概要
「ようこそ、火祭村へ」
マッチングアプリで出会った巨乳美女・火那子(ひなこ)に連れられ、共行(ともゆき)は東京から遠く離れた火祭村で数日過ごすことになる。
しかし、その村はカルト集団の集まりだと気づいてしまい…。
村のおかしな決まりに振り回され、挙句の果てに共行は村の信仰神・ホムラに捧げる生贄候補に選ばれてしまう!!
無事に生きて帰れるのか!?
カルトホラー・サスペンスここに開幕!!
原作
作画
作中の用語
- 火祭村(ひまつりむら)
東京から遠く離れた場所にあり
村自体が高い塀で囲まれている。
村の内部は近代文明が生み出した機器は禁止されており
時代劇のような景観になっている。
また村人は焔之迦具土神様(ホムラ様)を信仰しており
儀式のために自ら命を差し出す言動など
常軌を逸した行動が見受けられる。
村の中に広大な麻薬畑がある。
神主の影響力が
村の外(火祭村以外の地)
警察及び反社会勢力にまで及んでいるのは
この麻薬畑が関係しているとみられている。
- 焔之迦具土神様(ほむらのかぐつちののかみ)
ホムラ様と呼ばれ
火祭村で崇められている。
- 神主
ホムラ様の代行者。
正体不明。
「神主様の言葉はホムラ様の言葉」
火祭村では神主の意向は絶対である。
婚姻ですら神主のお告げによって決められている。
- 神人(じにん)
神楽の翁面をつけている。
自我は無く、神主の指示通りに行動する。
- 乙名会(オトナカイ)
村の成人男性(乙名)によって自治を行う合議の場。
だが実態は村人同士の権力抗争の場となっている。
また乙名会での決議は投票制で決まる事が多い。
議長は御三家で最高齢の者が務める。
女人禁制。
- 例大祭
火祭村で行われる祭祀のなかで
最も重要とされる祭典。
夜の間、焔山の斜面に火柱を立て
「焔」という字を描く。
例大祭の夜は神聖不可侵となり
神主と生贄以外の立入りは禁止されている。
(神人も立入り禁止)
- 奴作(ぬさく)
家を継がなかったり
御三家以外の長男より下の子供は
奴作として家の仕事を手伝っている。
女性の場合は婢作と呼ばれている。
- 参詣(さんもうで)
村の血が濃くなりすぎないように
村の外から結婚相手を連れてくることが目的で行われる。
また村の外に出られるのは〝未婚の男女〟のみである。
- 穢れ人/穢れの地
村の外にいる人間や土地を指す。
- 焔火神社(ほむらびじんじゃ)
火那子の実家。
火を司る焔之迦具土神様を祀っている。
主要人物
※人物によってはリンク先にネタバレを含む場合があります。閲覧する際は注意!!
この作品の主人公。
火那子に誘われるまま火祭村へ足を踏み入れてしまった。
最初は火祭村から逃げ出す事を考えていたが
火那子の苦しみを知り彼女を守りたいと思うようになる。
ヒロイン。神服の巫女。
美少女で優しく料理も上手い。
共行の親友。
かなりのイケメンで頭も良い。
車田家当主の娘。未亡人。
人懐っこく風斗によくくっついている。
登場人物
※人物によってはリンク先にネタバレを含む場合があります。閲覧する際は注意!!
- 神服家
火那子の叔父にあたる存在。神服当主。
主要人物欄に記載
神服信太
火那子の父。神主に殺害される。
神服灯
火那子の母。神主に殺害される。
神服克典
神服の分家の男。
- 火口家
火口権兵衛
権蔵の祖父。火口家の当主。
火口権太
火口権助
火口権蔵
火口家の重臣。元は穢れ人。
- 車田家
車田甲子郎
麗華の父親。車田家当主。
主要人物欄に記載
- 伊作家
伊作家当主。
伊作正吾の弟。
- 無黒組
花咲龍児
山縣
大久保和彦
- 摩天楼組
藤間美琴
天領院薫
- 他
日向可純
蔵井葵
月宮瑠奈
火田南海
渋沢悟太郎
末藤拓也
山口道子
原口茂助
火祭村における御三家および伊作家
- 火口家
村一番の大地主の家系。
多数の分家筋を持ち
村の農家の4割は火口の家系に連なる者が保有している。
当主は火口権兵衛だったが
作品の途中で孫である火口権蔵に世を渡す。
- 車田家
職人一族の家系。
村の建築物や衣料類の多くは
車田の家系に連なる職人が生産している。
現在の当主は車田甲子郎。
- 神服家
経済力は車田家や火口家に劣るものの
祭事の一切を取り仕切っているため
発言権を有している。
現在の当主は神服信造。
- 伊作家
村の教育や秩序を保つ役割をしている。
代々当主はホムラ様のために瞳を捧げ
神主の手足となり動く。
そのため村の中で絶対的な信頼を得ているものの
村の暗部を担うため人数を絞っており
乙名会での派閥争いに食い込むのが難しく
御三家入りはしていない。
現在の当主は伊作正吾