概要
2015年4月2日生まれ、父ハービンジャー、母ツルマルワンピース。
通算成績18戦7勝。重賞5勝(下記本文の太字部分)。
2017年デビュー。新馬戦とゆりかもめ賞を連勝し、2018年毎日杯でデビューから3連勝で重賞初制覇。日本ダービー5着、新潟記念1着、菊花賞4着、有馬記念でGI初制覇。クラシックに出走していて連対経験のない3歳馬の有馬記念制覇は、リードホーユー以来35年ぶり、クラシックに出走していてクラシックを勝っていない内国産3歳馬の有馬記念制覇はシルクジャスティス以来21年ぶり。池添騎手は有馬記念最多の4勝。ちなみにこのとき興奮のあまり池添騎手に蹴りを入れている。
2019年大阪杯6着、目黒記念8着、札幌記念1着、凱旋門賞11着。
2020年AJCC1着、大阪杯7着、宝塚記念16着、秋の天皇賞11着、有馬記念競走中止。
2021年鳴尾記念3着、札幌記念5着。
2022年1月19日、シルクホースクラブより競走馬を引退し乗馬となる事が発表された。当初は種牡馬入りする予定だったが、父親のハービンジャーが未だ第一線の種牡馬であることや、中長距離種牡馬が過当競争気味という状況から、断念せざるを得なかった。
有馬記念勝利馬で種牡馬入りしなかった事例は現役中に予後不良となったテンポイントに次ぐ2例目、現役を全うした馬では初の事例となる。主戦の池添騎手は「(種牡馬にさせてあげられなかったことに)騎手としての責任を感じている」とコメントしたという。
現在はノーザンホースパークにて乗馬となっており、馬術の競技馬としても活動している。
馬術大会でも何度か優勝したことがあり、第二の馬生をエンジョイしている様子である。