概要
延長780km
平均流量500立方メートル毎秒
流域面積78,650平方キロメートル
水源はコート=ドール(Côte-d'Or)県、ディジョン(Dijon)北西30km(海抜471m)地点。
フランスの首都パリは、セーヌ川の中州のシテ島から発達した町である。
ナポレオンの改革によって水道システムが整備されるまで、パリ市民はセーヌ川を上下水道として利用しており、その結果疫病が幾度も流行したという。
現在のセーヌ川とその河岸はパリ市の観光の中心であり、遊覧船バトー・ムーシュ(Bateaux Mouche)が定期的に運行されている。また一部地域は世界遺産に登録されている。
多くの芸術家・表現者がこの川からインスピレーションを得ており、文学・映画・音楽等の多くの分野でセーヌ川を舞台もしくは主題とした作品が存在する。