オードリー(お笑いコンビ)
おーどりー
「ズレ漫才」と呼ばれる漫才が基本。若林が話を進めようとするのに春日が意味のわからないツッコミ、フリや一発ギャグをして、それに対して若林が逆にツッコみ、時にあしらったりする。
マクラとして春日が自意識過剰な挨拶(例:「皆さん、春日のここ、空いてますよ?」)をして若林があしらい、締めは近年は「お前と漫才やってらんねーよ」からの流れになるのが恒例。
元々ボケが若林でツッコミが春日だったが、春日のツッコミがポンコツすぎたため逆にそれを活かしたのがこのズレ漫才だという。
また春日のキャラを活かしたコント漫才も得意とする。
2人は中学・高校の同級生で、中学2年の時にクラスメイトとなったあと高校のアメフト部でチームメイトに。大学進学後子供の頃から芸人志望だった若林が春日を誘って結成した。
旧コンビ名は「ナイスミドル」。由来は、所属事務所主催のライブに2人の名前を合わせただけの「若林春日」で参加しようとしたがコンビ名が無ければ参加できないと言われ、春日がとっさに思いついた「ナイスミドル」でのデビューを余儀なくされる(「ナイスミドル」の由来は後付けで「中年(=ミドル)の時にかっこよくなっていたい」としている)。
その後、所属事務所であるケイダッシュステージ社長に「うにいくら」と「オードリー」の、二者択一をせまられ、その場所が寿司屋だったため「うにいくら」は社長の思いつきと判断しオードリーに決定。社長は「華が無い二人なので、華のあるオードリー・ヘプバーンから採った」としている。
ズレ漫才でブレイクする直前に中尾彬と藤岡弘、のモノマネ、若林がRFラジオ日本で番組を受け持ったり春日が潜水企画に挑戦したりして小ブレイクしており、その後「ぐるナイ」(日テレ系)の「おもしろ荘」で漫才師として日の目を見た後、M-1で敗者復活戦から勝ち上がり、2位に終わるが1本目での大ウケが認められて翌年以降はブレイク。後に「朝モノレールで普通に大井競馬場(M-1敗者復活戦の会場)に行って、家に帰ったら世界が変わっていた」と振り返っている。
その後は春日のキャラクターが着目されて若林がじゃない方扱いされたり、逆に若林のトーク術が評価されて春日が逆にじゃない方扱いされかけたりしながらも、どちらかがブレイクしている間ももう一方が腐らず刃を磨き続けたことで、コンビ・若林・春日それぞれでキャラクターを定着させた。
因みに春日は不倫や動物園でのペンギン池落下騒動、若林は趣味のバスケで靭帯断裂、挙げ句の果てに2人揃ってヒルナンデスでIKEAの椅子を破壊とコンビ揃って何かとしくじってるが特に干される事もなく現在までコンスタントにテレビに出続けている。
最も椅子破壊はそのインパクトとIKEA日本支社の寛大さのおかげで逆にIKEAの売り上げ上昇に繋がったり、ペンギン騒動も春日が動物園に謝罪に行った事が人間性の評価が上がった事など人柄や運が結果的に良い方向に繋がっている面もある事も2人が現在まで人気芸人としてテレビに残っていると思われる。
現在の代表的な番組は「オードリーのオールナイトニッポン(NRN系)」、「スクール革命!(日テレ系)」、「オードリーさん、ぜひ会ってほしい人がいるんです。(中京テレビ)」、「あちこちオードリー(テレビ東京系)」などがある。
近年は若林がスタジオで司会、春日がロケ企画やチャレンジ企画という個人の特色を活かしたパターンも少なからずある。
帯番組に連日出ない(笑っていいとも!とヒルナンデス!は帯だが曜日レギュラーとしての出演。その他の帯番組も基本的にはゲストとして出演し、毎日出演はしていない。帯番組の代表格であるワイドショーにはスッキリ(日テレ系)にたまにゲスト扱いで出る程度で、若林は「自分の善悪の判断に自信が無いからコメンテーターのオファーは断っている」と春日フライデー事件の際に公言)ことが特徴。にもかかわらず、毎年のように「タレント出演数ランキング」(帯は1日分を1本、週にすれば5本〜7本としてカウント)では毎年のように200本近く出演して上位につけるため、博多大吉からは「帯無しで200本というのは1番凄い芸人(要約)」と評されている。
役者としてもコンビ・ピン双方で度々出演しており(若林は普通に役を貰うことが多く、一方で春日は独特の容貌やキャラクターを活かしたキャラがほとんど)、特にテレビアニメ「フレッシュプリキュア(テレ朝系)」に本人役で出演、後々行われた全プリキュア大投票におけるプリキュア以外のキャラランキング中間発表では13位に食い込んでいる。
また、2018年からはけやき坂46の冠番組である「ひらがな推し」のMCを務め、日向坂46への改名後にリニューアルした「日向坂で会いましょう」でも引き続きMCを務めている。そのため、ファンからは「公式お兄ちゃん」として慕われており、オードリーのファンであるリトルトゥースが「おひさま」になる他、逆もまた然りで、「おひさま」がリトルトゥースになるという現象も起きている。これは出演者サイドでも同じようで、全くアイドルに興味のなかったオードリーが熱心な「おひさま」になり、一方で日向坂メンバーにも「リトルトゥース」が現れるようになった。
若林正恭 (わかばやし まさやす 1978年9月20日) 東京都出身。
立ち位置は向かって左側。ツッコミ(以前はボケ)・ネタ作り担当。身長169cm、体重60kg、O型。
スーツ姿で漫才をする事が多いが、他のバラエティでは色んな格好で出演している。髪型は前髪パッツンのような感じだったが、近年はセンター分けにした。
動物に触れなかったことや、音痴なことをしばしば番組内でいじられることがある(ただラップは大得意)。トーク力に定評がある他、読書が趣味で自著のエッセイは高い評価を受けている。またモノマネもそこそこでき、藤岡弘、の他窪塚洋介を持ちネタとし、窪塚ネタで細かすぎて伝わらないモノマネ選手権の出場歴がある。
人見知りや遠慮がちな性格だが、相方に対してはドS(漫才師コンビとして売れ始めた当初、春日の額が真っ赤になるほど突っ込みを入れていた(「急所」と指摘されたことから右胸中心に変えた)ことと、現在までに(ネタとして)春日に様々な暴言を述べているのが主な由来)。
春日俊彰 (かすが としあき 1979年2月9日) 埼玉県出身。
立ち位置は向かって右側。ボケ(以前はツッコミ)担当。身長176cm、体重84kg、B型。
漫才でも他のバラエティでもほぼ毎回七三分けテクノカットにピンクのベストで出演している(顔は映らないが、オールナイトニッポンは髪をセットせずに番組Tシャツで臨んでいる)。ベストのカラーバリエーションはそのシチュエーションに合わせて多彩になっている。中のワイシャツは高校の時の制服。
元々水泳経験があり、近年はさらにボディビルに精を出したため肉体美を誇るようにもなった。また「世界番付」の部族滞在ロケをきっかけにロケ芸人・体張り芸人としても定着。反面トークが苦手だったがラジオで鍛えられたためそちらも上達している。
いつでも胸を張っていたり、ガニ股で椅子に座ったりと自信過剰な性格なキャラをしているが、若林曰く「本当はすごくいい人」だったり楽屋ではおとなしく敬語だったりと真面目な性格をしている。
自他共に認めるドM。また、ふくよかな熟女が好み。倹約家(本人談)で長らく阿佐ヶ谷の風呂なしの安アパートに住んでいたことは有名。同時に長年積み重ねた貯金額はかなり多いらしく、ブレイク前後にもかかわらず「出すことに意義があると思った時」はポンッと出す。
関連記事
親記事
子記事
兄弟記事
コメント
pixivに投稿されたイラスト
すべて見るpixivに投稿された小説
すべて見るタマモクロスとゴールドシップの即興漫才 (参考にさせて頂いた漫才についてはキャプション及びタグ参照)
皆さんどうも、極です。 土曜日ということで時間があったので、投稿です。 ウマ娘1周年、もうすぐですね! 先日twitterのTLはグラスワンダーのイラストで溢れており、推しによる尊みの海に沈んだのは記憶に新しいです! 作品紹介の前に、めちゃくちゃ長い私事について。 数日前とあるウマ娘の掲示板にて、獣電戦隊キョウリュウジャーとのクロスオーバー考察スレを発見しました。歌って踊るしお侍さんもお嬢様もキングもいるという如何にも親和性が高そうなクロスオーバーに惹かれ、両作品の設定を(ウィキ〇ディアなどの)資料でざっくり確認しつつ大まかなストーリーを長編として構築し、両者を結びつけるオリトレやオリジナルウマ娘のキャラ作りもしておりました。 しかしいざ起承転結に起こしてみると「承」の部分をまとめられないことに気がつきました。 結末である「結」もそこに通じる「転」も冒頭部分の「起」もすんなり概要が決まったのに「承」だけがうまくいかない。具体的には、ウマ娘をシリアスに書くのであれば絶対に欠かすことのできないレースシーンを、どのレースでどういう風に書けばいいのかがわからない、ということです。 キョウリュウジャーに関してはリアタイに加えて公式配信も視聴していましたのである程度は問題ないのですが、ウマ娘に関しては昔アニメをちょっと見たのと動画サイトに上がっているキャラストーリーを(物語の中でキョウリュウジャーサイドと関わることになる娘に絞った上で)2,3周した程度で、レースそのものに対する理解が全くと言っていいほどありません。 『ぶっちゃけ適当に書いてもいいんじゃね?』と思った方もいらっしゃるでしょうし、自分もそう思っていました。しかし先に挙げたオリジナルウマ娘は作中でレース相手として登場してもらう黒幕サイドの子たちですし、そもそもウマ娘の子たちがキョウリュウチェンジして肉弾戦を仕掛けるようなことは絶対に無い以上、この課題をクリアしないことにはウマ娘サイドの描写が足りなくなって、キョウリュウジャーサイドの比重が大きくなってしまうんですよね。 しかしながら冒頭ちょろっとだけとはいえ下書きは作成していますし、なんとか書きたいとは思っております。ゲームをする性分ではない以上、そもそもの「競馬の仕組み」に対する知識を深めつつ、育成動画を参考になんとか書いていきます。 書く以上はきちんと完結まで持っていきます! 余談ですが、出来ればウマ娘のみでの百合モノも書きたいと考えております。もしそちらが先に上がったならば、このクロスオーバーは半ばお蔵入りしたものとお考えください。 そしてお待たせしました作品紹介。今回の作品は 『そのクロスオーバー系二次創作の作中で書く予定だったシーンを、大幅に容量を増やして書き起こしたもの』 となります! 半ばネタバレになってしまいますが、タマちゃんはクロスオーバーでとある戦隊メンバーと関わる娘のひとりです。ツッコミだけでなくちょっとした小ボケを挟んだり、クリークとはまた違ったベクトルの母性が滲み出てたりする、茶目っ気溢れるオカンのようなキャラクター像にしています。 とある場面でゴルシに絡まれたタマちゃんが、その場の雰囲気に流されるように即興で漫才を行うことになってしまう。そんなシーンを、もともとのオードリー要素に新喜劇要素をガッツリ追加した形で書き起こしました。関西弁に違和感が無いか、念入りに推敲も致しました。 拙い文章で申し訳ありませんが、少しでも笑って頂けたなら幸いです。 それでは、ごゆっくり。3,895文字pixiv小説作品ゴルシ&ゴルシT部屋探し
オードリーさんの漫才「部屋探し」をゴールドシップとトレーナーでやってみました。 実際の敗者復活戦は大井競馬場でしたが、ドラマでは川崎競馬場でしたね。2,424文字pixiv小説作品