概要
フランスの首都パリ市西端部、セーヌ川東岸の「ブローニュの森」と呼ばれる森林公園(日本の都市公園に該当)内に位置。
1857年にロンシャン競馬場として開場し、2018年に現在の名称に改称。
同国の競馬場では最大規模を誇り、欧州の平地競走では最も知られる凱旋門賞をはじめとしてクラシック路線など多くのGⅠレースが開催される。
コースは全て右回りの芝仕様で、平地競走専用。
合計5つのコースを有し、中でも外回りコースでは1周2,750mとなっている。
第4コーナー付近は「フォルスストレート」(偽りの直線)と呼ばれ、若干の曲線の膨らみがある。
高低差は第3コーナー付近が高く、ホームストレッチは平坦。
主な開催GⅠ
レース名 | コース |
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プール・デッセ・デ・プーラン | 1,600m |
プール・デッセ・デ・プーリッシュ | 1,600m |
パリ大賞典 | 2,400m |
ヴェルメイユ賞 | 2,400m |
イスパーン賞 | 1945年以降の当競馬場では1,850m |
凱旋門賞 | 2,400m |
オペラ賞 | 2,000m |
フォレ賞 | 1,400m |
同国の主要競馬場
ドーヴィル競馬場(カルヴァドス県ドーヴィル市)
1998年のモーリスドゲスト賞で日本馬が初めて海外GⅠ優勝を果たすなど、多くの賞で勝利を挙げている。
シャンティイ競馬場(オワーズ県シャンティイ市)
サンクルー競馬場(オー・ド・セーヌ県サンクルー市)