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概要編集

特別区競馬組合が大井競馬場ダート1800mで施行する地方競馬の重賞競走である。格付けは「SⅢ」。


1967年に南関東公営競馬のサラブレッド系旧4歳馬(馬齢は当時の旧表記)による競走として創設。正式名称は「日刊スポーツ賞 黒潮盃」日刊スポーツ新聞社が優勝杯を提供している。長らく南関東三冠競走の前哨戦として位置付けられていたが、1999年から夏季開催に移動。2003年は東日本地区交流、2004年から地方競馬全国交流競走となっており、2010年までは中央競馬を含まない地方全国競走としては最高額賞金(1着賞金1800万円)の競走のひとつであった(2010年から東京2歳優駿牝馬が、2011年からロジータ記念が全国交流競走になり、両競走とも1着賞金が2000万円、かつ2011年から黒潮盃は1着1800万円と減額されたため「全国交流競走の最高額賞金競走」ではなくなっている)。


なお過去に2007年までは1着に入賞した競走馬に限りダービーグランプリへの優先出走権が与えられていたが、2010年から再びダービーグランプリが施行されるため、ダービーグランプリの全国指定競走に指定され、1着馬にダービーグランプリへの優先出走権が与えられる。また、過去には上位3着までに戸塚記念への優先出走権が与えられていた。


2017年に「3歳秋のチャンピオンシップ」シリーズが始まり、そのカテゴリーA競走に指定された。本競走とダービーグランプリの双方に優勝した馬の馬主にはボーナス賞金1000万円が贈られる(2018年までは同800万円)。


2024年度より全国的なダート競走の体系整備に伴い、ジャパンダートクラシックのトライアル競走に位置づけられ、本競走の1・2着馬には同競走への優先出走権が与えられ、格付けもSⅢに格下げされる。

競走条件編集

出走資格

サラブレッド系3歳。地方全国交流。また、選定後所属を変更した他地区所属馬は出走不可。

別定。56kg、牝馬54kg(南半球産2kg減)を基本とし、更に本年8月13日までのダートグレード競走、JRA重賞競走、南関東SⅠ競走優勝馬は3kg、南関東SⅡ競走及びSⅢ競走優勝馬は2kg、これら以外の重賞競走優勝馬は1kgの負担増となる(但し、2歳時の成績は対象外)。

優先出走権編集

1着馬にダービーグランプリへの優先出走権が与えられる。

関連タグ編集

ダービーグランプリ

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