「人間の断面ショーでーす!」
CV:畑耕平
概要
2021年9月24日の動画にて初登場。
シリーズ主人公・小峠華太が所属する極道組織「天羽組」の武闘派組員。
小峠が怖れる狂人兄貴の一人で、日本刀による卓越した剣術を操る凄腕の剣士。界隈では「日本刀の和中」の異名を取り、相手を一瞬で輪切り・ダルマ・真っ二つにするという凄まじい切れ味とスピードの剣撃を繰り出すという達人級の剣豪であり、その戦闘能力は組織の中でもアーミーナイフの小林と並んで最強クラスと言われている。
公式からは野田一および小林幸真と並んで「御三家兄貴」と呼ばれており、これに須永陽咲也も加えて「狂人兄貴BIG4」と呼ばれることもある。…とはいえ、常にハイテンションで騒がしい他3名に比べると(平時は)冷静で寡黙なタイプで、また常々口にする四字熟語、上役たちへの丁寧な所作など理知的な振る舞いも見せる文武両道の男でもある。
役職名は公表されていないが組織内では幹部の地位にある模様。組内での主な業務は戦闘はもちろんの事、高い語学力を活かして海外向けのビジネスをするシーンがある。また組内外問わず極道の禁忌を犯した者への制裁も行っている。
兄弟の序列は、2023年2月12日の動画内の年齢順での構成員紹介で上述の須永と永瀬光一の間で紹介されている。
プロフィール
誕生日 | 10月4日 |
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血液型 | A型 |
身長 | 181cm |
好きな食べ物 | 桃、麻婆豆腐、阿闍梨餅 |
特技 | 袈裟斬り |
趣味 | そんなものはない。そんな時間があれば剣を振る。 |
※2023年5月6日付の動画を参照。
容姿
赤い瞳が印象的な切長の眼、下瞼には紅を差しており、不気味な色気を醸し出している(若い頃及び、葬儀では差していない)。後輩の鑑曰くとんでもないイケメン(要約)らしい。髪は金色のオールバック。普段は赤いハイネックシャツと黒のズボン、両耳に赤く反射するピアスを着用しており、また戦闘時には両手に黒い革手袋をはめる。日本刀は朱塗りの鞘に納められたものと、黒漆の鞘に納められたものが存在し、腰に差さず竹刀袋に入れるか裸のまま手に持って携行する。
因みに極道入りしたての若い頃は髪が中分け、白ワイシャツと黒ズボンのシンプルな出で立ちだった。
また公式ツイッター曰く背中の天翔ける鳳凰の入れ墨があるらしい。
性格
表向き
総じて武家出身の戦闘狂の剣客と言った感じである。
他の御三家、BIG4の面々に比べ、冷静沈着で寡黙。カナ文字、横文字の単語は普通に用いるものの、やや古風な口調で話し、よく語り始めに、そのときの状況と合わせた諺や四字熟語を使用したり、組長夫妻ら目上の人物、迷惑をかけたカタギへの物腰柔らかな応対など、ときに礼節をわきまえた立振舞を心がけている。野田曰く、「育ちがいい」との事。
自らの剣術で街の人々を守りつつ実戦で人を斬れる環境が欲しくてヤクザになったとは語るものの、カチコミの際は斬る相手へのせめてもの餞からか冒頭に「南無阿弥陀仏……南無阿弥陀仏……」と念仏を唱えたり、落とし前は必要だが命をとる程ではない相手には手足を斬り落とすまでで仕置を留めるなど、尾崎や小林などとは違い無闇矢鱈と人の命を奪う様な真似は好まないらしい。
既に凄まじいレベルの実力者ではあるものの、自らを「剣の才能のない愚直な努力家」と卑下する謙虚さから、未だ本部の道場での日々の鍛錬を欠かさず、ときに舎弟たちの稽古にも付き合っている。実力が開きすぎていることもあってか、木刀や竹刀ではなくスポンジ製の玩具の刀で相手をしているが、それでも毎度相手の舎弟をズタボロにしている。
その他にも舎弟たちには(他の兄貴キャラの例に漏れず厳格、また当人の気質から素っ気無くはあるものの)節々で細やかな心配りが散見される。特に小峠に対しては、彼の向上意欲を買っているのか、やや手荒い方法ではあるが弾道を読んでの回避術をレクチャーしたり、大怪我で入院した際に見舞いの品を持参したりと、他の舎弟に比べるとだいぶ可愛がっている様子がうかがえる。日々の成長も認めているようで、裏社会の剣豪・雛形慈英を(片腕を斬り飛ばされる重傷を負いながらも)一人で討ち取った際には、褒め言葉は口にせずとも嬉しそうに彼が如何に名のある剣士だったかを教えたり、最近ではいつ頼っても良いとまで言うほど厚く信頼を寄せるまでになった。小峠も、彼の文武両道をゆく姿に敬愛を寄せているが、その実力差やたまにあるヤキ入れからか、他の御三家兄貴同様に恐怖の存在でもあるようで、初期の頃は「もし失敗でもしたら…」と想像する度、野田と和中が凶刃を向けて自身を殺さんとばかりに詰め寄る姿を思い浮かべ震え上がっていた。
また、子供には非常に優しく、幼い児童らの前では普段の能面のような無表情や怒気の籠もった戦慄の表情とはまた別の柔和な笑みを浮かべて接し、会話の際も自ら膝をついて子供の目線に合わせるようにしている。それ故、子供をダシにした所業は敵味方問わず嫌悪しており、相手の下卑た言い分には普段の物静かさからは想像できない怒号とオーラを放ち、激昂状態でタガが外れたのか、更に数段増した凄まじい戦闘力を発揮している。その他、ユウキリリー氏の作画担当回ではよく組長の愛犬ラッキーを胸に抱いたりあやしていたりと、動物好きでもあるのかもしれない。
内面
一見冷静かつ謙虚な人物のように見えて、その実かなりの負けず嫌い。
単純な負けず嫌いなら他の内外の戦闘者にも多数いるが、彼の場合、特に同じ日本刀使いとの実力の優劣に強く執着しており、これまで伊集院茂夫、六車謙信といった裏社会の剣豪(ただし前者は武芸百般を名乗り、飽く迄戦闘レパートリーの一つである模様)と対峙した際、小峠が和中の身を案じて危うさから意見や行動をとると、自身への心配より「実力を疑われた」ことに対して怒りを見せ、肉を削ぎ落とそうとまでしている。
実際、極道入りした若き頃は実力の優劣で相手を選別する側面が見られ、本人も当時の先輩組員に悪辣な態度をとるほど尊大であったと振り返っている。これを見兼ねた工藤の言葉を機に自戒し、言動を改めるようになったという。
(…ただ、作中で何度か先輩である野田を呼び捨てにしたことがある。このエピソードが語られた呑みの席で野田本人から指摘され、葬儀後の暗い雰囲気を払拭しようとしたのか「すみませ…いや、すまん」とわざとタメ口を用いるジョークを挟んでいた。)
また、この負けず嫌いはやせ我慢として発揮されることも多く、鉄火場で子供を庇ったり強敵を相手取ったりで結構な傷を負っても特に痛がったりする様子もなく、お抱えの鉱山から金を調達するためにフィリピンへ向かった際も温暖な現地の気候にたまらず上着を脱いで汗を拭う小峠に対し和中は普段通りの涼しい顔のままだった…が、よくよく見ると首の後ろからすごい量の汗を流しており、いずれの状況でも小林のカタギの友達のように処置を怠って大病を患わないか心配になるところでもある。
その他、初期のカチコミでは他の武闘派狂人と同様の狂気を発しており、引きつった笑みを浮かべ、荒々しい口調で意味不明な文言(後述)を叫びながら、自慢の剣技で相手を瞬く間にバラバラに斬り捨て、他の拷問愛好者のように対象に希望をチラつかせて無駄な働きをさせた後に殺害するという悪辣な振る舞いもみせていた。ただ現在は、戦闘でも理性的な怒りで相手の行いを咎める言葉が主体となり、拷問も尋問目的で相手の肉を刀で徐々に削ぎ落としていく(それもそれで悪趣味だが)程度に収まっている。
趣味嗜好
速水が調べたプロフィールの趣味の蘭では「そんなものはない。そんな時間があれば剣を振る」と語って入るものの、敵対者を斬り捨てる際に「人間の断面ショーでーす!」や「お前の断面を見せてくれ!」など「断面」という言葉を多用していることから察するに、恐らく相手の断面を見る事も趣味嗜好の一つだと思われる。
他にも「人間でイカ飯を作ってみようか」、「輪切りにすんぞ、雑魚!」、「人間で千切りしよう」、「刀削麺になるか?」、「シュラスコになるか?」、「サイコロステーキになるか?」、「テメエら全員薄切り豚肉じゃあ!」などと料理の名前や調理方法に準えた言葉を言って相手を斬り刻もうとしており(もしくは実際に斬り刻む)、料理にも詳しいのかもしれない。昨今の動画では心の底からブチギレ、狂人と言うよりはヒーローじみた活躍を見せる中でもたまに料理に準えた叫びが出てくる。
知識
英語が堪能だったり(なお動画では和中と小峠と取引先の鉱夫達のセリフは日本語訳されている)会話の要所要所に諺や四字熟語を入れたりと語学力に優れる箇所が多々存在する。北岡曰く博学。外国の社会問題にも詳しいらしく人身売買と言った日本では縁がなさそうなことにもなぜ起こるのかを理解し小峠に教えている。ただし本来の義侠心から納得はしていない。
劇中発した四字熟語や諺の意味は、和中が発した諺・四字熟語を参照の事。
戦闘能力
異名にもなっている通り、日本刀による剣術を用いる。
作中の極道界隈では「長ドス」や「ダンビラ」といった呼び名でも形容される割りとポピュラーな武器ではあるが、和中の場合はチャカ(拳銃)などの銃火器を使用することは滅多に無く、多勢に無勢の場合は煙玉を、剣の射程外に相手が居る場合、飛び道具として苦無を使う事もある。
但し、名家として知られる和中家で培った免許皆伝クラスの剣術(流派は不明)の前では、たとえ相手が銃火器で武装した集団でも一切後れを取ることはなく、凄まじい踏み込みと剣速で瞬く間に一網打尽にしており、上述の暗器も非常に練度が高く、これといった弊害は今のところ見られない(人質にされた子供を守りながらの戦闘では全身傷だらけにされたこともあるが、本人はそれも「掠り傷」と称している)。上述のヤクザになった理由(人を斬りたい欲求)もあり、今後もこのスタイルを変えることはないとおもわれる。なお、頑なに流派を明かさない理由は、名家に生まれながらヤクザに落ちぶれた自分が名乗ってしまうと、真っ当に流派を継承し続ける師や同門達に迷惑が及ぶと考えての配慮とも推察される。
また、ときには刀の峰を使い、野球バットの如く振るって対象物を打ち飛ばす戦法も見せており、袈裟斬りの吉岡との闘いではテーブルに置かれたチャーハンの盛られた器を叩き飛ばして吉岡のアゴを跳ね上げ、本部を襲撃した城戸丈一郎の投げた手榴弾を天高く打ち上げて爆風の被害を回避している。
その臨機応変かつ卓越した剣技から、舎弟の速水から「天羽組最強」と評される戦闘者であり、実際にも評判に違わぬ圧倒的な強さが特徴。ただしヒューマンバグ大学公式によると力関係は常に変わっていくため一概に最強は決められない模様。
伝説の数々
- 斬られた事にすら気が付かず、双剣を使う相手をも手数で圧倒する事が可能であり、更には一呼吸の間に3人もの敵を細切れに解体する圧倒的速度の斬撃
- 片手で日本刀を振るい人体をバラバラに解体する(六車もそうだが本来不可能であるとされることをやってのけている)
- 雷や閃光とも例えられる程の異様に速い踏み込み
- 優れた観察眼と直感による天才的な先読み、敵の発言の真偽を目を見て理解し敵が臨戦態勢に入ろうとするのも空気で察する。
- 刀で物を凄まじい威力で打ち出す腕力と、割れやすい陶器の皿をフルスイングでぶっ叩いても割らずに目標に正確に叩きつける攻撃の精密性と緻密なパワーコントロール
- 四方八方から拳銃を突きつけられながらも、相手に発砲の余裕すら与えず瞬時に斬り捨てる圧倒的な敏捷性
- 煙玉による煙幕で敵と同じく視界を奪われながらも、音のみを頼りに正確無比に相手の位置を特定して斬り殺す気配察知能力。
- 音もなく背後をとる相手にも確実に反撃する
- ブチギレてる間はどんな大怪我を負っても全くパワーダウンしない強靭な精神力
- 2階から登場し更に苦無を投げて牽制まで行う忍者じみた軽やかな身のこなし
- 裏社会における他の剣豪と同じく、相手の殺気・視線・極微の動作を読み取り、然も当然の様に銃弾を回避する、回避出来ない飛び道具は剣で叩き落とす
- 殺傷力皆無な筈のスポンジ剣で他人をボコボコの血祭りに上げ、三途の川を渡る寸前まで逝かせる
- 人外の速度で拳を振るい、カツアゲしてきた不良達を瞬時に吹き飛ばす。
- 相手の攻撃(まともに喰らえば嘔吐するレベルの強烈な発勁)が命中する瞬間、素早く後ろに跳び退き、致命打を回避する
- 鉄製の甲冑諸共相手の腕の骨を斬撃でへし折る
- 中国刀術の達人が反応出来ない程の速さで繰り出される神速の抜刀術
- 殺傷力皆無なはずのピコピコハンマーやスポンジ素材の剣で相手に大ダメージを与えるセンス。
その剣術は相手を即死させるだけに留まらず相手への拷問やダルマにしての無力化にも応用される。
更には、裏社会有数の剣豪と謳われる程の剣腕は、決して才能だけではなく、血を吐く様な努力の末に会得したものであるという。
彼もまた小峠と同じく努力の人であると言えよう。
ちなみに、彼の実力の高さは裏社会でも有名であり、CODE-EL最強クラスの剣豪バースをして「裏社会トップクラスの剣術家」と評するほど。ほかにも、京極組の六車謙信は「俺が過去戦った剣術家の中で間違いなくナンバーワンだ」、獅子王組の犬亥鳳太郎は「日本刀のみの斬り合いでは中々和中の右に出る者はいないだろう」と評している。
なお、六車の発言から察するに、和中の実力は天京戦争時点で若い頃の柳楽和光を上回っていた可能性がある(ただし現在の実力で比べた場合にどちらが上になるかは明言はされていない)。
弱点(?)
一方で上述の通り自分の強さに絶対の自信を持っているプライドの高さから、味方に加勢されることを極端に嫌っており、自身と渡り合える猛者との闘いの場合は特に1対1での戦闘にこだわるきらいがある。
勿論本人は彼ら相手だろうと、どんな状況であろうと負けるとは欠片も思っていないが、この性質が災いして窮地に追い詰められたシーンもあったため数少ない弱点ともいえなくもない(和中程の人材が万一死亡してしまえば天羽組には甚大な被害となることは間違いないため)。
また、状況次第では子供が大好きであることも弱点になる場合があり、過去にはそれが災いして本来避けれるはずの攻撃を避けずにダメージを受けてしまったことがあるほか、ライバル組織の某剣術家は「子どものいる場所で戦えば和中の動きを制限できるだろう」と踏んでいた模様(もっとも、組織内の抗争での敗北を機にこの戦術は封印したようだが)。ただし、状況によっては下手に子どもを利用しようとしたせいで和中をブチギレさせてパワーアップを引き起こすという場合もあるため、「子ども好きな性格=和中の弱点」だと決めつけるのは早計だろう。
活躍
先日23日の動画に先行登場した後、ここで本格的に登場。
天羽組のシマでワクチン詐欺を行った中国人詐欺師達に対する粛清に、小峠と共に乗り出した。
ホテルでワクチン詐欺をしていた詐欺師達を、日本刀を抜き脅して捕らえ、人気のない山奥まで拉致。早く穴を掘った方を生かすと嘯き、3時間ぶっ通しで掘らせた後、問答無用で真っ二つに斬り裂いて殺害した。また死体を処理した小峠に、バレないようにやれと釘を刺した。
「ルームサービスでーす。確実な死を持ってきました〜」
「抵抗すればお前は輪切りになる。中国産のイカ飯が完成だ……」
「真っ二つにならんかい!!」
「死体バレたら、お前も死体な?」
この動画で判明したが、同じく武闘派である「アイスピック野田」とは狂人同士でウマが合わないらしく、睨み合っていたり、互いにそっぽを向いている場面がある。
「いつまでも、あると思うな親と腕ぇぇぇ!!」
「あんま本職舐めんなよ…… もう廃業にしろ。次はダルマにするから」
稼ぎ頭だった米倉敏文を暗殺した近田組に対する報復に自ら志願。組長から命じられていた小峠と小林に加勢する形になった。近田組の事務所に突入後、小林と共に組員を殺戮。小林が安定のグリングリンを披露している横で、他の組員を細切れにしていた。小峠が組長である近田を拷問の末に処刑した後、処刑場である廃工場に訪れ、小峠から経過を聞いていた。
「南無阿弥陀仏……南無阿弥陀仏……」
「お前の断面を見せてくれ!」
(近田組構成員「ギエエ! ゴブギエエエ!?」)
ヤク中になってしまった小峠の舎弟Eの喉に刀の鞘を叩き込んで卒倒させ、小峠に村田医師の元へ運ぶよう命じていた。また天羽の指示に逆らった場合、どうなるかという小峠の予想図の中にも野田と共に登場した。
「輪切りにすんぞ、雑魚! 小峠! 先生のところに放り込んでこい!」
「小峠ぇ……輪切りにして人間イカ飯にしてやる……」
- 2021年10月27日付の動画(状況整理)
「テメェの断面見せてくれよぉぉ!」
「その命をもって償え」
「人間イカ飯にしてやろうか?」
組長の兄貴の葬式を襲撃したヒットマンの一人のアキレス腱を切断して拘束、日本刀で徐々に肉を削ぎ落とすと言う凌遅刑めいた方法で拷問し、襲撃の黒幕が根岸組であることを突き止めた。また、そのヒットマンは居合で介錯した。
そして、根岸組への襲撃と組長である根岸の拉致に、野田、小峠の二人と共に駆り出され、根岸の護衛を千切りめいてバラバラに斬り刻んだ。また、拉致された根岸を助けにきた組員達を返り討ちにした。
先述の通り普段は野田とウマが合わないものの、組の威信をかけた戦闘となると話は別のようで、本動画の戦闘シーンでは野田との見事なコンビネーションを披露している。
尚、彼は野田よりも幾分年下であることが後の動画で判明しているが、なぜか野田を呼び捨てにし敬語を使わなかった(ちなみに和中よりも年上の冨樫、須永も野田に対しては敬語を使っている)。
そしてこの回から和中は四字熟語を発するようになった。
「人間で千切りしよう……」
「堪忍袋の緒と……アキレス腱が切れた!」
「ウッシャアアアアア! 臭ぇ息すんなテメェらは!」
「有口無行……吠える犬は噛み付かぬ」
- 11月7日付の動画(状況整理)
ヒューマンバグ大学の公式Twitterによると、11月17日に大作になってしまい、公開は来週の半ばかととツイートしているため、11月下旬を予定しているとのことで、和中・伊集院・小峠の一部のセリフがツイートされている。
「旦那……次は本気です。絶対にかわせない」
「伊集院の旦那……ここは流石に譲れませんぜ」
メイン格として登場。組長から小峠と共に金の密輸を命じられ、フィリピンへ飛んだ。飛行機の中で「金で仲間を作ると失敗する。仲間と金を作ろうとすると成功する」とかなりいい言葉を言った。
この他にも現地で鉱夫として働いている子供の頭を撫で、優しい言葉をかけて励ましてやったり、知識が豊富である事を匂わせる発言をしたりなど、いいとこの坊ちゃんだったと思しき描写がされた。また、日本国外に日本刀を販売するビジネスを担当している為、英語が堪能である事が判明した。
また、金の密輸に協力したフリーターの一人が裏切り、金を奪うべく武闘派半グレ「羅威刃」を唆して小峠と和中を襲撃した。しかし其処は剣の達人である和中。苦労して採ってくれた鉱夫(子供達)の苦労も知ってか、若干キレ気味で半グレの手足を閃光の如き斬撃で斬り落として返り討ちにした。裏切ったフリーターは、小峠に拉致されネイルガンで釘を全身に打ち込まれて惨殺され、金で仲間を作ると失敗するという和中の言葉は現実のものになった。
「積土成山。小さな努力が大きな目標を達成するんだ」
「小峠、アルバイトを信用するな。太古から金は人間を狂わせるものだ」
「南無阿弥陀仏……南無阿弥陀仏…… 5秒だけ時間をやる……お前ら自分の両腕に別れを告げろ」
「ライジン? 北京原人? お前はダルマ!」
「口車に乗ったお前もダルマ!」
天羽組のシマで勝手にヤクを捌く売人達の粛清を行なっていた。そして組の為を思っての事とはいえ、致命傷を負った売人を証拠も残さず始末すると言う、大元であるフィリピンの麻薬シンジケートと天羽組との全面戦争になりかねないミスを犯した小峠を、野田とともに制裁した。因みに、野田は小峠の数ヶ所にアイスピックを突き刺した一方、和中は木刀を使ってボコボコにしていた。
「無くして初めて気付く……親と腕の大切さぁぁぁーッ!!」
「残った腕で親孝行しろ…… 次やったら片足を奪うぞ。いいな?」
「全面戦争になったら……お前が一番に特攻だ」
- 11月24日付の動画(伊集院茂夫)
村田を奪おうとする伊集院に凄まじい速度の斬撃を繰り出すも全て回避或いは防御され、最終的に互いに日本刀を構えるという、小峠から「確実にどちらかが死ぬ」と断言される程のド修羅場になる。これを重く見た小峠が至急天羽に連絡し「村田は伊集院さんにお預けして構わん!」という指示が下ったことで伊集院に村田を任せ事なきを得た。伊集院は村田が和中と会話しているのを見て天羽組に復帰させるのかと疑っていたのだが、実際は「カタギの女性(伊集院の依頼人の妹)を殺害し、野犬に処理させた村田にケジメをつけさせる」という目的が一致していたのである。
その後、村田は自身が押し込められた穴に焼け石を徐々に詰め込まれる「石子詰め」という拷問を12時間に渡って受けた後、天羽組の面子も考慮した伊集院の計らいで招待した和中に四肢を斬り落とされ絶望の中で苦しみ抜いて死亡した。
「テメェの断面は何色だああああ!!」
「これは海内無双の伊集院さん。一体、何の用で?」
「まさか旦那の断面を見れるなんてなあああ!」
「虎擲竜挐。旦那……次は本気です…… 絶対にかわせない……」
「親父からの指示ならば、譲りましょう。旦那の方が適任でしょう」
「南無阿弥陀仏……南無阿弥陀仏…… 貴様の四肢を順に斬り落としてやろう」
「腐れ外道が! ラストは右足いいいい! お前はダルマ!」
小峠のシノギに付き添い、天羽組が出資している闇金の不正を暴いた。そして親っさんの家に空き巣に入ったコソ泥を小峠が捜査する事になった際、遠回しに手は貸さないと告げた。因みに小峠曰く和中は実際に人間を刀削麺にした事があるらしい。
「嘘とは雪玉。永く転がせば大きくなる…… 刀削麺になるか?」
「大海撈針。海の底に落ちた一本の針を拾い上げるようなものだ」
伊集院との戦闘を描かれた24日付の動画が18禁になってしまった為、その救済措置として伊集院との戦闘描写を抜き出した動画が作られてアップロードされた。本動画からわかる事であるが、やはり彼は一廉の剣客として、強い矜持を持っている事が判明した。
「上下分離じゃああ!!」
(小峠にあのまま伊集院と殺り合っていたら勝てたかと問われ)「勝つに決まっているだろう…… やる前に負けると思う剣士が何処に居るんだ」
(小峠「ぐうう……大変失礼致しました……」)
「シュラスコになるか?」
カタギに手を上げると言う、天羽組のタブーを犯した小峠の舎弟Hに、カタギを殴った方の腕である右腕を斬り落とす制裁を加えた。
「悪事千里…… 貴様、どちらの腕でカタギを殴った?」
(小峠の舎弟H「消える右ストレートっす!」)
「ならばその腕は永遠に消しておこう!!」
- 12月3日付の動画(状況整理)
「人間でイカ飯を作ってみようか」
「右腕と左腕……先に斬り落とされたい方を選べ」
「判断が遅いッ! お前はダルマ!」
メイン格で登場。天羽組のシマ内で改造エアガンの密売をしていた下っ端組員の松崎を組長の命令で捕らえ、組長の前に引き摺り出した。松崎が組長に説得されるも聞き入れなかった上、自分の娘をエアガンの密売に利用していた為、子供が好きな和中は激昂。あまりのブチギレぶりから松崎を袈裟斬りで斬り捨てると思われていたが、松崎は意外にも娘には優しく、娘の方も松崎を慕っていたことから、和中は松崎の娘に免じて右腕を斬り落とすだけにとどめた。そして残った腕で娘を育てるなら生かしておくが、出来ないならば斬首すると恫喝し、松崎が首を縦に振った為、約束を違えたら即座に殺しに行くと脅した。
「天網恢々。ウチのシマで悪事は許さん。お前は目を光らせておけ」
(松崎の娘の無垢な言葉を聞いて)「『家貧しくて孝子現る』だな」
「こんなところでバカンスとはいい度胸だ。サイコロステーキになるか?」
「貴様……誰に向かって口をきいている? 親っさん、コイツを叩っ斬ります」
「汚ねえ腕で子供を抱くんじゃねぇぇっ!!」
「おい、残った腕で娘を大事に育てるなら生かしてやる。だが、それが出来ないならば、この場でお前の首を刎ねるッッ!!」
野田、小峠と共に天羽組を舐めた京極組とその後ろ盾を得ている政治家の山添へのカチコミに動員された。野田と共に雑魚処理をし、野田が逃げた山添を追いかけた一方、京極組の剣客である「袈裟斬りの吉岡」と一騎討ちになる。卑怯な真似を仕掛けてきた吉岡に対し、剣客としての圧倒的な格の違いを見せつけ、容易く逆袈裟に一刀両断した。
「下郎の保護区、京極! お前が行くのはジ・ゴ・ク!」
(吉岡から一騎討ちを申し込まれ)「一騎討ちと言うなら受けて立とう。小峠、手を出すな」
「南無阿弥陀仏……南無阿弥陀仏。さあ、その下らぬ人生に別れを告げろ」
「庖丁解牛、何人もの命を刈り取ってきただけはある…… だが、姑息な攻撃、剣士としての性根がなっておらん様だ」
「これが本物の斬撃じゃあ!」
「朝三暮四、卑劣な思考は剣を鈍らせる」
主要メンバーを失ったコリアンマフィア「罵覇無鵜斗」の残党の掃討に動員される。例の如く敵の一人を人間イカ飯にしていた(もう一人は冨樫のギガデインを自称する攻撃によって叩き潰された)。
「引縄批根、テメェら全員薄切り豚肉じゃあ!」
(残党「ギョプサル!」)
冒頭にちょっとだけ登場。親っさんの妻である姐さんから護衛を命じられ、職務を全うすることを告げた。
「不惜身命。この和中、命にかけて全うします」
- 1月14日付の動画(状況整理)
「俺の名は和中蒼一郎。貴様が最後に聞く名前だ」
「抑強扶弱。安心しろ……君たちはもう自由だ」
天羽組の武器密輸の取引相手である香港マフィア「青龍団」から裏金を貰い、取引を反故にした挙句、結果的に若手構成員を1人死なせた闇ブローカーにケジメを取らせ、ブローカーの四肢を斬り落としてダルマにした。
「南無阿弥陀仏、南無阿弥陀仏…… それは何の金だ?」
「背信棄義……汗をかく量が証拠……貴様は道義に背いた」
「裏切りもんはダルマになっとけぇぇぇ!」
子供を利用してシノギをしたクズ構成員二人(セリフから政治家と企業の重役に子供を人身売買したものと思われる)に四肢を瞬時に全て斬り落とすという制裁を加えた。また、小峠の同期である宮本が真鍋組の刺客に殺害されると、報復に小峠、工藤と共に動員され、真鍋組の構成員達を斬り捨てまくった。
また、この時も立場が上の工藤に何故か敬語を使っていない。
「悪逆無道……それは何の金か答えろ」
「テメェら、何で手足生えてんだ! ダルマになっとけぇぇぇ!!」
「大逆無道、全員ダルマじゃテメェらぁ!!」
伝令として一瞬登場。小峠に新人との接見の旨を伝えた。
因みに今回以降、小峠を「華太」と呼ぶようになった。
「華太、親っさんがお呼びだ」
空龍ジェッターズのスカウト掃討作戦に参加。掟破りのスカウトに鞘で一撃を打ち込んでいた。
「馬牛襟裾。掟も守れぬ人間は獣と同じ! 死んどけぇ!」
久々に主役となる。天羽組との取り引きを台無しにしたタイマフィアのもとに小峠と共に乗り込み、壊滅に追い込んだ件の詳細が公表された。
タイマフィア「ナックル・アイ」は巨大な人身売買組織で拉致した子供の腕を切り落とした上で販売するという明らかに度が過ぎた悪行を働いていた(その中には日本から拉致した子供もおり、ナックル・アイは空龍街の子供を拉致するために天羽組に有利な取引もあっさり受け入れた)。まさしくケダモノの所業に和中は見たことも無いようなオーラを出して怒り狂い支部のひとつを壊滅させ、その中の子供達を救出した。なおいつも圧倒的速度で攻撃を尽く回避する和中だったが、今回は多勢に無勢か銃弾を数発食らった上に、腕を斬られそうになった子供を庇って背中を切り裂かれる大怪我を負った。それでも弱音ひとつ吐かずに子供達を守り切った姿に小峠は「どこまでかっこいいんだ」と思った。帰国後和中は取引先を1つ壊滅させたことを親っさんに謝罪したが、「正しい判断だ! それよりも無事に帰ってこれて何よりだ」と笑って許された。この一件で、和中は海外マフィアの間でも「単身で大物マフィア組織の1支部を潰した男」として有名になった。
余談であるが、電光石火の斬撃でナックル・アイの構成員3人を斬首したシーンは、初登場回での解説シーンの構図と酷似している。
「怪誕不経。悪いが上を見させてもらう」
「椎心泣血。下衆共が……銃を何十丁出そうが、一足一刀の間合いにいる限りッ! この和中蒼一郎を抑えられるかぁッ!!」
「外道共が息するんじゃねえッ!!!」
「テメェら燻製のイカ飯になっとけぇぇぇ!!!」
「南無阿弥陀仏、南無阿弥陀仏……貴様らは万死に値する。さあ、死のうか」
「無垢な子供に何しとるんじゃあ!! 輪切りになっとけええええッッ!!!」
余談だが、和中以外にも多数の天羽組の連中、さらには宝華組も見舞いにきているのがギプスの寄せ書きから窺える。
・バーカ😄
・ノダノダノダ
・はやくなおせドーン🔨
・はやくなおりますように 速水(近くにラッキーの顔が描いてある)
・かむタイプのギプスです🦖
・無理するな 宝華
「外道共が! ウチのシマで汚えシノギすんじゃねぇぇぇッ!」
「あの雛形を殺るとはな。今度俺と仕合ってみるか?」
(小峠「……勘弁して下さい」)
他の武闘派構成員と同じく、チェーンソーの木島率いる麻薬密売組織の殲滅と、組織のトップである木島に命を狙われている天羽組がケツ持ちしている雀荘のオーナーである雨宮の護衛をしていた。動画終盤では、木島の組織の残党の処理を行なっていた。
「旱天慈雨。当分はウチの誰かが常に付く。安心していい」
「含沙射影。街に汚ねえモノをばら撒く下郎が……」
(残党「ヒィ……! まさか、和中……!」)
「ダルマになって懺悔しとけえええ!!」
速水の口から北岡が一条にやられたことを知り野田、小林と共にブチギレ。天羽から京極組組長である日下の粛清を命じられた。
「怒髪衝天。奴を細切れにする事をお約束いたします」
「爆瑠苦」の主力部隊を小林と共に殲滅していた。
「張眉怒目。テメェら輪切りじゃああ!!」
(爆瑠苦構成員「レンコン!?」)
LEONという店の上階で会議をしていたところたまたまその近辺で六車に滅多切りにされた小峠がやってきて助けを求めてきた。和中は2階から登場し六車と激突。その戦闘は4/30に公開されるとのこと。
「大信不約。この背中、頼れるならば、いくらでも頼れ」
「貴様の事など知らん…… 5秒だけやる。この世に別れを告げろ」
遂に六車との剣術勝負になる。真っ向勝負で先手を取られるもすぐに応戦、ヤムチャ視点の小峠が見守る中激戦を繰り広げる最中、我流の殺人剣を極めてきた六車は流派持ちでエリートの和中が前から気に入らなかったと叫ぶが、それに対し和中は才能が無い中で足掻き抜いて力を身につけてきたと返す。和中は六車の攻撃を受けながらも左肩と頭を貫いた…はずだったが、頭に放った攻撃は六車が刀に噛み付いて致命傷は避けて刀を強奪するという事態が発生。和中は徒手空拳で挑もうとするが、和中が負けると考え限界だった小峠が六車を狙撃、一応は勝利に終わったあと、六車を殺す必要は無いと氷室の元に連れていった。帰り道に小峠の横槍には何時かのようにキレて刀を突き立てた。
「困知勉行、諦めの悪い凡人が積み重ねた今……それが俺だ!」
「虎擲竜挐。これから打つのはその血反吐の末に得た技だ。絶対に躱せない。目で追うことすら不可能」
「華太……ちょっと近くに来い」
(小峠「はい!」)
「貴様、俺が負けるとでも思ったのか? あんなボロボロの人間、100万回振っても俺に掠るか。奪い返して輪切りだろうが……」
(小峠「グウウ! す、すいませんでしたあああ!」)
「おぼろ豆腐になるか?」
小林が京極組組長の日下を捜索している間に、小峠と共に天羽組のシマのクラブで暴れたバカを粛清した。
「一罰百戒。ここらで灸を据えるか」
「浅慮は己を滅ぼすッ! お前は手足要らねぇぇえ!!」
(クラブで暴れたバカ「要るううう!」)
天羽夫妻を庇った自らを弾いた通り魔への報復として無茶をして動いた小峠のサポートとして出動する。この通り魔は海外から輸入した粗悪な銃をあらゆるところに高額転売して空龍街で事件を起こさせ続けてきた半グレ「空龍デイモンズ」のメンバーと特定され小峠と共にカチコミを決行。カチコミ前とカチコミ中に小峠に銃弾の避け方を伝授、身につけた小峠と共にデイモンズを殲滅。構成員数人をズタズタに斬り刻み、ボスの四谷は袈裟斬りにして抹殺した。
「浅学非才。才なく訓練も受けぬ者。何万発撃とうがこの和中には掠りもしない」
「カタギを撃つ外道が! サイコロステーキになっとけやあああ!」
(空龍デイモンズの構成員「イキナリ!!」)
「因果覿面! テメェは断面晒しとけえええ!」
(空龍デイモンズの構成員「ヒョウホン!!」)
(四谷から「俺が誰だかわかっているのか」と問われ)「誰か……だと? 自分の行いも顧みれない……ただの愚か者だろうがぁ! 袈裟斬りじゃああああ!」
- 7月19日付の動画(状況整理)
- 7月22日付の動画(小峠華太)
「夜郎自大。己の器を知らぬ者が……この世界で長生き出来るかああああ!」
「天網恢々! 外道は手足を没収じゃあああッ!!」
(鷺忌の戯言を聞き)「それ……だと? 貴様、罪の無い子供を物扱いするか。この泣く子を見て何も思わないのか……」
(鷺忌「この世は弱肉強食。弱い事は罪なのだ。感情など邪魔だ。必要ない」)
「この子達は親元へ返す。そして貴様は地獄へ逝くがいい……」
活躍(羽王戦争参戦以降)
- 8月21日付の動画(小峠華太)
野田襲撃事件に近寄り難い程の怒りを見せた。伍代ですら情報が掴めないこの事件だったが、伍代は関西ヤクザ「天王寺組」が敵対勢力を潰す時にまず敵幹部を暗殺するという情報を掴んでおり、天王寺組に疑惑の目を向ける。天羽、小峠と共に天王寺組の関東支部に質問をしに行くが、終始舐めた態度をとった挙句野田の命を軽んずる暴言の数々に遂に天羽と和中はブチギレ、正当防衛を騙った天王寺組6人が射撃してくるが天羽を押して2人とも直撃を避けた上ソファを天羽の盾にする。キレた和中は雑魚3人を今まで以上の速度で解体。続いて雑魚2人の頭をクナイで串刺しにし動きが鈍ったスキに解体。ビビりながらも舐めた口を聞く錦野が天羽を弾こうとしたため銃を持ってる手を切り落とし、天王寺組に宣戦布告して唐竹割に一刀両断した。
「怒髪衝天、顔も見せぬ下衆が……必ず見つけだし地獄に落とす……」
「よくも野田の兄貴をやってくれたなぁああ! 貴様ら全員輪切りじゃぁぁああ!」
「大逆無道。本部だろうがなんだろうがかかってくるがいい。親っさん、斬ります」
- 10月11日付の動画(小峠華太)
この顛末を知った苅込は全ての元凶にもかかわらず、元宮組を侮辱するような態度を取っていた。その直後怒り心頭の和中が苅込の背後を取った。中国武術免許皆伝をしきりに自慢して斬りかかってくる苅込の柳葉刀を腕ごと神速の抜刀術で斬り飛ばす。それでも一矢報いようとする苅込は懐から銃を出そうとするが銃を出す前に袈裟斬りで斬殺した。
「金科玉条。他人のシマに土足で踏み入る下郎は、全て斬り捨てる」
「小心翼々……ゴチャゴチャとよく喋る…… 御託はいい。さっさとかかってくるがいい」
「1秒も保たなかったな下郎。何の免許を皆伝したんだお前は。原付より簡単なのか?」
「苅込という男、決して弱くはない。そして組織への忠誠も高かった」
(小峠「はい、韮沢で体感していますが……ただ兄貴は無傷で、俺は死にかけた事に少し絶望しています」)
「困知勉行。努力が足りんのだ」
エデンという半グレが家出少女を薬物中毒にして違法風俗で強制労働させるという性犯罪を行っていたため、トップの萱嶋信彦を始めとした構成員を皆殺しにすべく、エデンが勝手に風俗店にしたアパートにカチコミをしようとしたところ、エデンの被害者を救出するためアパートにカチコミをしようとした紅林に凄まじい圧と刀を向け何者かを確認、共闘することとなる。萱嶋以外の構成員を抹殺した和中は萱嶋は被害者女性目掛けて投げナイフを放ちそれを庇った紅林が負傷する事態を見て慌てて助太刀に入ろうとするがその必要は無く紅林は萱嶋を殴り壊して見せた。
萱嶋を回収しようとする和中だったが警察に突き出すべきだと考える紅林と揉めた後警察がアパートに急行、萱嶋は性犯罪以外に殺人まで犯していたため死刑は間違いないと言い放ち、風のように去っていった。今回和中は紅林に名乗っておらず紅林は伊集院にあの赤い剣豪は何者なのか聞く模様。
- 12月13日付の動画(小峠華太)
「うぉおおお!! 工藤の兄貴ぃいいい!!!」
「ぐぅうううう!! くそおおおおお!!!」
- 12月17日付の動画(状況整理)
「工藤の兄貴、今まで……ありがとうございました」
工藤の葬式に参列。大粒の涙を流しながら城戸を斬ると誓った。飯豊曰く「初めて泣いている姿を見た」とのこと。その後野田行きつけの酒場で飲みに参加するにあたり飯豊を呼ぶ。
酒席での告白によると、和中は入門当時からすでに圧倒的なレベルの強さを誇っていたが、そのプライドの高さゆえ自分より弱い兄貴分に対してはタメ口をきくという、上下関係が厳しい極道の世界では特に重大な問題を抱えていた。そこで工藤は和中と木刀での剣術勝負を提案、和中の方がその勝負では優勢だったが、工藤は和中が自分の功名心のために剣を振っていることを看破、そのような考えで剣を振る者はいざという時に競り負けると説き、仁義のために力を振る者が真に強いのだと説きながら渾身の1発を放つ。あえてそれを受けた和中は立ったまま工藤の教えを理解した。なお組に入りたての尊大な面影はまだあるようで、今でも兄貴分にタメ口を聞くことがある。和中と年長組員の上下関係が分からないような描写は、この名残が原因と思われる。
もしも工藤がいなければ、和中は戦場で成果を上げこそすれども極道として大成するどころか強さと己のプライド以外何の興味を持たず常に孤立したままの哀しい人間になっていたかもしれない。それだけ、工藤が和中に与えた影響は非常に大きかった。
2023年新年の挨拶に飯豊・小林と共に天羽組代表として和装で登場。
なんと小林と漫才コンビ・わなこばを結成。一応ツッコミ担当だが、基本「○○はダルマァァア!」ぐらいしか言ってない。むしろ飯豊がそれに対してツッコんでいた。
- 1月4日付の動画(小峠華太)
小林が掴んだ情報をもとに南雲、飯豊と共に村雨町にカチコミを仕掛けることとなった。
余談だが今回和中は須永を兄貴と呼んでいた。松崎の娘シリーズでは和中が須永にタメ口を聞いていたが実際は兄貴分として扱っていたことが発覚した。
「何かあるなら俺が聞く。今は須永の“兄貴“に話しかけるな」
- 1月21日の動画(小峠華太)
「横行闊歩。ここを何処だと思っている、下郎が」
「この和中蒼一郎の前で、親っさんを弾くことなど出来はしない」
- 3月13日付の動画(小峠華太)
更には宇佐美とのたたいて・かぶって・ジャンケンポンではピコピコハンマーで宇佐美の頭を変形させるというとんでもない破壊力の振り下ろしをぶちかました(因みに獅子王組に所属する伝説級の剣豪で知られる柳楽和光も稽古でスポンジチャンバラで阿蒜寛太をボコボコにした事がある)。
- 4月29日の動画(小峠華太)
人間関係
本シリーズの主人公。小峠からは他の狂人兄貴達同様に恐れられている。そして日本刀で脅しをかけることもあり、敵対組織との戦闘で横槍を入れた時には日本刀で頬を軽く削ったこともある。しかし、基本的には小峠を信頼しており和中は様々な死線をくぐってきた小峠の成長を「積土成山。華太は決して天才ではないが、積み重ねの賜物だ」と評価している。
和中と同じ狂人極道…なのだがどうやら野田とはウマが合わないらしく、互いに睨み合ったりするなどあまり仲が良くない模様。しかし戦闘時ではしっかりと共闘する。年齢は野田より下であるが、なぜかお互いタメ語で話す(和中より年上の須永と冨樫は野田に敬語を使う)。和中は急激なスピード出世でもしたのだろうか? それとも出自が関係しているのだろうか?
しかしながら、野田が何者かの襲撃により意識不明の重体になった時には誰も近付けないほどものすごいレベルでブチギレており、その襲撃犯とおぼしき天王寺組との戦闘では相手に凄まじい怒りを示しながら、入院中の野田を初めて「野田の兄貴」と呼んだことから、本当は和中も他の組員達と同じく野田を心から信頼している様子がうかがえる。また、2022年10月11日付の動画では工藤に対しても敬語を使っていることが確認されている。その後2022年12月23日の動画にて和中がたまに目上の人間にタメ口で話す事があるのは過去が関係していることが判明した。また野田と飲みに行った時には「たまに敬語を使わない時があるけどな」と言われ、それに対してわざとらしく「それはすみませ…いや、すまん」と返していた。
和中と同じ狂人極道。彼らのやり取りは2023年1月1日の新春特別回まで1度もないが、シマである空龍街のシマ荒らしなどの悪事を粛清する際ではお馴染みのコンビとなっており彼等の同時出現はどうあがいても絶望。小林はいつもハイテンションで二択クイズを問いかけながらドアを蹴り飛ばしてカチコミすることに対し、和中は静かに念仏を唱えながら登場する。武闘派狂人極道恒例のドア蹴破りは基本的に同行者にやらせる模様。上述の通り2023年の新春SPではお笑いコンビを結成していた。なお、小林はこの回で初めて和中の事を『和中の兄貴』と呼んでおり、和中の方が地位が上である事が判明した。
敵対組織である京極組の武闘派極道。和中同様武人肌の剣豪だが、最たる違いは和中は本流の剣士で一刀の使い手であり尚且つ努力の末に剣を極めた事、六車は我流の双剣使いであり才能があった事である。しかし、六車は、和中がエリート出身という理由で、前々から和中を嫌っていた模様。
たまたまターゲットが被り交戦。裏社会の災害とされる伊集院相手にもほぼ無傷で立ち回っていることから和中の凄まじい実力が窺える。
組に入りたての頃に自分より弱い兄貴分を見下していたが、それを見た工藤から木刀での勝負を申し込まれる。和中は工藤の意図を理解できないまま戦ったが工藤からは自分の為ではなく仁義の為に剣を振えと教え込まれた。今の謙虚な和中は工藤からの教えそのものであった。
余談
双子
ちなみに2023年5月6日付の動画で紹介された情報によると、彼は双子の一人(兄)であるらしい。現時点では彼の弟は登場していないが、速水が勝手なイメージで画像編集ソフトで作った弟の画像が登場している(和中の顔真似をした小峠をベースに、前髪の一部を残して和中風に描き直し、上着と目元の赤だけ青色に置き変えたもの)。
畑耕平氏のお気に入り
中の人である畑耕平氏のお気に入りらしく、Adroigのナレーター紹介の畑氏のページでは、彼が登場する動画が使われている。彼のナレーションを聞けばわかるが、和中は畑氏の地声にかなり近い。しかも畑氏が地声で演じるキャラはほぼ中年か老人だった為、地声で和中の様な若い男を演じたのは初めてだったという。そういう意味で思い出深いのであろう。
ラインスタンプ
天羽組では小林に続き彼のラインスタンプが発売され、LINEクリエイターズのスタンプ人気ランキングでは3位にランクインした。
パワハラ
和中は天羽組においては比較的穏健な性格であるが、飽くまでもそこは極道組織の幹部である為、組内で失態を犯した構成員に対して喝を入れる事も少なくない。以下、和中が流血を伴うヤキ入れを行った相手を下に記載する。
- 小峠華太:3回(薬物の仕入れでトラブルの末にフィリピンマフィアの売人を始末した為、伊集院との勝負の行方を聞かれた為、六車謙信との一騎討ちで横槍を入れた為)
- 速水泰輝:3回(六車との一騎討ちの行方を訊いた為、「愚問、即ち死」として殺されかけた。玩具の刀で稽古を付けていたが威力が現実離れしていた為、速水は重傷となり三途の川を渡りかけた。花見会で小林のアルハラから逃れるために助けを求めた速水に日本酒一升瓶を飲ませた。)
- 宇佐美純平:1回(花見の余興「たたいて・かぶって・ジャンケンポン」で頭部を破壊、この時使用していたのは破壊力皆無な筈のピコピコハンマー。)
- 松崎:1回(組に無断で改造拳銃を売買していた事、実の娘を前述のシノギに利用していた事に加え、親っさんの真面目に生きろという忠告に逆らった為、激昂して片腕を切り落とした)
- 小峠の舎弟E:1回(薬物中毒で暴れていた為。鞘突きによる無力化)
- 小峠の舎弟H:1回(シマ内の店のオーナーを殴った為、右腕を切り落とした)
また、堅気の人間、特に子どもへの悪事に対しては厳しく、実際にこの様な真似をした松崎や小峠の舎弟Jは、容赦なく腕を切り落とされていた。この事から、組内では構成員の不祥事に目を光らせる監視役を担っており、堅気への手出しはたとえ同じ組の構成員であろうと容赦しない事が窺える。
関連項目
ヒューマンバグ大学 華の天羽組
天羽組 極道/ヤクザ 戦闘狂/狂人兄貴/武闘派狂人極道
刀/日本刀 剣士/剣豪
武人肌 文武両道 騎士道精神 努力家 自己犠牲
和中関連タグ
和中の兄貴/日本刀の和中 - 表記揺れ
和中が発した諺・四字熟語 松崎の娘
御三家/BIG4
作中の剣士・剣豪・その他剣術を用いるキャラクター
※ 人数が多いので詳細は該当記事参照。
伊集院茂夫 一条康明 犬亥鳳太郎 袈裟斬りの吉岡 小湊圭一
日本刀のバース 雛形慈英 宮沢永徳 六車謙信 柳楽和光 遊馬大介
青山琉己(狩猟刀) 苅込一輝(柳葉刀) ソフィア・クラタ(ロングソード)
その他似ている人物
黒鉄一輝 - 和中と同じく凄まじい剣の達人で道を極めんとする剣者。高い反応速度や神速の斬撃、的確な先読み、血を吐く様な修練の末に剣豪となった、名家出身だが訳ありであるなど似たような部分が非常に多く、程度こそ違えど、両者ともに狂気じみた一面を持つ。
芙蓉・リリエンソール・友奈 - 和中と同じく四字熟語をよく用い、外見も金髪かつ赤い目をしている。なお武器は薙刀を使用している。
時透無一郎 - 剣士、双子の弟、下の名前に「一郎」が付く、政府から認められていない組織の上位と、共通点の多い人物。
カズレーザー - 髪色と上着が同じカラーの上に深い教養を持つという共通点がある。