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有馬記念

ありまきねん

毎年12月末に中山競馬場で施行される競馬のGⅠレース。年末の風物詩として国民的人気を誇る。
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概要

1956年(昭和31年)、「春の日本ダービーに対し、年末にも名物となるレースを作りたい」という、日本中央競馬会理事長・有馬頼寧(旧久留米藩主家当主・伯爵)の呼び掛けにより、ファン投票で出走馬が決定するレースが創設された。
「中山グランプリ」の名称で施行されたこのレースは大好評を博したが、レースからわずか17日後に有馬は急逝する。その功績を称え、「中山グランプリ」は彼の名前を冠した「有馬記念」と改称され、以来年末の風物詩として定着し、世界でも類を見ないビッグレースの一つになった。

「競馬は知らないが『有馬記念』の名前は知っている」「普段は競馬はやらないけど、年に一度有馬だけは馬券を買う」など、日頃は競馬に縁のない人々にも知名度があり、馬券の売り上げもピークの平成8年(1996年)には有馬記念の1レースだけで875億円を売り上げるなど、認知度でも売り上げでもグランプリにふさわしいレースである。なおこの平成8年の売上記録は世界記録としてギネスブックにも掲載されている。

肝心のレースの方も、オグリキャップの奇跡の復活、ディープインパクトオルフェーヴルの圧巻の走り、メジロデュレンやダイユウサクが呼んだ大波乱など、毎年数々のドラマが生まれている。

JRA重賞レースの中で、皇族・王族以外の個人名が冠されるレースはこの有馬記念と、初代JRA理事長安田伊左衛門から取った安田記念のみである。
余談ではあるが、旧大名家当主でありながらも、有馬の長男・頼義は直木賞作家、孫の頼央は水天宮の宮司と、歴々で全く異なる職業に就いている家系でもある。

2014年から、出走馬の枠順の抽選を、公開抽選会で行うことになった。抽選会の模様は、BS放送などもされる。

日程について

例年は、その年のJRA競馬開催の最終日に行われていたが、2017年には有馬記念が行われた(12月24日)後に、もう1日競馬開催があった。(12月28日・中山・阪神開催・メインレースはホープフルステークス(G1))
2018年も、有馬記念(23日)の後にホープフルS(28日)が行われた。
ただし、有馬記念の日がその年のJRA競馬開催の最終日にならなかったのは2012年にもあった。
(有馬記念が12月23日に行われ、翌日の12月24日もJRA開催があった。(メインレースは阪神カップ・G2))

歴代優勝馬

昭和時代

1956年(第1回):メイヂヒカリ
1957年(第2回):ハクチカラ
1958年(第3回):オンワードゼア
1959年(第4回):ガーネツト
1960年(第5回):スターロツチ
1961年(第6回):ホマレボシ
1962年(第7回):オンスロート
1963年(第8回):リユウフオーレル
1964年(第9回):ヤマトキヨウダイ
1965年(第10回):シンザン
1966年(第11回):コレヒデ
1967年(第12回):カブトシロー
1968年(第13回):リュウズキ
1969年(第14回):スピードシンボリ
1970年(第15回):スピードシンボリ
1971年(第16回):トウメイ
1972年(第17回):イシノヒカル
1973年(第18回):ストロングエイト
1974年(第19回):タニノチカラ
1975年(第20回):イシノアラシ
1976年(第21回):トウショウボーイ
1977年(第22回):テンポイント
1978年(第23回):カネミノブ
1979年(第24回):グリーングラス
1980年(第25回):ホウヨウボーイ
1981年(第26回):アンバーシャダイ
1982年(第27回):ヒカリデユール
1983年(第28回):リードホーユー
1984年(第29回):シンボリルドルフ
1985年(第30回):シンボリルドルフ
1986年(第31回):ダイナガリバー
1987年(第32回):メジロデュレン
1988年(第33回):オグリキャップ

平成時代

1989年(第34回):イナリワン
1990年(第35回):オグリキャップ
1991年(第36回):ダイユウサク
1992年(第37回):メジロパーマー
1993年(第38回):トウカイテイオー
1994年(第39回):ナリタブライアン
1995年(第40回):マヤノトップガン
1996年(第41回):サクラローレル
1997年(第42回):シルクジャスティス
1998年(第43回):グラスワンダー
1999年(第44回):グラスワンダー
2000年(第45回):テイエムオペラオー
2001年(第46回):マンハッタンカフェ
2002年(第47回):シンボリクリスエス
2003年(第48回):シンボリクリスエス
2004年(第49回):ゼンノロブロイ
2005年(第50回):ハーツクライ
2006年(第51回):ディープインパクト
2007年(第52回):マツリダゴッホ
2008年(第53回):ダイワスカーレット
2009年(第54回):ドリームジャーニー
2010年(第55回):ヴィクトワールピサ
2011年(第56回):オルフェーヴル
2012年(第57回):ゴールドシップ
2013年(第58回):オルフェーヴル
2014年(第59回):ジェンティルドンナ
2015年(第60回):ゴールドアクター
2016年(第61回):サトノダイヤモンド
2017年(第62回):キタサンブラック
2018年(第63回):ブラストワンピース(池添謙一、有馬記念最多勝利記録を樹立(4勝目))

サイン馬券

一年の総決算といわれる競走のためか、特にサイン理論が起こりやすいレースとしても知られる。

2001年
この年の9月11日にアメリカ同時多発テロ事件が発生。
1着がマンハッタンカフェ、2着がアメリカンボスと事件に関係のあるワードで決着となった。

2012年
この年の「今年の漢字」が「金」だったが、1着はゴールドシップだった。

2014年
この年からプレゼンターを務めた長嶋茂雄と優勝したジェンティルドンナは誕生日が同じ2月20日である。

2016年
この年のプレゼンターは田中将大だったが、6枠11番のサトノダイヤモンドが1着、1枠1番のキタサンブラックが2着となり、馬単は田中の誕生日である11月1日と同じ11-1となった。(ちなみに田中自身は外した。)

2017年
この年の「今年の漢字」が「北」で、キタサンブラックが有終の美を飾った。

2018年
平成最後の有馬記念は平成最後の天皇誕生日(12月23日)の開催となった。
結果は8番のブラストワンピースが1着、12番のレイデオロが2着、15番のシュヴァルグランが3着となったが、ワイドの1つが8-15で、天皇陛下が12月で八十五歳になったという年齢を示すサインとなった。(アラビア数字の8→5ではなく、漢数字の8-15が正解だった。)
また、「今年の漢字」は「災」で、ブラストワンピースの「ブラスト(blast)」には「突風」という意味がある。

関連タグ

競馬 JRA

東京大賞典大井競馬場で行われる年の最後のG1(国際競争)・12月29日に開催される。

その他年末の公営競技の大一番(開催日)

グランプリ優勝戦(旧賞金王決定戦競争)…ボートレース(12月23日もしくは12月24日)
KEIRINグランプリ競輪(12月30日)
スーパースターフェスタオートレース(12月31日)

その他

冬コミ…年末の大一番ということで『有馬記念』が俗称にもなっている。実際に同日開催された事もある。

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