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スワーヴリチャード

すわーゔりちゃーど

2014年生まれの日本の競走馬・種牡馬。主な勝ち鞍は2018年の大阪杯、2019年のジャパンカップ。
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プロフィール

生年月日2014年3月10日
英字表記Suave Richard
性別
毛色栗毛
ハーツクライ
ピラミマ
母の父アンブライドルズソング
生産ノーザンファーム(北海道安平町)
調教師庄野靖志(栗東)
主戦騎手四位洋文ミルコ・デムーロオイシン・マーフィー
戦績18戦6勝
獲得賞金9億5727万円

ハーツクライにとっては6頭目のGⅠ産駒。


母ピラミマは2005年アメリカ生まれ・日本調教。競走馬としては2戦0勝で繁殖に入っている。

母父アンブライドルズソングはアンブライドルド産駒で、現役時代にはダート戦線でG1を2勝したアメリカの種牡馬。産駒には1700万ドル以上を稼ぎテイエムオペラオーの獲得賞金記録を更新したアロゲートなどがいる。また、母父としてはスワーヴリチャードのほか、トーホウジャッカルダノンプラチナコントレイルなどを輩出して日本競馬界にも影響を与えている。


冠名「スワーヴ(Suave)」は「なめらかな、洗練された」を意味する英単語。馬主の株式会社NICKS代表の「諏訪」守氏の名字にも掛けられている。


経歴

2014年3月10日誕生。ちょうどこの2014年は、ジャスタウェイのドバイデューティーフリー圧勝、ヌーヴォレコルトオークス制覇、ワンアンドオンリー日本ダービー制覇と、産駒の大活躍により父ハーツクライの血統価値が急騰した時であり、当歳馬セレクトセールにかけられたこの「ピラミマの2014」も1億5500万円という高額で落札された。

2016~17年(2~3歳)

2016年、栗東・庄野靖志厩舎からデビュー。

2戦目の未勝利で勝ち上がり、2歳シーズンを3戦1勝で終えると、2017年始動戦の共同通信杯(GⅢ)を四位洋文の騎乗で重賞初制覇。

しかし、皐月賞アルアインの6着、日本ダービーレイデオロに3/4馬身差の2着に敗れ、クラシックの冠には届かなかった。


夏の休養を挟み、11月のアルゼンチン共和国杯(GⅡ)で新たにミルコ・デムーロを鞍上に迎え復帰。先行集団でレースを進めると直線でキレよく末脚を伸ばし2着に2馬身半差の快勝。重賞2勝目を挙げた。


古馬相手の2500m戦で快勝したことから、有馬記念では引退レースに臨むキタサンブラックに次ぐ2番人気(4.5倍)に推された。レースでは逃げを打つキタサンブラックを二番手集団で追走したが、最終直線で内に斜行。さらにクイーンズリングクリストフ・ルメール)が外へ斜行したことで、2頭に挟まれたシュヴァルグランサクラアンプルールが不利を受けてしまう。結局リチャードは4着に留まり、ミルコには開催2日間の騎乗停止処分、リチャードにも平地調教注意処分が下った。

2018年(4歳)

古馬となって初戦は3月の金鯱賞(GⅡ)、単勝1.6倍の1番人気に応え、3番手追走からの直線抜け出しで危なげなく重賞3勝目。


4月の大阪杯では出遅れて後方からの展開に。道中がスローペース(1000m通過が61秒)なのを察知して向こう正面から早めのマクりをかけ先頭に立つ。最後はペルシアンナイトの追撃を振り切り、3/4馬身差でゴール。初GⅠを獲得した。また、庄野厩舎としてもJRAのGⅠ初制覇となった。

大阪杯後の選択は、2000m以上を中心に結果を出してきた馬としてはかなり意外な、初マイル戦の安田記念だった。庄野調教師はアルゼンチン共和国杯の勝ちっぷりなどから、東京競馬場への適性を重視したようである。

しかし、慣れない距離に向けた調教が災いしたか-10kgと馬体重を落とし、直線で末脚伸び切らずモズアスコットの3着に留まった。


秋初戦の天皇賞(秋)は1番人気に支持されたが、スタートでいきなり隣のマカヒキがヨレてしまい最後方まで下がる不利を受けてしまい、道中も縦長の展開となってしまい位置取りを上げることも出来ず、馬群に呑まれ10着惨敗。

続くジャパンカップは3着と巻き返したが、絶好の逃げを打ったキセキ、そのキセキをも捉え切った怪物3歳牝馬アーモンドアイには大きく水をあけられた。

突然大爆発のように活躍し、それが急に収まると大人しい優等生に戻ってしまうのは、ハーツクライ産駒らしいというべきか…。

2019年(5歳)

2019年3月には初の海外遠征としてドバイシーマクラシックに挑戦も3着。

その後宝塚記念3着、天皇賞(秋)7着の後迎えたジャパンカップでは、オイシン・マーフィーを鞍上に最終直線で最内から抜け出し、カレンブーケドールの追走を抑えGⅠ2勝目を挙げた。

しかし、秋古馬三冠皆勤で迎えた有馬記念。道中5・6番手で進行していたスワーヴリチャードは、勝負どころに差し掛かる残り800m付近で歩様に異変を生じた。それを察したマーフィーは無理をさせず、12着に敗れた。


当初は6歳も現役続行の予定でその後経過観察を行っていたが、右飛節(ヒトでいう右足のかかとに相当)に腫れを生じ、翌2020年1月にドバイシーマクラシック遠征を断念しそのまま引退することが発表された。


種牡馬時代

産駒デビュー前

引退後は社台スタリオンステーションで同じハーツクライ産駒のジャスタウェイと入れ替わる形で種牡馬入り。種付け料は200万円と設定された。この年は同期のレイデオロがサンデーサイレンスの血を含まず、ウインドインハーヘアの牝系持ちと言う優秀な血統背景もあり大種牡馬キングカメハメハの後継として期待されていたことや、サンデーサイレンス以来のアメリカ年度代表馬ブリックスアンドモルタルが輸入されたこともあり、2020年~2023年の種付け数はそれぞれ123頭、94頭、81頭、90頭と、上述の2頭ほど馬産地からは期待されていなかったようである。


産駒デビュー後

ところが、2023年6月の新馬戦より初年度産駒がデビューすると、6月24日にヴェロキラプトルが勝利したのを皮切りに驚異的な勢いで勝ち上がりを連発。一時期は6週連続で産駒が勝利する事態も発生していた。当然ながら同年デビューの新種牡馬と比較しても産駒成績は圧倒的で、それどころか2歳リーディング争いをエピファネイアキズナと互角に繰り広げており競馬ファンや

競馬関係者からも注目を浴びた。11月にはコラソンビート京王杯2歳ステークスを勝利し重賞馬をも輩出。更に12月には牝馬の産駒レガレイラホープフルステークスを勝利し、牝馬による牝牡混合2歳GⅠでの牝馬初勝利というおまけ付で産駒のGⅠ初勝利となった。産駒の特徴としては、デビュー率が非常に高いことが挙げられる。本年度は酷暑の影響もあり、予定していたレースの回避を余儀なくされる、デビュー時期が後ろにずれ込む、一部は熱中症により命を落とすなど馬にとって過酷な環境であったが、本馬の産駒についてはその影響を以てしても夏場にデビューできる産駒も多く、強い体質である傾向がうかがえる。


このような活躍ぶりから、競馬ファンは次年度以降は確実に種付け料が引き上げられると予想されていたが……


前代未聞の種付け料

そして11月21日、社台スタリオンステーションより2024年の繋養馬の種付け料が公開された。

本馬は、なんと前年比の7.5倍の1,500万円とまだ産駒がクラシック未出走であるにもかかわらず極めて前例のないインフレを起こし競馬ファン、競馬関係者を驚愕させた。

というのも、この価格はまだ産駒が走っていないが無敗三冠という圧倒的な戦績を誇るコントレイル、種牡馬として無敗三冠牝馬デアリングタクト無敗の皐月賞馬かつ年度代表馬のエフフォーリアを輩出した実績のあるエピファネイアと同額なのである。

種牡馬としてのポテンシャルはまだまだ未知の領域で「いくらなんでも過剰評価では…?」という声もあるが、ホープフルステークスをレガレイラが勝った事でその評価は一変。一躍クラシックの候補として名乗りを挙げた。

当初は懐疑的だった歴戦の競馬ファンからも「正直、舐めきっていた」「狂っていたのは自分の見立てだった」などという声が出るほどの大活躍を見せた。


今後も偉大な父ハーツクライの後継として産駒が活躍を残す事を願うばかりである。


主な産駒

2021年産

レガレイラ(母ロカ、母父ハービンジャー)…2023年ホープフルステークス(GⅠ)

コラソンビート(母ルシェルドール、母父オルフェーヴル)…2023年京王杯2歳ステークス(GⅡ)

スウィープフィート(母ビジュートウショウ、母父ディープスカイ)…2024年チューリップ賞(GⅡ)

アドマイヤベル(母ベルアリュールⅡ、母父Numerous)…2024年フローラステークス(GⅡ)


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