概要
1986年10月28日生まれ、熊本県出身。T166、B85-W59-H88。ケイダッシュステージ所属。
第一薬科大学付属高等学校芸能科(当時の校名は「第一経済大学附属高等学校」)中退。2021年に同校の通信制課程に再入学し、2022年に卒業。2024年現在は日本経済大学福岡キャンパス芸創プロデュース学科ファッションビジネスコースに在学している。
その芸名や彫りの深い顔立ちから、欧米系のハーフ、もしくは外国人と間違えられやすいが純日本人である。
経歴
中学生の時に地元の繁華街である下通でスカウトされ、モデル・ローカルタレントとして活動を始める。高校を2年生のときに中退し、その後は福岡の芸能事務所に所属して芸能活動を本格化させていった。
2006年に上京し、ケイダッシュステージ所属となる。以降バラエティ番組への出演や中野風女シスターズ(当時は「中野腐女子シスターズ」)のメンバーとしての活動などで徐々に頭角を現し、2007年に出演した『クイズ!ヘキサゴンⅡ』にて爆発的なブレイクを果たした。
『ヘキサゴン』では予選ペーパーテストで最下位を叩き出し、その後の本編でも珍回答を連発。同番組の里田まい、木下優樹菜、つるの剛士、上地雄輔、野久保直樹とともに「ヘキサゴンおバカ6人組」と呼ばれ、番組の常連として活躍した。
また、里田・木下とは番組発のアイドルユニット「Pabo」を結成しており、後につるの・上地・野久保の「羞恥心」との合同ユニット「アラジン」へと発展している。
2011年に福岡ソフトバンクホークス元投手でコーチの斉藤和巳と結婚、2015年3月17日に離婚を発表。斉藤との間に一人息子がいる。
結婚してからは福岡と東京の二拠点で生活していたが、離婚後は地元の熊本市に完全移住。以降は子育てをしながらローカル番組への出演やブランドプロデュースなどを行い、仕事があるときに上京するという形で活動している。
2021年4月、中退した第一薬科大学附属高校の通信制課程に再入学し、34歳にして高校生となる。翌2022年3月に卒業(※1年で卒業可能だったのは、元々2年生までは普通に通学しており単位を取得していたためと見られる)。
卒業後の2022年4月に、系列校である日本経済大学に入学した。
2008年から、熊本県知事(当時)の蒲島郁夫より任命され「熊本県宣伝部長」を務めている。間違えられがちだがくまモンは「営業部長」。ちなみにくまモンとはかなり仲良くやっているようである(一例)。
人物
Paboおよびアラジンのメンバーとは番組終了後も定期的に連絡を取り合っている。このほかヘキサゴンファミリーではギャル曽根、藤本美貴と交友がある。
小倉優子、相沢まきと仲が良い。中村知世は高校の同級生である。
「おバカ」キャラを売りにしていたが読書家であり、
芸名について
芸名の由来は諸説あり、例えば本名の「紗衣(さえ)」のSをとったものとも、「山本」からおニャン子クラブの山本スーザン久美子に由来するともいわれる。
本人もいくつかの場面で「タクシーに乗った際なぜか外国人だと思われ、咄嗟に名乗ったもの」や「10代の頃出演したバラエティ番組でドッキリの仕掛け人としてエストニア出身の人を演じた際の役名で、番組のディレクターが考えたもの」、「(喋り方がカタコトに聞こえることから)外国人風の芸名を事務所社長が考えた」、「『メレンゲの気持ち』に出演した際ディレクターから『山本紗衣って顔じゃないな、スザンヌでいいや』と言われた」などを由来として語っており、複数の由来があることについても「自分でもどれが決定的な理由かよくわからない」「全部本当」「全てを併せ持って『スザンヌ』になった」と語っている。
また、実家の家族もそれぞれ外国人風のあだ名を持つ。
母の「キャサリン」(本名:清美)は熊本市内でバーを営んでおり、妹の「マーガリン」(本名:真央)は熊本のローカルタレントとして一時期活動していた。祖母は「ナンシー」(本名:ナヲミ)である。
ちなみに父(母の再婚相手)の「バンダム」は元競輪選手の藤本博之。由来はジャン=クロード・ヴァン・ダムに似ているからとのこと。