曖昧さ回避
ジャンルとしてのホラー
人間の「恐れ」の部分を刺激するように作品を構成する(大きな音、強烈な光といった動物全般に共通して強い刺激となる物を除けば)。
「何を怖いと思うか」は人間の成長過程で構築される部分が大きいため、文化圏によって作風は大きく変わってくる。
表現傾向の一例
- 欧米系のホラー:目に見えるあからさまに異常な事象が襲い掛かってくる。また、宗教上の理由で、悪魔などは本気で恐れられやすい。ゾンビなども同様の理由で、「いつか蘇るための死体を悪魔に乗っ取られた」的な状況になりうるため、恐怖の題材になりやすい。こうした宗教上の世界観を題材にした場合、悪魔との戦いに例えられるように恐怖の終わりがないものもある。また、超自然的なものに限らず殺人鬼が襲い来る作品も多い点は日本の傾向と異なる(日本においても黒い家、冷たい熱帯魚などの生きた殺人鬼の恐怖を描く作品もあるが稀である)。
- 日本系のホラー:ぱっと見はなんでもないことだが、気がついてしまうとそれは異常な事態であった。日本には、欧米のような「絶対的な世界観を持つ宗教」があまり浸透していないため、日常の延長線として非日常に引きずり込まれる、ある意味では身近なテーマが題材になりやすい。また、個人の怨念が原因である場合など、欧米系のそれに比べれば恐怖を終わらせられる可能性は高い。
- 日本のホラーが輸出された場合 : 日本特有の目に見えない恐怖という得体の知れないものを題材にしながらも、世界観の作り方が欧米式になった場合、「得体が知れないうえに恐怖の終わりが無い」というとんでもない作品が出来上がってしまうことすらある。
ホラーから連想されるジャンル
分類は一例に過ぎず、色々な要素を兼ねる題材もある。
- 怪談、オカルトホラー(怪奇への恐怖)
- サイコホラー(人間心理への恐怖)
- サバイバルホラー、パニックホラー(直接に身を脅かすものへの恐怖)
- スプラッタ/スプラッター・グロ
- ゴシックホラー(ゴシック期の洋館などが背景)
- モダンホラー(ゴシックホラーと対比して現代の日常が背景)
- ギャグホラー / ホラーコメディ(ギャグ・コメディ寄り)
- ホラー・ミステリー
- その他のジャンル合成(SFホラー、和風ホラー、ホラーBL、ホラーアクション等々……)
公式企画への利用
『執筆応援プロジェクト~帰ってきたあの人~』の参加に必要なタグの一つ。詳細は執筆応援PJ24Octを参照。
ホラーをテーマにした作品の一覧
別名・表記ゆれ
スリラー(スリルを感じさせるような作品。タグは曲名を指すこともある)
関連イラスト、漫画
関連タグ
怪奇 なにそれこわい/なにこれこわい 鬱くしい 怖くない詐欺
エンターテインメント作品のジャンル一覧 サスペンス ミステリー
ホラー風の創作・二次創作タグ
ホラー映画 ホラー小説 ホラー漫画 ホラードラマ ホラーアニメ
黒バスホラー 進撃ホラー とうらぶホラー HQホラー ホラー松
(本当は怖い○○」のタグもあり)
「ホラー」と付く固有名詞
グレゴリーホラーショー ミッドナイトホラースクール ロッキーホラーショー