概要
1972年23号から1974年27号まで『週刊少年サンデー』にて連載された漫画。
『ある日、いつも通り授業が始まったら学校、校庭内に地震が起きた!』
地震がおさまった直後驚いた。校庭の外は見渡す限りの砂漠。
みんなは大騒ぎ。数々のトラブルが発生。
楳図かずおの漫画だけあってかなりのトラウマを与えてくれた・・・
余談
- ゲーム「ぼくのなつやすみ2」において登場人物の少年が漂流教室と思われる漫画を読んでいる。舞台設定が昭和50年代であるのだが・・・
- 1987年に公開された大林宣彦監督による実写映画版は大幅に設定が変わり、インターナショナルスクールが舞台となっている。未来人類は巨大ゴキブリのような存在に改変された。豪華キャストであったが原作と違いすぎるためか、ビデオは発売されていたがDVD化はされていない。
- 上記の映画公開とともに風見潤著のノベライズが発売されたが、こちらは漫画版に忠実で登場人物の細かい心理描写の追加や、原作の唐突な点が補足されている名著であった。
- 1995年に「漂流教室 (DRIFTING SCHOOL)」が日米共作で製作されたが、日本ではビデオのみが発売されマイナーである。
- 2002年に実写ドラマ「ロング・ラブレター~漂流教室~」が放映されたが、高校が舞台に変更されている。
- 楳図により現時点で最後に執筆された漫画「14歳」は、本作執筆時にあった宇宙へ行くという没プロットが反映されているといわれる。また世界滅亡の状況からつながっている作品であるという考察もある。
- 連載当時アニメ化の企画もあったがお蔵入りになったことが辻真先氏のツイートにより明らかにされている。