエイコーンS3着馬パワースクイーズの激しい追い比べとなりパワースクイーズが競り勝った。ソーピードアンナの方はプリークネスS後コティリオンSをあっさりと快勝。古馬との初対決となるBCディスタフでも完勝を収め、現役女王の座を不動のものにした。
ヨーロッパ
ジャスティファイ産駒の進撃はヨーロッパでも止まっておらず、2歳の時点でデューハーストSをA.オブライエン厩舎のシティオブトロイ、マルセルブサック賞を同じくオペラシンガーが勝利。他にも新種牡馬ブルーポイントもBCジュベナイルターフスプリント勝ち馬ビッグイーヴスが出るなど2歳終了時点でGⅠ馬2頭を輩出した。
一方、3歳クラシック戦線は波乱が続く。シティオブトロイが参戦した英2000ギニーはゴドルフィンのノータブルスピーチが初芝かつ重賞初挑戦で無敗勝利。マイル路線の主役に名乗りを上げた。1000ギニーはベンバトルの半妹エルマルカが実績馬を倒しキャリアわずか3戦で戴冠を果たした。この2頭はともにオールウェザーでのデビューだった。
フランスの牡牝三冠の第1戦プール・デッセも、どちらも人気薄が勝利する波乱決着となった。仏2000ギニーは超良血ヘンリーロングフェローが人気するも前が壁になり大敗。前走フォンテーヌブロー賞大敗で評価を落としていたブービー人気のメトロポリタンが押し切った。
そんな中、シティオブトロイは2000ギニー大敗からの巻き返しを期してダービーに参戦。僚馬ロスアンゼルスらを倒し1番人気に応えてダービー馬となった。ロスアンゼルスは次の愛ダービーで英ダービー2着のアンビエンテフレンドリーらを倒した。近年特に出世レースとなっている仏ダービーは新興勢力のルックドゥヴェガが実績馬らを退けて無傷戴冠、父ロペデヴェガ・2代父シャマルダルとの父仔3代制覇を果たした。
2000ギニー・1000ギニーから続くマイル路線はノータブルスピーチ・メトロポリタンと愛2000ギニー勝者ロサリオンがセントジェームズパレスSで直接対決、ロサリオンが勝利をおさめ、ヘンリーロングフェローが前走大敗から2着に巻き返して他のG1馬は惨敗。なお、そのロサリオンのいとこにあたるイニシェリンが英2000ギニー6着後にスプリント転向しコモンウェルスカップを優勝している。1000ギニー路線のコロネーションSも愛1000ギニー馬フォールンエンジェルが回避したものの英仏1000ギニー馬がぶつかる構図となり、英1000ギニー2着だったポータフォーチュナが両1000ギニー馬を倒しGⅠ2勝目を挙げた。また英1000ギニー7着だったシンデレラズドリームはアメリカのベルモントオークスに遠征し、距離延長を克服して勝利している。
夏場の古馬戦に入ってからもエクリプスSとインターナショナルSをシティオブトロイ、ファルマスSとメイトロンSをポータフォーチュナ、サセックスSをノータブルスピーチ、ナッソーSをオペラシンガーが勝利。特にシティオブトロイはインターナショナルSでペースメーカーを差し置いて逃げの手に出てコースレコードを1秒近くも更新しており、大物ぶりを漂わせた。
秋になると、ロスアンゼルスや日本からシンエンペラーが参戦した愛チャンピオンSは上がり馬エコノミクスが競り勝ち、10F路線の主役に名乗りを上げた。一方パリロンシャンの前哨戦はニエル賞でパリ大賞馬ソジーが休み明けのルックドゥヴェガを倒したこともあり、絶対王者不在のまま凱旋門賞を迎える。結局凱旋門賞で3歳勢の最先着はヴェルメイユ賞2着のアヴァンチュールだった。一方、シティオブトロイがラストランとして血統考慮で選んだダートのBCクラシックでは8着に敗退。前述通りクールモアだけにBCクラシック制覇の先を越される結果に終わった。また、BCマイルに向かったノータブルスピーチ、ポータフォーチュナも敗退。テンハッピーローズに先着されたポータフォーチュナは古馬になってからも引き続き牝馬マイル路線で活躍が期待される。一頓挫あり3歳下半期は全休となったロサリオンも、復帰後の活躍が期待されるところ。
勝利したG1
2-3歳・芝
レース | 勝ち馬 |
---|---|
朝日杯FS | ジャンタルマンタル |
阪神JF | アスコリピチェーノ |
ホープフルS | レガレイラ |
皐月賞 | ジャスティンミラノ |
日本ダービー | ダノンデサイル |
菊花賞 | アーバンシック |
桜花賞 | ステレンボッシュ |
オークス | チェルヴィニア |
秋華賞 | チェルヴィニア |
NHKマイルC | ジャンタルマンタル |
2-3歳・ダート
レース | 勝ち馬 |
---|---|
全日本2歳優駿 | フォーエバーヤング |
羽田盃 | アマンテビアンコ |
東京ダービー | ラムジェット |
ジャパンダートクラシック | フォーエバーヤング |
古馬・芝
古馬・ダート
障害
レース | 3歳 |
---|---|
中山グランドジャンプ | |
中山大障害 |
海外(日本馬)
レース | 勝ち馬 |
---|
世代限定重賞勝ち馬
芝
ダート
2歳 | 勝ち馬 |
---|---|
JBC2歳優駿 | フォーエバーヤング |
兵庫ジュニアグランプリ | イーグルノワール |
報知杯エーデルワイス賞 | モズミギカタアガリ |
3歳 | レース |
日刊ゲンダイ賞ブルーバードカップ | アンモシエラ |
雲取賞 | ブルーサン |
京急電鉄賞京浜盃 | サントノーレ |
ユニコーンS | ラムジェット |
兵庫チャンピオンシップ | エートラックス |
レパードS | ミッキーファイト |
日刊スポーツ賞北海道スプリントカップ | チカッパ |
不来方賞 | サンライズジパング |
関東オークス | アンデスビエント |
サッポロビール盃マリーンカップ | テンカジョウ |
主な競走馬
国内馬
勝鞍のグレードの高い順に記載。
勝鞍の太字はGⅠ及びJpnⅠ、斜体はGⅡ及びJpnⅡ、普通はGⅢ及びJpnⅢまたは地方重賞を表す。
GⅠ/Jpn1馬
馬(生産国) | 性別 | 在籍 | 調教師 | 主な勝利レース | 備考 |
---|---|---|---|---|---|
アスコリピチェーノ | 牝 | 美浦 | 黒岩陽一 | '23阪神ジュベナイルフィリーズ/'23新潟2歳ステークス/'24京成杯AH | '23最優秀2歳牝馬 |
フォーエバーヤング | 牡 | 栗東 | 矢作芳人 | '23全日本2歳優駿/'24ジャパンダートクラシック/'24UAEダービー(UAE)/'23JBC2歳優駿/'24サウジダービー | リアルスティール産駒初のダート重賞馬及びG1級勝ち馬 |
ジャンタルマンタル | 牡 | 栗東 | 高野友和 | '23朝日杯フューチュリティステークス/'24NHKマイルカップ/'23デイリー杯2歳ステークス | '23最優秀2歳牡馬/持込馬/パレスマリス産駒初のJRA重賞馬 |
レガレイラ | 牝 | 美浦 | 木村哲也 | '23ホープフルS/'24有馬記念 | スワーヴリチャード産駒初のG1馬 |
ステレンボッシュ | 牝 | 美浦 | 国枝栄 | '24桜花賞 | 曾祖母ウインドインハーヘア |
ジャスティンミラノ | 牡 | 引退 | 友道康夫 | '24皐月賞/'24共同通信杯 | |
アマンテビアンコ | 牡 | 美浦 | 宮田敬介 | '24羽田盃 | 母ユキチャン/白毛牡馬初のG1級勝ち馬 |
チェルヴィニア | 牝 | 美浦 | 木村哲也 | '24オークス/'24秋華賞/'23アルテミスステークス | 母チェッキーノ/半兄ノッキングポイント |
ダノンデサイル | 牡 | 栗東 | 安田翔伍 | '24日本ダービー/'24京成杯 | |
ラムジェット | 牡 | 栗東 | 佐々木晶三 | '24東京ダービー/'24ユニコーンステークス | 祖母ラヴェリータ |
アーバンシック | 牡 | 美浦 | 武井亮 | '24菊花賞/'24セントライト記念 | |
アンモシエラ | 牝 | 栗東 | 松永幹夫 | '24JBCレディスクラシック/'24ブルーバードカップ | ブリックスアンドモルタル産駒初の重賞牝馬/'24羽田盃2着 |
GⅡ・Jpn2馬
馬(生産国) | 性別 | 在籍 | 調教師 | 主な勝利レース | 備考 |
---|---|---|---|---|---|
コラソンビート | 牝 | 美浦 | 加藤士津八 | '23京王杯2歳ステークス | スワーヴリチャード産駒初の重賞馬/加藤士津八調教師は重賞初勝利 |
シュトラウス | 牡 | 美浦 | 武井亮 | '23東京スポーツ杯2歳ステークス | 母ブルーメンブラット/武井亮調教師はJRA重賞初勝利 |
イーグルノワール | 牡 | 栗東 | 音無秀孝 | '23兵庫ジュニアグランプリ | ブリックスアンドモルタル産駒初のダート重賞馬/祖母アルティマトゥーレ |
スウィープフィート | 牝 | 栗東 | 庄野靖志 | '24チューリップ賞 | 2代母スイープトウショウ |
コスモキュランダ | 牡 | 美浦 | 加藤士津八 | '24弥生賞ディープインパクト記念 | アルアイン産駒初の重賞馬 |
エトヴプレ(IRE) | 牝 | 栗東 | 藤岡健一 | '24報知杯フィリーズレビュー | 愛国産/トゥーダーンホット産駒初の日本重賞馬 |
シックスペンス | 牡 | 美浦 | 国枝栄 | '24スプリングステークス/'24毎日王冠 | |
エコロブルーム | 牡 | 美浦 | 加藤征弘 | '24ニュージーランドトロフィー | 半兄ラーゴム |
アドマイヤベル | 牝 | 美浦 | 加藤征弘 | '24フローラステークス | 半姉アドマイヤリード |
シュガークン | 牡 | 栗東 | 清水久詞 | '24青葉賞 | 半兄キタサンブラック |
ジューンテイク | 牡 | 栗東 | 武英智 | '24京都新聞杯 | 半兄ジューンベロシティ |
エートラックス | 牡 | 栗東 | 宮本博 | '24兵庫チャンピオンシップ | ニューイヤーズデイ産駒初のダート重賞馬 |
アンデスビエント | 牝 | 栗東 | 西園正都 | '24関東オークス | 母アンデスクイーン/鞍上の田口貫太騎手は重賞初勝利/ドレフォン産駒初のダートグレード勝ち馬 |
サンライズジパング | 牡 | 栗東 | 音無秀孝 | '24不来方賞 | |
クリスマスパレード | 牝 | 美浦 | 加藤士津八 | '24紫苑ステークス | |
クイーンズウォーク | 牝 | 栗東 | 中内田充正 | '24ローズステークス/'24クイーンカップ | 半兄グレナディアガーズ |
メイショウタバル | 牡 | 栗東 | 石橋守 | '24神戸新聞杯/'24毎日杯 | 石橋守調教師は重賞初勝利 |
チカッパ | 牡 | 栗東 | 中竹和也 | '24東京盃/'24北海道スプリントカップ | |
ダノンマッキンリー | 牡 | 栗東 | 藤原英昭 | '24スワンステークス/'24ファルコンステークス |
GⅢ・Jpn3馬
馬名 | 性別 | 在籍 | 調教師 | 主な勝利レース | 備考 |
---|---|---|---|---|---|
ゼルトザーム | 牡 | 栗東 | 藤野健太 | '23函館2歳ステークス | 薔薇一族 |
セットアップ | 牡 | 美浦 | 鹿戸雄一 | '23札幌2歳ステークス | |
アスクワンタイム | 牡 | 栗東 | 梅田智之 | '23小倉2歳ステークス | 全兄ファンタジスト/全姉ボンボヤージ |
ゴンバデカーブース | 牡 | 美浦 | 堀宣行 | '23サウジアラビアロイヤルカップ | ブリックスアンドモルタル産駒初の重賞馬 |
モズミギカタアガリ | 牝 | 栗東 | 藤岡健一 | '23エーデルワイス賞 | |
カルチャーデイ | 牝 | 栗東 | 四位洋文 | '23ファンタジーステークス | ファインニードル産駒初の重賞馬 |
シンエンペラー(FR) | 牡 | 栗東 | 矢作芳人 | '23京都2歳ステークス | 仏国産/全兄ソットサス/半姉シスターチャーリー/2024年ジャパンカップ2着 |
イフェイオン | 牝 | 栗東 | 杉山佳明 | '24フェアリーステークス | |
ノーブルロジャー(USA) | 牡 | 栗東 | 吉岡辰弥 | '24シンザン記念 | 米国産 |
ビザンチンドリーム | 牡 | 栗東 | 坂口智康 | '24きさらぎ賞 | |
ブルーサン | 牡 | 栗東 | 庄野靖志 | '24雲取賞 | モーニン産駒初の重賞馬 |
ミアネーロ | 牝 | 美浦 | 林徹 | '24フラワーカップ | 半姉ミスエルテ |
サントノーレ | 牡 | 大井 | 荒山勝徳 | '24京浜盃/'23鎌倉記念/'24戸塚記念 | エピカリス産駒初の重賞勝ち馬 |
ディスペランツァ | 牡 | 栗東 | 吉岡辰弥 | '24アーリントンカップ | 半兄ファントムシーフ |
ピューロマジック | 牝 | 栗東 | 安田翔伍 | '24葵ステークス/'24北九州記念 | アジアエクスプレス産駒初のJRA重賞馬 |
オフトレイル(GB) | 牡 | 栗東 | 吉村圭司 | '24ラジオNIKKEI賞 | 英国産/ファー産駒初のJRA重賞馬 |
コガネノソラ | 牝 | 美浦 | 菊沢隆徳 | '24クイーンステークス | |
ミッキーファイト | 牡 | 美浦 | 田中博康 | '24レパードステークス/'24名古屋大賞典 | 半兄ジュンライトボルト |
テンカジョウ | 牝 | 栗東 | 岡田稲男 | '24マリーンカップ | 鞍上の国分優作騎手は地方ダートグレード競走初勝利 |
ガビーズシスター | 牝 | 美浦 | 森一誠 | '24カペラステークス |
その他注目馬
海外馬
馬(生産国) | 性別 | 在籍 | 調教師 | 主な勝利レース | 備考 |
---|---|---|---|---|---|
ブカネロフェルテ(GB) | 牡 | 現役 | A.マレー(IRE) | '23フェニックスS | A.マレー調教師はG1初勝利 |
フォールンエンジェル(GB) | 牝 | 現役 | K.バーク(GB) | '23モイグレアスタッドS/'24愛1000ギニー | |
ヘンリーロングフェロー(IRE) | 牡 | 現役 | A.オブライエン(IRE) | '23ヴィンセントオブライエンナショナルS | 母マインディング |
ヴァンディーク(GB) | 牡 | 引退 | S&E.クリスフォード(GB) | '23モルニ賞/'23ミドルパークS | |
ポータフォーチュナ(IRE) | 牝 | 現役 | D.オブライエン(IRE) | '23チェヴァリーパークS/'24コロネーションS/'24ファルマスステークス/'24メイトロンステークス | |
オペラシンガー(USA) | 牝 | 現役 | A.オブライエン(IRE) | '23マルセルブサック賞/'24ナッソーS | 半兄ヒットイットアボム/半姉ブレーヴアンナ |
ロサリオン(IRE) | 牡 | 現役 | R.ハノン(GB) | '23ジャンリュックラガルデール賞/'24愛2000ギニー/'24セントジェームズパレスS | ブルーポイント産駒初のG1馬 |
キャンディード(USA) | 牝 | 現役 | T.プレッチャー(USA) | '23アリシバイアディーズS | |
イランイラン(IRE) | 牝 | 現役 | A.オブライエン(IRE) | '23フィリーズマイル | |
ロスアンゼルス(IRE) | 牡 | 現役 | A.オブライエン(IRE) | '23クリテリウムドサンクルー/'24愛ダービー | |
サンウェイ(FR) | 牡 | 現役 | D.ムニュイジエ(FR) | '23クリテリウムアンテルナシオナル | 全兄シリウェイ |
エインシャントウィズダム(FR) | 牡 | 現役 | C.アップルビー(GB) | '23フューチュリティトロフィー | アルカナ8月1歳セール200万ユーロ |
シティオブトロイ(USA) | 牡 | 現役 | A.オブライエン(IRE) | '23デューハーストS/'24英ダービー/'24エクリプスS/'24インターナショナルS | |
ヌテラフェラ(USA) | 牡 | 現役? | G.コンテッサ(USA) | '23ホープフルS | |
ティンバーレイク(USA) | 牡 | 現役 | B.コックス(USA) | '23シャンペンS | |
タマラ(USA) | 牝 | 現役 | R.マンデラ(USA) | '23デルマーデビュータントS | 母ビホルダー |
ビッグイーヴス(IRE) | 牡 | 現役 | M.アップルビー(GB) | '23BCジュベナイルターフスプリント | |
ジャストエフワイアイ(USA) | 牝 | 現役 | W.モット(USA) | '23BCジュベナイルフィリーズ/'23フリゼットS | '24ケンタッキーオークス2着 |
ハードトゥジャスティファイ(USA) | 牝 | 現役 | C.ブラウン(USA) | '23BCジュベナイルフィリーズターフ | |
フィアースネス(USA) | 牡 | 現役 | T.プレッチャー(USA) | '23BCジュベナイル/'24フロリダダービー/'24トラヴァーズS | シティオブライト産駒初のG1馬 |
アンクエスチョナブル(FR) | 牡 | 現役 | A.オブライエン(IRE) | '23BCジュベナイルターフ | |
ムース(USA) | 牡 | 現役 | B.バファート(USA) | '23アーカンソーダービー | '23BCジュベナイル2着 |
レスリーズローズ(USA) | 牝 | 現役 | T.プレッチャー(USA) | '24アッシュランドステークス | |
ストロングホールド(USA) | 牡 | 現役 | P.ダマート(USA) | '24サンタアニタダービー | |
シエラレオーネ(USA) | 牡 | 現役 | C.ブラウン | '24ブルーグラスステークス/'24ブリーダーズカップクラシック | 母ヘヴンリーラヴ |
ソーピードアンナ(USA) | 牝 | 現役 | K.マクピーク(USA) | '24ケンタッキーオークス/'24エイコーンステークス/'24CCAオークス/'24コティリオンS | ファストアンナ産駒初のG1馬 |
ミスティックダン(USA) | 牡 | 現役 | K.マクピーク(USA) | '24ケンタッキーダービー | ゴールデンセンツ産駒初のダートG1馬 |
ノータブルスピーチ(GB) | 牡 | 現役 | C.アップルビー(GB) | '24英2000ギニー/'24サセックスS | |
エルマルカ(GB) | 牝 | 現役 | R.ヴェリアン(GB) | '24英1000ギニー | 半兄ベンバトル |
ルーヒヤ(FR) | 牝 | 引退 | F.グラファール(FR) | '24仏1000ギニー | |
メトロポリタン(FR) | 牡 | 現役 | M.バラッティ(FR) | '24仏2000ギニー | |
シーズザグレイ(USA) | 牡 | 現役 | W.ルーカス(USA) | '24プリークネスステークス/'24ペンシルベニアダービー | |
エゼリヤ(FR) | 牝 | 引退 | D.ウェルド(IRE) | '24英オークス | |
ルックドゥヴェガ(FR) | 牡 | 現役 | C.レルネール(FR) | '24仏ダービー | |
ドーノック(USA) | 牡 | 引退 | D.ガーガン(USA) | '24ベルモントS/'24ハスケルS | 全兄メイジ |
ブッケンダノ(USA) | 牡 | 現役 | D.ライアン(USA) | '24ウッディスティーブンスS | |
スパークリングプレンティ(FR) | 牝 | 現役 | P.コティエ(FR) | '24仏オークス | |
イニシェリン(GB) | 牡 | 現役 | K.ライアン(GB) | '24コモンウェルスカップ | |
トリカリ(USA) | 牡 | 現役 | G.モーション(USA) | '24ベルモントダービー | オスカーパフォーマンス産駒初のG1馬 |
シンデレラズドリーム(GB) | 牝 | 現役 | C.アップルビー(GB) | '24ベルモントオークス | |
パラディウム(GER) | 牡 | 現役 | H.グレーヴェ(GER) | '24独ダービー | 鞍上のT.ハマーハンセン騎手はG1初勝利 |
プーシキン(FR) | 牡 | 現役 | JC.ルジェ(FR) | '24ジャンプラ賞 | |
ソジー(IRE) | 牡 | 現役 | A.ファーブル(FR) | '24パリ大賞典 | |
ユーガットトゥミー(GB) | 牝 | 現役 | R.ベケット(GB) | '24愛オークス | 鞍上のH.クラウチ騎手はG1初勝利 |
ウェイズアンドミーンズ(USA) | 牝 | 現役 | C.ブラウン(USA) | '24テストS | |
エルレ(GER) | 牝 | 現役 | M.ペシュール(GER) | '24独オークス | |
ラザット(FR) | セ | 現役 | J.レニエ(FR) | '24モーリスドゲスト賞 | |
パワースクイーズ(USA) | 牝 | 現役 | J.デルガド(USA) | '24アラバマS | |
ドメスティックプロダクト(USA) | 牡 | 現役 | C.ブラウン(USA) | '24アレンジャーケンスS | |
コンテント(IRE) | 牝 | 現役 | A.オブライエン(IRE) | '24ヨークシャーオークス | |
エコノミクス(GB) | 牡 | 現役 | W.ハガス(GB) | '24愛チャンピオンS | |
ヤンブリューゲル(IRE) | 牡 | 現役 | A.オブライエン(IRE) | '24英セントレジャー | 全兄ソヴリン |
グレイトフル(IRE) | 牝 | 引退 | A.オブライエン(IRE) | '24ロワイヤリュー賞 | 母テピン |
タムファナ(GER) | 牝 | 現役 | D.ムニュイジエ(FR) | '24サンチャリオットS | |
フレンドリーソウル(GB) | 牝 | 現役 | J.ゴスデン(GB) | '24オペラ賞 | |
ラマチュエル(USA) | 牝 | 現役 | C.ヘッド(FR) | '24フォレ賞 |