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紅林二郎

くればやしじろう

紅林二郎とは、漫画系YouTubeチャンネル『ヒューマンバグ大学』の動画に登場するキャラクターである。
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俺の名前は紅林二郎。世間の荒波の中生き残りに必死な元ヤンのフリーターだ。

cv:伊藤タカユキヤシロこーいち(伊藤氏の休業中の代役)

公式サイトでの解説編集

本作の主人公。現代社会の荒波に揉まれる元ヤンフリーター。

高校時代は喧嘩負けなし…「紅鬼」の異名で恐れられていた。

曲がったことが大嫌いで、誰であろうとゲス人間には正義の拳を振るう。ワンパンチで顔面を陥没させるほどのパワーの持ち主。

怒りの度合いで戦闘力が変わり、髪色も絶妙に変わっていく。

京極組 久我虎徹とは永遠のライバル。

概要編集

漫画系Youtubeチャンネル『ヒューマンバグ大学』にて展開されるシリーズ『紅林二郎の人生』シリーズの主人公。2021年7月6日の動画にて初登場。

題名はのち『元ヤンフリーター・紅林二郎』→『紅鬼伝説_元ヤン紅林二郎と変遷した。2023年6月28日の動画にて壱世学園高等学校の社会科の教師として赴任し、問題を抱えている当学校がメインの舞台となった。


かつては「紅鬼」と渾名される喧嘩負け無しの不良学生だったが、その悪評と学業成績の悪さから卒業後も定職が決まらず、アルバイトで生計を立てて暮らしていた青年男子。元不良ではあるが不道理を許せない強い正義感の持ち主で、日常生活で人為的トラブルに度々遭遇しては義憤に駆られ、不良時代に鳴らした凄まじいパンチの一撃で、その発端たる外道たちを鉄拳制裁している。結果的に、警察からは暴力事件として扱われその都度御用となっているが、その行動力からトラブルの被害者である友人知人、公務を全うする警察官からも同情を向けられたりと、近隣住民からも愛される好青年でもある。


また、久我シリーズで主人公を務める久我虎徹とは、学生時代に何度も衝突し、未だ決着がつかずにいる長年のライバル関係にある。しかし、久我が所属する極道組織「京極組」が相手取った半グレ集団「羅威刃」という共通の敵への対処のための共闘を経て、だいぶ軟化傾向にある。加えて、自身も同じく近隣の治安維持のために集った殴り屋たちの自警団「愛天雄」に加入し羽柴和成如月らの仲間たちと共に自警活動にも勤み、下衆壊滅のために天羽組・京極組・旧CODE-EL・獅子王組・ナツメ金融といった裏社会組織のメンバーと共闘したこともある。


こうした活動から、現在ではカタギ(一般人)でありながら裏社会でも良くも悪くも名の通る戦闘者となってしまっている。


桜庭との抗争終結後に教員免許を取得し先述のように教師デビューを果たしフリーターを卒業したものの、受け持ったクラスは学級崩壊をしておりいきなり退職危機に陥ったりするなど前途多難である。


容姿編集

初登場時23歳。2021年11月10日付の動画では24歳になっている。後述する須永にさそり座生まれと答えているため、誕生日は10月下旬~11月上旬と推測される。


やや威圧的だが精悍な顔立ちの若者で、長身で筋肉質な引き締まった体格をしている。

髪型は逆立った短髪。初期の頃は黒髪で、作中では怒りがトリガーとなり髪色が学生時代の赤に変色する演出が為されていたが、回を重ねる毎に前髪の一部から徐々に暗い赤色となり、最近では平時でも完全な赤髪となった。加えて、更に1段階上に覚醒した際には前髪の一部がメッシュのように金色が入る。また、肌はややオレンジ調の褐色肌だが、最近は他の登場人物と同じ色白になったりと一貫されていない。総じて赤系統の体色と苗字の「紅」、随所で顕にする正しく怒髪をついたと言い表するべき鬼のような形相から、「紅鬼」と呼ばれる所以を納得させる容貌といえる。


衣装については、初期は赤いTシャツとGパン、右腕に付けた黒いリストバンドとスポーツシューズをメインとし、平時はその上に灰色のパーカーを纏ったシンプルな出で立ちだったが、2021年12月15日から上部が赤、下部が白のグラデーションになったワイシャツと白いチノパン、裸足履きした白い靴が基本となり、リストバンドも白いライン入の水色に変化した。


経歴編集

学生時代は打たれ強い身体に、ほとんどワンパンで決着が着く喧嘩の強さ、そして喧嘩の際には髪の毛が赤く逆立っているように見える事から、全国の不良達からは自身の苗字をもじって「紅鬼(あかおに)」の渾名で恐れられていた。

学生時代に史上最悪の暴走族と戦ったことがあり、今でもその伝説は語り継がれている。

しかし、あくまで売られた喧嘩しか買わず、弱き者や教師、筋の通った話には礼節を以って一切手を挙げない、いわゆる「正統派の熱血硬派ヤンキー」であった。この頃は血の気が多すぎたのか売られた喧嘩は全て買い、さらに弱い物いじめを見過ごせない性格もあって、毎日のように喧嘩をしては警察の厄介になっていた。

そのせいで学業を疎かにしてしまい大学進学を逃し、生来の頭の悪さも祟って卒業から6年経っても安定した職場に就けずにフリーターの毎日を送っている。高校の教師達も成績が悪いながらも憎めない彼を可愛がって就職先を世話しようとしたが、紅林は申し訳ないと思いながらもそれを断った。

過去に久我の連れの青柳が志正中にやられた旨が語られたため、中学校は志正中学校に通っていたと思われる。


彼が紅鬼と呼ばれた理由編集

高校に入ってから最初の夏に、60代の江原が不良に殴られてしまい、たまたま出くわし激怒した紅林が不良をボコす。その後紅林が婆ちゃん子だったため、年寄りには素直で江原と仲良くなる。しかし、虎狼狂走連合という暴走族が志正町に登場し、行きつけの公園で江原を袋叩きにしていた姿を見た直後に、容赦なく暴走族を潰し、即座に救急車を呼ぶも、生死をさまよっている状態だった。その後ライバル視している西条にこの狂走連合のアジトを聞き、即座にボコしにいく。虎狼狂走連合は40人近い喧嘩最強の暴走族だが、紅林たった1人(西条もついてきたが、初っ端からダウンされている)でこの暴走族を壊滅させた。この姿を観た暴走族が激しく恐れ、逃げて行った。この大量にいる暴走族をたった1人で壊滅したことによって、「紅鬼」の異名がつけられた。その後、江原は族を潰してから1週間ほどで目を覚ました。


性格編集

強い正義感を持った人物であり、曲がったことを嫌う性格。

学生時代の反省からか、社会人として日雇い仕事もするようになった現在は、自分が何を言われても簡単には怒らない忍耐力を身につけ、横暴な態度を取られてもまずは下手に出て丸く収めようとするなど、大人な対応を身に着けている。

だが他人が傷つけられるのを目の当たりにすると、一気に頭に血が上って【紅鬼モード】になってしまう

街中でモラルを守らない者に対しては説教をし、相手が逆上して喧嘩を売ってきた際は問答無用で【紅鬼モード】になり、相手を完膚なきまでに叩きのめす。たとえ相手が女であろうと、人の道に外れた卑劣な悪党には容赦なく鉄拳制裁を食らわせて顔面陥没させる。この際、相手が悪いとはいえ明らかに度を越してやりすぎてしまう事もしばしばあり視聴者の間でも紅林に対して賛否両論になるケースもあった

強敵と対峙して窮地に陥った時に再び奮起すると、赤髪に金髪のメッシュが入り、一瞬稲妻が走る。なお、2022年3月7日付の動画では終始赤髪になっているが、これは強敵との連戦によって常に【紅鬼モード】となった為。

また、これに加えて相手の下衆論理の所業を見ると、髪色が更に光沢が増し痛覚すら感じないほどであり視界が真っ赤に見えるほどのパワーとなる(現段階で一番上であろう紅鬼モード)

案の定、毎回警察に過剰防衛として逮捕され被害者を想いながら留置所で過ごすが、次の動画では必ずシャバに戻っている。ただし、相手が凶器を振り回したり銃を発砲したりするヤクザなどの場合は、彼自身もかなりの重傷を負うためか、特に過剰防衛を問われることはない。

また、深い優しさを持っている人物でもあり、悪党によってなんらかの被害にあった人達に対しては優しく寄り添う姿勢を見せ、時には傷ついた被害者の様子を見て凄まじい怒りを顕にすることもある。

その優しさは倒すべき相手である外道達にも向けられることがあり、かつてその外道なシノギに怒り顔面陥没させた京極組の海瀬が、後日に居合わせ巻き込まれた事件で鉄球に吹き飛ばされ崖に落ちてしまった時には(まだ改心していると分かっていない段階なのに)その安否を心配し、若い少女を利用した卑劣な金儲けを行い、自身をも殺そうとした外道である半グレ組織「エデン」のリーダー萱嶋の引渡しを和中蒼一郎に要求された際にも「クソ野郎とはいえ殺されると分かっていて渡せるかよ」と、殺しを強行するなら交戦も辞さない意思を示していた


なお、よく勘違いされるのだが彼自身は「暴力は悪」と認識しており誰かを守るためには必要としつつも、積極的に暴力を振るうのは好まない性格である。

実際、助けた相手が相手の顔面を陥没させる紅林の様子に恐怖し警戒されてしまった際には「あれだけの事をしたのだから当然」と思っていた。

さらに殺人に躊躇がないとは異なり、彼は(喧嘩で相手によく「死んどけオラァ!」と怒声を吐きつけたりはするものの)命を奪うつもりで戦うわけではない不殺主義者であり、自身や他人が殺人を犯すことを絶対に良しとしないポリシーを持つ。

それどころか目を潰す、四肢を切断する等の取り返しのつかないダメージを負わせることも全くない為、彼と戦ったチンピラや極道達はその場でこそ顔面が陥没してしまうものの、再登場した際は普通に完治して活動している様子が描かれている

また、初期では極道が詐欺師や半グレを粛清する際は特段止める事もなく静観して見殺しにしていたり恐怖で動けず立ち尽くしたりしていたが、強敵との戦いを重ね成長してからは外道相手とはいえ命まで奪おうとする極道を相手に立ち向かう姿勢を見せるようになった。

作中では紅林が無力化した萱嶋を始末しようとする和中を相手に「ここで引くわけにはいかねぇ」「意地ってのは命張ってナンボだろ」と和中の発する強烈な圧に汗一滴流すことも一切動じることなく戦意を見せている。


また極道という存在についてもはっきり「嫌い」「反社会勢力に加担するなど、お日様に顔向けできなくなる」と言い放っており、激しく嫌悪していたが、一条康明工藤清志伊武隼人らとの邂逅を経て見方は変わっていき現在ではカタギを巻き込まない極道には敬意を持って接している。

ただし、彼自身は積極的な暴力や殺人は認めていないため、極道組織に入ったり外道の殺害を容認したりすることはないと思われる。


学力編集

週刊少年ジャンプを愛読している様子で、「キン肉マン」「北斗の拳」「魁!!男塾」「ジョジョの奇妙な冒険」などへの造詣が深く、社会の授業では歴史人物の名前を漫画キャラと間違えて答えて教師からツッコミを入れられるのがお約束であった。また、高校卒業後に通信制大学で受ける勉強でも珍解答の数々をしていた。ちなみに彼が尊敬する人物はダリオ・ブランドー(クズ中のクズ)、面接で二度ほど言っておりネタなのか本気なのかは不明。(クズではあるが、一応息子を思いやる親心を心の奥底で持っている人物である為、そこを評価しているのかもしれない)

ただし、2021年12月6日付の動画では自動車を運転している場面があることから、真面目に勉強をすれば自動車の運転免許を取得できる程度の学力はある模様。また、毎回悪党に説教をする際には視聴者の心に残る名言を数多く語っていることから、国語の潜在能力もかなり優れていることがうかがえる。恐らく、彼は生まれつき頭が悪いわけではなく、少年時代から売られた喧嘩を買いまくっていた上に、普段から漫画ばかり読んでいて勉強を全くしなかったために成績が悪かっただけなのだろう。この他、アイドル好きという意外な一面がある。桜庭恵吾との決着を着けた2023年5月15日付の動画では定職を得るために教師を目指して勉強中であることを明かしたが紅林の学力を知る西条秀郎からは当然のように心配されてしまい、視聴者も同様に懸念を示していた。しかし、2023年6月23日の動画にて、なんと高校教師(クラス副担任)として任用された事が判明した。筆記試験や面接、人物などを選考される点から教師になる事は簡単ではなく、しかも紅林の住む東京は現実だと倍率が高めである。(参考)そのような難関試験を紅林が突破できたとすれば、学力の問題は完全に克服したと言えるだろう。


周囲の関係編集

地元・志正町でも周囲から「二郎ちゃん」と呼ばれて慕われており、地元警察署でも苗字ではなく「二郎」として覚えられており、事ある毎に留置所の常連になっている。しかし、警察の方も彼が正当な理由なく暴力を振るう人間でないことは理解しており、悪質な詐欺グループやDVなどの凶悪犯の逮捕に貢献していることもあって、最低限の処分で済ませている節がある。

高校卒業後は実家を離れて現在はアパートで一人暮らしをしている他、身内では両親に兄・孝太郎夫婦と姉夫婦とその息子、子供の頃に亡くなった祖母の存在が確認されている。亡き祖母の教えを守るおばあちゃん子であり、また、姉にも経済面で幾度も助けられているため頭が上がらない。このように恵まれた家庭環境をしているため真っ直ぐに育った彼だが、それゆえに意外な弱点として毒親という概念を知らなかったりする。



強さ編集

そんな道理、お天道様が許さねぇ!

生まれついての桁外れのフィジカルとパワーに加え、自ら「鋼鉄(のちに金剛石)よりも硬い」と豪語する通り常軌を逸する程の固い拳の持ち主であり、単純にパワーだけなら(あの裏社会最強の殺し屋達を抑えて)ヒューマンバグ大学の全キャラ中最強と公式に認定されている。実際、単純な膂力も店舗の何十キロはあろうかと思われる大型看板を羽毛のように振り回して見せた。

これらを利用しつつ全体重を込めて振り抜くパンチは、相手のガードを突き破って顔面陥没させる程の威力を誇り、これを見た者達は「交通事故」と例えられている。また、強靭な足腰から生み出される瞬発力により一気にゼロ距離まで間合いを詰める事ができる。同時に繰り出す拳での早撃ちは、間合いの読みに長けている剣道の有段者ですら驚愕するほど。

また、滅多に見せないが蹴りを使う事もあり、これもまた相手の顔面を陥没させる程の威力がある。対戦相手にたまに「前世はゼブラか?」と聞かれる。

格闘技経験者の攻撃や鉄刀(木刀の鉄製バージョン)特殊警棒などを頭にノーガードで受けても耐え切ったり常人ならばなます切りにされている連続斬撃を喰らっても失血死寸前で済んだり、真正面から自動車に撥ねられても一度や二度くらいなら戦闘続行可能(女性を乱暴目的で誘拐した男たちのワゴン車に出くわした際は立ちふさがって二度も(車が「警察に見咎められたら職質不可避なレベルに撥ね跡で凹む」のを狙って)わざと撥ねられ、相応の重いダメージは負ったが誘拐犯二人をそのまま戦闘続行して叩き潰した)だったり、気合を入れて固めた体の筋肉(自慢の拳と同じように『本気で固めれば鋼鉄よりも硬い』と豪語)で銃弾を受け止めてしまうなどと言う、非常に頑丈でタフな身体をしている。


これだけの戦闘力を持つにもかかわらず、恐ろしいことに本人はトレーニング等は一切行っていない。生まれ持った身体能力とタフネスだけで格闘技経験者を圧倒する、正に戦うために生まれたと言っても過言ではない怪物と言える。

特にそのパワーは最強のアサシンである瓜生龍臣ですら「パワーじゃ勝てない」と感じるほど。自身のパワーは簡単に人を殺めるものである事を理解している為、それを高める武器を用いることは長らく頑なに拒んでいたが、凶器を振り回すヤクザや殺し屋などの素手では勝てないプロフェッショナルを相手にしなければならない場合は解禁する様になった。学生時代は野球部だったらしく、金属バットを武器にすることが多く、こだわりが強いだけでなく、使用すれば本職の殺し屋や軍隊経験者の猛者と同等以上の戦闘力を見せる。他には、警備のアルバイトをしていた時に、支給されていた特殊警棒を使った事も。

上記のような凄まじい戦闘力を持つが、その力は未だ発展途上にあるらしく、彼の武術の師匠である拷問ソムリエ伊集院茂夫(後述)からは「無限のポテンシャル」と評されている。

また、小峠華太も彼のことを「武器を持っていない状態でアニキ並のポテンシャルを感じた」と振り返っている。


だが本人は亡くなった祖母による「お前は人より力が強い、その力は自分じゃなく誰かの為に振るいなさい」という教えに従い、専ら弱者を救う為にのみ拳を振るっている。実際、一度やりあった野田によると「正義の怒り(=外道への怒り)」が力の源となっている。

自分からは決して先に手を出さず、あくまで相手が先に手を出した上で、正当防衛として反撃する形で拳を振るう。その際に情報を聞き出すためにあえて1番強そうな奴をボコボコにして晒し者にし、戦意喪失させた上で尋問する場合がある。


弱点編集

生まれ持った才能は凄まじく、喧嘩という場数も相当踏んでいるため、戦闘能力自体は極めて高いものの、伊集院と出逢うまでは正式に武術や格闘技を習得した経験がなく、戦闘スタイルはあくまでも素人の喧嘩殺法でしかなかった。そのため、才能も相当な上に剣術や射撃をはじめとする武術や戦闘術に熟達している圧倒的格上の相手に対しては防戦一方になる事も多い。実際、そのような人物と相対した際に勝利したり生き延びた時の紅林は「自身のずば抜けたタフネスで無理矢理耐えて本気の拳を叩き込んで一発逆転」と言う「捨て身のカウンター戦法」を取っていた事が大半である。とはいえ、最近では武闘派狂人極道やプロの殺し屋など紅林のタフネスでも耐え切る事が困難な攻撃を矢継ぎ早に繰り出してくるような殺人のエキスパートと戦う事が増えた為、前述の捨て身のカウンター戦法は奥の手とする様にし、因縁のライバルの様に自身の速さと経験則を活かして相手の攻撃を回避してから攻撃を叩き込む様になった。


克服のための努力編集

後に伊集院と出逢って才能を見込まれ稽古をつけられた際には、「全体的に攻撃が大振りで、(伊集院ほどの達人からすれば)カウンターとしてハイキックの様な隙が大きい一撃さえもねじ込めてしまう」「防御が甘く、タフネスに頼りすぎているため急所攻撃を防げない」「予備動作がわかりやすく、動きが簡単に読まれる」という忠告と共に一方的に叩きのめされ、「防御の技術を身につける事」「攻撃の動作をコンパクトにする事」「小振りな攻撃の極致であるワンインチパンチを習得すれば鬼に金棒」とアドバイスされた。今後、紅林は時間がある時は伊集院に稽古をつけてもらうとの事。成果は出てきており敵の弱点を的確に分析して潰すという芸当を身につけ、更には城ヶ崎賢志との遭遇戦でワンインチパンチを披露し、大ダメージを与えた。攻撃の動作をコンパクトにする点も威力と引き換えに手数重視の連続パンチで応戦するようになり、一発の威力もその辺の人物の渾身の一撃を上回るほどである。羅威刃幹部の一人である神原拓とやり合った際に見せた必殺ジャブも強敵と当たれば使うようになっている。

ちなみに伊集院は紅林を「技能はともかく、パワーだけなら自分より上」と評価している。一方の紅林は伊集院のことを一流の武術家として認識し、自分の人生で初めて出逢った武術の師匠として敬意を示しているものの、拷問ソムリエという伊集院の正体には気付いていない模様。


コラボ編集

武闘派ヤクザとの遭遇編集

これほどまでに強く無敵と思われがちな紅林だが、2021年10月3日付の動画にて、偶然にも本職の極道である小峠およびその兄貴分である工藤と遭遇。紅林はこの二人から発せられる凄まじい殺気に圧倒されて、何も手出しができずに怯えていた。これが恐らく、紅林が初めて恐怖という感情を抱いた瞬間だったと考えられる。もっとも、紅林は喧嘩の場数こそ桁外れだが人殺しは一切やった事がなく、あくまで堅気の一般人であり、極道の小峠とは住んでいる世界が違う事を忘れてはいけない。また小峠の方も、紅林のパンチを食らって頭蓋骨ごとつぶれた悪党達の顔面を見て、こんなパンチは見た事がないと紅林の強さに驚き、「武器もなく(武闘派揃いである天羽組の)兄貴分に匹敵するポテンシャルを感じた」と高評価していた。同行していた工藤や、後述に記載した野田一も強さを認めるほどで、彼の腕っぷしの強さは天羽組に知れ渡っているほど。

その後、紅林はなぜか天羽組と対立している京極組の武闘派ヤクザ達を相手に闘うことが多くなったが、その時にはヤクザへの恐怖心を克服して勇敢に立ち向かっている様子を見ると、紅林は小峠との出逢いを通して、ヤクザに対する免疫がある程度できていたと見ることも可能であろう。紅林シリーズの視聴者コメント欄には、この先紅林が京極組との闘いで殺されそうになった場合、天羽組や後述の伊集院が助けに現れる展開を心待ちしているとの感想も少なくない。また、実際に遭遇した小峠が、紅林が京極組に狙われていることを知り、連絡先を教えたりしている。

その後、2度目の小峠と遭遇した際は、1回目とは違い殺気には圧倒されず、野田からの殴り合いに応じていたことから、確実に成長していることが分かる。


秘境ハンターのバイト兼武者修行?編集

のちに懇意になった佐竹博文から友人の鬼頭丈二を紹介され、彼の腕っ節を気に入った鬼頭から秘境旅行でのボディーガードのバイトを持ちかけられ、以後は佐竹、鬼頭と共に世界各国の秘境に赴く事となる。

しかしそこは佐竹の不運力、行く先々で様々な事故に遭う事は勿論、金目当ての銃火器を所持したチンピラ、果ては熊やゴリラや殺人チンパンジー(後述のマーチンを参照)などの、文字通り『野生の凶暴な生物』と相対する事もあり、無論野生の中で鍛え上げられた生物相手に一撃で仕留められるものでもなく苦戦するも、最終的には何とか勝利し、紅林も徐々に強くなっている模様(鬼頭からも健闘を讃えて臨時ボーナスをあげている)。


京羅戦争が過激化し紅林自身が愛天雄入りしてからは行く暇や余裕がないのか同行していない。ちなみに現在では佐竹に飛田新治、中国の冒険家にして作中屈指の実力者である元雲嵐、(バグアカデミア移転後だが)元に劣らぬ実力者の赤城永吉、佐竹に劣らぬ不運体質の佐伯・ゼッターランド・博子トランスジェンダーのアリスこと有馬文太らが鬼頭の旅に同伴している。


関係者編集

紅林家編集

  • 紅林孝太郎

二郎の兄。真面目で堅実な中小企業のサラリーマンで、一見すると二郎とは対照的だが、二郎との仲は至って良好である。

  • 紅林美幸

孝太郎の妻。孝太郎との夫婦仲は良好。良家の出で厳格な父を持ち、父親は孝太郎の事を娘を任せられると信頼している。本編より一年前に、結婚3年目にして妊娠したが重度の障害を患った末に死産(その際に医師が献体として提供しほしいと持ちかけ、あまりの非常識な態度に二郎は殴り倒し、遺骨は紅林家ノ墓に埋葬された)、周囲の励ましの甲斐もあり立ち直り、翌年に念願の第一子を授かった。


本名不明。学生時代は二郎同様ヤンキーであり、今でもその名残りを残しているいわゆるヤンママ。現在は結婚して息子・豊をもうけている。二郎を度々経済面で助けているため、二郎も頭が上がらない。

肝が据わっており、息子の豊が飲食店で虫を見かけて「虫!虫!」と言った時も、実態を見るまでは笑顔で「虫さんも美味しいもの食べたいのかもね」と言ってのけた(しかし、ゴキブリの群れという実態を知った時は、流石に恐れ慄き逃げ惑っていた)。


姉の息子で6歳。叔父である二郎にとても懐いており、二郎も彼の事を溺愛している。ただし、この動画では二郎の顔を怖がってる描写があった。虫が大好きで、2021年11月23日の動画で、ショッピングモールに虫をぶちまけられ、周りがパニックになってる中で、「ムシは無視!」と言い黙々と食事を続けていた。


  • 祖母

故人。二郎に因果応報や弱い人々を守るのが強く生まれた者の務めと教え、二郎に影響を与えた。たまに実家に帰る際に何故か祖母の幻像が見え、「結婚相手も気長に探すといい」など話してくれる(幻聴が聞こえる)。


  • 両親

2021年12月15日の動画に登場。成績優秀な孝太郎を常に褒めていたが、それが二郎にコンプレックスを抱く事となり二郎は一時期家出した事がある。もちろん両親も二郎を愛しており、二郎の気持ちに気付けなかった事に謝罪している。


壱世学園高等学校関係編集

  • 教頭

出っ張った腹と強面が特徴的だが眼鏡をかけた男性教師。事なかれ主義な性格。


  • 有沢

紅林の指導役の教師。温厚な性格。


  • 福田晃士

紅林が担当するクラスの生徒。青髪で一見気弱そうな印象を受けるが本来は目付きが鋭い。生徒。かつてこの高校に通っていた実兄が殺害された事件の真相を暴くために入学。


愛天雄関係編集

自称「正義の殴り屋チーム」愛天雄のツートップ。伊集院茂夫瓜生龍臣といった裏社会最強の猛者にも怯まず戦闘を仕掛けるほどの実力、胆力、向上心を持ち合わせており、天羽組の武闘派がマークするほど。そんな彼らだが、紅林の持つ規格外の実力に目をつけ、2022年9月24日の動画にて何故かついて来た西条と一緒に二人の熱意に負けて愛天雄に加入した。紅林自身は最初は乗り気ではなかったが入ってみたら案外悪くはないと思っている模様であり羽柴や如月とは気さくに対話したり共闘し、後に探偵事務所を経営している羽柴の姉とも交流を持った。紅林が教師になってからは登場していないために現在の消息は不明。


高校時代に紅林に度々喧嘩を売ってきた他校のヤンキーで、紫のリーゼントが特徴。喧嘩自体はそれ程強くないものの、度胸のある性格の持ち主。初登場は2021年10月14日の動画で、この時には既に上前歯が折られており、それでも懲りずに紅林に喧嘩を売っては負けて下前歯も折られる。さらに2021月11月1日の動画では鼻も曲げられたが紅林が殴って元に戻した。度々喧嘩を挑んでいるとはいえ普段から険悪な仲というわけではないようで、虎狼狂走連合のたまり場を教えたり、二郎がそこへ乗り込もうとすると同行したりしている。ちなみに桜庭と戦闘して紅林が敗北した時は滝のような涙を流して紅林よりも悔しがるなど愛情が溢れる男でもある。友人が少なく、携帯の連絡先は片倉と紅林の2人しか入っていない。それをドヤ顔で言い切った姿とそのメンタルに、紅林は「お前はなんて残念な奴なんだ……」と憐れんだ。

後述の片倉にも喧嘩を売った事があり、やはりというかワンパンで倒されている。

現在は職業不詳(無職という説も)だが親と同居している上に子煩悩なためか生活には困っていない模様だが、男としてひと山当てたいとSNSに「西条天下取り計画」というおバカな計画を挙げている。紅林曰く「せいぜい300円の価値の男」。

尚、彼は愛天雄の大ファンであり、紅林がスカウトされたと知ると即座に自分をマネージャーと称して売り込んでいる(羽柴や如月には強くないことを見抜かれていたが、最終的に紅林共々加入を許された)。

ちなみに彼は「SNSでイキるヤンキーのカリスマ」を自称しており、意外と人気がある模様だが、実は優秀なヤンキー界の情報通であり、様々な情報を紅林に提供しており、対桜庭戦でも同行しエルペタス戦争では紅林と一緒に鶴城救出に一役買った。


余談であるが、場合によって西條と表記される場合がある。


名前の由来は西城秀樹東條英機(東条英機)であると思われる。



紅林の学生時代の関係者編集

  • 片倉

紅林の学生時代の友人。別名『カウンターの片倉』で、攻撃を仕掛ける相手の心理を読んでフルカウンターで反撃する戦法と得意とする。初登場は2021年10月14日の動画で、紅林のバイト先の工場で「家族がコロナに罹った」と言ってカンパを集めていた田丸という男が、実は寸借詐欺師である事を紅林に教えた。二回目は2021年12月10日の動画で、この回では女性をヤク漬けにして売り飛ばそうと企む京極組の金子と成田らを倒すために、紅林と共闘した。三回目は美火暗に誘拐された西条を救出するため紅林と再び共闘する。なお西条救出後、西条から「自分(=西条)の携帯には片倉と紅林の連絡先しか入っていない」という話を聞かされ、西条の交友関係があまりにも狭いのが不憫すぎて泣きそうになる。四回目は2022年8月13日付の動画で紅林と買い物している時に羅威刃設楽紀明の手下に銃撃され負傷したがこの回を最後に登場していない。


  • 友人

本名不明、二郎の事を『ジロちゃん』と呼んでいる。二郎のヤンキー時代からの親友で、二郎並みの体格に金髪のオールバックが特徴。裏世界に生き、時折二郎からの相談に乗り、トラブルに好かれる体質だと苦笑しながらも裏世界の情報を提供する。


  • 近藤

二郎の高校時代の先輩で、高校時代は札付きのワルだったが二郎とはウマが合った上に理解者の一人として、二郎も何かと世話になっていた。卒業後はヤクザに入っていたが、結婚して娘が生まれたのを機に足を洗って定職に就いている。ヤクザの頃に小指を詰めていたが、西条の義肢を着けており、二郎に西条のバイトを紹介する。

同姓であるが京極組の近藤新平太との血縁関係はない。


  • 太田

二郎の学生時代からの友人。


※番外編に登場。

紅林の近所に住む住人の男性で、高校時代の同級生でもある。

親の言うとおりに勉強に専念したのだが、就職活動に失敗、やっとの事で就いた職場でもうまくいかなかったことで挫折。現在では引きニートとなってしまった。


※番外編に登場。

紅林の近所に住む学生時代の同級生。学生時代に他校の不良生徒にカツアゲされそうになったところを紅林に助けられてもらったものの、上田自身は紅林の様な性格にはなりたくないと思っていた。

小学生時代からフィギュアに没頭していたため20年以上彼女がおらず、女性に話しかけると緊張してしまう性格だった。そんな中マッチングアプリで2万円以上課金したことで偶然出会った美女『アリサ』とデートすることになった。


恋人候補(たぶん)編集

紅林の「曲がったことが大嫌い」「弱者を泣かせ踏み躙る悪者は許せない」という性格・ライフワーク上、そんな紅林の獅子奮迅ぶりで女性を窮地から救い出してしまうケースも多々存在し、そこから(世間一般の創作でなら「恋愛フラグが芽生える」と言っても過言ではないくらいに)彼を気に入り好意的に関わってくれる女性もシリーズを通して結構な数が存在する。以下にその一部を紹介する。

アイドルグループのメンバー。ライブコンサート中に、元天羽組の構成員であるノコギリの橘に命を狙われた所を、そのライブハウスで警備員のバイトをしていた紅林二郎に助け出された。そのこともあってか紅林のことを好きになった模様で、ライブハウスの件で怪我して意識を失った紅林の病室にお礼と自分の連絡先を書いた手紙を送り、その後も紅林をデートに誘うなど幾度か登場しているが、その待ち合わせ中に半グレ集団に誘拐されたり、紅林に埋め合わせで誘ってもらった豪華客船クルージングでも紅林や、乗り合わせた佐竹博文根岸千恵ともどもならず者によるシージャックに巻き込まれたりと、やはり災難な目に遭ってしまう(なお、そのいずれの件でもやはり紅林は、彼女に取り返しのつかない危害が及ばないくらいには守りきっている)。


兵庫出身で関西弁が特徴的な女性。上京して間もない頃に河内組(現・獅子王組)の悪質なシノギの被害に他の女性達と一緒に遭って困った所で出会った。河内組の来栖三成とやり合う中で彼がやっていたシノギを改悪していた事を知った事で実行していた舎弟を制裁した事で解決した。後に紅林の住むアパートに引っ越し、お隣さん同士になった。後には大阪で募集されていたバイトに紅林を巻き込む形で誘い、一緒に大阪へ行ったが、そこで天王寺組の構成員が借金の取り立てで暴力を振るっている現場に紅林が介入したことで、そのチンピラの上役である渋谷大智と本格的な荒事となりバイトどころではなくなって「君なにかに呪われてんの!?」と警察の前で悪態をついていたが、それでもその後「二郎くん!シャワー浴びたら気ぃ変えてお好み焼き食べよ!」と言ってくれる辺り、なんだかんだ紅林の事は憎からず想ってくれているようである。


鳥取からやってきたスタイリスト志望のピンク髪の女性。紅林の住むアパートに越してきて間もない頃、喧嘩で傷だらけになって帰ってきた紅林を見かねてケガの手当てをしたことをきっかけに知り合い、アパートで顔を合わせるたびに雑談するくらいには親しくなった。そこから暫くして出かけた繁華街で羅威刃お抱えのぼったくりホストクラブに引っかかって借金地獄に追い込まれ、大阪のピンク街に売り飛ばされそうになったところを紅林に救出される。事情を聞いた紅林が乗り込んだホストクラブは、紅林に悪事を糾弾されたことで牙をむいた店長からキャストまで全員が叩きのめされ、店のバックについていた神原拓も紅林との交戦&警察介入の末に逃走したことで店は壊滅して雛子の借金も帳消しに。後日紅林と一緒に近所の河川敷を散歩する中で、スタイリストの夢は諦めず頑張る、と紅林に笑顔を見せた。


その他編集

御存知の通り、国の治安を守る行政機関の皆様。様々な犯罪を取り締まる立場に位置する事から、悪党を成敗した紅林も度々警察の世話になる事もある。

その事もあってか紅林をすっかり認知しており、動画の冒頭で弱者を虐げた悪党を成敗した紅林を見付けては「またアイツ(紅林)か!(例)」と確保に向かっている。その一方で上記の通り紅林が正当な理由なく暴力を振るう人間でないことは理解しており、寧ろ悪質な詐欺グループやDVなどの凶悪犯の逮捕に貢献している為か、紅林を逮捕しても最低限の処分で済ませている節がある。

2021年12月10日付以降の動画では、冒頭でのやりとりも明らかに相手側に原因があると理解している会話が出てきており、2022年2月14日付での動画では、本心では許したいと思っている事が判明しており、その事もあってか相手側が刃物を持った場合は正当防衛とみなしている(無論、刃物を持っていない場合は業務上では紅林を逮捕しなければならない為、警察官としても複雑なのだろう)。

3月30日付の動画では、豪華クルーズ船をシージャックしたならず者の二人組がライフル銃の所持と人質に取った事から手こずってしまったが、最終的にその内の一人を狙撃して銃殺。もう一人も紅林に顔面陥没されて気絶した所を確保した。

「また二郎だ!」

「相手が悪いんだけどさぁ」

「本音はもう許したい」


  • オヤッさん

二郎が子供の頃から世話になっている定食屋の店主。子供の頃に戦争でひもじい思いをした経験から、今の若者にはたくさん食べてもらいたいと大盛サイズの料理を提供している。今でも出世払いで食べさせてもらっており、二郎も頭が上がらない。膝を悪くした時に、二郎が店を手伝ったこともある。


二郎の実家の近所で駄菓子屋を営んでいた老婦人で、二郎も子供の頃から駄菓子屋に訪れており懇意にしている。悪徳不動産屋に騙されて駄菓子屋を手放してアパート暮らしを余儀なくされ、しかも手付金を反古にされて不動産屋が暴力に訴えようとしたため、それに激怒した二郎は元力士の不動産屋を叩きのめす。その後不動産屋は詐欺などの容疑で逮捕されたが、駄菓子屋は法的手続きを済ませているため取り戻す事ができず、悔やむ二郎にそれでもありがとうと感謝した。


  • 西条(義肢職人)

義肢職人の女性で、ヤクザの社会復帰のために詰めた小指の義肢を製作をしている。義肢職人としての腕は確かで、足を洗って定職に就きたいヤクザの間でも口コミで訪れるほど。ヤクザの脅しにも屈しない芯の通った性格の持ち主。二郎の先輩である近藤の紹介で二郎をバイトとして雇う。なお、前述の西条秀郎との血縁関係はない。また一部視聴者からは京極組の現組長である五十嵐幸光の義指を製作したのは彼女ではとの声もあったがその可能性は高い。


  • 太田の妹

太田の6歳下の妹。二郎は学生時代、太田の家で一緒にゲームをして遊ぶこともありたまに面倒を見ていたが高校卒業と同時に疎遠になっていた。二郎が会社の面接を受けようとしていたところ駅で再会したときには結婚し一児の母となっている。二郎と別れた矢先、通り魔に酸をかけられそうになるが、異変に気づいた二郎が身を挺してかばったため事なきを得ている。


  • ゲンさん

地元の志正町で長年暮らしているホームレス。二郎が中学の頃に些細な事で家出した際に呼びかけられ、ホームレス達になだめられた事がある。この出来事がきっかけで度々会話をする事があり、二郎は人生の師だと尊敬の念を抱いている。のち瓜生シリーズにも登場した。


  • 雛田聖子

※番外編に登場。



生まれつき太陽(紫外線)に弱い「色素性乾皮症」を持ち、日中の外出の際は防護服を必要とする。ある日父親とデパートに出かけた際に半グレ2人に心無い言葉を吐きかけられた上に暴力を受け、止めに入ろうとした父親も暴力を受けた所でその場に居合わせた紅林に助けられ、事情を聞いた紅林は周囲に「必死に病気と闘っている者を笑うな!」と説教、警察に逮捕される紅林に父親と共に感謝し、医学の進歩で外に出れる日まで頑張ると紅林に誓った。

ちなみにこの動画はぼったくりガールズバーの店長と従業員とその店の用心棒の半グレをボコボコにする回の代替えでもある(いくら正義の鉄拳制裁とはいえど女性を殴ることは流石に可哀想だと判断したためか現在は削除済み)。

彼女の登場する2021年9月16日の動画は、彼女の視点から見た物語となっている。


  • 梅子

紅林の住むアパートの2つ隣に住む老婦人で、生活苦の紅林に食べ物をお裾分けしてくれるなど懇意にしており、命の恩人と感謝している。コロナの感染症を恐れていた所を新興宗教団体「ブルー・リチュアル」に漬け込まれて勧誘し、年金の殆どをつぎ込んで怪しげな商品を購入していたが、その事を知り憤慨した紅林は本部へ押し入り教祖とボディーガードの白武利光を叩きのめして警察に突き出した。


  • 江原

志正町に住む老人。紅林が高校に入った当時すでに60を過ぎ杖を付くほど足腰も弱っていたが、公園に不良が昼間からたむろしたりタバコをポイ捨てすると注意する気骨のある人物だった。ある日注意した不良に暴行を受けていたところを紅林に助けられたのが切っ掛けで知り合いとなる。虎狼狂走連合に対しても同様に注意したところ意識をなくした後も暴行を受け、重体に陥るが紅林が狂走連合を潰した1週間後に意識を取り戻し、それから8年経った後も健在である。


  • 馬場博光の妻

伊集院茂夫シリーズにて登場した拷問ソムリエの依頼者。夫である馬場博光が、堂馬利信から不正な土地買収を強要された挙句口封じで殺害された事で、堂馬の汚職の真実を世間に公表しようとしていた。その為堂馬にヒットマンを差し向けられ殺されかけたが、間一髪で紅林が助けた。公式Twitterでは、この直後に発されたと思われる紅林の台詞が投稿されており、どうやらそのヒットマンは首にタトゥーを持つ人物らしい。


他シリーズの主要人物編集

カタギ編集

※外部出演。

深夜の帰宅途中、酒を買おうと立ちよったコンビニで包丁を握った通り魔殺人鬼に遭遇し襲撃を受け両手を切りつけられてしまう。さらに2人目の殺人鬼まで出現するという天文学的確率のピンチに見舞われる。殺人鬼達が同士討ちを始めた隙に逃げようとするも、最初に受けた傷による大量出血で体がふらつき、殺人鬼達の間に倒れ込んでしまい2人同時に刺され死の淵を彷徨うようになる。殺人鬼達は殺し合い末に一人がメッタ刺しにされて絶命し、残った一人が身動きの取れない佐竹に迫り最後の一撃を喰らわせようとしたその時、間一髪駆け付けた紅林が殺人鬼を鉄拳で制圧、なんとか命拾いした佐竹はそのまま意識を失い、紅林が呼んだ救急車に乗せられて病院へ搬送された。

病院で意識が回復した佐竹は、救急車が来た後に紅林が名前も名乗らず立ち去った事を聞かされて、名も知らぬ恩人に深く感謝すると共に、いつか必ず恩返しする事を誓うのであった。

その後も必死で探し続けていたらしく、2021年12月30日の動画によるとついに紅林を探し当てて、今度お礼の為に婚約者の千恵と一緒に三人で焼肉を食べに行く予定になっていた。だが社会のクズを呼び寄せる体質の紅林と、この世の不幸を呼び寄せる体質の佐竹が行くところ事件は次々起きることになる。2022年1月8日付の動画では突如佐竹に怒り狂って噛みついた暴漢を見つけた紅林が取り押さえ、なぜ噛みついたのかを聞くと、ムカつくという理由で耳を引きちぎったため、紅林はいつもの如く鉄拳制裁を行った。しかし、犯人が本当に噛みついた理由は、暴漢の恋人がHIVに感染していたため理由を問うと、恋人は職場の同僚に無理矢理性関係を持たれそれで感染したと言っていたが、全くのガセであり実際には海外に派手に遊んでいたため感染した。またそれだけではなく、恋人は自分の保身のために職場の同僚を佐竹と勝手に決めつけ、その時暴漢もHIVも感染していたため、この話を聞いた暴漢は激昂し全く関係のない佐竹を噛みついた。そのため佐竹はHIVに感染している可能性があり、HIVの検査も数々行った。また耳を千切られていたため、手術やヒルなどを使用した治療を行った。その後の検査で幸いにもHIV感染は認められなかった。


2022年2月2日付の動画では、焼肉を佐竹と千恵と共に食べている最中、京極組を破門になった九鬼に突如人質を取られてしまい、過去に粛清した元京極組の高林と同じ状況になってしまう。しかし緊張感のあまり佐竹が途中で紅林に話してしまい、人質を取られてしまう。佐竹は九鬼から「焼肉を焼け」との命令で、結束バンドで手を拘束されながら慎重に焼いていたが、その最中に強烈な腹痛と吐き気に襲われ、生のレバーを食べたことが原因でサルモネラ菌を発症し、辛抱している表情を見た九鬼が激怒した瞬間、集中力が切れてしまい大量嘔吐と下痢をしてしまう。またそれを見た九鬼が佐竹の腹を切りつけてしまい、その衝撃でとてつもない勢いで嘔吐したが、その際に吐しゃ物が九鬼の顔面にクリーンヒットしたため、九鬼はあまりの勢いに驚いて牛刀を落とし、その際に紅林が鉄拳制裁をしたことで、人質も解放され、佐竹も含めた怪我人も搬送された。佐竹はその後1週間眠り続けたが、無事に退院した。


3月30日の動画付では以前焼肉屋を奢ってもらった礼として、クルーズの招待券を手渡した。クルーズを満喫するも、ならず者の軍団に襲われ、事態を飲めない佐竹がいきなり太ももに銃弾を受けてしまう。その後は恋人の千恵に応急手当をしてもらい、しばらく様子を見るもアニサキスのアレルギーのためか嘔吐してしまい、それに刺激を受けたならず者に銃口を突き付けられるも、佐竹が嘔吐した際に怯んだところに紅林が制裁をくわえることができた。なおこの時佐竹の口から鬼頭についても語られており、ゲデモノ料理を食すのが趣味な鬼頭に佐竹同様同情はするものの、秘境を冒険する鬼頭に興味を抱き、事件後には近頃の不運続きなどから気分転換に佐竹や鬼頭らと一緒に同行しようと考えていた。


※佐竹博文の婚約者。

前述の襲撃から佐竹を救出したことをきっかけに彼を見付け出した。後に佐竹を助けたお礼をする為に3人で焼肉屋に行くことになった。クルーズ内では銃弾を受け負傷した佐竹を冷静に手当てをする彼女に驚いてた。


同チャンネルで登場する、世界を股にかける奇食ハンター。2021年10月1日の動画で、鬼頭が募金するシーンが映っている。2022年3月30日の動画では佐竹の口から彼についても語られており、同年4月17日の動画では佐竹の紹介を受けて鬼頭の新たな助手としてインドに赴いている。紅林が愛天雄に加入しさらに教師になってからは全く共演がなかったが2023年12月21日のバグアカデミアの動画で久しぶりに共演した。

ちなみに彼の年の離れた従弟の不来方ひな太は紅林と激戦した桜庭と因縁がある。


バグ大最初期の主人公。フリーター時代に務めていた会社の先輩として登場し呉兄弟に出くわした。のち2022年11月20日の動画においても再登場し佐竹さらに千恵や園田の姪の四谷美幸とも共演した。ちなみに園田の最後の登場回になっている。


拷問ソムリエ編集

伊集院茂夫の助手。2022年1月22日の動画にてコラボすることが予告され、3月21日に遂に共演。

志正町で半グレを粛清をしていたところ(恐らく)伊集院茂夫からの依頼で外道の調査をしていた所紅林が建物に入って行くところを見て共闘した。紅林から見たら正義感の強い良い男だけど爽やかな表情でゲスの膝を破壊する姿に狂気を感じていた。また8月3日の動画で再開して強くなりたい紅林に自身の師匠である伊集院茂夫に稽古をつけてもらうといいと助言した。


他人の恨みを晴らす拷問ソムリエ。2022年8月3日の動画で遂に共演。

伊集院のターゲットである早坂が女の子を誘拐している所を偶然目撃したので自転車で素早く追いつき窓ガラスを自身のパンチで叩き割った後に救出した所を伊集院と流川に発見される。紅林は伊集院を見て強烈な圧を感じていた。一方で伊集院も紅林の身体能力を高く評価していた。そして伊集院が早坂の確保に向かおうとした所流川が紅林に強くなりたいなら先生に稽古をつけてもらうといいと助言しており伊集院もこれを承諾した。伊集院曰くこの男のポテンシャルは無限大とのこと。

2022年8月19日付けの動画にて実際に稽古を付けてもらえる事になった。

伊集院からも「パワーだけならナンバー1」と言わしめるも、パワーとタフネスだけではどうしても覆せない戦闘術と格闘能力の前に組み伏せられてしまう。それでも伊集院は紅林のポテンシャルを再確認し、ワンインチパンチの伝授を始め再び稽古を付けてもらえる事を約束された。

また2022年11月11日の動画の終盤で和中蒼一郎と遭遇した時に和中の事や就職の相談を伊集院にしようとしていた。


株式会社モーリー編集

2022年4月24日の動画にて共演。上述の美火暗およびその関係者の粛正に鉢合わせた元殺し屋の移動式メロンパン屋の看板娘。紅林は彼女から殺し屋の割には優しいオーラを感じていた。

殺し屋時代の血が騒いだ香鈴に戦いを挑まれ(素手だったこともありあくまでも殺す気はなかった)も逆十字で組みつかれるも剛腕で振りほどき、殺し屋であった彼女をして「素手じゃどうしようもない」と言わしめるほどのパワーを見せた。

また2022年9月24日の動画にて羽柴と共に再会。愛天雄の協力者である美和の仇を打つため乗り込んだところ香鈴が先に殿間と交戦。クリスタルナイフで刺した後殴りかかって来たところを金的して動きを止め紅林にとどめを譲った。香鈴と羽柴は紅林のパンチを見て改めて事故レベルのパンチと評価した。(香鈴が戦ったのは里美という女性が瓜生のメロンパン屋の常連客だったからと思われる。)

余談だが香鈴は紅林からは「喧嘩強い姉ちゃん」羽柴からは「トラウマになったメロンパン屋の看板娘」と呼ばれていた。


2022年5月17日の動画にて初共演。かつては最強の殺し屋で死龍と呼ばれていた。EL戦争後、元上官の毛利公平が設立した会社の一員として移動式メロンパン屋を営んでいる。

紅林が貴凜町にある大きな神社でアルバイトをしており宮司が勘当した一人息子が放った刺客と対決。その際宮司の娘である凜を庇って窮地に陥った時刺客の背後に登場し羽交い絞めにする。その後、紅林が放った怒りの一撃で刺客諸共吹き飛ばされる。

立ち去る際に噂の剛拳を見せてもらえたと言っている辺り香鈴から紅林の事を聞いていると推測できる。

紅林が刺客に背中を斬られていたとはいえ瓜生を以てしても怒った時はエグイ。パワーじゃ誰も敵わないと語っている。

余談であるが、2月25日の動画では瓜生とは共演していないが、瓜生のメロンパンの常連であるシゲが働いていた生活困窮者を集める施設の「希望の館」が斡旋した土木現場で紅林(らしき男)も働いていた。また、毛利仁美が鵺に追われる中で偶然出会って戦闘後には瓜生の下に送り届けていた事から、CODE-ELの内部戦争についても大なり小なり知った様子だった。


[https://www.youtube.com/watch?v=xyN1u2YeYw4]

2022年12月25日の動画で共演した青髪の堅実そうな日本刀使い。しかし、その正体は殺し屋集団CODE-ELに所属していたアサシンで先の瓜生と香鈴の同僚。

組織の新トップである銀田栄角に狙われた毛利公平の娘である仁美が迷子になっている所を紅林が発見し、追いかけてきた銀田の腹心にして組織トップレベルの暗殺者である鵺こと智也と遭遇し戦闘に発展する。死闘の中で合流し、鵺はバースの登場で去った事で仁美を守り抜き病院に運ばれる事となった。バースからも素手だけで鵺を退けた紅林の強さに感心していた。


元CODE-EL所属の超一流の殺し屋で元は銀田の側近。鵺の一族現当主の弟。銀田の命で、極秘情報を持つ毛利の娘・仁美を追って現れ、仁美を保護していた紅林を口封じに始末しようと襲い掛かる。全く気配を感じさせない隠形術と達人級の忍者の体術を使い、どんな攻撃も回避してのけるまさに神出鬼没の怪人。紅林にとっては過去最悪に相性の悪い相手であり、脇腹を刺された挙句に攻撃を悉く躱され、かつてない程の苦戦を強いられた。だが鵺も紅林の規格外の身体能力と伊集院直伝のワンインチパンチの前に徐々に押されていき、遂には手痛い反撃を被るが超人的な体術で直撃を回避した。千載一遇のチャンスを失うも仁美を守る為に死力を尽くす覚悟を決めた紅林だったが、バースが加勢に駆け付けた事により不利を悟った鵺は撤退。鵺から受けた傷による出血多量で既に限界だった紅林は、バースの肩を借りてそのまま病院に行く事となった。紅林は知らないことだがのちに心を改め銀田から離反し、EL戦争後はバースと共に「株式会社モーリー」のかき氷&焼き芋屋を営んでいる。2024年1月24日付けの動画で焼き芋を買おうとした紅林と偶然再会し互いに見かけるや否や警戒したが、すぐに事情を理解して和解、焼き芋をサービスされた。他にも眠るように脱力する事で予備動作を無くすコツを伝授され、それが出来るようになれば更に強くなると評した。


ナツメ金融編集

愛天雄が三門シリーズに客演した時に邂逅。最強の闇金業者最強のカタギの夢のコラボ回となる。


グラビアアイドルを奴隷扱いにして骨までしゃぶり尽くす極悪芸能事務所を叩き潰すべく紅林と羽柴は事務所に殴り込みをかけるが、同じく債権回収で乗り込んでいた三門とカチ合いになり、社長の身柄を巡って対決する事となる。

必殺のフルスイングを三門にあっさりと躱され、カウンターの連撃を浴びせられて急所を滅多打ちにされるも、驚異のタフネスで踏みとどまり反撃のパンチを繰り出す。普通なら昏倒するだろうと思っていたのに予想外の反撃を受けて流石の三門も一瞬たじろくが、即座に紅林の眉間に十円玉を当てて気を逸らす事でカウンターを回避した。

その後、お互いの目的が事務所を潰す事で一致していると知って一旦矛を収め、三門の債権回収が終わってから社長をぶん殴るという条件で和解した。紅林と羽柴は三門の異次元レベルの債権取り立てを目の当たりにしてドン引きするも、交渉終了後に二人で社長と悪徳マネージャーを鉄拳制裁し、二人のパンチの威力に三門も思わず関心したのだった。


裏社会関係者(他シリーズの主要人物は除く)編集

青髪の英宇と英浩の中国人兄弟。その正体は殺し屋であり、紅林が警護していた雨宮が、真っ当な方法で上海に開いた商業施設の影響で路頭に迷わされた者たちの復讐(というよりは八つ当たり)の代行役として雨宮の命を狙うも、紅林があいだに入ったため、先に紅林を始末しようとする。

個々の戦闘力が高く、兄弟として緊密に連携して攻撃してくる上に、紅林の顔面陥没パンチも耐えきってしまうため、紅林をしてもかなり苦戦する相手だったといえよう。なお、この回では決着がつかなかったものの、紅林は既に打つ手なしの状態だったため、海瀬との戦いで見せた第三形態を使ったとしてもこのまま戦闘を続けていれば紅林が敗北していたものと思われる。彼らは後に伊集院・流川・瓜生・鵺とも衝突する。また死神羅漢という組織に属していること、義を忘れていなかったことが判明。そしてエルペタス戦争で再会する。


女性ばかりで構成されている犯罪組織であり、美人局や痴漢冤罪などの女性しかできない犯罪で荒稼ぎしている模様。

現時点では、紅林と腐れ縁の関係である西條を誘拐し、身代金を要求したグループの主犯格である美沙、紅林と同じアパートに引っ越してきた若者集団のリーダー格の三浦と桜庭、個人的な下らないやっかみで無関係な女子大生達を間接的に暴行させていた紅華といった4名が登場している。尚、4人とも紅林、そして彼と共闘した香鈴や伊武により制裁を喰らわされたが、壊滅したとは今のところ語られていない。

紅林とは因縁が深く、紅林も「あのクソ女どもか!」と言い切っている。


  • 闇の剣豪

40歳以上とみられる歴戦の猛者と言える剣豪で殺戮オーラは呉兄弟に匹敵するほど。貴凛町の神社の手伝いをしていた最中に、宮司の息子が雇った剣豪が、娘の凛(りん)を殺害しようと試みたが、間一髪で紅林が間に入ったため、リンは助かった。しかし、それを見た剣豪が立ち去ろうとしたが、そんな下卑たことを紅林が許すわけがなく、戦闘になるが、その後貴凛町のメロンパン屋のヒーローが現れて紅林と共闘し、紅林の紅鬼パンチで気絶し、その後は息子ともども警察のご厄介となった。

余談であるが、彼は戦闘中になんと「フンチラ」をしていたため、パンチラおじさんなどのあだ名がついている。ちなみにその剣豪は後に羅威刃の小湊圭一に斬られた描写がある。


京極組が居を構える黒焉街に蔓延った巨大な半グレ組織。スコップの稲村がリーダーの時代から京極組と激しく敵対していた。稲村の後を継いだ城ヶ崎賢志は冷酷非情な極悪人で、紅林には騙し討ちで腹を刺し抉る、久我含む京極組には本部を爆破して死者と重傷者を複数人出したり危害を加え、久我の弟分の鷹橋修也を殺害している。それ故、紅林と久我は共通の敵であるとして一時休戦し、城ヶ崎を潰す為に手を組んだ。

その後、紅林は羅威刃の幹部である神原拓と激突し、真正面から凄まじい殴り合いに。さらにその後日、今度は幹部の設楽紀明と偶然出くわし、友人の片倉が弾かれたこともあり激しい戦闘になった。この時の経験は久我と情報共有され、久我が対設楽戦で覚醒する一因となり、設楽を見事討ち果たし西園寺健吾の仇を取った。また久我は国生英明を殺害した秋元詩郎を撃破している。城ヶ崎の死後も後述の戒炎と結び京極組及び京極組と連携した獅子王組と抗争を続けていたものの再び壊滅状態になり戒炎とも決裂、京炎戦争終盤から竜桜町にヤサを構えている。


桜庭恵吾が率いていた東海地方最強の喧嘩屋。同じ殴り屋ながら愛天雄と真逆で名古屋の不良連中からカンパを募っており、断ればその不良の彼女に矛先を向けて略奪し、性的暴行や強姦を行うという暴挙に出るなど半グレと変わらず、不良連中からは相当嫌われていた。桜庭が紅林に敗北した後、解散したと思われる。


桜花会を率いていた男。打たれ強さ、腕っぷし共に最強クラスでありながら、狡猾で卑怯な手段を択ぶ戦闘狂。紅林が喧嘩勝負で初めて完敗した相手でもある。紅林に敗北後、改心した模様。その後、バグアカデミアにおいて鬼頭の従弟のひな太とタイマンしていたことが判明。


極道組織関係編集

彼が鉄拳制裁をする者が極道の組員というのもたまにあり、後述に記載されている京極組では、何人かのメンツを鉄拳制裁され、復讐を計画していた模様。

同時に、天羽組を始めとする関東極道の間で紅林の名が知れ渡っている。


天羽組編集

主人公の小峠華太が所属している武闘派ヤクザ。紅林二郎シリーズでも噂などで登場したり、すれ違うなどと少々場面がある。ちなみに紅林の名は天羽組でも知れ渡っている。


華の天羽組』の主人公である中堅アラサーヤクザ。

紅林が就職した先の倉田商事が詐欺会社だと判明し相手2人を気絶させ警察へ通報(と自身の自首)を行う前に登場。その後、一緒にカチ込んできた工藤と共に犯人2人を完全に殺害、紅林も第一発見者として事情聴取を受けた。別の動画では天羽組を破門された元極道が起こしたテロ行為の落とし前を付けるために同行し、制圧に乗り出した。


「アイスピック野田」の異名を持ち、アイスピックで串刺しにする狂人。現在は羽王戦争で戦死した阿久津敏朗の後任として若頭に就任。2021年12月3日付の動画ではそんな彼と衝突している予告動画が上がっている。また、野田からの凄まじい圧を感じ取っている。ちなみにこの動画では、小峠の舎弟である北岡が語り手。

2021年12月17日付の動画では、紅林を窮地に追い詰めたノコギリの橘にいつものアイスピック刺しで止めを刺したと同時に、橘をノックアウトした紅林に興味を示し「今度挨拶に行こうか」と言っている。

余談だが、最後のアイドルの手紙に書いてある連絡先の正体が紅林とやり合いたい野田説というのがコメント欄にいくつか存在する。

2021年12月31日付の動画で、紅林と野田が衝突した理由がスカウトだと判明しているので、もしかしたら紅林の腕前を見て強さを認めた野田が紅林をスカウトしたのではないかと思われる他、アイドルの連絡先については野田とやり合う動画が公開されてない今でも触れていないため、野田とやり合う時にアイドルの連絡先についても分かる可能性はある。その後この連絡先は、アイドルである上堂リサであったことが判明した。

この動画は小峠の舎弟である北岡と拷問ソムリエ見習いの流川が語り手。

そして2022年1月10日付の動画で、遂に予告されていた本編が投稿される。紅林が毒ガスで殺戮を目論んだ殺人鬼の毒島を粛正した後に遭遇。野田も毒島を粛正するという心意気が同じだった。その後紅林を天羽組に勧誘したものの、紅林は極道を始めとする反社会的勢力が嫌いだったためで断り、その後野田から男同士の殴り合いをすることになり、同時に昔の野田はヤンキーだったことが判明。両者ともに壮絶な殴り合いになったが、紅林が野田のやり返しをした後に野田は拳を納めた。その後、小峠が紅林が京極組に狙われていることを知り、連絡先を送った。その後野田は、「正義の怒りが力に変わるタイプだな。俺らみたいなエブリディ暴力は向いてねぇ」と小峠に告げ、どうやら野田には紅林の本気のパンチは怒りが頂点に達した時にすることのことで、暴力が日常茶飯事の天羽組には向かないと確信したため拳を納めた。


「ドスの工藤」の異名を持ち、天才的な精度を誇る「ドス投げ」を行うほか、自身はボクシングの東洋太平洋チャンピオンを勝ち取った実力で、死のヤクザキックを行う。一度目の邂逅は前述に記載した倉田商事に小峠と一緒にカチ込んだ時。二度目の邂逅は如月の知り合いの女子学生である真由が宗教団体に拐われたためにそのアジトに乗り込んだ際、別件でカチコミを掛け紅林や如月と共闘した時。事件の解決を終えた去り際、二人に「喧嘩は自分のためにするものではない。誰かのためにするもの」と言う旨のメッセージを残し、「じゃあな。またどこかで会おうや」と言って立ち去っていった。しかし、天王寺組との羽王戦争で落命しこれが永遠の別れになってしまうのであった。なお、工藤の息子である亘清とはまだ対面したことはない。


「アーミーナイフの小林」の異名も持ち、ナイフで腸を刺し「グリン」と回して殺す、イカレタ殺人鬼。2021年11月23日付の動画で、小林が買い物をしてコンビニから出るシーンが映っている。紅林は「あの客すげぇオーラだな」と述べている。


ノコギリなどの刃物を武器に使う殺人鬼。2021年12月17日付の動画で、組の金に手を出したことで絶縁されたことで、逃亡前に以前から好きだったアイドルを切断するため、アイドルライブの会場にガソリンで火を付け、火を付けたノコギリで逃げ遅れたアイドル(=上堂リサ)に襲い掛かった。止めようとした紅林をノコギリ2本で窮地に追い詰めるが、奮起した紅林に殴られ顔面陥没させられた。その直後、橘を粛清しにやって来た前述の野田によって止めを刺された。気絶する直前にKOされたとはいえ、それでも彼の戦闘能力は紅林を初めて気絶させ病院に送り込んだほどであった。


「串の北岡」を持つ小峠の舎弟。小峠の舎弟の中ではトップクラスに恐ろしい狂人で爪の肉に竹串で串刺しにする。野田と同時に登場している。いつもは小峠と行動を共にすることが多いが、珍しく野田と行動していた。橘が顔面陥没しているのを見て、事故にあったような勢いと語っていた。余談だがのち日下孝次郎の指令を受けた一条康明に殺害され天京戦争が勃発する。


「バイティング須永」の異名も持ち、チタン製の歯で頸動脈を噛み千切る狂人。公式Twitterで、紅林と須永が鉢合わせた旨が語られている他、女を拐う半グレどもが 彼らを引き合わせたとのことで、両者ともにこの半グレを粛正しようとした際に鉢合わせたと思われる。


1月15日付の動画で公開。真崎と板倉に追われていた女性「雛森芽衣」をホテルに避難させ、とあるときに外のうるささに気づき、雛森を襲った2人を紅林が鉄拳制裁して顔面を潰した。その後に鉢合わせ、須永は星占いをしながら紅林に襲い掛かる。紅林に殴り掛かられるが、一度目は俊敏な身のこなしで回避したものの、二度目は回避しきれず顔面を殴られた。しかし、彼は打たれ強いというのに加え、即座に回転する事で顔面の中心を外した上に威力を分散、そのまま攻撃に転じて紅林を拳銃で撃ち抜こうとした。しかし、相手がシマ荒らしではないことに気付くと同時に、この相手が天羽組で話題になっている紅林であると認識した。その直後、須永は何を思ったのか、紅林の星座が何座かを尋ね、須永自身の星座は3位だったが「さそり座」と答えた紅林が2位だったという理由で、紅林を見逃した。紅林が去った後、須永は真崎と板倉をいつものバイティングで粛清した模様。


「日本刀の和中」の異名を持ち、とある流派を極めた天羽組かつ裏社会最強クラスの剣豪。2022年11月11日の動画にて紅林が空龍街のとあるヤサにカチコミに来た時、関係者と勘違いしたのか冷たい視線で日本刀を向ける。しかし、カチコミに来たと分かり、野田から紅林の事を聞いていたため一緒にカチコミをかける。和中はボスを殺しに来ており、紅林は閉じ込められた女の子を助けるためにヤサに乗り込んだ。紅林が萱島に襲われた時は助けようとしたがそのまま紅林が倒した。そして和中は他のメンバーは全員殲滅したため萱島を斬り殺そうと萱島の身柄を渡す様に要求したが紅林は殺すのが理由と分かっており拒否された。

その後警察が来た時は紅林の覚悟に免じて、そして萱島は殺人もしていたため法の裁きでも死刑になると伝えてそのまま風の様に去っていった。


京極組編集

久我虎徹が所属している、天羽組と並ぶ武闘派ヤクザ揃いの極道集団。構成員は殺人経験の持ち主ばかりであり、真の殺戮者と呼ばれ恐れられている。しかし日下孝次郎体制時代の京極組には良識ある構成員と外道構成員が存在しており、複数の構成員を紅林に倒され報復を企てていた模様。その中でも良識ある構成員は紅林に対しての報復は考えておらず、むしろ標的である下衆を潰したことに感謝をしていた。天京戦争を経て若頭の五十嵐幸光が組長になってからはいざこざは全くない。


高校時代、紅林は色々な半グレを鉄拳制裁してきたが、久我だけは勝負がつかず、唯一互角でやり合えた相手。過去、3回喧嘩したが、警察の介入などで引き分けて、4回目の喧嘩も結局引き分けた(互いに自分が負けたと思っている)。

紅林が様々な京極組と遭遇していた時は仁義外ればかりであったが、彼は登場時から良識派の構成員であり、仁義を忘れ腐った京極組を変えようとしている改革派であった。また、一部の良識のある構成員である一条や国生などと協力し京極組を一枚岩にしており、その過程でかつての外道で紅林と対戦したことがある相良颯誠海瀬将悟ルーク黒羽根二階堂将平らも仁義を取り戻した。しかし、2021年11月28日付の動画では、何らかの理由があって久我が紅林と激突している予告動画が上がっている。

2021年12月28日の動画ではバスジャックを起こした元組員の橋本を確保、粛清するために現場に訪れた久我と再会する。橋本に背中を牛刀で斬られていた上に、高校時代より格段に実力が上がった久我の猛襲に苦戦するも、意地を見せた拳で仕留め損なったものの猛襲を止め、長居は無用と橋本の身柄を確保して久我は去った。

その後、天羽組の北岡から、学生時代とは比べ物にならないほどの命を燃やすような闘いになったことが語られた。この戦いについては2022年3月5日に公開されている。詳しくは紅林二郎VS久我虎徹を参照。

2022年6月7日の動画では小学校の警備員アルバイトに勤しむ中、小学生が誘拐される事件が発生するも執念で逃げる車に食らい付き最終的には犯人の顔面を陥没させた。(警察の方々も「最近また外道が増えてきたか!」と突っ込んでいる事からも紅林の行いに理解を示している。実際、すぐに仕事に復帰している。)

ガラの悪いクレーマーの男が子供の声を煩わしく思い包丁を持って学校に乗り込み、応戦する。序盤から紅林が優勢でパンチとキックを1発ずつ決めるも、思うように倒れない相手に疑問を抱く。逆転の糸口を探そうとする中、先生とはぐれた女子児童が出てきてしまった事に気を取られた事で犯人は銃を取り出したばかりか女子児童に狙いを定める。紅林は肚に力を入れて堪え切るも、懲りずに女子児童に快楽的に銃を向ける姿を見て遂に激怒。(本人曰く、「過去一ブチギレた。目の前が真っ赤に燃えるようだった。」)


その後は銃で受けたダメージが無かったような俊足で犯人の腕を掴み一瞬でへし折り、渾身の一撃を叩き込む。倒した後もヤバさを本能で感じた紅林は容赦なく殴り続けるも、京極組の久我によって止められる。完全に犯人は気絶した後は久我に抱えられ病院に連れていってもらい、治療を受ける。


紅林が倒した相手は久我が所属する京極組が追っているドラッグの常用者であり、京極組が本格的に事を構える相手である巨大半グレ組織「羅威刃」の手がかりを掴むために追っていた。

紅林が羅威刃のトップである城ヶ崎の名前を出すと久我は食いつき、因縁を付けられている事を打ち明ける。更に久我も事務所をトラック突撃と爆破で大破し構成員が重傷と殺害をされているのもあって、二人は同じ相手に因縁を持っている事を悟った。


そして紅林は宿敵・久我と共に羅威刃を倒すために手を組む運びとなった。


その後は羅威刃の主要戦力と交戦し倒し損なった際はその都度久我に連絡を入れて情報共有している。時にはその与えた情報によって久我や京極組の窮地を救った事もあったりする。そんな中、友人である佐竹が城ヶ崎の手によって初めて京極組の事務所を爆破した時の写真を撮っており、それを見た事で警察に証拠として提出する運びとなった。これによって羅威刃アジト13ヵ所中6ヵ所に警察のガサ入れが入った事で城ヶ崎の鉄壁とも言える所在隠蔽に綻びができる事になり、その経緯も久我に報告した。更には、城ヶ崎の不意に起こした行動と京極組の執念によって、遂に城ヶ崎を見つけ出す事になった。もっと言えばその段階の抗争中で存命し戦闘可能だった幹部は秋元のみであり、城ヶ崎の単独行動を聞いて慌てて探しに出た事で、援護に動いた久我を引き合わせる事にもなった。


紅林の行動や戦いと言う要素によって、最後は久我が秋元(後に存命が発覚)を、一条が城ヶ崎を討った事により京極組と羅威刃の戦争は、京極組の勝利で終わらせる結果となった。


後に羅威刃の生き残りであり後にトップとなった東雲竜政や東北最大の半グレ組織戒炎のボスである我妻京也とかち合った際は進んで情報共有した。その後は久我が焼肉を奢る模様である。


京極組の良識派構成員であり久我の先輩。極道を嫌い、幾度となく京極組の構成員と交戦した紅林も良識派であり異次元とも称される程の圧倒的な実力を持つ一条に対しては一度助けられた恩もあり、さん付けで読び敬語をつかって接するなど良好な関係を保っている。

一条も2022年4月22日の動画では自身を鍛えるために殴りかかってくれと頼み込む程には紅林のポテンシャルを高く評価している一方まだ成長の余地があると評した。


元京極組の仁義外れの構成員であったが、後に改心し一条と同じく良識派構成員である武闘派狂人極道。海瀬の初回登場は紅林編であり、当初は病院の悪徳院長と癒着し外道なシノギを行っていたため、そんな狂気を許すわけがない紅林に顔面を陥没させられた(ただ、もともと汚いシノギを組員に推奨していた日下の体制下で行っていたため、内心ではこのシノギに対して辟易していた)。その後久我が海瀬に鉄拳制裁を挑んだり粛清カチコミでコンビを組んだりしたこともあって感化され、汚いシノギを辞めることを決心し、良識派に戻った。その後京極組がケツ持ちしているレストランを壊す目的でクレーンに鉄球をぶら下げて店をグチャグチャにした半グレ組織「羅威刃」の「鉄球ブラザーズ」を粛清するために紅林と共闘。その後、海瀬は負傷した紅林に「あの時は俺が悪かった」と謝罪して救急車を呼んでやり、いつか再戦しようと告げたのであった。紅林は俺が知っている男ではなかったと評価し、本来の海瀬の強さを知り、改心を喜んだ。京炎戦争で戦死。


現在は解散した比遊怒羅の2代目トップだった人物。愛天雄とは自警団同士協力関係にあった。日本刀の使い手。石川弁護士警護で紅林と共闘したことがある。2024年5月に京極組に加入。


他のメンバーについて、詳しくは京極組を参照。


獅子王組(旧河内組)編集

老舗の武闘派極道組織。天羽組とは互いが田頭組と河内組だった頃から敵対していた。小峠シリーズ以外で本格的に登場したのは紅林シリーズが初。内部抗争の終結後は京炎戦争に乱入し因縁が生まれた羅威刃を二度目の壊滅に追いやっている。


身長が2m近くあるであろう、ガタイの良い金髪モヒカンの極道。河内組時代から強者として知られた心の底からケンカが好きな人物であり、獅子王組の内部戦争で東雲との戦いで半身不随になる前は本気の紅林と互角に戦えるほどの高い戦闘力を誇っていた。眉済俊之体制発足後は舎弟相談役のち若頭代理となる。


獅子王組の若手極道。久我の一番舎弟だった京極組の野島翔の旧知。紅林が花宝町の大型スーパーで巡回警備のアルバイトをしていた時に、値引きの物に群がる主婦に向けて爆弾を投げつけたことを策謀した半グレ「灰損」を壊滅しようとした紅林を心配し、共に組織を壊滅した。組織を壊滅した後の阿蒜は、紅林に対して敬語になり、紅林は憎めないやつだと語っていた。


獅子王組の武闘派の一員にして、鉄棒を獲物とする実力者。河内組時代、紅林が羽柴や羽柴の姉が所長を務める探偵事務所と共同で花宝町の女子寮に出没する変質者を捕えようとした際に接触。当初は紅林から犯人と間違われて戦闘になってしまったが、直後に本物の変質者が出現。その場で拘束してしまった。

その後は「自分に粗相を働いた」落とし前と称して紅林に同行を許可。全ての黒幕である美火暗の紅華を制裁した。


獅子王組の最高戦力の一人であり、ナイフを扱う戦闘者。花宝町で上京してきた女の子にお金を貸し払えなくならったら、強制的に風俗沈めるという下卑たシノギを獅子王組黒澤派の傘下の半グレが行っていた。半グレのアジトに紅林がカチコんだ所、来栖と激突、最初は来栖が下卑たシノギをしていると思われたが、半グレが来栖に黙ってしていた事が判明、その後半グレのトップは来栖が殺害。真津梨にお詫びのお金を渡し、紅林に謝罪、公園に居る女の子の面倒を見ると言って去って言った。


天王寺組編集

以前天羽組と激しい抗争を繰り広げた大阪を拠点とする関西最大規模の極道組織。

紅林とは元々関係は無かったが、構成員である渋谷が激突したことで関係が生まれた。


紅林が大阪で邂逅した天王寺組戸狩派の副将。

壮絶な殴り合いを展開したが、様々な要因から決着をつけるには至らなかった。


殺し屋編集

見た目は金髪の優男だが、その正体は、世界的に有名な闇のアサシン「CODE-EL」に所属してた一流の暗殺者。先述した株式会社モーリーの面々とは昔馴染であり、同じグループで苦楽を共にしたした仲間であった。

紅林との戦いでは一時的に逆転されることもあったが、基本的には優勢であり、紅林をあと一歩で殺せるという状況まで追い込む。結果的には、久我以外で本気の紅林をして撃破することができなかった数少ない人間の一人となった。のち伊舎堂は撃破したが鶴城史之舞に討たれてしまった。


CODE-EL銀田グループに所属する超一流の殺し屋。綾小路からの依頼を受け、正義の弁護士として有名な石川の護衛を担っていた際、奇襲を受けている中、間一髪のタイミングで石川を救い出し戦闘に発展した。序盤から中盤までは伊舎堂の爆発する粉塵や石灰を混ぜた戦法に押されていたが、捨て身の戦法で逆転し渾身の一撃を叩き込む。伊舎堂の毒キノコの成分が入った粉末を浴びせられた事で戦闘不能になってしまうも、撤退を余儀なくさせるダメージを与えた事で石川を守り切った。後日、ジェイクとの戦闘で惨敗し、命を落とした。同時に紅林が喧嘩負けなしの記録に初黒星を付けた因縁の相手が現れる事になった。


共にアジアに跨る巨大暗殺組織エルペタスに所属するアサシン。前者は世良班のアサシンで元実業家。壱世学園に訪れた元卒業生の野谷議員を殺害するため学校に訪れており、護衛2人を瞬殺した後に相対する。凄まじい速さの斬撃で不利な状況だったが、ボロボロの旧校舎で戦っていたためかイヌワシが立っていたとこの床が抜け落ちる。その隙を見逃さずにパンチを食らわすが、イヌワシの意識は消えなかった。その後は体育倉庫で戦い、途中でぶん投げた朝礼台の上にイヌワシが乗った瞬間、朝礼台が壁から抜け落ち、その瞬間に凄まじいパンチをお見舞して壁に叩きつけるも、予備動作を見抜かれてしまい攻撃の芯を外されて仕留め損ねてしまう。再び立ち上がったイヌワシと対峙するが、途中で警察が来たことによりイヌワシは撤退し、野谷議員を守り切ることができた。

だが一般人は殺さない矜持を最後まで貫き通して峰打ちで戦っており、もし最初から殺す気で戦っていたら初撃で斬り殺されていただろうと紅林も認めており、さらに床を踏み抜くなどの敵失が無ければ反撃の糸口ですら掴めなかったであろう事から、紅林が今まで戦ってきた相手の中ではおそらくトップクラスと言っても過言ではない強敵だった。後者は2年超ぶりに再会した呉兄弟と戦っているところに遭遇。はっきり言ってイヌワシをも上回る難敵だったが、渡り合い力量とポテンシャルを認めさせた。その後、警察が来た際に呉兄弟共々トンズラしたため紅林のみが警察の尋問を受ける羽目になった。


その他編集

  • マーチン

鬼頭の助手のバイトとして訪れたシエラレオネのパンズ島で遭遇した巨大チンパンジー。十数年前に4人の現地人を嚙み殺しており、現地では殺人チンパンジーと呼ばれ恐れられ、事件を起こした当時で既に180㎝あった身長が野生で暮らす内にさらなる成長を遂げ、その結果なんと2mを超える巨体となり、まさに霊長類最強と呼んで憚らない怪物と化していた。手下のチンパンジー軍団を率いて女性観光客を襲撃していた所を、たまたま通りかかった鬼頭一行が救助に駆け付け、紅林と霊長類最強を座を賭けた対決をする事となる。

その巨体と野生の生命力は紅林のパワーすら圧倒し、紅林のパンチを受けても動じる事無く、反撃のパンチで紅林を一撃で気絶させてしまう。

その後、今度は鬼頭をターゲットにして襲い掛かるが、意識を取り戻した紅林のアドレナリン全開パンチを受け、これには耐え切れずに宙を舞う事となるが野生の生命力で意識を失う事なく立ち上がる。だがダメージはしっかり残っており、動きが鈍った所を鬼頭のスタンロット攻撃を受けて高圧電流を浴びせられると、流石に怖気づいたのか手下のチンパンジー達を連れてそのまま森の奥へと逃げて行った。

マーチンが人間を襲うようになった原因は、かつてシエラレオネでは内戦による貧困から外貨獲得の手段としてチンパンジーの乱獲を行っており、森を破壊して親猿を殺し子猿を攫ってペットとして売り飛ばすという蛮行を繰り返した結果、チンパンジーが絶滅寸前にまで追い込まれたという凄惨な過去があり、マーチンもその被害者の一匹だったのである。人間のした事を忘れなかったマーチンは、同じく人間に恨みを持つチンパンジー達を率いて、人間に復讐していたのだった。

モデルは実在した巨大殺人チンパンジーのブルーノ。名前の元ネタは「バオー来訪者」に登場する巨大猿型クリーチャーのマーチンだと思われる。

後に紅林は最もヤバかった勝負にマーチンとの対決を挙げており、超規格外の身体能力を誇る紅林をもってしてもマーチンのパワーは脅威だった事がうかがえる。



余談編集

他シリーズ主人公との共演編集

紅林はバグ大歴代のシリーズ主人公の中で飛田新治木仏蓮を除いて園田圭一佐竹博文鬼頭丈二伊集院茂夫小峠華太久我虎徹瓜生龍臣阿蒜寛太城ヶ崎賢志三門一郎太と直接対面した経験を持つ(ちなみに佐竹は紅林と違い飛田とは対面したが小峠とは未だに対面していない)。

さらに言えば主人公ではなくとも各シリーズの登場人物の野田一小林幸真須永陽咲也工藤清志といった天羽組の武闘派狂人極道近藤新平太一条康明相良颯誠海瀬将悟などの多くの京極組構成員、投擲の香鈴殺し屋ジェイク智也鶴城史之舞などのCODE-EL出身者、流川隆雄伍代千隼などの拷問ソムリエ関係者、獅子王組構成員の龍本雅幸伊武隼人来栖三成羅威刃東雲竜政設楽紀明戒炎我妻京也上堂新一死神羅漢呉兄弟、ナツメ金融の部南忠志、エルペタスのイヌワシミストなどと遭遇している。

この数奇な出会いは、表と裏の社会を問わずに事件を引き寄せてしまう体質の賜物であろう。

園田の姪の四谷美幸によると、彼が様々な闘いに巻き込まれるのは「正直者の武者」が憑いているためであり、「悪人を成敗する」という業を背負っている。

だが、最近のバグ大は相手を殺す事で決着となる事がほとんどであり桜庭恵吾・犬亥鳳太郎・鶴城史之舞・慶永龍生紫電万雷のように改心したりするケースは珍しくなっておりいい意味でも悪い意味でも根性が据わった猛者(殴られただけじゃ絶対に改心も屈服もしない)ばかりなので紅林を前座と捉えている視聴者も存在している。


教師編開始以降の紅林シリーズの動向編集

2023年春に佐竹シリーズや鬼頭シリーズがバグ大の姉妹チャンネルであるバグアカデミアへ移籍してからは紅林シリーズも移籍するのではとの声が出ていた。バグ大においては2023年6月末を最後に更新されておらず現在に至るまで紅林を主人公とする新しい動画は一切投稿されていない(紅林が脇役として登場する動画は極めて少数ながら投稿されているが)。

9月1日のバグアカにおいてバグ大総集編の動画(主人公は佐竹・城ヶ崎)に登場し、飛田や佐竹・鬼頭のように視聴者からはバグアカ移籍を望む声もある。しかし、バグアカにおいても2023年3月を最後に学校を舞台にした黒瀬シリーズが休止、漆黒生え抜き唯一のシリーズだった拷問蛸シリーズも8月から未完のまま休止。代わりに飛田シリーズが再開してからは鬼頭をメインに佐竹・飛田の三人で回している状態となっていること、11月から火・木のみの更新になったため紅林シリーズが入り込む余地はさらに少なくなっている。


視聴者の中には「紅林をよりにもよって学校の教師にしたのは失敗だった。せめて彼を警察官にでもしておけばもっとストーリーを作りやすかったのではないか」「本来は教師就任の回で紅林シリーズを完結させる予定だったのでは」などの見方もある。その後、紅林シリーズを担当していた絵師が2023年10月末から再開した三門シリーズを担当するようになったことで紅林の再登場の可能性がますます少なくなっていた。しかし、2023年11月20日の動画で羽王戦争が終結したためシリーズ再開を期待する向きも少なくなかった。そして2024年に入り秋月家との因縁にケリを付けてエルペタス戦争から離脱した三門とほぼ入れ違いにこの戦争に巻き込まれてしまった紅林が登場している。



キャラクターデザイン編集

解体新書⑥

紅林二郎のキャラクターデザインを担当したのは、Pixivユーザーでも有る絵師・てる助氏。

氏のアカウントでは、紅林二郎を初めとする彼がキャラクターデザインを担当したキャラクターの二次創作作品を閲覧する事が可能である。


アニメ版では編集

紅林本人は登場していないが、第1話で佐竹が「赤鬼」というタイトルの本を読んでおり、表紙に紅林が描かれている。


関連タグ編集

ヒューマンバグ大学 元ヤンフリーター・紅林二郎

アルバイト ヤンキー 喧嘩 正義の味方 鉄拳制裁

愛天雄 教師


バグ大及びバグアカにおける関連人物編集

バグ大に登場する、同じく悪党に制裁を加えるダークヒーローたち。伊集院とは2022年8月3日の動画にて遂に共演が実現した。またこの2人が共演する前から2021年8月13日付の伊集院シリーズの動画では、数十人の半グレグループが「紅い髪の男」たった1人の手で壊滅させられたという噂話が伊集院によって語られており、これは紅林のことを指しているものと推測される。一方、2021年11月28日付の紅林シリーズの動画では、1人のヤクザが「裏世界最強の暗殺者」によって片目を潰されたという噂話が紅林によって語られており、これは白武利光と伊集院のことを指しているものと推測される。

2022年1月22日付の動画では、紅林が悪人を粛正する際に、拷問ソムリエの見習いである流川が手を貸してくれた旨が語られた。

また伊集院は紅林を強くするために稽古をつけたとのこと。

今のところ紅林は伊集院の正体が拷問ソムリエであることを知らないが、もし知ってしまったら(たとえ極悪人であっても生きる権利はあるという考え方の違いから)対立する可能性もあるかも知れない…

三門とは2023年6月25日付の動画にて初共演。この回では三門のエグい制裁に羽柴共々ドン引きこそすれ特に止めもしなかったため、初期に比べて考え方が変わってきているという見方もある。


バグ大及びバグアカで展開されている鬼頭シリーズに登場する、鬼頭の歴代ボディーガードたち。

元は門外不出の裏中国拳法の使い手で一時期佐竹を交えた秘境旅に同行した紅林と同じく凄まじい実力を誇る戦闘者で先述の呉兄弟やライバルの翠蘭と並び称される暗殺者でもある。

赤城は室町時代より続く一族に伝わる暗殺術を持っておりいずれも紅林とまた異なる戦闘能力を持つ。

因みに赤城は紅林と同じく鬼頭より10歳以上は年下(佐竹によると鬼頭は30歳過ぎで起業してから10年近く経っているとのことなので伊集院と同世代か)の為か、下の名前で呼ばれる点でも共通している。もっとも赤城の場合は更に別のチャンネル同姓キャラとの差別化もあるかもしれないが。


  • 黒瀬維新雛霧夜空

前者はバグアカの「不良物語-黒瀬維新-」の主人公であり喧嘩で「伝説」を作る、極度の「負けず嫌い」、また行う喧嘩の多くも知人を傷つけられた「義憤」が切っ掛けとなっていることなど紅林との共通点が多い。後者は黒瀬の恩人の妹にして彼女である。


  • 卍山下一太

バグアカの登場人物。紅林同様、正義感は非常に強いが紅林以上の直情径行である上に思慮に欠ける。このため借金や前科ばかりが増える結果となり警察からはブラックリスト扱いを受けているなどこの人と似たような結果になっている。


横浜の極道組織・神城組の武闘派構成員。

元ヤンキー、タフネス、剛腕、正義感が強い面などが類似しており、一部視聴者からは極道になった世界線の紅林二郎とも呼ばれている。

現時点で接点はないが、いつかは紅林と共演して欲しいものである。


その他似ている人物編集

かつての姉妹チャンネルの登場人物。弱いものいじめが嫌いなヤンキーで、打たれ強く、武器が金属バット、声優が伊藤タカユキ氏である、羽柴姓の人物と共闘している等共通点が非常に多く、一部視聴者から「異世界版紅林二郎」などと呼ばれたりした。


鈴木アキオ(アキオとお嬢)編集

極道要素が入った紅林、ただし世に出たのはアキオが先である。

髪型と人並外れた身体能力と曲がった事が嫌いな所は共通している、極道の癖に悪女はどんな外道であろうと一切殴らないという中途半端さがある、天羽組が登場してからはこのチャンネルは動画の内容が雑になっていき終わっていた。

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