そうかい、光物出しちまったかい。ならもう人生は終いだ
それが…どうした…
CV:酒味たろう
公式サイトでの解説
「素手喧嘩なら広瀬、文句があるならやってみな」と皆が口を揃えるほどの武闘派。
極道になる前は横浜伝説の不良グループ「須牌堕」のトップを張っていた。鉄火場では背の厚いナイフを得物とし、豪快な一刀は外道の体を両断してしまう。
概要
身長 | 185cm |
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メインウエポン | 分厚いビッグナイフ |
経歴 | 横浜伝説の不良グループ「須牌堕」のトップ→神城組 |
横浜の極道組織「神城組」に所属する、「猛拳」の異名を持つ武闘派構成員。元々は横浜伝説の不良グループ「須牌堕」のトップを張っていた。
ヤンキー達の憧れの的であり、天羽組の飯豊朔太郎も不良時代に何度もその名前を聞くほどの有名人である。
同じ神城組の構成員である長門碧には敬語で話している一方、安芸直治からは「広瀬の兄貴」と呼ばれていることから、組内部での序列は長門より下で安芸より上である。
人物
容姿
白髪オールバックをベースに右側辺りへ髪を降ろした髪型と色黒の肌をした強面が特徴的な青年。青緑色のワークジャケットとVネックの黒Tシャツ、グレーのカーゴパンツに黒のショートブーツを着用している。
性格
横浜でもトップクラスに有名な不良グループを率いた経験があり、ヤンキー達の憧れの的である情報から、好戦的な人物である。一方、昔から懇意にしている駄菓子屋のお婆さん店主が半グレ達に絡まれていた際はいの一番に助けに入る、舎弟や戦友がピンチの時には自分が盾になって守ろうとするなど、非常に仲間想いで身内や恩義を抱く人物を何より大事にする義侠心を持っている。
拷問ソムリエの同志であるエマが半グレに襲われた時や女装している香月紫苑に百田吾郎が迫った時にその現場に居合わせた際は瞬く間に制圧して逃がす等、女性には紳士的な一面もある。
後述の父の教えもあってか、かなりの大食いである。
結構な喫煙家であり、喧嘩の最中でも当然だが、大怪我で入院している時でも吸う程である。
同年代以下の男性への二人称は「兄(あん)ちゃん」である。
戦闘力
「ステゴロなら広瀬、文句あるならやってみな」とまかり通るほどに取っ組み合いの喧嘩に優れた人物であるとの情報から、高い戦闘能力を持っている。
獲物はロングナイフであり、同じくそれを得物にしている関東極道の京極組の最強戦力の一角を担う一条康明よりも太く分厚い。故に、並みの半グレならば容易く両断できるばかりか、極道界隈の中でも最強クラスの相手すら打ち負かすパワーと天羽組でも屈指のフィジカルを誇る青山琉己と澄ました顔でド突き合える頑強さを誇る。
相手の攻撃を華麗にいなしながらのカウンターを得意とする長門とは対照的な攻撃型の戦闘スタイルで、負傷覚悟で敵に突っ込み、先に命脈を刈り取る事を得意とする。この能力と戦い方は、後述の過去に影響している。
また、精神力が群を抜いて強く痛がることが全くないため、斬られても逆に斬り返すなどの相打ちに近い戦法も平気で行い、上記のセリフと共に強烈なカウンターを真骨頂にしている。
この戦法は天羽組の小峠華太も似たような事をした経験が何度かあるものの、広瀬の場合は化け物染みた頑強さとパワーもあって、その威力は桁違いである。
道端にある標識柱を槍代わりに力強く振り回し、車のドアを盾代わりで片手に持ってもスピードを落とさない等、単純な腕力も傑出している。
首の骨格筋が異常に発達しており、矢部光晴の全力のパンチでも降り切れないほどで、肉弾戦では右に出る者がいないほど強いと言え、下手をすればタフネス自慢で知られる紅林二郎・海瀬将悟・犬飼鷹四郎・戸狩玄弥・ジェフすら凌駕しかねない。
過去
- 2024年6月22日の動画(広瀬大聖)
幼い頃に母は病死してしまい、高校時代に柔道で席巻した経験があるという父と二人だけの父子家庭で育った。父はいつも自分の力を弱者を助けるために使う任侠の持ち主で、幼い頃の広瀬はそんな父の姿に敬意を持っており、貧しくも幸せな日々を過ごしていた。
そんな中、父が成敗した半グレによる車での轢きによる報復を受けた事で致命傷を受ける事件が起きてしまう。それでも、父は驚異的なタフネスを以て半グレ共を蹴散らすも、大量出血が原因で死亡してしまう。
その中で父から常々教わった「強え男ってなぁ痛くても痛いなんて言わねえ 痛がったら弱そうだろ」の言葉を胸に、どんな状況に晒されても強くなろうとあり続け、遂には横浜で恐れられる不良となり、強さの原動力を築き上げた。
「父ちゃん…俺はアンタより強くなれたかい…」
活躍
- 2024年2月19日の動画(状況整理)
存在が発表された。
ヤンキー達の間では神様扱いされているとの事。
初登場。
長門碧と共に東京極道にして同盟的存在の天羽組と懇意にしている同地方の極道組織の家入組に他所の地方と関わらないように圧をかけた。
別日、家入組と協力を結ぶために横浜へ赴いた青山琉己と懇意にしている駄菓子屋でかち合い、双方互角の殴り合いの勝負となるが、その駄菓子屋のお婆さんが半グレに絡まれているのを見て一人を瞬殺、もう一人を強烈なプレッシャーで追い返す。なお、喧嘩自体は邪魔が入ったことでお預けとなった。
「兄ちゃんが気合い入ってんのはよくわかった。またどっかで会いてえな」
- 2024年4月20日の動画(小峠華太)
名波和親に飲みに誘われ長門と共にビアホールに飲みに行った。その最中に舎弟の下田から電話を受けた名波に天羽組が閏間地区で半グレを粛清したことを知らされ、怒りの表情を浮かべていた。
「一杯と言わず、とことんいきますか」
- 2024年4月29日の動画(小峠華太)
話すシーンはないが、登場。
家入組組長の家入雅和の動向を探るため、閏間地区を張っていた。
- 2024年5月22日の動画(小峠華太)
天羽組との話し合いが決裂したことを受け神城義信に招集された。家入組の自分たちは15年前の戦争には無関係だったのに巻き込まれた被害者だという考えに怒りを感じていた。
「命をかける人間が目の前にいたのに随分と愛がねえ」
- 2024年6月8日の動画(小峠華太)
神城の天羽組と天城戦争に突入するという発言を、肯定し戦う意志を見せた。
その後、家入組の友好組織・岩田連合の武闘派の立川と戦闘になる。立川に一太刀浴びせられるが、全く意に介すことなく両断した。
「ハマは一つだ。テメェらは仲間を裏切った」
- 2024年6月22日の動画(小峠華太→広瀬大聖→小峠華太)
神城組陣営で初のナレーションに抜擢された。
また、羽王戦争終結後から出演するようになった酒味氏がストーリーのメインナレーションを務めるのも初めてである。
前述の過去が明かされると共に、名波の指示で安芸直治と舎弟を連れて家入組と友好関係にある巻田組へ乗り込み、そこで小峠華太と矢部光晴と鉢合わせる。
「どうせならハマで綺麗な死に花咲かせてくれや」
神城組 猛拳のタフガイ VS. 天羽組 空手を極めたナイスガイ 待ったなしの殴り合い
- 2024年7月1日の動画(小峠華太)
最初は小峠と矢部の二人に先制攻撃されるも、意にも介す事無く応戦する。
小峠では相手するのが難しいと判断した矢部と戦闘になる。矢部の首をもがんばかりの強烈なパンチや肋骨をボロボロにしかねないキックを受けても意に介さず豪剣を叩きつけ、これはギリギリで受け止められるが、矢部の顔面にパンチを放ち矢部の体を吹っ飛ばした。そして、戦闘狂の矢部との戦いが更に苛烈になろうとしたが、その直後、天羽組の増援が来たため安芸と共に撤退した。
「死んでも恨みっこ無しだな…」
「お前も一発もらっとけよ…」
物語後半で登場。
外道に雇われた半グレに襲われる被害者とエマが襲われている場面で登場。場所は神城組のシマである横浜の蒼穹街と思われ、タバコを喫煙しないでの登場は初。
女性に丸腰でチャカで狙う外道に怒り心頭でありながら半グレをビッグナイフで一刀両断で粛清しエマと被害者の危機を救った。粛清後エマに対して紳士的に振る舞う一面が描かれている。また、武闘派組織の人物でエマと面識を持ったのは戒炎のトップだった我妻京也に次いで2人目(極道では広瀬が初めて)である。
「丸腰の女を撃つ……ウチのシマでそんなこたぁ許せねぇなぁ」
「綺麗な姉ちゃん事情があるのは分かる 行きな」
- 2024年8月30日の動画(小峠華太)
動画の終盤に登場。
青山と飯豊によって殺された長門の葬儀に参列し、涙ながらに弔った。
「長門の兄貴…せめてゆっくり休んでください」
- 2024年9月7日の動画(小峠華太)
天羽組からの手打ちの提案に対する神城組としての今後の方針を語る神城の話を真剣な表情で聞いている様子、その後に長門の葬儀に参列している様子が描写された。葬儀では悲嘆に暮れながらも弱音を吐いていた安芸にしっかりするよう声をかけていた。
「安芸、しゃんとしろ。長門の兄貴が心配するだろうが…」
- 2024年9月20日の動画(小峠華太)
潜入中の香月の殺気に気付き迫った百田を頭をはたいて止めた。
その後、会議にて神城から市合麟太郎と共に東京侵攻の先鋒を任された。
「男は死ぬなら前のめりだろ」
- 2024年9月25日の動画(小峠華太)
天羽組の組長である天羽桂司を狙うため、市合や神田直道、木田と共に車で前線基地がある閏間地区東部へ向かった。
「長門の兄貴の仇…とってきます」
- 2024年10月5日の動画(小峠華太)
閏間地区東部へ市合らと向かう道中、和中蒼一郎と工藤亘清に奇襲されてしまい、自身は脱出するも、舎弟の木田が逃げ遅れたところを強引に救出する。しかし、自分は手榴弾による爆風のせいで坂下へ吹き飛ばされてしまう。
和中と市合が戦闘しているところに乱入する形で参戦。大破した車のドアを盾や鈍器代わりに使う、苦無で腹を刺されてもお構いなしにビッグナイフを振るう等、広瀬らしい大味な戦い方や市合との連携で和中を追い込んでいく。
しかし、雑木林をバイクで駆け抜けてきた矢部に乱入されてしまう。
そして、2対2の戦いへと変わっていった。
「楽しそうだな。おい、俺も混ぜてくれねえか」
神城組 武闘派ツートップ&妖の剣豪 VS. 天羽組 至高の剣豪&空手を極めしナイスガイ 漢の喧嘩
- 2024年10月12日の動画(小峠華太)
- 2024年10月25日の動画(小峠華太)
まずは和中との戦いになる。
正面から突っ込み斬り合いになるも、剣術の技量では完全に上を行かれているのもあって、一方的に斬られてしまう。
そこで広瀬はバス停の標識柱を引っこ抜いて槍代わりにして対抗する。流れを引き戻しかけるが、和中に標識柱の金属部分を斬り落とされ、逆袈裟を受けてしまう。
筆舌し難いタフネスで立って見せるも、明らかに劣勢となってしまう。その状況を見かねた市合による音響手榴弾による援護で乗り切り、爆破で破損した車のドアを盾代わりにして和中に突っ込み、再び向き合う。
そんな中、神城組の客人格である剣豪・和泉錦之助の乱入で和中に深手を負わせ、数的有利に持ち込む。
優位に立つも、矢部の機転で阻まれた上に正拳突きの連打を顔面や身体に受けてしまう。それでも止まる事無く車のドアを振り下ろして矢部に大ダメージを与える。
その後も矢部を食い止め続けるが、結局横槍を許してしまう。和中や市合の判断でそれぞれの陣営の負傷者を回収し、矢部と向き合うも、最終的には決着着かずに終わってしまう。
この際、爆撃や和中に滅多切りにされた裂傷多数、矢部の空手技を何発も喰らっているにもかかわらず、自分の足で病院まで行った。
天羽組に大きな爪痕を残すものの、自身は凄まじい重傷を受けた事で、戦線離脱してしまう。
「この土地のために体はってんだ。死んでも引けねえだろ」
「逃げる奴を追うなんてしねえよ」
- 2024年11月6日の動画(小峠華太)
戦線復帰は叶わないものの、歩けるくらいには回復している。そして、天羽組への怒りを再度煮え滾らせるのだった。
「今まで数え切れねえほど斬られてきた。これぐらいじゃ引かねえよ」
関連項目
紅林二郎:タフネス、剛腕、元ヤンキー、暴走族を1人で壊滅させた過去、正義感が強い性格などが類似。広瀬が極道に入った世界線の紅林なら、紅林は愛天雄に入った世界線または教師として表社会で働いてる世界線の広瀬とも言える。
いつか紅林と広瀬に共演を果たして欲しいものである。
伊集院茂夫、守若冬史郎、城戸丈一郎、工藤亘清、三門一郎太、世良蓮二郎、市合麟太郎∶バグ大ワールドにおいて広瀬同様父からの薫陶を受けた、もしくは愛情を受けて育った人物たち。
城ヶ崎賢志、麻生成凪、野田一、長門碧、ミスト∶広瀬らとは真逆に父親(もしくは事実上の義父)がクズだった人物達。
特に城ヶ崎と麻生は広瀬のある意味IF的な存在。