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ディープボンド

でぃーぷぼんど

2017年生まれの日本の現役競走馬。主な勝ち鞍は2020年の京都新聞杯(GⅡ)、2021・2022年の阪神大賞典(GⅡ)。また、2021年には凱旋門賞前哨戦となるフォワ賞(GⅡ)を制した。
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データ

名前ディープボンド
欧字表記Deep Bond
ファンからの愛称プボくん
品種サラブレッド
性別
毛色青鹿毛
誕生日2017年2月18日
キズナ
ゼフィランサス
母父キングヘイロー
産地北海道新冠町
生産地村田牧場
管理調教師大久保龍 (栗東)
馬主前田晋二
主な勝ち鞍京都新聞杯/阪神大賞典/仏フォワ賞(以上G2)


概要

キズナ産駒第1世代。短距離馬であったキングヘイローの血を引いているものの、自身は2400m以上の長距離を得意としている。
現時点で重賞勝利はすべてG2だが、4歳時に春の天皇賞で2着に入った後、凱旋門賞参戦のためフランスに遠征、そこで参戦したフォワ賞で勝利した。
現時点でキズナ産駒での獲得賞金額トップとなっている。

愛称はディープボンドの真ん中2文字から「プボ」「プボ君」。最近では鳴き声も「プボ~」ということにされたりしている

性格

どちらかというとおっとりした性格で、いわゆる気性難ではない。
競馬ファンなどからは、よくズブいとも形容され、輓馬などに比べて神経質な馬が多いとされるサラブレッドながら、温厚でゆったりとしている。
ズブいというのは、悪く言えば「キレがない」ということでもあり、スパートをかける際も武豊曰く「(鞍上の和田竜二が)親の仇ぐらい追って」ようやくスピードが上がり始めるほど。

神経が図太いのか元から環境の変化に強いのか、どんなところであろうと元気なのも特徴の一つ。
競走馬の海外遠征は馬にストレスがかかることも多く、輸送のストレスでガリガリに痩せてしまう馬もいる。
しかし、ディープボンドはフランスに遠征した際も輸送のストレスなどみじんも見せず、現地の環境にも瞬く間に順応した。
日本とは水質の違うフランスの水も躊躇なく飲み、まるで栗東トレセンの馬房かのようにフランスの馬房でもくつろぎ、挙句の果てには調教帰りに文字通り道草を食う姿を披露。
日本のファンの一部からは「自分がフランスにいるのに気づいてないんじゃないか?」「まだ日本にいると思ってそう」などの疑惑を向けられた。

生涯/戦績

出生前

北海道新冠町、村田牧場という競走馬の生産牧場に、ゼフィランサスという繫殖牝馬がいた。
ゼフィランサスの母は残した産駒のほとんどが勝利を挙げている名繁殖牝馬モガミヒメ。父は高松宮記念馬キングヘイロー
モガミヒメの産駒の多くはスプリンターであり、キングヘイローも短距離メインのスプリンター。
そこで牧場側は

  1. 優秀なスピードを持つモガミヒメの牝系にスタミナを補充できる種牡馬
  2. 小柄なゼフィランサスに対してそれを補う馬格に恵まれた種牡馬
という方針で交配相手を決定。かくして2013年の日本ダービー馬、キズナが選ばれ種付けされた。

デビュー前

かくして、後にディープボンドとなる牡馬「ゼフィランサスの2017」は、北海道新冠町、村田牧場にて生を受けた。
幼少期は「ピリッとした面」があり、放牧地では負けん気が強かったものの、馴致育成を通して次第に大人になり、父のキズナに似た馬格母のゼフィランサスに似た肉付きを得た。

セレクションセール

出生から1年後の2018年。「ゼフィランサスの2017」は、日高軽種馬農業協同組合の主催するセリ、セレクションセール2018に上場。
オーナーブリーダー法人「ノースヒルズ」を運営する前田幸治に1782万円で落札された。
その後、前田幸治の弟である前田晋二の所有馬となり、JRA栗東トレセン、大久保龍志厩舎に入った。

メイクデビュー~2歳

デビュー戦となったのは、2019年10月13日。京都競馬場第5レース、2歳新馬戦。以後鞍上を務めることになる和田竜二を背に、単勝オッズ9.6倍の4番人気も3着。
その後、11月3日の未勝利戦で初勝利を挙げた。
初勝利後は

  • 2020年1月5日福寿草特別、4番人気に推されるも6着
  • 4月4日アザレア賞、同じく4番人気で2着
など、勝ちきれないレースが続いた。

3歳時

皐月賞から京都新聞杯へ


クラシックシーズンを迎えたディープボンド。未勝利戦の1勝しかできていないものの、格上挑戦となる皐月賞(GI 中山芝2000m)に登録された。
迎えたレース。主戦の和田竜二が高松宮記念クリノガウディーに騎乗した際、斜行で騎乗停止処分を受けており、代わりに横山典弘を鞍上に挑むこととなった。
単勝オッズ360.9倍、18頭中ぶっちぎりの最下位人気であったが、しんがりだけは免れて10着

次走に選ばれたのは、日本ダービー最後の前哨戦である5月9日京都新聞杯(GII 中京芝2200m)
単勝オッズ10.7の4番人気。鞍上は騎乗停止処分が明けた和田竜二。
レースでは、1番人気アドマイヤビルゴをマーク。中団につけ、最後の直線200mでかわす。ともにアドマイヤビルゴをかわしたマンオブスピリットとのたたき合いを制し、クビ差で勝利。
重賞初勝利と京都新聞杯父子制覇を成し遂げた。

ダービーから菊花賞


2020年5月31日、東京優駿(G1 東京芝2400m)。ディープボンドは同じ馬主のコントレイル、自信を落札した前田幸治所有のコルテジアとともに出走した。
いざスタートすると、4番手につけ様子をうかがいながらレースを進める。しかし、先行する他馬を交わし切れず、5着。このレースの勝者はコントレイルであった。

その後、菊花賞トライアル・神戸新聞杯(中京 芝2200m)に再びコントレイルとともに出走。コントレイルが単勝オッズ1.1倍と圧倒的人気で、本馬は23.5倍の4番人気。
レースでもコントレイルから0.5秒離された4着と敗れた。
レース後、鞍上の和田竜二は「3コーナーで手ごたえが怪しくなった」「距離が延びた方がいい」とコメント。
そのまま距離延長となる菊花賞へ向かうことになった。

しかし、菊花賞でもコントレイルの4着という結果に終わる。

こうして、ディープボンドのクラシックシーズンは今一つ勝利に手が届かないレースが多い結果となった。

4歳時

2021年を迎えたディープボンドは、手始めに日刊スポ賞中山金杯(G3 中山芝2000m)に挑む。いつものように和田竜二を鞍上に迎え、単勝オッズ4.3倍の2番人気に推されるが、結果はまさかの14着という結果に終わった。

阪神大賞典から天皇賞


年明け初戦がまさかの結果に終わったディープボンド。陣営は次走を阪神大賞典に定めた。
3月21日、ディープボンドは5枠6番、単勝オッズ10.3倍の3番人気。
好スタートを切ると、そのまま好位を追走し、最終直線で抜け出す。そしてそのまま押し切ってゴール。
2着のユーキャンスマイルとは、5馬身もの差がついていた。

そして、次はいよいよ天皇賞(春)。単勝オッズ3.6倍の1番人気に推され、いよいよG1制覇に向けて期待が高まっていた。

いざ始まったレース。阪神大賞典のように好位につけ、最終直線で抜け出しを図る。カレンブーケドールは交わすも、ワールドプレミアに一歩及ばず2着。
G1初制覇は叶わなかった。

フランス遠征

2021年秋、ディープボンド陣営はフランスに遠征し、凱旋門賞(仏G1 パリロンシャン芝2400m)とフォワ賞(仏G2 パリロンシャン芝2400m)に挑戦することを決定。
8月19日に日本を出国し、韓国、仁川国際空港経由で20日にドイツ、フランクフルト空港に到着。
そこからは、陸路で滞在先となるフランス、シャンティイ競馬場の清水裕夫厩舎に向かった。

フォワ賞


2021年9月21日、パリロンシャン競馬場。ディープボンドの鞍上は前年の凱旋門賞をソットサスで制したクリスチャン・デムーロ(日本でもおなじみ、ミルコ・デムーロの弟)に乗り替わり、6頭中5番人気と低人気だった。

いざゲートは開かれた。ディープボンドは好スタートと同時に逃げを打つ。そして、リードをキープしたまま最終直線に入った。
ブルームスカレティのG1馬2頭など、他馬が猛追をかけるも、残り2ハロンで鞍上のムチが入るや否やさらに伸び、2着のブルームに1馬身半差をつけて快勝

エルコンドルパサーオルフェーヴルに続き、日本調教馬3頭目の栄誉を手にした。

凱旋門賞

前走のフォワ賞で思わぬ結果を出したディープボンド。次走はいよいよ凱旋門賞となった。
しかし、直前でフォワ賞を勝利したクリスチャン・デムーロが契約の都合により急遽ラービアーに騎乗することになったため、代わりにフランス競馬界の若きホープ、ミカエル・バルザローナへ乗り替わりとなる。
レースではフォワ賞時より悪化した超重馬場とスタート直後から他馬が前をふさぐように出てきてしまい、前走と同じ積極策に出ることができなくなってしまう。
バルザローナも「馬が疲れてしまった」と言うように故障しないようにセーブした騎乗を行い、結果として、トルカータータッソから43馬身半、前のベイビーライダーとは30馬身差の14着に終わった。

帰国

フランス遠征を終えて帰国後、クロノジェネシス同様有馬記念を目標とした。

有馬記念


主戦の和田騎手曰く「馬が神々しいくらい良くなっていた」と評され、5番人気で挑んだ有馬記念。
レース序盤から中段の5~6番手に着け、最終直線残り200mでエフフォーリアに続くように前に出る。そして後ろから来るクロノジェネシスの追撃を退け、エフフォーリアから3/4馬身差の2着でゴールイン
G1初制覇とはならなかったが、人気以上の好走を見せた。

5歳時

年始から2月後半まで放牧を挟み、春は阪神大賞典から天皇賞(春)宝塚記念に向かう予定。かつての春の古馬王道ローテーションを走り、悲願のG1奪取へ向かう。

阪神大賞典2022

そして迎えた阪神大賞典。ディープボンドは7枠11番で単勝オッズ1.2倍。ダントツの1番人気に推された。
鞍上は前走と同じ和田竜二。

ゲートが開くと、キングオブドラゴンが逃げてペースを作り、レースを引っ張る形になった。
ディープボンドは先頭集団を前に見ながら中段付近に構え、3,4コーナーで和田竜二のゴーサインが出ると同時に大外に持ち出してスパートをかける。
2着のアイアンバローズに3/4馬身差をつけて勝利し、連覇達成。天皇賞(春)への切符を掴んだ。

天皇賞(春)2022

迎えた天皇賞(春)では大外8枠18番という枠順となったが、唯一のGⅠ馬であるタイトルホルダーを抑え単勝2.1倍の1番人気。2強とされていたタイトルホルダーも同じ8枠の16番であった。

レースではスタート直後にいきなりシルヴァーソニック川田将雅騎手を落馬させ、道中先行勢の前に着ける2、3番手でカラ馬が走った事によりタイトルホルダーの単逃げが発生。ディープボンドは4、5番手でレースを進める事に。最後の3コーナー辺りでムチを入れスパートをかけ始める和田だが、今日のボンドはあまりにも反応が悪く…直線に入って3番手、先頭タイトルホルダーとの差は埋める事が出来ず、残り100mでテーオーロイヤルを抜くのがやっとの2着。1着タイトルホルダーとは7馬身も差を付けられ、完敗だった。
これで平地GⅠの1番人気は6連敗となり、グレード制導入以降では単独ワースト記録に。
昨年の天皇賞(春)から国内GⅠは3戦連続2着という苦しい結果が続き「GⅡ大将」「シルバーコレクター」の称号がチラホラしはじめていた。

宝塚記念

ファン投票ではGⅠ未勝利ながら8位となり、優先出走権が与えられた。
主戦の和田は「もう2着はいらない」と勝ちに行く事を宣言。7枠15番に入り、打倒タイトルホルダーを誓った。

ゲートが開き、宝塚記念のスタート。タイトルホルダーをマークするためいきなり追って先頭のパンサラッサ、2番手のタイトルホルダー、3番手のアフリカンゴールドに並ぶ4番手で追走する。
そのまま3コーナーまでその状態が続き、いつも通りここでスパートをかける。しかしタイトルホルダーとの差は詰まらず、直線で少し外に出た所で内からヒシイグアスにかわされる。それでも3番手で粘っていたが、ゴール板直前でデアリングタクトに差されハナ差の4着。
人馬共に勝ちに行った競馬だったが、前の3頭が強かった。

次走が気になる中7月にノースヒルズは再びフランス遠征を行う事を発表。
今年はフォワ賞を使わず凱旋門賞へ直行する予定のディープボンドだが、その鞍上は川田将雅騎手となることが7月21日に明らかになった。

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ウマ娘化

捏造ウマディープボンド
凱旋門



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フランス遠征中のディープボンド




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外部リンク

ディープボンド-JBISサーチ
ディープボンド|競走馬データ-netkeiba.com

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