レースデータ
グレード | GⅡ |
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開催競馬場 | パリロンシャン競馬場 |
コース | 芝2,400m |
馬齢 | 4歳以上 |
負担重量 | 58kg(牝馬1.5kg減) |
概要
競走名は、フランス競馬の統括機関の重役として大いに貢献したとされる故アンリ・フォワに由来する。
1955年にアンリ・フォワ賞として創設され、1969年に現在名に改称。
1998年には格付がGⅡとなった。
基本的な設定距離は当初の2,300mから2,200mの変更を経て、1979年以降は2,400mと9月上旬・中旬での開催が定着している。
現在は同じコースで概ね3週間後に開催されるGⅠ競走凱旋門賞の主要前哨戦の一つとなっており、出走対象は満4歳以上の古馬である。
凱旋門賞に参戦できないセン馬も出走が可能。
また同じ日の同じコースでヴェルメイユ賞(GⅠ)とニエル賞(GⅡ)が開催されている。
「フォワ賞の優勝馬は凱旋門賞では勝てない」という傾向を指摘する見方もあり、過去に1974年のアレフランス、1984年のサガス、2019年のヴァルトガイストの3頭しかいない。
同年のフォワ賞経由の出走という観点からも、1992年のスボーティカ(本競走2着)から2019年ヴァルトガイスト(同1着)まで27年間凱旋門賞の優勝馬が出なかった。
日本調教馬の優勝成績
凱旋門賞に出走予定の日本馬が調整目的としても出走する事が多く、以下の優勝馬がいる。
その他
実際の日本競馬をモデルに制作されたメディアミックス作品『ウマ娘プリティーダービー』シリーズのアプリゲーム版において、2023年8月24日に「凱旋門賞に挑戦する」という育成モードの新シナリオ「プロジェクトL'Arc」が実装。
本ゲーム初の実在海外競走をモデルとしたレースとして、凱旋門賞とニエル賞と共に採用された。
関連項目
凱旋門賞開催の当日に同じ競馬場の芝1,400mコースで行われるGⅠ競走。