俺の名前は飯豊朔太郎。元無敵の暴走族総長今は天羽組最強の拳を持つ舎弟です。
CV伊藤タカユキ
公式サイトでの解説
元暴走族総長の若手構成員。
天羽組の兄貴たちにボコボコにされながら学んだ結果、最近 急成長を遂げている。
京極組の武闘派構成員 相良颯誠のタマを取るなど数々の修羅場を乗り越えている。
概要
「兄貴、任せてください。どんな奴でもぶっ飛ばしてやりますよ」
「オラァ! テメエ等全員皆殺しじゃあ!!」
「殴り合いじゃあ無敵ッスよ。やりますか?」
『ヒューマンバグ大学』のシリーズ作品『アラサー中堅極道・小峠華太』に登場する若手ヤクザで、元暴走族総長。初登場は2022年2月6日付の動画『【漫画】小林の兄貴vs最強の暴走族総長。素手で殺せる男の喧嘩。』である。暴走族時代の通り名は「天下無双の飯豊」。
小峠華太が所属している武闘派の極道組織「天羽組」に、2022年から加入した新入りの極道。加入当初20歳。
元々は地元の久遠町で暴走族の総長を3年間務めた後、引退後は空龍街(天羽組の拠点である街)にて喧嘩の助っ人等の形で活動していた。本人によれば、地元では負けなし無敵の喧嘩の腕を持っており、上述の通り「天下無双の飯豊」と呼ばれていたとの事。
とある日に何時もの如く喧嘩に明け暮れていた所、天羽組のカシラである阿久津敏朗にスカウトされる形で組に加入し、小峠の舎弟となった。
組内の業務は阿久津の見込み通りカチコミをよくやる他、シマの守りや情報収集を担当。
小峠が意識不明で話す事も叶わない間の時は、自らが主人公として語り手となって天羽組シリーズを進める事もある。
人物
基本情報
誕生日は9月8日、身長177cm。
彼も作中の人物の中でも表情が豊かで、喜怒哀楽、アホになった顔、エジプト壁画のような顔、顔面崩壊級の泣き顔や怯え顔などさまざまである。
容姿
初登場時は、第一印象として金髪のリーゼントが大きく目を引く他、まさしく世間一般での暴走族のイメージに当てはまる様な、黒と金のスカジャン、灰色の半袖Tシャツ、青いズボンで着飾っているファッションスタイルであった。
小峠は彼のファッションに対して「レトロなトサカを頭に乗せた時代遅れのヤンキー」という感想を抱いていた。
組に拾ってくれた阿久津が殉職し、敵討ちに出てからはケジメの意味でバリカンによってベリーショートヘアになった。羽王戦争が終結して怪我から復帰した後は、トレードマークのリーゼントを止めてスカジャンから黄褐色のスーツを着用し、本記事メイン画像のような極道らしい格好となった。
また、右眉に岸本の忍者刀で斬りつけられた傷が残っている。
性格
不良時代並びに暴走族時代においては、自信家かつ血気盛ん、そして猪突猛進な一面が前面に出ており、立ちはだかってきた敵には容赦なく顔に鉄拳をお見舞いしていた他、鉄パイプを持って喧嘩に向かう事も有った。但し、暴走族の総長として下の人間を引き連れて抗争に向かう事も有った為、地元の不良の中では一定のカリスマ性を持っていたようだ。しかし、愛情を一身に注がれているため、両親の不仲とかではないが、なぜ彼が暴走族になったのかは不明。ちなみに組員になっても部屋住みではなく自宅からの出勤と、かなり寛容な両親である模様。
天羽組の極道になってからは、組長である天羽桂司や兄貴分にあたる小峠に対しては敬意を払っている。しかし、先述の性格は変わっておらず、事ある毎に暴走族上がりの経歴をひけらかしたり、半グレ組織へのカチコミで先陣を切って殴り掛かる等、自信過剰な面が悪目立ちする様にもなった。そして、カチコミではその無謀さによって結果的に痛手を負って小峠達の足を引っ張ってしまう事も有った。極道世界の常識に慣れてからは一端の戦力として覚悟を決め、尊敬する兄貴達の仇をとるために戦闘も情報収集も懸命に取り組む姿を見せている。
他にも、新入り極道の仕事である雑用の仕事に文句を付けていたり、会話の語尾に「~っス」を付けている等、少々礼節に欠けた面も見受けられる。
この一面に関して、小峠は「どんな小さな組織だろうと一度てっぺんに登ったヤツは下から始める事ができない」と懸念していた。後に先輩への口の悪さは解消されたものの、失言をしてはヤキを入れられる事も偶にある。
感性は良くも悪くも一般人のそれであり、半グレに足を刺された痛みで泣いたり、銃撃戦の現場や半グレ達が冨樫宗司や小峠に惨殺されるさまを見て青ざめたり吐きそうになる場面も有った(尤も、渡世に入って間もない人間に血みどろの現場を見て冷や汗を流すな、という方が酷かも知れないが)。しかし小林からの制裁を受けた後は、躊躇なく敵の内臓を掻っ捌いたり、冨樫の仇である京極組の相良颯誠や阿久津の仇の片割れである天王寺組の岸本隆太郎といった武闘派を討つことに成功するなど凄まじい成長を遂げている。また相良を倒したことがきっかけで一皮むけ、兄貴である小峠からも肝が据わった顔になったと評されている。
羽王戦争を経験し終結以降はそれが顕著に出ており、黒幕の粛清や末端の雑魚数名を一気に倒して行く等、武闘派極道としての階段を確かに登っている。
そして最近は兄貴分である小峠と同じく、舎弟がしくじると殺気を放って脅すようになった(例えば亘清がミスしてバスが来ないと発覚した際)。
人間関係
天羽組
天羽組の中堅極道であり、飯豊の兄貴分にあたる人物。
飯豊の事は、貴重な天羽組の新人として歓迎していたが、同時に彼が猪突猛進な性格であり、いざという時に芋を引くのでは無いかと懸念していた(そしてカチコミで実際に小峠と富樫の足を引っ張った)他、飯豊が過去に暴走族総長を務めていた事から組の序列に従う事が難しいと思っていた。
その為、飯豊に対しては厳しい言葉を度々掛けていたが、内心では彼の身を常に案じており、カチコミの際にも見捨てずに助けた他、彼の人生が後悔のない物になる事を祈っていた。
その後も、天羽組に残ることを選んで修羅場をくぐって成長していく飯豊を兄貴分として見守っている。
天羽組のカシラ(即ちNo.2)。飯豊の喧嘩の強さを見込んで、彼を天羽組にスカウトした。
後に羽王戦争で飯豊と青山両名を守る為、身代わりになって戦死。後にその元凶の一人である若手の岸本を不意打ち込ではあるが単身撃破してみせ、見事仇討ちを果たした。
天羽組の組長。飯豊に小峠の下で働く様に指示した他、鉄火場の空気に慣れされる為に半グレ組織「拳陽」へのカチコミへの同行を命じた。最近では飯豊の成長を高く評価しており遠征に引っ張り出した。結果として飯豊は小峠1人では失敗した作戦において作戦成功を大いに助けた。
武闘派狂人兄貴の一人。飯豊が特に世話になった兄貴であり強い影響を与えた人物。半グレ組織「拳陽」へのカチコミで共に行動した。飯豊に対しては「小僧、死ぬのは勝手だが邪魔だけはするんじゃねえぞ」と厳しい言葉を言ったものの、彼の危機には颯爽とハンマーを振るって敵を倒していた。その後、彼に援護射撃の指示を与えた(しかし肝心の飯豊は人に向けて拳銃を発砲できず失敗に終わり、小峠が二丁拳銃をやることになった)。その後、冨樫が相良との戦闘になり、小峠が即座に香月と飯豊に連絡を取ったが、辿り着いたときにはすでに冨樫は事切れており、最初のカチコミで冨樫が飯豊を守っていたこともあり、飯豊は激しく慟哭した。また2022年5月13日にて冨樫が北岡と飯豊に飯を奢ったり、飯豊に極道の喧嘩の仕方やなりたい自分がなけりゃそれを見つけて目指せばいい、もし渡世でビビった時はその言葉を思い出せと生前にアドバイスを送っていた(この言葉がきっかけで飯豊の極道としての成長に繋がり、冨樫の仇である相良を討つことができた)。そして天京戦争終結後、冨樫の後任に選ばれた。
武闘派狂人兄貴の一人。飯豊の喧嘩の強さを聞きつけ、彼の元を訪れた。喧嘩自慢をする飯豊に対して「強そうに見えない」と茶々を入れた事で彼の怒りを買うも、彼のパンチを意にも介さず逆に完膚なき叩きのめした。しかし、この一連の行為は極道の世界の過酷さと「上には上がいる」という事を教える為の小林なりの愛情であった模様(小峠談)。
彼の思い遣りを知った飯豊は、すっかり憧れを抱き「どうか……俺の面倒を見てやってくれませんか!」と彼への弟子入りを志願するも、小林からは「面倒」というワードにあやかる形で、木刀で頭と脇腹を殴られてしまった。
小峠の舎弟であり、飯豊にとっては兄貴分にあたる。
2022年2月8日付の総集編において、彼が小林の下に弟子入りを志願した事を言及していた。
飯豊は北岡のことを慕っていたようだ。
また2022年5月13日の動画にて彼と冨樫が生前に冨樫に奢ってもらった焼肉を一緒に食べていた。
武闘派狂人兄貴の1人。半グレ組織「吸火闘」粛清のために共に行動するが、アイドル達に対する所業に怒り心頭だった南雲の狂気じみた1人舞台に戦慄させられており、同時に自分が極道としてまだまだ未熟者である事実を痛感させられていた(加えて、当の南雲からは『毎日火炎瓶を20本作るように』と洗礼じみた無茶振りを命じられていた)。
武闘派狂人兄貴の1人。天羽夫妻の養子。羽王戦争が勃発してからは戦闘で碌に動けない小峠に代わり一緒にカチコミに行ったり、自身の行きつけのカレー屋を教えたりと行動する機会が増えた他にも、経理に関する書類作成でミスした際は金的を炙られた事もあった。
武闘派狂人兄貴の1人。天王寺組との抗争を終えてから、行動を共にする機会が多くなり、気に掛けられるようになっている。
その他
天京戦争で飯豊が最初に闘った相手だったが、飯豊よりも遥かに腕っ節が強い久我には手も足も出ずに一方的にやられてしまった。自分を痛め付けた相手なので根に持っているかと思われたが、天京戦争後の大晦日SPでは『さん』付けで呼んでいたので今はもう当時のことは気にしていないと思われる(実際同じくやり合った小峠も久我に謝罪された際に『筋者同士の喧嘩だったからもう気にしていない』と語っている)
尊敬していた冨樫を殺した憎き相手。天京戦争で冨樫の仇を討つ為に一騎討ちを挑み、圧倒的な戦闘力の差にボロボロにされるが、執念の果てに敵討ちを果たした。
武闘派極道である天羽組からも名を知られる拷問ソムリエ。一部の組員どころか組長の天羽ですら恐れを抱いている相手からの威圧に飯豊が耐えられるはずもなく、恐怖のあまり二回も失禁&脱糞してしまっている。
能力
暴走族時代の彼の武器は己の拳であり、その実力は天下無双を自称するほどには強力であった。しかし裏社会に入り、小林幸真と一悶着あってからは小峠をはじめとした兄貴分に倣ったドスやチャカを扱っており、必要に応じて拳も繰り出す。天羽組に入ってからは武術も学んでおり、柔道に関しては二段の工藤亘清を投げてみせるほど。
また、裏社会に入ってはじめの頃は胆力が弱いという欠点を抱えていたが、冨樫宗司からの指導を受け「相手の人生ごと拳を受け止める」という打たれ強さも習得した。
小峠に影響されたのもあってか、彼が京極組の若手エースである久我と相打った戦法を用いる事も多い。天羽組の生え抜きである永瀬からも「格上の敵の強みを潰す」事の重要さとノウハウも教わっており、実戦でもそれを活かしている。
チャカに関しては香月紫苑の指導を受け、長門碧に認められるほどの実力を有している。逆に発砲された際の回避方法は体得しておらず、急所を腕で覆いながら加速したり、体を捻って回避を試みるが、完全に躱したことはない。
戦闘以外では入院中MAD動画を作成しておりPCスキルもあると思われる。他にも暴走族時代の人脈を活かした人海戦術を行うことができる。また最近は車の運転も覚えた模様。
活躍
如何にして暴走族が舎弟になったか
学生時代は、不良として喧嘩三昧の日々を送っており、上級生の不良を一方的に叩きのめしたり、暴走族の総長に成り上がって敵の元へカチコミを仕掛けに行く等、持ち前の喧嘩の強さで覇道を突き進んでいた。
暴走族の引退後は、空龍街で喧嘩の助っ人等の活動をして過ごしていたが、(作中世界で)2022年の春、カシラの阿久津が腕っぷしの強さを買い、飯豊を天羽組にスカウトした。そして、飯豊の方も「強い奴と喧嘩できるのか?ならいいぜ」と二つ返事で快諾し、天羽組の門戸を叩いた。
天羽組に加入した後は、天羽の指示により小峠の舎弟となった。小峠の方も、暴対法が厳しい時世(極道になれば暴対法により生活が大きく制限される為、入り手は少なくなる)で加入してきた飯豊を歓迎した。しかし、飯豊は一度「暴走族総長」という形で組織のリーダーを務めていた為、「序列があり先輩には敬意を払う」という渡世のルールに馴染めず、下っ端極道の仕事である雑用には身が入らなかった(その際、飯豊は拭き掃除の仕事に文句を付けていた為、小峠に睨まれていた)。
そんなある日、小峠と冨樫は組長の天羽から、シマ内で銃を流している半グレ組織「拳陽」へのカチコミの指示を受ける。そして、天羽は「鉄火場の空気を知るいい機会」として飯豊をカチコミへ同行させる事を決めた。
血気盛んな飯豊はカチコミと聞いて盛り上がり、小峠に対して「兄貴、任せてください。どんな奴でもぶっ飛ばしてやりますよ」と意気込みを見せる。しかし、小峠にはカチコミを不良の喧嘩と思い違いをしている事を指摘された(空龍街は繁華街である為、天下の往来で発砲事件の1つでも起ころうものなら客足は遠のき、拠点を置く天羽組も生計が立てられなくなる)。
カチコミ当日となり、アジト前に来た飯豊は冨樫から足を引っ張らない様に忠告を受けるも、「大丈夫っすよ。ボコボコにしてやります」と軽く返した。この様子を見た小峠は「わかってねぇな……無茶しなきゃいいが」と彼に対して不安を抱く。
そして、カチコミと相成り、小峠と冨樫が初手を打とうとした瞬間、彼は「オラァ! テメエ等全員皆殺しじゃあ!!」と叫びながら先陣を切り、敵の一人に強烈なフックを打ち込んだ。そして飯豊は勢いのままに「ハハッ!ヤクザの出入りなんてこんなもんかよ!」と啖呵を切り、浮足立った半グレ達を次々とその拳で沈めていったが……
極道のカチコミは、不良の喧嘩の様に生易しいものでは無かった。
敵を一気に5人ほどなぎ倒し、一息つこうとした飯豊は仕留めきれていなかった半グレの一人に足を刺されてしまう。飯豊はもんどり打って転倒し、そのまま刺し殺されそうになるが、冨樫が半グレの頭を殴り付けた事ため何とか命拾いをする。
しかし、足の痛みと初めて味わう本気の殺意により、飯豊は泣き喚くだけとなってしまう。全てを見ていた小峠からは「足刺されたぐらいでうるせえんだよ! ボケがぁ!!」と怒鳴られ、「(これはもう使い物にならんな)」と内心こき下ろされる結果となった。
そして後方に下がった飯豊は文字通りに命に関わる喧嘩を目の当たりにして吐き気を催したり、小峠から冨樫の援護の指示を受けるも人に向かって拳銃を撃てずに震えるだけとなる等、極道の現実を目の当たりにして憔悴しきりの状態に陥ってしまう。結果的に拳陽は壊滅し天羽組の大勝利に終わったものの、飯豊は全く見せ場を作ることができなかった。やがて闇医者の下で休養を取り足も完治した彼は三週間後に再び天羽組の事務所へと舞い戻り、気分もすっかりと持ち直していたが、「手痛い洗礼でしたけど、次はビシッと決めるッス」と失敗に懲りた様子が無かった。小峠は飯豊に対して「まあ、パンチ力は中々だったよ(=簡単な武器の扱い方も知らないんだな)」と皮肉を返すも、飯豊はその意味を全く理解していなかった。
その様なやり取りを交わしていた所、一連のやり取りを聞いていた小林が現れる。飯豊は評判を聞きつけてきた彼にも喧嘩の腕を自慢するも、小林からは「そーなんだ。へー、強そうに見えねけどなー」とあっさり返されてしまった。この事にプライドを傷付けられた飯豊は、小林に対して殴り合いの決闘を申し込む。小峠はそんな飯豊を制止するも、小林が下と遊ぶのも兄貴分の役目と言った為、止む無く決闘を認めた。
いざ決闘となるや否や、先の失態と誇りを傷付けられた事での苛立ちも有り、小林の顔面に容赦のない本気の拳を見舞った。しかし……
小林「ふ~ん、お前の村ではこれが最強のパンチなの?」
「え……」
今回は相手が悪過ぎた。
幾多もの死線を潜り抜けてきた武闘派である小林相手には、自慢の拳で殴り抜ける事が出来ず、痕が少し残る程度の傷しか負わせる事が出来なかった。飯豊がその事実に愕然とした瞬間──
小林「次は俺だね。えい!」
「がぶぁぁぁっ!?」
小林の挨拶代わりのパンチにより、飯豊の顔面はいとも容易く跳ね上げられた。
小林「まだまだ! えい! えい! えい! えい!」
先の一撃で飯豊は既にグロッキーとなるも、小林は(手加減はしているものの)尚も容赦なく拳のラッシュを浴びせ、彼を瀕死へと追い込んだ。
そして完膚なきまでに打ち負かされた飯豊は小林に「それじゃあ、『完敗』って頭蓋骨に書いとくわ」と頭蓋骨に文字を刻まれ、痛みと恐怖のあまり気絶した(この際、小林は「完敗」を「完売」と書き間違えているが、充分な教養が無かったのか情けで画数を減らしたのかは不明である。もっとも、小林の人間性を考えれば前者の可能性が大だが)。
暫くした後、飯豊は目を覚ますも、小林相手の喧嘩に完敗した事で「喧嘩だけが俺の取り柄だったんです。勝負にもなりませんでした……」とすっかり自信を失い落ち込んでいた。そんな彼に、小峠は敢えて「お前には何もなくなっちまったな」と敢えて厳しい言葉を掛け、小林の行為は渡世が素手で渡り合える程生半可な世界では無い事を教える為の物であった事を教えた。
その忠告を聞いた飯豊は、小峠から足を洗うか極道として零から出直すか選択する様に言われ、複雑そうな表情のまま事務所を後にした。
飯豊が居なくなった後、小峠は屋上にて「肚を決めてないと極道は務まらないんだよ」と厳しい口にしながらも、飯豊が後悔のない道を選べる様に祈っていた。
- 2月8日付の動画(状況整理)
その後、飯豊は自信を失くした事で極道を引退するかの様にも見えたが、組を出てから三週間後、又々元気な様子で事務所を訪れていた。彼は小林の愛情を知り、憧れて弟子入りを志願するも、当の小林には彼の「面倒」という言葉にあやかる形で、木刀で面(頭)と胴(脇腹)を殴られる結果となった(尤も、同じく小峠の舎弟である北岡隆太によれば、小林は面倒見が意外と良いので多分面倒は見てくれると言われている。また3月1日付の動画では小林と普通に会話する様子が見れる)。その後見違えるほど成長していき、雑務作業もしっかりとやっている。
極道としての再出発、心身ともに成長を遂げる
喧嘩では負けたことがないと豪語した不良少年3人と対峙する。彼は大人なので勝負にもならず、たちまち全員を殴り倒して情報を吐かせた。しかし、「全員かかってこい」と発言した結果、味方側の小林までもが面白がって飛びかかってきたため、結果的に小林の「小林パンチ」で空中を一回転する羽目になった(この時、小峠は心の中で「味方側は入らない」と突っ込んでいた)。その後、小林の壮絶な過去を本人から聞かされた時には涙を流していた。
「オラよ! 極道なめんなよ!」
その後公式Twitterによると、どうやら天羽組グッズ販売で小林の兄貴に完敗し、頭蓋骨に完売と刻まれたが、本人は完売せず、今度は売残と書かれるらしい…
- 4月14日付の動画(小峠華太)
戦争中に敵地の飲み屋で騒ぐという不謹慎な行為をした京極組の仁義外れ達に他の舎弟と共に報復攻撃を行っていた。しかし、これでは店に迷惑がかかるため、小峠から止められた(小峠は過去に根岸組や無頼組が似たような行為をしていたのを見たため、報復攻撃はしないまでも怒りを覚えていた)。
それでも空龍街での不謹慎な行為は止まることがなく、報復攻撃を続けていたところ久我虎徹と遭遇、手柄をあげようとするも久我の速度についていけず鼻を骨折する大怪我を負って完敗。助けに来た小峠も久我に圧倒されるが、小峠は並外れた精神力で捨て身の攻撃に出る。それでも決着がつかなかったため、小峠は久我に追撃をかけようとするが、小峠の命の危機を感じた飯豊は必死に止めに入った。
“世話になった兄貴の敵討ち”
- 5月13日の動画(小峠華太)
冒頭で冨樫の葬式に参列しており、冨樫の遺体の前で速水と嘆き悲しみ、声を上げて号泣していた(その際冨樫に世話になりっぱなしでまだ何も出来ていないことを悔やんでいた)。冨樫の葬式を終えた翌日に天羽組による京極組狩りで、冨樫を殺ったのは相良颯誠と判明し、天羽の命令により野田一と小峠そして飯豊に相良への粛清の命令が下る。小峠は情報屋の伍代千隼に相良の居場所を聞くも、京極組も天羽組と同じく厳戒態勢だったため、居場所は分からなかったが、内部では京極組の若頭である五十嵐幸光が作戦の指揮を取った六車謙信からの指令を守らず冨樫を殺めた相良を咎めていたことが分かった。
その後野田の命令で冨樫を相良の命令で轢いた舎弟の鷹橋修也も殺ることを決め、飯豊は自分の暴走族時代の後輩達に相良の居場所を突き止めるよう連絡をした。
その夜小峠に誘われて2人で飲みに行き、小峠に「きっと俺は舎弟の中で冨樫の兄貴に1番世話になったと思います」と泣きながら冨樫との思い出を話した(その際に冨樫の生前に極道の喧嘩を教えてもらったことも判明した)。
しかし自分は冨樫に色々世話になったのに何も恩返しできてないことを悔やみ、相良だけは絶対に許さないと心に決める。
その一週間後に後輩が遂に相良の居場所を突き止める。
それは久遠町の三番地に居て、そこは飯豊の自宅のすぐ近くだった。そして小峠にそこに来るように連絡をした後相良のいる場所に向かう。その後相良を発見するも、天羽組の狂人兄貴達に匹敵するほどの戦闘力と狂気を感じ、ビビってしまう
しかし冨樫の「なりたい自分がいなきゃ見つけてそれを目指したらいい」という言葉を思い出し……遂に吹っ切れる。
俺のなりたい自分は何だ!?
腕っ節の強い男か?それとも金持ちか!?
─────違う! 俺がなりたいのは、死んだ冨樫の兄貴に恥じない、一人前の男だ!
敵が怖いから…強いからって、兄貴達が来ないからって…恩人の仇を逃すような男じゃねぇ!
そして相良に冨樫の仇を討つべく相良の前に飛び出し、決闘を申し込む。
「おい、テメエが相良だなぁ?」
相良「ああん?どこのチンピラだ 誰に向かって口聞いてんの」
「俺は天羽組の飯豊だ。冨樫の兄貴の仇…討たせてもらうぜ」
そして、飯豊はドスを抜く。
その姿はまるで"冨樫宗司"のようであった。
相良「ガキが 帰ってママの乳吸ってりゃいいものを…それ抜いたら死んでも文句は言えねぇぞ」
次の瞬間、飯豊が突っ込む。
「じゃかましい相良ァァァァッ! テメェは殺す!!」
……が、相手は百戦錬磨の京極組武闘派
相良「ザコが、俺を殺ろうなんざ……百年早え! 頭蓋骨の割れる音ォ!!」
早々に飯豊は頭を割られてしまう。
さらに、相良は一切の容赦なく次の攻撃へ切り替える。
相良「次は膵臓の破裂する音─!」
「グゲェェェぁぁっ!」
(内臓が潰れた……)
まさに一方的。
飯豊は防御すらできず、ただズタボロになっていく。
その後も特殊警棒で殴られ続け、喉仏を壊されてしまう。
だが…それでも飯豊が膝をつくことはなかった。
「まだまだぁ……! 俺は生きてるぞ! 相良ぁぁぁっ!」
喉が潰されても……飯豊は雄叫びを上げる。
飯豊は天羽組の人間。
潜ってきた修羅場の数が……生存の糸を引いていた。
ギリギリだが 芯は外せてる……
だがドスはマークされてて刺せる気が全くしねぇ
すると相良は一気に加速。
"この男に勝つことは難しい……ならばせめて一発返す"
飯豊はそう思っていた。
「グォオオオオオオウ!」
────覚悟を固めろ、俺はコイツの人生ごと弾き返す!
そして……相良の一発が、飯豊の顔に直撃。鼻骨が粉砕してしまった。
グア……また鼻骨が粉砕しちまった
だがよ、やっと隙を見つけたぜ
ドスだとまたかわされる
なら────拳が盲点だ
執念を……魂を込めろ!
飯豊は冨樫に教えてもらった"覚悟"を決め、執念と魂の込めたパンチを相良の脇腹に叩き込む。
すると─────
飯豊も相良も全く予想していなかったことが起きた。
相良「うぶうううううう!」
「ああん? なんじゃあ……?」
何と冨樫との戦闘で喰らったハンマーの一撃によって折れた肋骨はまだ癒着しておらず、再び折れて内臓に突き刺さったのだ。
これによって相良は吐血して行動不能になる程の大ダメージを受けた。
その千載一遇のチャンスを、飯豊は見逃さなかった。
飯豊は相良に急接近、
「やっと懐取ったぞこの野郎」
相良「(クソが……か……体が動かねぇ……)」
そして……
「死ねぇぇぇぇぇっ! さがらぁぁぁぁぁぁぁっ!」
相良「ぐうううううううう!」
ドスで相良の腹を斜め上に一気に切り裂き、致命傷を負わせた
小峠「飯豊ぉおお! 生きてるかぁ!」
小峠と野田の二人が駆けつけた時、相良は瀕死だった。
相良「俺は仁義を忘れたクソだった…… 路地裏でくたばるのがお似合いだな、ゴフ…… おい坊や……火ぃくれよ」
「飯豊、つけてやれ」と野田に言われ、相良のタバコに火を付ける。相良はタバコをふかしながら、野田に「鷹橋は自分の命令で動いただけだから勘弁してくれ」と頼み、野田はそれを了承した。
相良は、最後までプライドの高い男だった。
「俺はあのおっさんと引き分けたんだ。勘違いするな」
その言葉を最後に、相良は息絶えた。
相良の死を確認した後、野田に労いの言葉をかけられ、飯豊は号泣した。
野田「飯豊、よくやった。たいしたもんだ。冨樫も喜ぶだろ」
「あ……ありがとうございばす!」
その後の動画では相良を殺した事が京極組に知れ渡っており、まとめ動画では犬飼鷹四郎から殺害を宣告されていた事もあって、京極組から報復される展開が予想されていたが、相良から受けた怪我の治療で戦線離脱中に抗争が終結したため、無事に生存した。
「天羽組の武闘派」の一角へ
- 6月5日付の動画(久我虎徹、小峠華太)
天京戦争が終わり屋上で一休みしている小峠に河内組が空龍街で暴れている事を報告していた。その後、粛清に同行した模様。
「小峠の兄貴! 河内組が空龍街で暴れてます!」
冨樫の後を継ぎシマの守り業務に勤しんでいた。その中で冨樫が抑えていた周辺組織と交戦したが飯豊の前で冨樫を罵倒したのが運の尽き。怒り狂う飯豊のパンチで顔面がボコボコに変形した。
どうやら相良を斃した事で急成長を遂げた模様。そのうち狂人の仲間入りをするであろう。
(冨樫を侮辱する言葉を聞いて)「チンピラァ、今何つった……コラ」
「オイ! ゴラァ! テメェが死ねよ! アァ!?」
- 6月25日の動画(小峠華太)
天羽組の拠点である空龍街を爆破せんと目論む極左過激派への粛清に向かう小峠に車で迎えに行き合流。そのままカチコミに参戦した。
また、相良抹殺からの成長ぶりも凄まじく、小峠からも「随分腹が据わった顔になった」と評された他、カチコミでは小峠に見劣りしない修羅の如き活躍を見せた。また、武闘派お得意のドア蹴破りも披露した。
「いずれにせよ、シマを荒らす奴は死ぬだけです」
「イカレ野郎共! お前等のしょうもない企みは終わりじゃあああっ!!」
「過激派か知らんが爆破はダメだろうがよぉ」
- 7月5日付の動画(小峠華太)
天羽の逆鱗に触れた半グレ「紅蜘蛛」へのカチコミに小林、小峠と共に参戦。小林が間違ってグリングリンするかもしれないと言った時にはビビっていた。
カチコミ中は拉致られた女性を救出したあと小林の無茶苦茶すぎるパターの使い方にツッコミを入れた。
「兄貴…パター以外の要素デカすぎるかと…」
- 7月13日付の動画(小峠華太)
アイドルの個人情報を引き抜き強姦目的の過激派ファンに売り捌いていた半グレ「吸火闘」の最悪のシノギが原因で推しのアイドルがファン恐怖症になった末引退した事件にブチギレた南雲梗平のカチコミに小峠と共に参加。戦闘の筋の良さを南雲に褒められたが怒り狂ってヤサも半グレも何もかも焼き尽くした南雲の狂気にビビっていた。なお南雲がかつて火炎瓶の南田から火炎瓶の仕込みをさせられたように今度は飯豊が南雲の火炎瓶の仕込みをさせられることになった模様。
「小峠の兄貴、今回気づいたことがあります……俺はまだまだ雑魚でした…… 」
- 8月12日付の動画(小峠華太)
事実上の主役回。
昔からの友人である磯部から料理人を目指すもコロナ禍による経済難、就職難で夢を頓挫し困窮の末に特殊犯罪に手を染めた事を知ってしまう。
事情を知った小峠と野田は空龍街にも実害が及んでしまう事を危惧しフォローする事となり行動を開始する。小峠からはお得意先の情報屋である伍代を紹介してもらい、野田からも動き方について(いつも通りのスパルタ式で)教授されながら事を進めていく。
しかし、相談を持ち掛けた段階で野田から「すぐにその友人に連絡を取れ。」と言われたにもかかわらず情報屋との接触を優先してしまった事が仇となり、本拠地に乗り込んだ時には磯部は事切れてしまい深く悲しんでしまう。野田から渇を入れられて乗り込み、ドアを蹴破った。
次々と雑魚を倒していき、小峠や野田のフォローもあってボスと対峙する。
ゲスの論理を聞いた飯豊は大激怒して挑むも、拳銃を持っていないと思い込んでいたのもあって撃たれてしまう。それでも、サラシを巻いている事と執念に燃える飯豊は精神力で跳ね除け、仇を討った。この戦いぶりを見た野田は飯豊に銃の対処法を教えようと決めたのだったが……何者かに襲われて大怪我を負ってしまう。
- 9月9日付の動画(小峠華太)
大阪出張から帰ってきた小林と速水が持って帰ってきた証拠を基に、小峠と一緒に関連組織へ「野田を襲撃したのは天王寺組。」と言う書類を送付した。
天羽が天王寺組構成員2名の奇襲を受ける事件が解決した後は、小峠と一緒に野田が息を吹き返したと言う連絡を受けて駆け付け、目を覚ました野田を見て号泣し復活を喜んだ。
そして、天王寺組を討つと言う想いを抱くのであった。
- 9月29日付の動画(小峠華太)
今回は永瀬の付き添いとして活動。永瀬から美味いカレー屋を紹介するように要求されマグマカレーという激辛カレーを教えた。
その後永瀬は天王寺組の沼田という下衆が天羽組への尖兵として送り出されたことを調べあげ永瀬と共にカチコミを仕掛ける。永瀬が沼田の下衆の論理にキレて天羽組への思いをぶつけながら沼田に勝利するさまを見て号泣したが直後永瀬は沼田を焼き始めたため恐怖で涙腺崩壊が止まった。なおまたカレー屋を紹介する模様。
- 10月16日付の動画(小峠華太)
天羽組の経理業務で決算書作成をした際、永瀬にミスを指摘された挙句、タマを炙られてしまった。
「神様ァァァァ! この悪魔から私を救い給えェェェッ!!」
- 10月28日付の動画(小峠華太)
静岡を拠点とし藁にも縋る思いで頼ってきた生瀬組の本田から助力を求められた天羽より、小峠と共に天王寺組の最高幹部の一人であり絶対的ブレーンである高見沢の暗殺を命じられ静岡へ出向く事になる。小峠と共に抜擢されたのは、東京は天王寺組の城戸派が侵攻している事による組の防衛と天羽の期待によるものであり、内心吐きそうなプレッシャーに襲われるも、決意を固めて動く事になる。
本田と会い、生瀬組の支部で作戦を立てる中、天王寺組の次期幹部候補の武闘派である鳶口らの奇襲を受ける。更には生瀬組の構成員の一人である小谷が鳶口に唆されて裏切っており、本田は不意打ちで刺されてしまう。それを見て激昂し拳銃で撃とうとするが、本田に制される。本田の命と引き換えの特攻で活路を開き小峠と共に銃撃戦を制する。後に小峠へ一旦身柄を躱す事を進言しその場を去った。
初登場からドスは積極的に使用こそしているが、この動画で初めて拳銃を持って戦闘を行い天王寺組に屈服させられた半グレ数人を倒す活躍をして見せた。
- 11月16日付の動画(小峠華太)
高見沢抹殺計画の最終段階として生瀬組の小谷が組長室に仕掛けた盗聴器から生瀬と高見沢の会合の場所が発覚しその店を調査、絶好の隠密スポットを発見する。
その後は小峠の作戦通り天王寺組へのブラフとして最前線で飯豊、小谷、小谷に賛同した生瀬組2人でカチコミを決行、次々と雑魚を抹殺するも戸狩派No3の室屋が乱入、生瀬組の2人を殺害されてしまう。応戦するも、力の差は歴然であっという間に追い込まれてしまう。室屋は既に小峠により裁きを受けていた高見沢の援護に向かい、小峠との戦闘になってしまう。一旦離脱した飯豊は高見沢から銃を2発喰らっている事に加え地力の差で追い込まれる小峠の下へ乱入、小峠が久我との戦いで見せた戦法で相打ちを試みるも、完全に躱されてしまう。室屋にチェックメイトをかけられそうになるも、覚悟を決めた小谷が決死のタックルで切り抜ける。飯豊はチャカで小谷を刺しまくる室屋の耳を飛ばして見せた。室屋を一時的に止めた事が決め手となり、小峠は高見沢の暗殺に成功した。任務を完了した小峠と共に急いで静岡の闇医者に直行するも、戦線離脱となってしまう。
- 11月22日付の動画(小峠華太)
高見沢抹殺計画を遂行し何とか生き延びて事務所まで戻ったものの、小峠以上の重傷を受けたのもあって入院中である。
- 12月17日付の動画(状況整理)
退院して南雲と共にまとめ動画に参加。なんと近々宇佐美と共に伊集院茂夫に背後を取られるとのこと。伊集院は2人に共闘の誘いをした。
- 12月17日付の動画(伊集院茂夫)
鬼羅亜という半グレへのカチコミに宇佐美と共に赴くがここのボス大河原は極めて悪質な強盗殺人を働いており伊集院のターゲットになっていた。伊集院に背後1cmを取られ共闘を誘われ了承するがあまりの恐怖に失禁どころか脱糞した。飯豊は雑魚をある程度殺したあと大河原とタイマンになるが、わけあって急いでいた伊集院は大河原の背後1センチに現れ瞬時に首を絞め拉致した。あまりのことに再び脱糞してしまった。
ちなみに大河原はアナコンダ絞殺刑により10時間かけて1tのパワーで絞殺された。
- 12月21日付の動画(飯豊朔太郎)
意識不明の小峠にかわり天羽組サイドでは二人目の主役に大抜擢される。小峠が目覚めるまではメインナレーションを担当する事になった。
大恩人である工藤を殺した城戸にブチギレる永瀬と共に城戸探しをしていた。その中で馬威暴という半グレにカチコミする中そのヤサである廃工場に馬威暴構成員から連絡を受けた城戸と城戸の強力な舎弟の仁志が誘き出された。永瀬と飯豊は背後から手榴弾を投げつけ2人とも始末しようとするが仁志が城戸を守るために爆風をほぼ全て喰らうという事態になり軽傷の城戸と戦う永瀬から逃げるように指示される。
しかしこれは逃げたフリをしてサポートをするという作戦のためのブラフで銃撃や放火で永瀬をサポート、消防車が駆けつけたところで永瀬と城戸がいるあたりに消火を急がせるように火を放ち2人の戦闘を中止させ永瀬を氷室の元へ連れていった。
- 2023年2月4日付の動画(小峠華太)
野田復活に伴い野田の指示で動くことになった。まずケツ持ちしている店に来る半グレへの対策として構成員を拉致って拷問するように指示された。そして野田がかつて自分を背後から刺したジョンとダンへの報復作戦を決行するにあたり同伴、5日の張り込みの末ジョンとダンを発見し野田がジョンとダンの車を爆破した直後ダンに轢き逃げアタックをぶちかまし殺害した。
卑怯者として敵と格が違い過ぎる野田の暴虐の限りを見て3周まわって尊敬することにした。
なお、ダンを仕留めた作戦は冨樫を殺した京極組の相良がやった方法と同じであり、野田の作戦とは言え、尊敬する兄貴を殺した男と全く同じ事をした飯豊の心中は如何なものだったのだろうか…
- 3月15日の動画(小峠華太)
雲雀町のサバゲーにて野田とチームを組み参加。感情なく野田に従い速水を撃破し残りが小峠1人となったところで小峠は真正面からの突撃を決行、普通に敗北した。
しかし終わったあたりで苦流武死という半グレが店にカチコミを仕掛けてくる事態が発生。ドスを持っていた飯豊は小峠と速水が転がしたドラム缶に入って敵に突っ込み敵を撃破するという野田の作戦を遂行した。
- 4月14日の動画(小峠華太)
工藤清志の実子である工藤亘清が天羽組に入門し、同じ若衆として気に掛ける。亘清が稽古の際は、速水に圧勝した彼に一本を取った。
- 5月8日の動画(小峠華太)
会合のため訪れた丸山組で襲撃された天羽を乗せて事務所まで運転するが、途中で天王寺組の渋谷と岸本に襲撃された。
- 5月19日の動画(小峠華太)
青山と共に渋谷と戦うが強烈な蹴りを食らってしまう。その後、岸本と戦うことになったが、天羽を狙われていることによって思うような戦いができず致命の一撃を食らうが、天羽を守るという強い気持ちで踏ん張り、青山から褒められた。
- 5月27日の動画(小峠華太)
天羽が戸狩に打たれたことにより阿久津が自分を置いて逃げるように命令するが、飯豊は阿久津を置いて逃げることを拒む。しかし、阿久津の想いを汲み取った青山に強引に引っ張られ逃げることになってしまう。
活躍(阿久津殉職以降)
一世一代の敵討ち、覚悟の特攻
香月が大阪に潜入し「北大路組にヤクを渡した売人を天王寺組が狙っている」情報を手に入れたことを知り病院から抜け出して売人狩りに出る。同時にトレードマークのリーゼントヘアをバリカンで刈り、ベリーショートヘアになった。
綾波町のヤクの売人を締める中で売人との仲介を担当し、阿久津殉職の現場にいた因縁の相手・岸本隆太郎が絡んでいる事を突き止める。
ゴミ捨て場に潜入し岸本と舎弟がその売人を殺した直後奇襲を仕掛け岸本に致命傷を与える。それでも粘った岸本は舎弟が飯豊の脇腹を刺した瞬間に攻撃するも、根性で凌駕し舎弟を瞬殺する。岸本の手裏剣をギリギリ見切り忍者刀による斬撃を受けるも、致命傷でパワーダウンしていたのもあって精神力で耐えることに成功し、カウンターのドスでトドメを刺した。
何とか連絡を入れる事に成功し、飯豊の場所を掴んだ小峠から救出されその成果を大いに認められた。
「病院で寝ててカシラに顔向けできるか 俺が奴らをあの世に送ってやる」
「力が入ってねえなぁ岸本…そんなもんで天羽組の人間が死ぬかよ」
- 2023年9月4日付の動画(状況整理)
青山と共に登場。岸本戦でしばらく昏睡状態が続いていたものの、目覚めて起き上がった。再起不能の怪我ではないものの、前線で戦うのが厳しい状態が続いている。
- 2023年11月27日付の動画(小峠華太)
岸本との戦いで受けた重傷が回復して組に復帰する。同時にスカジャンから黄褐色スーツにイメチェンした。
終盤では今回の件の黒幕である悪徳不動産に独りでカチコミをかけ、社長の権田の両手指を殆ど切断し、空龍街から叩き出した。
「おっさんよくやってくれたな とりあえず指全部詰めとけよ」
この件以降、着実に武闘派狂人としての片鱗を見せつつある。
活躍(羽王戦争終結以降)
- 2023年12月13日付の動画(小峠華太)
シマの巡回で懇意にしているバー「ミヤベ」にて、因縁を吹っ掛けられている店主の宮部を助け、輩を返り討ちにする。
ある日、野田がカシラ就任祝いに新しいミニバンを購入したものの茂木の不手際で半グレ組織『梵熱斗』に盗まれてしまう。
同時に、宮部が同じ組織の構成員に重傷を負わされてしまい、野田や小峠と共に粛清に赴いた。末端数人をドスと拳銃で瞬く間に制圧し、ボスであり宮部を入院させた張本人、大森に関しては、野田お得意の卑怯戦法に協力して無力化。散々甚振って愛車の在処を吐かせた後、野田のアイスピック連撃で壮絶に始末した。因みに今回は小峠に代わってカウントを担当したが、やはり目で追えるものではなく、「速ぇぇぇ! 19だと思います!」と適当言った。その為、小峠から「『思う』じゃねぇぞ!」と厳重注意を受けた。この後、野田からほっぺ刺しを喰らったかは神のみぞ知る。
鉄火場に乗り込んだ際、初めてカチコミに行った時とは比べ物にならないくらいに成長した場面を小峠と野田は認めている。また、「朝がやたら暇になった」と言っているが、リーゼントヘアをセットするには時間がかかる事が多いためであり、その手間が無くなったからである。
- 2023年12月30日の動画(小峠華太)
天羽の発案で知り合いの女将が経営する旅館に一同で温泉旅行に参加する事が決まり、野田の指令で亘清をアシスタントに自身が幹事を務める事になる。入念なリサーチをしながら順調そうに進めていたが、亘清がバスのチャーターをミスると言う団体旅行で致命的と言っていいミスをやらかしてしまい、「死んだ」と絶望。それからは精一杯の土下座と遺言を書かせて欲しいと言う嘆願をしたが(指示した野田は勿論、普段は気にかけている小峠も野田を怒らせた以上は仕方ないと悟ったのか、助け船を出す素振りを見せなかった)、姐さんの「バスがなければ電車で行けばいい それも思い出になる」と言う進言や窘めもあって事なきを得て、涙ながらに感謝した。
無事に旅行は開催され、宴席では速水と共に「未来の天羽組は俺達が背負うぞ」と表明し合い、小峠の来年の抱負を聞かされた際は感極まって号泣した。
「死んだな…… 俺の死因は何だろう…… 楽しみだ……」
- 2024年1月5日の動画(小峠華太)
掃除をする茂木に心得を教えるも、かつての自分がそれをしてなかったことを小峠につっ込まれ恐縮していた。その後は覚醒状態だったものの、小林の昔の友達を見たとたんにそれが終了してしまった。もっとも、その相手がかつて恐怖した伊集院と互角にやりあっていたと知ったらそれどころではすまなかっただろうが。とはいえ、相手を見ただけで実力を見抜けるようになっていることからも着実に成長を続けているのが分かるだろう。
「茂木 掃除をきっちりやらねえ奴は鉄火場で何故か死ぬ 覚えとけ」
茂木「わ…わかりました」
小峠「どの口が言ってんだ」
(覚醒中)「(目指すは天下無双 若い世代がやっかないとならねえ)」
(瓜生とあった後)「うお…(小林の兄貴に似たプレッシャーを感じる ところで天下無双ってどういう意味だっけ?)」
- 2024年2月5日の動画(小峠華太)
ディープフェイクで荒稼ぎをしている半グレ組織『滅練月』のトップである大曲の所業で自身の加工画像が出回っており、その内容も「小林の兄貴には喧嘩で勝てますね」や「最近俺にビビってます昼休みに焼きそばパン買ってこさせます」と端から見れば小林を完全にバカにしているモノであり、粛清を恐れてかしばらく遠くに逃げた。
- 2024年2月24日の動画(小峠華太)
香月の指導の下で拳銃の早撃ちを叩き込まれるも、指導された事と真逆の答えを言ってしまったせいでケツを蹴られた(余談だが、香月が舎弟に(他の狂人兄貴達に比べれば凄くマシだが、)パワハラをしたのはこれが初めてである)。
後日、空龍街でシンポジウムに登壇する大下議員の依頼で小峠らと共に警護に参加する。
しかし、極左組織である『日滅軍』による時限爆弾によるテロ行為を引き起こされ、自身も爆破によるガラス片の数々で傷だらけとなってしまう。野田の指示の下で小峠らと共に救護活動へ当たったが、重傷者数300名以上にしてその内7名が死亡してしまう大事件となった(死者の中には警備を依頼した大下議員の妻もいた)。
天羽の号令の下で青山と共に行動する中、綾波町のある廃倉庫に不審な人間がいてテロ行為で使われていたペール缶を確認し、爆弾生成部隊にして実行犯を断定した。青山が自分に組への連絡を頼むや否や大立ち回りする一方、周囲の雑魚の殲滅も担い、空龍街を爆破した爆弾生成部隊を壊滅させた。
(小峠が日滅軍の尻尾を掴むのは骨が折れそうだという言葉に対して)「はい でも無関係な人間を殺す外道は必ず全員ブチ殺します…」
天羽組 気合満点の若きホープ VS. 日滅軍 狂気の革命家 成長の証
- 2024年2月26日の動画(小峠華太)
日滅軍は天羽組事務所でVXガスをばら撒く所業に及び、中庭に出ていた須永・永瀬・茂木がそれを受けてしまう。特に茂木は多く吸い込んだせいで生死の境を彷徨いかねない重傷を負ってしまい、それを見て怒りに震える。
「茂木…仇は必ず取ってやる 全員ぶち殺して豚の餌にするからな」
後に日滅軍のアジトを割り出し、天羽組陣営の完璧な動きで本部の構成員を全滅させる。
一人逃げようとする日滅軍のリーダーである松村美津留の下に現れて戦闘に発展する。
(松村のテロを行った理由を聞いて)「よぉくわかった 世のため人のために死んでくれ」
ナイフの斬り合いでは一枚以上劣るものの、持ち前の根性と気迫、そして入門してから磨き続けた実力で腹を掻っ捌く。その後松村の畜生にも劣る醜聞を聞くまでもなく銃殺した。
「聞きたくねえな 耳が腐っちまう」
入門初期からは全く想像できない成長を見せ、任侠に生きる一人前の極道・飯豊朔太郎が誕生するのだった。また、格上の武闘派極道組織を斃した話もあっても、互いに万全の状態かつ格上の相手を一対一で制したのは、この話が初めてである。
日滅軍との抗争は2話に渡って公開され、いずれも出演していた。いずれも実行部隊や本体への殲滅に参加し、最後は敵のボスである松村をタイマンの末に屠って見せた。
この事実から、天羽組と日滅軍との戦いは、飯豊が事実上の主役と言っても過言ではない話となった。
- 2024年3月9日の動画(小峠華太)
- 2024年5月15日の動画(小峠華太)
直下の舎弟である宇佐美が神城組の長門碧の手によって殺されたと言う報せを聞いて速水と共に膝から崩れ落ちるほどに号泣した。そして、神城組は自分が潰して仇を取ると憎悪の炎を燃え上がらすのだった。
「神城組…殺す…絶対にぶち殺す… 宇佐美 仇は俺が取ってやるからなぁ…」
- 2024年5月22日の動画(小峠華太)
宇佐美の恨みを晴らすため天羽組戦闘部隊の一人として横浜に入った。
「天羽組に粉かけたら死ぬんだよ」
「長門…必ず炙り出す」
- 2024年6月8日の動画(小峠華太)
- 2024年7月12日の動画(小峠華太)
神城組の情報を得るために武闘派マフィア凱娃に青山と潜入することになった。凱娃で手柄を立てたことによりトップの真田遼亮も参加する飲み会に潜入することに成功した。そこで、真田の実力を目の当たりにするとともに、飯豊の動きを見た真田にいきなりキスされてしまった。さらに、長門の情報を聞き出すことにも成功したが、2度目のキスの際、青山の正体に気づいていることを匂わせる発言をされた。
- 2024年7月26日の動画(小峠華太)
真田から聞き出した情報を下に、青山と共に長門の張り込みを開始する。張り込んだ結果、長門を見つけるも、彼の恩師である佐伯の介入で逆に不意打ちを受けてしまう。
それでも、飯豊は気迫と執念で長門に追い付き、タイマンにもつれ込む。
「男飯豊 大金星をぶち上げます」
「青山の兄貴ぃぃぃぃぃ! すみません! 今追わねえと宇佐美の仇を逃しちまいまぁす!」
「宇佐美は可愛い舎弟だった テメエは一万回殺す」
天羽組 仇討に燃える若きホープ VS. 神城組 美麗なる天才戦闘者 執念の果てに……
- 2024年8月3日の動画&2024年8月16日の動画(小峠華太)
長門との戦闘に雪崩れ込む。
「宇佐美の仇だ 一万回死んでくれよ」
拳銃による早撃ちや気合満点の特攻でペースを掴みかけるも、長門の驚異的な回避能力と逆技、そして圧倒的な剣戟の前に劣勢となってしまう。それでも、宇佐美の仇を討つまで絶対に諦めない信念の下、左手の親指以外の折れた指を強引に直し、隠し持っていた宇佐美の形見のドスで長門の胸を斬り裂くも、致命傷には至らず、最終的には斬り伏せられた。
「ボケが…ずっと待ってたんだよ…」
「俺の粘り…勝ちだ」
しかし、粘りに粘ったお陰で青山が追い付く事が叶い、青山VS.長門の構図にして見せる。
最終的に青山が秘めたポテンシャルを爆発させるような戦いぶりで長門に致命傷を負わせ、ボロボロの身体に鞭を打って立ち上がる。飯豊が宇佐美のドスを持ってるのに気づいた青山は止めを彼に託した。
「長門…言いてえ事はあるか」
長門「ねえな 俺もこの道で生きてんだ…命乞いはしねえ」
長門「ただ…ゴフ 神城組は怒り狂うぜ」
長門の言葉の重さを青山と共に感じつつも、飯豊の脳裏によぎったのは在りし日の宇佐美との会話だった…
宇佐美「飯豊の兄貴と夢を語るのが一番幸せです!」
「かわいいやっちゃあ!」
宇佐美「小峠の親父 飯豊のカシラ その夢を一緒に見させてください」
その会話で語った夢と未来を奪った相手を見つめ直し静かに言った。
「俺は…お前が殺した宇佐美の兄貴分だ」
「だから お前を生かしておくことはできねえんだわ」
長門「……ゴフッ」
そして、宇佐美の形見のドスを倒れた長門の鳩尾に突き立て、その命を刈り取った。
こうして、目に掛けた舎弟である宇佐美の命を奪った神城組最強格の武闘派である長門碧を、同じく期待を寄せていた青山と共に仇を討ったのだった。
余談
彼は、北岡と速水に次ぐ、小峠の舎弟の中ではレギュラー化した3人目のキャラである。この他、小峠の舎弟として名前が判明しているキャラには柏木や成田恵悟もいた。柏木は工藤清志と共に羽王戦争で殉職したが、成田は負傷による半身麻痺が原因で1話限りで極道から身を引いてしまっており、こちらは正式な舎弟と呼べるかどうかは疑問である。
一般的に、極道や半グレになる者のほとんどは家族愛に恵まれなかった過去を持つ(小峠・永瀬・久我に城ヶ崎賢志・麻生成凪など)ものだが、飯豊は反対に家族の愛情をたっぷり受けて育ったと語っている(2022年3月22日付の動画)。その彼が一体なぜ暴走族に入って喧嘩三昧の人生を送っていたのかは、現在のところ全く謎に包まれている。もしかすると、彼の両親もやはり暴走族の元メンバーで、極道や裏社会の世界にも理解があったりする可能性も考えられるが、現時点では一切不明である。
なお、天羽組の組員となった後もかつてリーダーだった暴走族のメンバーを動かす影響力は持ち続けている様子で、時おり暴走族のメンバーを呼んで偵察などをさせている場面がある。
関連項目
紅林二郎・羽柴和成 - 共に愛天雄の一員で飯豊と同じく己の拳を武器とする人物。特に紅林のパンチの威力は桁違いであり、あちらは屈強な極道の顔面であろうと陥没させる程の威力であり羽柴のパンチも瓜生龍臣や三門一郎太に評価されるほどの威力である。とはいえ最近の飯豊はパンチ力を初めとした戦闘力が紅林に近付きつつある。
阿蒜寛太 - 天羽組とは犬猿の仲である河内組(現獅子王組)のペーペー舎弟。無謀にもイキって組織内最強クラスの実力者にケンカを売り全力で殴るも全くダメージを与えられず、逆にボコボコにされたがそれがキッカケで自分の実力不足を痛感するとともにその兄貴を尊敬するようになった点や抗争において実力差のある敵に立ち向かいタマを取ることに成功している点が共通している。