概要
TCK2024コンセプトムービー
1950年5月、八王子市にあった八王子競馬場の機能が移転するかたちで開場。
埼玉県さいたま市の浦和競馬場、千葉県船橋市の船橋競馬場、神奈川県川崎市の川崎競馬場と共に、地方競馬の「南関東公営競馬開催競馬場」を構成する。
東京都競馬株式会社という第三セクター会社が施設を所有し、レースは特別区競馬組合が主催。
東京シティ競馬という愛称と「TCK」の略称が用いられている。
当競馬場での日本初となった導入・開催事項
- ゴール写真判定装置(1950年)
- 枠別帽色(1953年)
- スターティングゲート(1953年)
- パトロールフィルム制度(1955年)
- 2歳牝馬限定重賞レース(東京2歳優駿牝馬)(1977年)※当時は数え年表記で、「東京3歳優駿牝馬」。
- 外国女性騎手招待競走実施(1978年)
- ナイターレース(トゥインクルレース(1986年)
- ワイド馬券(1999年)
- 従来の右回りレースに加えて、左回りのレースを追加(2021年)
など
2011年に地方競馬初の国際規格GⅠとして格付け。
外国馬が出走したこともある。
コース概要
全てダートコース。
現存する競馬場で唯一左右両周り対応のコースを備える。
向こう正面で内・外の2通りに分岐する形態となっており、直線は外コースで386m、内コースで286m。
本馬場の内側にあるのは調教用コースで、レースには使用されない。
①右回り
内コース
1,500m、1,600m、
外コース
1,000m、1,200m、1,400m、1,700m、
1,800m、2,000m、2,400m、2,600m。
(2,400mは東京記念、2,600mは金盃のみで使用される)
②左回り
外コース
1,650m
2021年11月19日12Rより運用。
導入理由については、JRA(日本中央競馬)や海外(特に米国)のダートGⅠは左回りが多い事を踏まえたと発表している。
また将来的に左回りでの1,000mと2,000mのレース開催も予定されている模様。
トゥインクルレース
日本初のナイター競馬として、現在は3月下旬から12月上旬まで開催されている。
また年末時は「クリスマストゥインクル」や「年忘れトゥインクル」と称したナイター開催を行う他、夕方薄暮時にも「プチトゥインクル」を実施している。
最寄駅
例年のトゥインクル開催日は大井町駅や錦糸町駅などから無料バスも運行されている。
主なレース
国際競走(GⅠ)
東京大賞典
ダートグレード競走
JpnⅠ
JpnⅡ
JpnⅢ
重賞競走
ハイセイコー記念
フジノウェーブ記念
マスコットキャラ
重賞競走の表彰式などでも登場する。
その他
アニメ関係とのコラボイベント
日付 | アニメ作品 | 協賛競走 |
---|---|---|
2012年12月30日* | 探偵オペラミルキィホームズ | 探偵オペラ ミルキィホームズ賞 |
2013年10月4日 | たまゆら~もあぐれっしぶ~ | ももねこ様記念 |
2017年12月30日* | アイドルマスターSideM | 理由あって、SideM×TCK賞 |
※なお大井競馬場では個人協賛のレースは行っていない。
アプリゲーム『ウマ娘プリティーダービー』では、JRA以外の競馬場をモデルとした競技場として唯一リリース時から登場。
出走できるレースは当初はJpnⅠ(同作ではJpnⅠも全てGⅠ表記で扱われる)だけで、実際には地方競馬場の持ち回りで開催されるJBC3競走も作中では毎年大井開催となっていた。
後のアップデートでJpnⅠ競走が開催される地方競馬4場(川崎競馬場、船橋競馬場、盛岡競馬場)をモデルとしたレース場が全て追加され、JBCは持ち回りとなったがGⅡ以下のDG競走が新たに実装された。
なお2024年のダートグレード競走再編に伴う大幅な番組変更は、現在採用されていない。
関連項目
競馬専門チャンネル以外で、大井競馬場のレースを中継。
制作はNHKより委託を受けた関連団体が担当。
2020年10月に新シリーズとなるアニメが放送されるという事で、協賛レースが開催。
大井競馬場からJRAに移籍した競走馬。
第1期最後期の敗者復活戦会場。
サンドウィッチマンやオードリーはこの「地獄」から決勝戦への生還を果たし、一躍スーパースターに登り詰めた。